「テレ朝news」の「【原発】福島県産トマト契約見送り 大手食品会社」( 04/11 )
カゴメと日本デルモンテが、福島県内で契約栽培していた加工用トマトについて、今年度の契約を見送るとJA全農福島に伝えていたことが分かった、と報じられています。
福島県は「残念な対応」と述べた、と報じられていますが、メーカーの対応は「当然の対応」だと思います。
「夏に収穫されるまで、安全かどうかわからない」わけです。収穫されたときに検査をして「安全ではなかった」ということになれば、メーカーはどうやって原材料 (加工用トマト) を手に入れるのでしょうか? どこか、他の産地から調達するほかありません。
メーカーの場合、消費者(個人)が買うのとはちがって、「大量に」買うことになるはずです。とすると、検査結果が「どうなるかわからない」以上、メーカーが「今年度の契約を見送る方針を伝えた」のは当然だと考えられます。
メーカーの対応は合理的な理由にもとづくもので、これは「風評被害」にはあたらないと思いますが、
これも政府・マスコミの基準では「風評被害」にあたるのでしょうか?
政府・マスコミがいう「風評被害」の定義が (私には) わからないのですが、今後、この種の事例がどのように報道されるかをみれば、次第に浮き彫りになってくると思われます。
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「「風評被害」の定義」
大手食品メーカーのカゴメと日本デルモンテが、福島県内で契約栽培していた加工用トマトについて、今年度の契約を見送るとJA全農福島に伝えていたことが分かりました。
JAによると、両社は今月8日までに今年度の契約を見送る方針を伝えたということです。政府は福島県産の出荷を制限していませんが、加工用トマトは屋外で栽培され、夏に出荷となるため、日本デルモンテの親会社のキッコーマンは、「トマトの安心・安全の担保ができない」と話しています。また、カゴメは「1年間で検証し、安全が確認できれば、来年度はお願いしたい」と話しています。福島県によると、去年は196の農家が両メーカーと契約し、68ヘクタールを作付けし、約1億7000万円の売り上げがあったということです。福島県は「残念な対応」と話しています。
カゴメと日本デルモンテが、福島県内で契約栽培していた加工用トマトについて、今年度の契約を見送るとJA全農福島に伝えていたことが分かった、と報じられています。
福島県は「残念な対応」と述べた、と報じられていますが、メーカーの対応は「当然の対応」だと思います。
「夏に収穫されるまで、安全かどうかわからない」わけです。収穫されたときに検査をして「安全ではなかった」ということになれば、メーカーはどうやって原材料 (加工用トマト) を手に入れるのでしょうか? どこか、他の産地から調達するほかありません。
メーカーの場合、消費者(個人)が買うのとはちがって、「大量に」買うことになるはずです。とすると、検査結果が「どうなるかわからない」以上、メーカーが「今年度の契約を見送る方針を伝えた」のは当然だと考えられます。
メーカーの対応は合理的な理由にもとづくもので、これは「風評被害」にはあたらないと思いますが、
これも政府・マスコミの基準では「風評被害」にあたるのでしょうか?
政府・マスコミがいう「風評被害」の定義が (私には) わからないのですが、今後、この種の事例がどのように報道されるかをみれば、次第に浮き彫りになってくると思われます。
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