かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

団塊の世代の“15の春”

2013年03月15日 | 日記



今日は、3月15日 金曜日 天候は晴れ。
朝早く、社会福祉施設に入所している義兄の病院受診に同行するため
大村の病院に向うことにしました。病院の駐車場は車で満車の状態。
待合室や診察室の前は、受診待ちの患者さんでいっぱいでした。
病に向き合う不安は、何よりも辛いものです。

病院から帰ったら、もう正午をすぎていました。昼食を摂った後、自分の
部屋でテレビを視聴していたら、知らないうちに眠っていました。
連れ合いも、往復運転で疲れがでたのでしょう、うつぶせで眠っていました。

目が覚めたので、外の空気が吸いたくてバイクで出かけることにしました。
途中のコンビニで、胸にリボンをつけた女子中学生の姿が目にとまりました。
今日は、加津佐中学校の卒業式があったんですね。

ハンドルを町原の上を走るグリーンロードに向けました。中学校が一望に
見渡せる場所にやって来ました。

ふと、50年前の事を思い出しました。その当時は、就職する同級生も多く、
卒業式が終わると、集団就職列車で加津佐駅から、就職先の都会に向って
いましたね。“金の卵”と呼ばれ、昭和の産業を支える貴重な労働力に
なりました。今では、とても考えられない出来事のように感じます。
進学する学力はありながら、家庭の事情で断念せざるを得なかった
“15の春”もあったんですね。

当時の学年クラスは、50人学級で8クラス。約400人という人数でした。
今でも、同窓生でありながら、一緒のクラスでなかったので、顔もわから
ないという話も出てきます。

しばらく感慨にふけった後、もうひとつの加津佐の桜の名所である
権田公園に桜の開花を見に行くことにしました。
こちらも、いつ咲いてもおかしくないぐらいの、蕾のふくらみです。
公園敷地内では、すでに山桜が咲いていました。

    
    

今年の見ごろは、例年より早いかも知れません。