そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

9月のグループツアー〜 秋田をドライブ 2018

2019-07-27 | 旅行
台風とともに秋田にやってきたソリマチ

一晩明けて翌朝は早起き。
さっさと朝食にしてさっさとチェックアウト。やはり喫煙ルームはつらいです。
昨日居酒屋で思い立ち、レンタカーを借りましたよ。
今日は台風一過のいい天気
お客さんはまだ横浜だし、午後禁煙ルームにチェックイン出来るまで、男鹿半島をドライブするのだ!

レンタカーでGO!まずは寒風山回転展望台。車で1時間くらいでしょうか。
車で進んでいくと、寒風山が前方に見えてきます。かつては火山島だった寒風山。標高は354.8mです。

どんどん上っていきます。南には秋田湾。

なかなか良い景色です。

駐車場から展望台までは階段を上っていきますが、台風のせいなのか、ここでも再び強風にあおられます。またか!
こんなところから吹き飛ばされても、誰にも発見してもらえなさそう。誰もいない。

展望台は4階に上がるとぐるぐる回る回転式。一周は13分です。
大噴火口などもよく分かります。
寒風山火山は約3万〜1万年前の活動で形成されたそうです。
下の階はゆっくり時間をかけて回ると、20年もかけて作られた大潟村、八郎湾干拓の歴史などが学べます。
70種類を超える魚の宝庫だったそうです。
近代的農村社会を実現するための干拓事業。。。
八郎潟は琵琶湖に次ぐ2番目に大きい湖だったのですね。

男鹿半島といえば、なまはげ。いたるところにいる。
しかし、いぶりがっこホテトチップスって、存在感すごい。


じっくり展望台で過ごした後は、再びドライブ。


30分ほど走ったところに、なまはげ館がありました。
男鹿半島に来たならば、寄るしかない。

その前に、その奥に神社があることに気づきました。
なまはげゆかりの真山神社。
なまはげには色々な説がありますが、ここでは山の神の使者「神鬼」の化身ということですね。

さっそく、参拝しにいきます。

拝殿では、ご祈願中だったので、もうちょっと階段を上ったところで参拝。その脇をそのまま登れは本殿に続く登山道。

真山とは567mの山で、男鹿三山のひとつ。登山参拝(お山かけ)も盛んで、本殿までは1時間半くらいの登山だそうです。

その後うろうろ歩いていると、いろいろとありましたが、弘法大師の石像。。南北朝時代には修験霊場として栄えたそうです。

その奥には、枝が四方に伸び、天にも届く勢いの、樹齢数千数百年という榧の木。
根元の周囲は4m、樹高は11mあります。

植物の宝庫でもある神社とその周りにはパワースポットがいっぱいだ。

食堂、道楽亭で、うどんを食べて腹ごしらえ。


すぐ隣の、男鹿真山伝承館では、なまはげが家に来る様子を見ることが出来ます。
入ってくるときの迫力はものすごい。家がくらいからこわい。子供は泣くわ(T ^ T)
これ、今風の洋風建築の家になまはげが入ってきても、シーリングライト明るすぎ。
その上「ピンポーン」とベル鳴らされたりなんかしたら、迫力激減。

こわいなまはげはズカズカどんどんと家の中を歩き回ります。
なまはげ用に御膳が用意してあるのですね。

主人にすすめられ、日本酒を何杯か飲むうちに、すっかり丸くなるなまはげが、とても身近に感じてしまいました 笑。

過去1年間のその家の家族の良い行い、悪い行いを読み上げるなまはげ。
家族の悪い行いについては主人が「許してください」と謝ります。
そしてまた、酒をすすめるのであった。。うむむ。


なまはげ館では、こんなにたくさんのなまはげに出会うことが出来ます。思わず、パノラマだよ。


さて、あとは時間の許す限り、男鹿半島の果てまで行きまっせ!

男鹿国定公園、八望台から寒風山火山先端にあるマール(ニノ目潟)を見下ろします。約3万〜2万年前の火山活動によるものだそうです。
爆裂火口に水がたまったもので、直径400m、標高は40mのところにある火山湖です。

もう日が暮れてきた。残念ながら、秋田市に帰らないといけません。

男鹿半島は自然があふれている!
大潟ジオパーク説明を読むと、「日本列島が大陸から分かれ、日本海を形成し、大規模気候変動による環境の移り変わりを経て今日に至った、過去7000万年間の大地の歴史を、ほぼ連続して観察出来る地層がそろっています」とある。
7000万年!!??
今度家族旅行でぜひぜひゆーっくり来たいと思います。


いやいやいやー、昨日はかなりひどい目にあったように記憶するが、今日は充実の秋田であった。

夜は、繁華街川又通りへ繰り出してみます。
南に行けば行くほど風俗街。なんだか怪しくなってきました。ぐるぐる回って北に戻って落ち着きました。

ビルの2階にこのお店はありました。
2階だから、ドアを開けるまで中の様子がわからない、かなりチャレンジャーなことではありましたが、一大決心して入って正解。

またさんまを食べてしまった。
こんなリボンの日本酒とともに。

すっかりとんぶりファンになりました。

なんかボケてしまった。いぶりがっこはお決まりね。お店のおばちゃん達も、自然でいい感じ。

私の席のすぐ横にあるので、気になってしまった。おいおい。

せっかくぐるぐるしたので一軒だけではもったいない。と、数軒先のショットバーへも行ってみた。
気さくなマスターを介して、これまた気さくだった、たまたま居合わせた地元のおじさんたちと話して秋田のことを聞く。

一応仕事で来ている秋田だが、台風が来たせいで、お客さんになかなか再開出来ない!
でも、せっかく待っているのだから、その間に、秋田を探検するぞー。