アメリカは新しい発明というか新しい概念を生み出すのにすぐれている国だと思います。実際、ノーベル賞の受賞者のほとんどがアメリカで発明されているのだから。
で、日本は技術的なものを改良するのに優れている訳だが。
「アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない」(ある本の題名)という。
別にこれはアメリカ人が馬鹿だからな訳ではなくて。学校で教えないからだと思う。ある文章(週刊誌に載っていた9によれば、小学校2年生で、数を数える授業をするらしいい。(それでも、難しく感じる子がいるらしいので)その頃、日本では九九の授業をしている頃でしょう、とのことでした。
日本では小学校5,6年生の時に都道府県と県庁所在地の場所を覚えるという授業をやるのだけれどもなあ。
で、アメリカでは「自分の意見を論理的に主張しなさい」という授業をやる訳だ。(とにかく、発表しなさい、ということを教えるとも言う)
で、その差が、正確には、何を重要視して考えるかという差が、意見を表明することに重点をおく文明と、知識をみんなの間で共有することを重要と考える文明との差になっていくということで。