前回の「僕がオオカミ再導入を支持しないわけ」は思いもよらず多くの人に見ていただきました。アクセス数が過去2番目でした。ちなみに1位はカステラの作り方。
・・・・・・保全や進化の情報を発信するブログとしてどうなんだろう。
今回はオオカミ再導入に関して「オオカミを放つ」を書いた日本オオカミ協会について少し調べたことを書きます。まず、この協会のHPに「オオカミと日本人」の書評がありました。正直、なんと言っていいのかわかりません。
書評「日本人とオオカミ」
詳しくはHPの書評を読んでもらうとして、問題と思った部分を引用します。
以下引用
個人的には、江戸後期の幕臣が書き残したという、江戸市中でのオオカミ騒動の逸話が面白かった。「麻布や青山にオオカミが出て、これはオオカミに違いないと・・」実際のオオカミを知らない都市住民だからこその、大騒ぎ。オオカミ協会の会員として、「えっ、オオカミ?あんな危険な動物を?」という偏見に日々接している身としては、人の心の根底はオオカミがいた時代も絶滅後の現代も大して変わらないのだと肩の力が抜け、まぁ気長にやっていこうか・・という気分になれる、微笑ましいエピソードである。
引用終わり
言いたいことはこれで全部なの?あなたが書評している本には長野や石川や鳥取でオオカミに襲われて喰われた人たちの記録があるんですけど?そこは無視なの?この書評を書いた人は「オオカミを放つ」で6章(ポーランドのオオカミ)と9章(日本人のオオカミ観)を担当しており、修士を取っているそうです。
さらに、この日本オオカミ協会には公式ブログがあるようです。
シカと森toオオカミ
ん?ここどっかで見たよ?何かと思えば以前、国内外来生物問題を無視した牽強付会の外来生物観にブチ切れてブクマしたとこでしたよ。あのときは感化されちゃった素人かと思ってましたけど、まさか公式ブログとは。
この「シカと森toオオカミ」には前回の記事をトラックバックしておきました。
・・・・・・保全や進化の情報を発信するブログとしてどうなんだろう。
今回はオオカミ再導入に関して「オオカミを放つ」を書いた日本オオカミ協会について少し調べたことを書きます。まず、この協会のHPに「オオカミと日本人」の書評がありました。正直、なんと言っていいのかわかりません。
書評「日本人とオオカミ」
詳しくはHPの書評を読んでもらうとして、問題と思った部分を引用します。
以下引用
個人的には、江戸後期の幕臣が書き残したという、江戸市中でのオオカミ騒動の逸話が面白かった。「麻布や青山にオオカミが出て、これはオオカミに違いないと・・」実際のオオカミを知らない都市住民だからこその、大騒ぎ。オオカミ協会の会員として、「えっ、オオカミ?あんな危険な動物を?」という偏見に日々接している身としては、人の心の根底はオオカミがいた時代も絶滅後の現代も大して変わらないのだと肩の力が抜け、まぁ気長にやっていこうか・・という気分になれる、微笑ましいエピソードである。
引用終わり
言いたいことはこれで全部なの?あなたが書評している本には長野や石川や鳥取でオオカミに襲われて喰われた人たちの記録があるんですけど?そこは無視なの?この書評を書いた人は「オオカミを放つ」で6章(ポーランドのオオカミ)と9章(日本人のオオカミ観)を担当しており、修士を取っているそうです。
さらに、この日本オオカミ協会には公式ブログがあるようです。
シカと森toオオカミ
ん?ここどっかで見たよ?何かと思えば以前、国内外来生物問題を無視した牽強付会の外来生物観にブチ切れてブクマしたとこでしたよ。あのときは感化されちゃった素人かと思ってましたけど、まさか公式ブログとは。
この「シカと森toオオカミ」には前回の記事をトラックバックしておきました。
こちらでご紹介のブログでも、エントリ上げられていました。
私が見たのは朝日新聞でしたが、WEBで見つからないので、西日本新聞を。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/206507
市長の日記によると、県選出国会議員を訪問し、鳥獣被害対策として陳情したそうです。
私は農業者ではありませんが、獣害の話は多々聞く環境ですから、気持ちはわかるんですよ。
しかし、人の手で有害獣を駆除しきれない現状に、さらに獣を加えて大丈夫なのかと言いたくなります。
もちろん、科学的、生態系的議論を重ねることは、良いことですけども。