かづさふるさと紀行

ふるさと「加津佐」の今をあなたに。

春のきざし、啓蟄(けいつち)の日

2013年03月05日 | 日記



今日は、3月5日 火曜日 天候は晴れ。
今日は、温かい大地の気温に誘われて、土の中の虫たちが、這い出してくるといわれる、
二十四節季のひとつ、啓蟄の日です。ふるさと・加津佐も温かい陽射しが野山に降り注い
でいます。

昨日は、白内障術後の3カ月検診に、熊本へ行っていました。視力検査、精密眼圧、眼底
眼球、角膜内皮細胞顕微鏡などの検査があり、その後、診察があったのですが、経過も
良好と言うことで、今度は3か月後の6ヶ月検診に来院するようにいわれました。今では
鮮明な見え方に、気持ちまで明るくなったみたいです。

朝食に、先日買ってきたばかりのバターをパンに塗って食べたのですが、とても美味しく
感じました。消費者の味覚に合うように、バターも進化しているのかも知れません。
これでもか、これでもかと美味しさを追求する食品の開発は、メタボを誘因するひとつ
かも知れません。食の誘惑には、なかなかブレーキがかかりづらいですよね。

さて、今日の春めいた天気に、虫さんと同じように、ごそごそと家から、抜け出すこと
にしました。前浜、野田浜に立ち寄り、バイクは山のふもとを目指します。鳳上岳の
ふもと、上登龍にやってきました。霞がかっているせいか、遠くははっきりしませんが
ここから見える風景は、学校などにある立体地形図に見えます。野山もいくらか色づい
てきているように感じます。黄色い菜の花が、春の装いを演出しています。

ここからだと、南有馬の「北村西望記念館」にも近いので、そちらに向かうことにしま
した。ところが、どういうわけか、違う道に迷い込んでしまい、気づいたら国道に
近いところまで、下りてきてしまいました。それならばと、原城跡に立ち寄ることに
しました。

    

国道から入った、原城跡入り口には、4月13日に開催される、「原城一揆まつり」
の案内立て看板が設置されていました。

    

櫓台(やぐらだい)近くにある、名もなき石像。私には猿みたいに見えるのですが…。
二猿の庚申塔かなと思ったりしました。

    

下から見た「櫓台」。説明によると、「この場所は築城当時天主相当の重層の
櫓(やぐら)があったと推定され、口之津、天草が見渡せる絶好の場所」と書か
れてあります。幕府軍がこの石垣をよじ登っていたともいわれます。

   

野田浜です。早春の陽射しに、寄せては返す波の音が心地よく響いていました。