アジサイがうれしげベランダ側に台所の換気扇の排気孔があるので、今日のご飯はカレーですよ、とご近所に吹聴しているようなもんだな。先日の新聞記事に都市ごとのカレールー消費量ランキングが載っていた。一位は鳥取市。（鳥取は働き者さんが多く、家族のために作り置きする機会が多いせいと分析してあった）福岡市は下から五番目だ。
アイダホで友達になったインド出身プラビンにカレーをご馳走してもらったことがある。想像してたのとは全く違って、とろみはなくてサラサラの、あとからこみ上げヒリカラ。ご飯はサフランライスをきつめの香料で炊き上げた感じ。どこのおうちにも自慢の家庭の味があって、画一的なカレーっていうのはないらしい。実家からたくさんの香草を持ってきたそうだ。
ほんっとに辛い。でも妙にはまるお味。おっちゃんは辛いの苦手なのに、断りきれず泣き目大汗でおかわりしてたなあ。でも、プラビンも私の作ったドロドロの既製ルーのカレーも美味しいって沢山食べてくれてたっけ。「びっくり」とは言ってなかったけど。もちろん、牛肉はダメなわけで、チキンカレーをこさえ、全然ＯＫだからね！などと保証したのに、あとからルーの箱を読んだらビーフエキスが入ってた。ごめんよ、プラビン。知らぬが仏。
カレーが食卓に上る頻度で作れるメニューの数が分かる、って話を聞いたことがある。するってえと40くらいか。
