「YOMIURI ONLINE」の「汚染土壌浄化「ヒマワリ作戦」…復興の象徴にも」( 2011年4月22日14時49分 )
汚染された土壌を浄化する手段として、ヒマワリを利用する計画が進められている、と報じられています。
これはたんに、
ヒマワリに放射性物質を吸収させ、
そのヒマワリを分解して体積を減らす
というもので、植物・細菌を利用して「放射性物質をかき集める」というにすぎません。放射性物質が「非・放射性化」されるわけではありません。しかし、おそらく放射性物質を「非・放射性化」することは不可能なのでしょう。
ところで、ヒマワリのタネ・花粉は、風で飛ばないのでしょうか? 風で飛ぶ、と考えるのが普通だと思いますが、とすると、
地中に入っていた放射性物質が、
かえって空中・地表に撒き散らされる
ことになってしまわないか、それが気になります。
福島第一原子力発電所事故で汚染した土壌の放射性物質をヒマワリに吸収させ、細菌で少量化する計画を、宇宙航空研究開発機構の山下雅道専任教授ら宇宙農業に取り組む研究者有志が進めている。
ヒマワリを復興の象徴にと、福島県内でヒマワリを栽培してくれる参加者も募っている。
1986年のチェルノブイリ原発事故でも土壌浄化にヒマワリや菜の花が使われた。放射性セシウムは肥料の一つであるカリウムと性質が似ており、カリウムなどの肥料を与えなければ、ヒマワリなどはセシウムを取り込みやすい。
収穫したヒマワリは、焼却処分すると煙が出て放射性物質が拡散する恐れがあるため、堆肥作りに利用されている「高温好気堆肥菌」でヒマワリを分解させる計画だ。この菌による分解で、ヒマワリの体積は1%程度になり、放射性廃棄物の量を減らすことができる。
汚染された土壌を浄化する手段として、ヒマワリを利用する計画が進められている、と報じられています。
これはたんに、
ヒマワリに放射性物質を吸収させ、
そのヒマワリを分解して体積を減らす
というもので、植物・細菌を利用して「放射性物質をかき集める」というにすぎません。放射性物質が「非・放射性化」されるわけではありません。しかし、おそらく放射性物質を「非・放射性化」することは不可能なのでしょう。
ところで、ヒマワリのタネ・花粉は、風で飛ばないのでしょうか? 風で飛ぶ、と考えるのが普通だと思いますが、とすると、
地中に入っていた放射性物質が、
かえって空中・地表に撒き散らされる
ことになってしまわないか、それが気になります。