先週『日本のエネルギー政策の現状と今後の方向性』なるエネルギーシンポジウムに参加してきました。
なにやら難しいテーマですが、原子力発電所から出る放射性廃棄物をどう処理していくかなど、
いろんな電力に関しての問題やビジョンを考えましょうという内容です。
竹内純子さんの講演のなかで、家庭などで屋根の上に設置している太陽光発電は発電コストが高く、
この電力をそのまま電力会社が買い取ると大赤字になるので、一般の消費者に差額を負担してもらっていますという話がありました。
そういえば、そんな制度もあったなと思い出したのですが、早速自分の家の電気料金領収書を確認してみると、
『再エネ発電賦課金』として約300円徴収されていました。
太陽光などの自然エネルギーを有効活用して、原発の稼働や火力発電を減らさないといけないことは理解しますが、
買い取り価格の差額を負担するのは、たった300円とはいえどうも納得が行きません。
電力会社が売っている電気料金並みに買い取り価格を下げると言うドイツでの試みがあるという新聞記事も目にし、
太陽光の発電コストが徐々に下がりつつあるとはいえ、再生エネルギー買い取りの優遇をこのまま続けていいのかは、
日本でも考えないといけません。
ちゃっかり徴収されてますわ、304円。チキショ~ゥ