ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

池田清彦領域

2010-07-23 21:12:43 | 池田清彦
 先日、はてなで池田清彦領域というタグを作りました。読んで字のごとく、池田清彦レベルの知的怠惰、論点のすり替え、用語のオレ様解釈なんかをやる人物用に作ったタグです。これを作るきっかけとなった人物はtwitterでニセ科学やホメオパシーという代替医療に関して見当はずれな発言を繰り返して批判されています。まさに生兵法は大怪我のもとの体現者です。
いくつか発言へリンクを貼っておきます。

物理の方法と地質学の方法

で、ここでふたたび言い放つ。言葉はひとり歩きしない。聞き手が歩かせるのだ。聞き手の責任を問う。誤解は、するほうが悪い。私が書く日本語は、字句どおりに読みとるべし。一文字もおろそかにせず読むべし。行間を勝手に読んではならない。

ブログでは文脈を考慮しろと言い、twitterでは一字一句そのまま受け取れと。この二つを総合して考えると「オレに都合のいい解釈以外認めない」ということですわなぁ。いい年した大人が何言ってるんだか。この人は専門家内での議論や論文の査読をしてもらうという経験を本当にしたのか疑問に思います。

さて、本家の方は最近どうしているかといえば、こんなことを言っていました。

全国民必読 長生きしたければ病院に行くな

引用はじめ

「40代の頃、初めて内視鏡で胃の検査を受けさせられ、50代でも便潜血検査で陽性だからというので、胃がんやら大腸がんの検診を受けさせられた。

 がんはなかったのですが、そういった検査そのもので体調を崩したんです。後で、『何もないのにオレの腹はかきまわされたのか』と腹立たしくなってね。

 そうやって具合が悪くなってからかな、門外漢だった医療のあり方とか、余計なことを考える余裕ができたのは。それで、いろいろと調べたり考えたりするうちに検査そのものにより懐疑的になって、一切受けなくなったわけです」

引用終わり

予防を結果論で否定するというのは相変わらずのずれっぷりです。そんな口が叩けるのも検査で何もないことがわかったからでしょうに。後だしジャンケンで勝った気になっているのは相変わらずですね。
しかし、仮に池田清彦がきちんと情報を調べ、論理的に誤謬のない文章を書き、批判対象の言っていることを捻じ曲げずに伝えるようになったら、それはもはや池田清彦ではなく池田清彦の形をした異次元の何かなので、トンデモ観察をして楽しむ分には今のままでもいいのかもしれません。言及される方は迷惑ですけどね。

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1 コメント

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虫嫌い (無理)
2011-01-09 12:14:46
暇でんな。
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