メダカとトンボの棲む庭

自宅の庭でメダカを飼っています。夏にはトンボの羽化、冬には野鳥が飛来するなど、1年中生き物で賑わっている楽しい庭です。

四十九日法要

2011-03-26 22:27:23 | 親父さん
月日が経つのは早いもので、今日は亡き父の四十九日の法事を営みました。
少しばかり肩の荷が下りた感じで今はホッとしています。

今日の法事はお寺さんにお経をあげてもらい、親戚一同で食事を
するというオーソドックスなものです。
正確には明日の日曜日が四十九日目。
極楽浄土に行けるのか、地獄におちるのか最後の判決が出る日です。

さてさて、うちの親父はどういう判決を受けるのか?
こればかりは生前に良い行いをしたかが、決め手でしょうから、
残された我々は祈ることしかできません。
父はドケチだったんで、そこがどう評価されるかな。
入院時以外に父から小遣いをもらったという記憶が無もんな。

行政めぐり

2011-02-23 22:36:19 | 親父さん

いやぁ~疲れました!!

朝から、役場→銀行→共済組合→年金事務所→(出直し)年金事務所→郵便局→税務署と

行政めぐりの一日でした。おかげで昼飯は夕方5時前になりました。

夕方に行った最後の税務署は、待ち1時間(手続きは15分程度)もあり、午前はもっと混雑したので、

座って待てるだけまだマシですよと諭されている人もいました。

ともあれ、遺族年金関係の手続きはこれにて一段落(煩雑な手続きで頭が混乱しました)

厚生年金を扱う年金事務所は基本1時間待ちでしたが、順番の予約を取ってくれたり、

窓口の担当者さんも親切で、マンツーマンで手続きしてくれるので間違いは無いし、

なかなか対応の良い行政でした。

年金の手続きに比べれば、確定申告なんて簡単なもんですね。


行政手続き

2011-02-22 20:46:06 | 親父さん

火葬代、葬儀代の補助請求は案外簡単だったので、あっさりと終わりました。

大事な遺族年金の手続きが、手付かずのまま残っているので、明日会社を休んで行います。

役場に死亡届出を出せば勝手に遺族年金がもらえるとういことは、間違ってもありえません。

すべて残された遺族が自ら手続きすることになり、大変な労力です。

おまけに事前に用意する書類が多すぎて、素人仕事としてはかなりハードルが高そうです。

社労士さんなどの専門家に依頼すればあっという間でしょうが、ここは頑張って乗り切るしかありません。

空いた時間で自分の確定申告もしたいし、治療費を申告していた親父の分までは手が回らないでしょう。

行政手続きはなんでこんなに面倒臭いのか、もっと手続きを簡略化してほしいです。

死んだら故人の銀行口座は凍結されるのか?・・・銀行にバレない限り大丈夫です。


気苦労で

2011-02-13 23:25:33 | 親父さん

親父が入院していた頃、病院の休憩室に体重計が置いてあり、

試しにちょっと乗ってみた際、えらく体重が減ってました。

そんなまさかと思い、本日改めて自宅のマイ体脂肪計に乗ってみたところ

4ケ月前のデータと比較して、2.4Kgも体重が減ってました。

こんな短期間で2.4kgも体重が減るのは、マラソン大会前の

準備で絞りこんだ並みの減量に該当します。

12月に親父が入院してからは、何かと気苦労が多かったので

きっとこれが原因で体重が減ったと思います。

会社の仕事で苦労した時ですら体重は減らんかったし、

気苦労で体重が減るとは思いもよらない経験です。


請求書

2011-02-12 23:05:48 | 親父さん

葬儀社から、請求書が今日郵送されてきました。

戦々恐々と請求額を見ましたが、アッと驚く為五郎です。

早速、親父の遺影に前に請求書をお供えし、親父の貯金から

さっぴかせてもらっても良いでしょうか?

どうか一日お考えください。”チーン”とお供えしました。

ドケチだった父のことですから、

「アホか。高すぎるんじゃないかぁ、もったいないの~」と間違いなく

苦笑いしながら、愚痴をこぼしているはずです。

結婚式とは違って、事前に見積りをとるわけにもいかず、

出たとこ勝負的な費用ですから、いたしかたありません。

キャッシュカードの番号もわからず、とりあえず家族が

立て替えるしかありません。

法事や仏壇、お墓まで準備するとなると、いったい幾ら費用が

かかるのか想像もつきません。

しかし未だに、セールスマンの訪問が絶えんのにはマイッタ。


何で分かるの?

2011-02-10 23:43:00 | 親父さん

参りました。

自宅に毎日のように営業電話がかかったり、訪問セールスがやって来ます。

職種は墓屋さん、仏壇屋さん、香典返しの品を扱う贈答屋さんなどなど。

我家が葬儀を行ったことをどこで嗅ぎつけたのでしょうか?

すべて間に合ってますと言って断わるのですが、電話やチャイムが鳴ると

『また来たっ~』て感じです。

勝手な想像ですが、葬儀屋さんが情報をリークさせた(可能性は低いが)、

又は葬儀会館の前に毎日のように見張役がいて、葬儀を執り行う故人の名前から、

電話や住所を割り出し、押しかけると言う作戦が想像できます。

まあ、そのうちセールスも熱が冷めるでしょう。

P.S 母親編 

父が生前の時より、ますます明るく元気になっています。

毎日楽しくお仏飯を運んだり、お参りしたり、ええ写真(遺影)じゃとか言って嬉しそうです。

ほんと亭主というものは、浮かばれない存在ですわ。

トホホ。


湯灌

2011-02-09 23:43:02 | 親父さん

父の通夜の日、湯灌(ゆかん)をお願いしました。

もちろん見るのも聞くのも私自身初めての事です。

病院ではお風呂にも入れず、可哀そうな日々を過ごさせてしまいましたので、

納棺前に少しでもさっぱりしてもらおうという配慮です。

映画『おくりびと』で納棺士を主人公とした作品が記憶に新しいところですが、

冠婚葬祭業では10年以上前から、行われていたサービスのようです。

安置部屋に専用の湯船が搬入され、その上に寝かされた父に遺族が柄杓でお湯をかけてあげます。

その後はスタッフの人が、シャンプーしたり、髭をそったり、身体を洗ったりと至れり尽くせりのサービスです。

最後は白装束を着せられ、メイクを施されて完成です。

生前はさえない父の顔しか見たことがありませんでしたので、湯灌後にさっぱりした父は、

気持ちよく眠ってるような、安らかな顔をしてました。

さすがプロは良い仕事するなと感心しきりです。

費用は少々張りますが、おすすめのサービスです(費用は父の財布から拝借するかなぁ)

うちの母親はと言うと、葬儀の翌日からスイミングスクールに行ったりと、まったくの通常生活に復帰。

私は仏具を買いに行ったり、行政への手続で、てんてこまい。

なんてこった。


父との別れ

2011-02-08 23:46:54 | 親父さん

入院先の主治医から病状の説明を受け、生きているのが不思議なくらい状況(分析値)が

悪いと告げられた3日後、父が他界しました。

状態が良くありませんと呼び出し電話を受け、病院に急行した9時間後のことでした。

早く楽にしてあげたい、いやもっと生きていてほしい、この両方の思いが交錯する中、

見守っていましたが、ついに帰らぬ人となりました。

今は通夜と葬儀を終え、ほっとした気分としんみりした気分が混在しています。

父親が亡くなる体験は祖父母や親戚が他界するのとはあきらかに次元が違う悲しみです。

今でも病室に行けば、父に会えるかもしれないという思いから、

会社帰りには無意識に病院に向かいそうです。

亡くなって初めて大事な存在だったことに気がついても時すでに遅しです。

明日からは行政等の諸手続きが残っており、忙しい日々が続きます。

おまけに病院への費用支払いも終わってないし、葬儀代の請求書を見るのも怖いです。

また親父の乗っていたビッツを名義変更をすると2台分の税金を私が払うことになり大ごとです。

形見のビッツを捨てるに捨てられんし困ったなぁ・・・

しかし、うちの母親は強し!

手にしていた骨壷を車の中に置いたまま、犬ピーの散歩に行ってました。

真っ先にお骨を家に運び込むけどなぁ~。


闘病生活

2011-02-05 22:37:07 | 親父さん

親父の病院暮らしは、ついに2ケ月が経過しました。
その間1泊2日の自宅外泊や、転院も行いましたが、
齢も齢ですし、快方には至っていません。

どうも心配になってしまうので、
仕事の後や、土日曜は病院に様子を伺いに行き、
なにかと気苦労の多い日を送っています。
ということでなかなかメダカブログにまで手が回りませんし、
いつもならセリーグ順位予想の季節でもありますが、
それどころではありません。

もっと親孝行しておけばよかったなと思うこともしばしば。
親が元気な時は親孝行しなくても特に問題ありませんが、
病気などで融通が利かなくなってしまうと、
あの時もっと出来たことがあったんではないか、
あの選択は間違っていたんではないかとか、
自責の念に問われます。

あと残された時間がどれくらいあるのか
わかりませんが、少しでも悔いを
残さないよう一日を大切にしたいですね。

メダカとトンボの棲む庭・・・この庭でもう親父と会話が出来ないと
思うと寂しい限りです。