アジアには、日本の軍事力強化を「期待している」国があるようです。
これは重要だと思いますので、紹介します。
「iran Japanese Radio」の「フィリピン、日本の軍事力強化を支持」( 2012/12/10 月曜 20:06 )
これは重要だと思いますので、紹介します。
「iran Japanese Radio」の「フィリピン、日本の軍事力強化を支持」( 2012/12/10 月曜 20:06 )
フィリピンが、中国に対してバランスを生じさせるため、日本の軍事力の強化を支持しました。
フランス通信によりますと、フィリピンのデルロサリオ外務大臣は、イギリスの新聞、フィナンシャル・タイムズとのインタビューで、「フィリピンは、中国の台頭に対して、バランスを作り出すために、第2次世界大戦で敵国であった日本の軍事力の強化を強く支持する」と語りました。
また、中国が領有権を主張する南シナ海の島々をめぐる緊張が拡大する中、「我々は地域にバランスを生じさせるための勢力を探している。日本はこうした重要な勢力の一つだ」と語りました。
フィリピン外務省のエルナンデス報道官も、「フィリピン政府は、日本が自衛軍として、自らの軍事力を向上させ、地域での作戦において、自由に積極的に活動することができるようにすべきだと考えている」と語りました。
エルナンデス報道官は、デルロサリオ外務大臣の発言として、「我々は日本の軍事力の強化を支持する」と述べました。
日本は1941年12月から、3年間フィリピンを占領し、この中で、容疑をかけたゲリラ隊を拷問し、死刑にしました。
今回のフィリピンの外務大臣のインタビューは、日本で衆議院選挙を前に行われたものです。
中国は、南シナ海の大部分を自らの領土だと主張しています。
勿論、このような表明を受けること自体は悪いことではないですが、アジアの代表的意見、というには程遠いかと。
東南アジアの多くの国は戦後日本がこのように復興し経済的に力を持ってきたので、援助を有利にいるために何かと「対日感情」をあおってきました。
日本国民はこのことを良く理解し、近代史を改め広く世界に普及させなければなりません。多くの国民が戦死し、さらには戦後食うや食わずの中でGDPの30%もの賠償を払ってきました。(ドイツは払っていません)
また国民はウエーバーの国家論、「国は国籍を持つ国民・住むべき国土・自分の国のあり方を決める主権もつこと」であると言っていることを学ばなければなりません。
良く勉強いたしましょう。近代史も学んでください。
> フィリピンと他の国では、対日感情が異なるので、単純に敷衍するわけにはいかないでしょう。
> 勿論、このような表明を受けること自体は悪いことではないですが、アジアの代表的意見、というには程遠いかと。
どちらかといえば、中国や韓国と、アジアの他の国では対日感情が異なるので、単純に敷衍するわけにはいかない、と考えるのが適切かと思いますが、私が誤解しているのでしょうか?
コメントありがとうございます。関心分野が広いためか、なかなか先に進めないのですが、時期をみて近代史もしっかり学びたいと思います。(いまは経済学を学んでいます)
他の「とおりすがり」氏もいるようですので、ブログ主様のアドバイスにも従い、ハンドルを改めました。以後、よろしくお願いします。
> どちらかといえば、中国や韓国と、アジアの他の国では対日感情が異なるので、単純に敷衍するわけにはいかない、と考えるのが適切かと思いますが、私が誤解しているのでしょうか?
いえ、そもそも「対日感情」といったものを考える場合には、「東南アジア」とか「中韓とその他」とか、大雑把な区分は有害無益であると思っています。
それは、逆の立場になれば分かるかと思いますが、日本は日本であって、地理的にアジアの一国であっても、歴史や文化が異なる以上、「感情」といった主観的要素が一緒くたに語られていい気分はしないでしょう。
相手方がある外交問題を語る上では、そのような轍を踏むのは危険ですし、失礼であると思います。ゆえに、対比国でブログ氏の記事を参考にするのは良いかと思いますが、それを他国に敷衍するのは危険かと思います。
特に、陸奥宗光さんのコメントにある、
> 内心は其れを喜んでおります。
といった考え方は危険です。
他人の心を勝手に忖度するのは、反発心を煽りかねない態度ですので、外交問題を計るうえにおいては危険であると思います。
日本は、ASEANに対しては、決して力まず、自然体で接した方が良いだろう。
中国人にも反日ではない人もいますし、フィリピン人にも反日な人はいるでしょう。こまかく考え始めるとキリがないと思いますが、
フィリピンの場合、今回、国家レベルの意志が表示されたと考えられます。安易に他国に敷衍することは避けつつ、同時に、フィリピンに対しても、自然体で接したほうがいいですね。