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ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

対応するよ

2010-01-27 20:38:33 | 外来生物
 名無し改めバーバーさんですか。コメントを精査してから反応してくれと言われたので、記事にして改めて対応いたしましょう。
ただし、そちらが短期間に大量の連コメをしてくれたので、こちらはあなたがどの記事にコメントしたのかすべて把握していません。もしかしてこちらのコメント欄の仕組みを知らないのかもしれないので念のために言っておくと、あなたのコメントの分量なら一回で事足ります。連コメはほかの人の迷惑にもなりますからやめてください。これも読めないようならコメント禁止です (これについて一行ですみませんとかもいらん) 。というか一行連コメを平然とするあたり確信犯的荒らしな気もしてきましたけどね……。
まずは「交雑って遺伝的多様性だけの問題じゃないんだよね」によせられたコメントについて。

>ここにはモツゴが遺伝的に多様化する可能性を考慮していない。種は常に変動し分化していくものだ

元記事をお読みいただけなかったのでしょうか?もしかして交雑でモツゴの多様性が増すとお考えでしょうか?僕は記事の中でシナイモツゴも交雑個体も純系のモツゴに生存競争で負けて消滅すると書きました。

>5.シナイモツゴ絶滅、さらに交雑個体の死亡をもってシナイモツゴの遺伝子がすべて消滅。あとにはモツゴだけが残る。つまりモツゴは交雑を通してシナイモツゴを絶滅させている(種多様性の減少)。

ここからわかるように交雑によってモツゴ集団の遺伝的多様性が増すということはないです。ここでモツゴの遺伝的多様性が増すとしたら別の集団のモツゴと交雑するか突然変異を期待するしかないわけですが。で、この記事では交雑でシナイモツゴという種が絶滅することを取り上げているわけですが、そこでモツゴが遺伝的に多様化する可能性を考慮していないからなんだというのでしょうか。はっきりおっしゃってください。

>種は変化し分化していくもの

いくつかのコメント欄で何度も使用するところからこのセリフがお好きなようですが、それであなたは何が言いたいのですか?種が変化し分化していくから人間による系統類縁関係を反映しない生物の移動は別にかまわないのではとでも言いたいのですか?あいにくこちらは事実だけからあなたの価値判断まで察するすべを持ちませんので、言いたいことがあったらはっきり言ってください。

もしかしたら続くかも……。

今頃来たよ……

2010-01-02 21:17:03 | 外来生物
 10月に捨て台詞を吐いてその後2カ月音沙汰のなかった外来種根絶政策に抗議する日本のNGOからこちらの質問への回答とやらが来ました。ざっと読んでみたけど複雑怪奇な論理ですね。読んで頭が痛くなるのというのは人生初体験でした。とりあえず僕が前に言った図鑑を読めというのは華麗にスルーされているようですね。

気が向いたら応答するけどこっちはいま熊森批判で手いっぱいなので応答ができるとしたら2月に入らないと無理ですね。

国内外来生物という用語について

2009-12-17 23:08:17 | 外来生物
 先日紹介した「外来生物クライシス」でも少しふれられていた国内外来生物についてお話します。まず、国内外来生物というのは同じ国の中である地域から別の地域に持ち込まれた生物のことです。この場合も地理的に隔離されて本来そこに移動できないはずの生物が持ち込まれているということで外来生物問題に分類されます。
この具体的な例としてはヤマトイワナの生息域へのニッコウイワナの放流などがあります。もっと身近な例をあげるなら関東地方のオイカワ、北海道のカブトムシなどもそうでしょう。「外来生物クライシス」でもトノサマガエルやツチガエルなど本州にいる種が北海道に侵入していることが取り上げられていました。
しかし、国内外来生物というのは少し理解しにくい言葉です。日本は島国なので普通外来生物と聞くと海外から来たものを連想される場合が多いです。それなのに“国内”なんて言葉が頭についたら初めての人は混乱するでしょう。
はっきり言ってややこしい言葉ですがほかに上手い言葉もないのでこれを使っている人は意外といるんじゃないでしょうか。「外来生物クライシス」の著者の松井氏もあとがきでこの言葉への違和感を表明していますしね。だれかもっといい言葉を考えてくれないかなぁ(最後は他人に丸投げかよ)。

ネコは好きだけど・・・

2009-12-11 22:28:12 | 外来生物
 先日、どらねこさんのブログでネコ好き宣言をさせていただきました。物心ついたころからネコがそばにいましたからネコ好きになったのも当然と言えば当然でしょう。そんな僕ですが今はネコを飼ってはいません。実家にはいますが僕自身は今の家でネコを飼ってはいません。理由は簡単でして、ネコを飼えるだけの環境を整えられないからです。
ネコ好きがネコを飼えないと当然のごとく「ネコ触りたい・・・」という思いに駆られます。僕も近所の野良猫に餌をやったりなでてみたいですが、自重しています。野良猫に餌をやれば当然増えやすくなり、ひいては付近の在来生物の減少につながりかねません。日本でも小笠原諸島などで野生化したネコによる在来生物の減少が問題となっています。外来生物問題に関わっているものとしては死ぬまで看取れないようなら生物を飼う資格はないと常々自分に言い聞かせていますし、餌をやるときはその子を最後まで面倒みる義務ができると思っています。だからネコを触るのは我慢!そのぶん実家のネコは思いっきり可愛がりますけどね(笑)。
 野良猫に餌をやる人はしばしば見かけますが、そういった人たちは最後まで面倒を見るだけの覚悟があってやっているのでしょうか。可愛いからやっているというのはネコをおもちゃやぬいぐるみと同レベルの扱いをしているネコを侮辱している行為ではないでしょうか。

クイズ企画?

2009-11-15 23:05:01 | 外来生物
 現在、武田氏批判の資料集めが終わり、プロットを作り終えました。今週の半ばには批判第一弾を公開できると思います。ただ批判するのも面白くないので、今回はブラックバスに関して僕が使うデータを取った場所を当ててもらいたいと思います。以下の5つから2つ選んでください。

1.伊豆沼(ラムサール登録地)
2.琵琶湖(ラムサール登録地、バス問題でいろいろ騒ぎが起きた)
3.深泥池(希少生物多数生息)
4.片野鴨池(ラムサール登録地)
5.芦ノ湖(バス釣りのメッカ、ブラックバスが最初に放流された)

さあ、このうち僕が使うのはどの場所のデータでしょうか?5つの内2つが正解です。正解者には・・・・・・なにも出ません(笑
というのは冗談で、正解された方は僕がコメント欄で「さすが○○さん!」と褒めます(そんなのなくてもいいよというのは無しで)。コメント欄かブクマにて回答受付中です。

追記
忘れてた・・・回答の締め切りは批判第一弾が出るまでです。

まとめておくか

2009-11-10 20:03:31 | 外来生物
 来週あたりから武田氏の言っていることのどこがおかしいのか検証を始めていきたいと思います。その前に半月ほど前にあった論争のまとめをします。武田氏という汁気たっぷりの獲物の前では雑事に等しいですが。
コメントをしますと自分から言っておきながら半月以上もコメントをしないのなら、コメントをする意思なしとみなしてこちらで勝手にまとめを始めてもかまわないでしょう。

・彼の主張(言いたいこと)
 一言で彼の主張をまとめてしまえば“外来生物を殺すな”でしょう。というよりもそれ以外の主張が存在しません。いたってシンプル。ただし後述する問題点により一気に複雑怪奇な論理になります。

・論理がわからん
 彼の論理は根拠を説明することを省いているため他者が見て理解不能な主張が多いです。たとえば

>動植物の根絶政策の上に、鉱物と人間を同列に取りあげて考えてみた場合どうしてもナチスの虐殺政策に重なる場合があります

といった主張です。そこでどうして鉱物と動植物を同一のものとして語れるのかこちらにはまったくわかりませんでした。
こちらもこれ以上書くのは疲れるのであとはコメント欄や先方のHPで探してみてください。あまりの多さに僕はめまいがしました。

・対案に無理がある
 彼は自身がきちんと外来生物問題を解決しようと考えていることを示すために対案を出してきますがどれも薄っぺらです。たとえばマングースなどに対しては不妊手術を用いるというのが彼の主張ですが、駆除する側をナチスと言い出しておきながら不妊手術はないでしょう。ナチスが身体障害者などに対し行った強制断種の事実を知らないのでしょうか。ここから言えるのは彼は論理の副作用に注意を払わない論理的思考ができていない人間ということです。


・もろもろ総合すると・・・・・・
 どうも彼はその場の思いつきと好みで論理を組み立てて、事実関係や整合性は二の次とする人のようです。ぶっちゃけオレ様理論家。で、つっこまれると反論もできずに「あなたはわかっていない」とかいった捨て台詞を吐いてトンずらすると。僕がこの人に言いたいのは「理屈こねる前に図鑑よんだら?」ということですね。もう「外来種ハンドブック」読んで理解しろなんて高度なことはこんな人に要求しません。小中学生向けのハンドブックタイプの薄い図鑑がリバーフロントなどから配布されていますから、まずはそれから読んで外来生物の事例を知ってください。あと、思想的根拠とやらが知りたきゃ環境倫理学でも勉強したら?あなたに理解できる答えがあるかどうか知らんけどね。

ブクマなりコメント欄で要望があればもう少しやるつもりです。

武田邦彦がすげえこと言った!(外来生物問題に首を突っ込んだ)

2009-11-08 12:28:03 | 外来生物
 臨時ニュースです!!地球温暖化やリサイクルに対し批判的な言説をおこなっている武田邦彦氏がついに外来生物問題について言及しました!

日本と日本人  外来種と多様化
リンク先を見て「これなんて池田清彦?」なんて言いっこなしです。
僕が特に注目しているのはこれ↓

>たとえば、外来種として有名なブラックバスは1920年代に食糧確保を目的として輸入され、当時は日本の淡水魚に勝てなかった。

でも、次第に日本の自然が汚れてきたので、ブラックバスが繁殖するようになったのだ。

素晴らしい!この短いセンテンスにいくつ突っ込みどころがあることか。
是非ともネタにさせていただく。ぶっちゃけ池田清彦よりも食いでがあるよ!


これは素人と判断してもいいのかな・・・・・・

2009-10-22 21:24:25 | 外来生物
 先日書いた“「殺処分・外来種根絶政策に抗議する日本のNGO」について思う”のコメント欄に「殺処分・外来種根絶政策に抗議する日本のNGO」の今井真氏を名乗る書き込みがありました。今回はそのコメントに対し反駁をしていきます。

>セイタカアワダチソウやホテイアオイは不干渉を、ホテイアオイが人間生活に重大な危機をもたらす場合は腐った時点で除去を考えると思います。

これって結局放したもの勝ちの状況を肯定しているだけですよね。
というかホテイアオイがどういった影響を与えているのかきちんと知っているなら不干渉をしますなんて言えないはずなんですが。なぜなら、ホテイアオイが繁茂して水面を覆ってしまうことで水中に光が注がず水草やそれに付随して生きる在来生物が清めない環境になってしまうからです。このように居ついてしまった外来生物により在来生物の存続が危ぶまれる場合にはそれに対する対処療法が必要になるわけです。それを放棄するようなひとが遺棄を憎むと言ってもねえ・・・・・・。
自分からわざわざ外来生物対策の例として持ってきているわけだから墓穴を掘っているとしか僕には思えません。
個人的な見立てで言わせてもらうと実際の外来生物問題の事例を知らない素人かな。
また、規制しなかった行政に責任があると言っていますが、ブラックバスを例にすれば、行政の預かり知らぬところで密放流が行われてきた歴史があります。個人レベルの行為をどうやって逐一規制しろというのですか?また、外来生物問題自体がここ10年ほどで認知されるようになった日の浅い環境問題です。リスクがあるかどうかもよくわからなかった時代のものまで行政の責任にするのは行きすぎではありませんか?(もう少し続く予定です)

「殺処分・外来種根絶政策に抗議する日本のNGO」について思う

2009-10-20 20:02:54 | 外来生物
 先日紹介した「殺処分・外来種根絶政策に抗議する日本のNGO」のサイトを見てきました。今回見たのは彼らのポリシーエッセイと思われる文章です。
まず、ポリシーの部分を見てみましたが、そこには自分たちの主張しかありません。~しなくてはならない、~するべきだといった主張はありますが、その主張の根拠が存在しません。せめてもう少し何故そうしなければならないのか、何故そう言えるのか根拠を述べてくれないとどうしようもありませんよ。
正直なところ半分も言ってることがわかりませんでした(正確には言いたいことはわかるけどそのための論証の関係性がわからない)。エッセイでこの言葉を見たときにはため息すら出ました。

>外来種の生命と希少種の生命は自然科学の観点からは同じものであり、倫理的には共に尊重されるものです。ですから外来種の生命を奪うためには、自然科学的認識と倫理的認識を軽視しなければなりません。そうしてはじめて外来種の生命を軽視できるのです。本当に自然科学や倫理に忠実であろうとすれば、その人は外来種を駆除したりできません。それどころか外来種を問題視することさえできません。

・・・・・・いや、アライグマやブラックバスみたいに大量の生命を消費することでしか存在できない外来生物はどうするのよ。命が等価というならアライグマの命も食われる生物の命も同じなんですよね?じゃあ大量の生命を消費しなくては存在すらできない外来生物の存在はどうやって容認できるんですか?単純に考えるとそれがいない方がより多くの命を助けられるという計算になりますが。
たぶん続きます・・・・・・(正直やりたくねぇ~)。

復活&SPA!の外来生物記事

2009-10-18 20:02:03 | 外来生物
 すみません。インフルエンザにかかってしばらく寝ておりました。新型かどうかは検査をしていないので不明ですが、もらったタミフルはよく効きました。
 僕が寝ている間でも世間では外来生物問題の動きはあったようで、SPA!にて外来生物問題の特集が組まれていました。
「外来種「駆除派/共存派」が激突-意見は違えどほとばしる自然愛」
駆除派として岐阜大の向井氏や五箇氏、村上氏、共存派として池田氏、「殺処分・外来種根絶政策に抗議する日本のNGO」の今井真氏、北海道動物保護協会代表の平井百合子氏という方が登場していました。正直なところ共存派と呼ばれる方々はおなじみの池田清彦を除き、数合わせのために選ばれた感がありました。とくに平井氏などは「外来種にも生存権がある。害があるから即、駆除というのは短絡的」とおっしゃっておりどうも某自称自然保護団体と既視感を覚えました。池田氏の方は相変わらずの内容で、すでにここで何度も批判したので、彼の発言に言及するのは控えます。
「殺処分・外来種根絶政策に抗議する日本のNGO」については、彼らのサイトがあるようですのでそれらを見てからまたレビューを書きたいと思います。