そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

8月のおしごと〜 銅像のきもち 2022.08

2022-09-29 | 旅行

東京をベースにした前半のツアー。

4日目は都内観光の2日目。

半日観光で午後はフリーだった。

行程表には、観光後ホテルに戻り午後は自由、となっている。


だが、管理型になったためソリマチは帰るわけにいかず。午後は行きたいところにお連れしますね、ということになった。


あとからエージェントさんと協議した結果、そういう場合は、「ー箇所訪問地を決め、訪問地に連れて行ったら待ち合わせ場所と時間を決め、自分はどこかで待機していれば良い」ということだったが、そんなことはまだ知らない。


食事は全くついていないので、ゲストのために食事場所も決めてあげなければならないし。アレルギーが多いので、これまた大変。


その結果、ランチは築地場外、午後の場所は銀座となった。


ランチは二手に分かれ、1グループは寿司、もう1グループはラーメンに。まずは、ラーメンチームを座らせ、注文を手伝い、待ち合わせ場所を決め、そこから寿司チームを寿司屋に連れて行き、ずらりとカウンターに並ばせる。ソリマチも一緒にお寿司をいただいた〜🍣わ〜い。ラーメンチームはチキンののったラーメンなり🍜



さて、午後のソリマチ、案内する気満々で挑んだフリータイム。


築地でも銀座でもひと通りご案内をして、その後銀座では自由時間をもうけた。


ところが、待ち合わせ時間になっても戻ってこない人たちがいる。


先日明治神宮で写真を撮るためにグループを離れて戻ってこなかった人たちと同じだった。3つのご家族は親類同士なので、本当にゆるゆるなのだ。


それに、もともとフリータイムなんだから、自由に買い物したいよね。


炎天下、マスクをした三越ライオンの前で40分。

他の人たちは、戻ったり離れたりを繰り返して、帰ってこない人たちを待つが、反町はそういうわけにもいかない(と思っていた)。どこにも動かずじっと立って待っている。銅像のごとく。


思うに通訳案内士、自分は長時間労働でも、歩いて案内している分には疲れないと思う。それが仕事だから。

しかし、一定の場所に、何をするでもなく立ちっぱなしで待ちぼうけほど、気力と体力を消耗するものはなかった。


40分しても戻らないのでしびれを切らし、ついにはその場に居合わせたゲストとともに向かいの喫茶店に移動を提案。結局待ちぼうけに1時間半も費やしてしまった。


さて、高齢者もいるし、夕方になったので、一度ホテルに戻り、休息をとってから夕食に行くようご提案。


しかしゲストはホテルに戻りたくないという。

このまま時間を潰して夕食を食べてから戻りたいというのだ。


あとからの協議によると、「自分が仕切ってプランを立てる」でよかったそうだ。でも、その時そんなことは知らない。


そうして、ゲストが求めるまま、渋谷に移動。


するとそこでもまた、銀座と同じ状態になった。


またもや同じ人たちが、待ち合わせの時間に戻ってこない。センター街で立ちっぱなしの40分。

薄々わかっていたので「自由時間なし」と言ったのに、本人たちがふてくされたため「じゃあ少しだけ」とご家族が許してしまう。甘いなあ。

「絶対戻って来いよ」と言うけれど、そんなわけないのだ。


だんだんわかってきたぞ。



結局、その後、夕食場所の新宿歌舞伎町に30分遅れて行き、アレルギーが多いので注文するのにさらに30分かかり、ホテルにお戻しして自宅に帰ったら零時を回っていた。。


その後、エージェントからリクエストのあったレポートを書くと1時。


翌日からは東京を離れるので、荷物を詰めていると2時。


風呂に入って寝る準備をしたらもう3時ではないか。


翌日はさらにいつもより早めの出発なので、目覚まし時計は4時半セット。マジか。


初日の東京も、前日の鎌倉も、結局夕飯後まで付き合って家に帰ると23時台だし、睡眠時間は5時間を切る。とても休息できない。ホテルなくてもいいですよ、なんて、とんでもなかったなあ。


それに、仕事で動いていて長時間なら良いけど、待機待機で時間が読めないストレスがすごい。


これじゃ身体がもたないよ。


案の定、翌日の温泉ホテルでは、夕食もホテル内だったし、部屋もあるので「あ〜今日はラクだなあ」と思ったけれど、夕食後、部屋に戻るとそのままベッドに倒れて寝ていた。そして、はっと夜中に目が覚めた。かなりお疲れだった様子。


こんな調子じゃあ長くは続かない。体力温存の方向に変えていかなくては。

そう実感した夜だった。(つづく)


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駅ナカごはん〜 郡山駅🚄 220208

2022-09-26 | グルメ

仕事の下見で福島県。

喜多方まで行ってラーメン🍜

会津若松から喜多方まで、電車は1日に数本しかなくて、あまり便利ではなかったなあ。

駅についてからも、見どころまではかなり離れているので、歩いて全部回るのは困難。

仕事の間は外食続きで野菜不足になるので、しっかりタンメンを注文。

また、実家では御用達の大和川酒造へも行ってみた。


定期的に見学ツアーをしてくださるのだが、コロナのために今は中止。でも、蔵の一部を通ってみることが出来る。
試飲コーナーでは有料で飲みたい銘柄が飲める!そこで、純米大吟醸にしてみた。香りも高く、コクがあってお上品にうまい!

さて、会津若松から郡山まで出て、そこから新幹線に乗るの巻。

もう夕方。会津若松駅周辺では入りたいお店が見つからなかったので、郡山駅に期待をして出発。


駅構内、ボトルがずらりと並ぶ湖穂里(こおり)へ。

「会津蕎麦と日本料理」と書いてある通り、お蕎麦もあるけど、お酒のおつまみも置いてある。

日本酒も豊富。ロ万(ろまん)が気になる。


まずは、めひかりの唐揚げ、いってみた。

抜群に、カリカリ、ほくほく。

日本酒は、ロ万が品切れということで、似たものをお持ちしました、と、たしか「雪小町」だったと思うが、ちょっと甘めのおちゃけがやってきた。


そしてメインは、なめこおろしのざる蕎麦。うまい!


もうちょっと食べる時間があったので、揚げ豆腐を注文。これで、新幹線でお腹をすかさずに済む。

やっぱり、蕎麦屋で日本酒って、好き


と、ふと、壁にボードがかかっていて、本日のオススメがずらり書いてあることに気づいた。

本日は、アスパラガスの天ぷらやトマトを使った料理など、旬野菜の品々が豊富だった。

ああ、アスパラガスの天ぷら、好きなのよ。トマトもいいなあ

しかし、新幹線の時間があって焦っていたせいか、ボードをチェックしていなかったよ。残念

 

日本酒ももう一杯、違うの飲みたかったなあ。

次回もここでゆっくり食べるため、また福島に来たくなった。

次は、郡山駅前に泊まろうっと

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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駅そばごはん、会津若松駅〜 2022.08

2022-09-24 | グルメ

仕事の下見で福島県にやってきた。


会津若松へは前日の夜到着。そのまま駅のそばを1時間ほどグルグルした。

行きたいと向かった居酒屋は、中で声がするものの「支度中」のサイン

うろうろするも、「支度中」のサインに負けてあきらめた。

ホテル近くに居酒屋があったが、ホテルのエレベータで一緒になったカップルが前を歩いて入っていったので、なんだか妙に気まずくて、入れない

その近くで見つけた呑み屋も良さげだったけど、「コロナ感染防止のため一見さんお断り」のサイン。マジか

その近くでトンカツ屋を見つけて入りかけたが、「ちょっと外で待ってて」と言われ、待っているうちに「居酒屋じゃないよな」と考えなおしてその場を離脱

三回くらい範囲を広げてぐるぐるしたけど結局何も見つからず、ギブアップしてホテルに戻り、オニオングラタンスープにワインの夕食となった。

しばらくすると、自分の後ろで、男女のカップルが「次はこのワインにしてみようか」などと話しているのが聞こえた。

お酒が進むにつれ、話も弾んできたようで、否が応でも耳に入ってしまうのだが、どうやらふたりは同級生、シングルペアレント同士のようだった。

女性は、成長するにつれ、いうことを聞かなくなっていく子供に手を焼いているようだった。

それに対して、男性は「子供はね、あなたの持ちものじゃないんだよ。自分とは全く違う人間だということを尊重して認めてあげなきゃいけないよ」と優しく諭す。

そのうち、子供の話の延長で、男性が興奮気味に言った。

「元妻は絶対連絡して来ないよ。オレは子供に会いたいよ、でも、自分から連絡してどうする?オレは彼女たちを困らせるようなことはしない。でも、彼女たちが困って連絡してきたならば、その時には、オレは絶対彼女と子供を守る、その自信はある。いつでも守る準備は出来ている。」

 

じーん

 

なんてステキなお言葉なのでしょう! と思うのはソリマチだけ?

振り返ってお顔を拝見したかったけれど、それはやめておいた。

それからも、子育てや婚活など、悩める女性に対して、男性は優しく諭すのだった。

なんだかいい雰囲気なんだけどな、なんでふたりは付き合わないのだろう、などと余計な心配をしていると、そのうち、「さあ、帰るぞ」と聞こえ、二人は出ていった。

居酒屋にはハズレたが、なんだか心が温められた

 

翌日。

さらに範囲を広げ、隣駅のほうまで歩くことにした。

よく調べると、隣駅はもっと賑わっているようだ。

狙いを定めてずんずん歩き、やってきました、居酒屋権兵衛🍶

日本酒は、というと、カウンターの上にずらりと銘柄が、紙に書かれて並んでいる。

あまりに種類が多すぎて行ったり来たり。

すぐには決められなかったけれど、地元会津、国権酒造の国権純米生原酒に決定

おつまみは、意図してないけど、豆腐に長芋、ホタテ、焼きなすなど、何故か白ずくめになってしまった。




最後に、アスパラガスの天ぷらと味噌汁。どちらも美味し

狙いをはずしてピントがズレた


大将がカウンター越しにいろいろ話しかけてくださった。

おちゃけも料理も美味しいし、大将も気さくだし、うーん、地元民だったら毎週来ちゃう♪

権兵衛に行くために、また会津若松に来たいソリマチであった。オススメ👍

 
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8月のおしごと 三家族でいらっしゃい〜 2022.08

2022-09-24 | 旅行

3週間ぶりの帰宅だ〜〜

春からぽつりぽつりと、ビジネスビザによる来日客の観光案内のお仕事をいただくようになったが、6月に外国人の管理型観光旅行が解禁になってからは問い合わせが増え、8月中旬から11月中旬まで、3ヶ月間ほぼノンストップでロングツアーの案内業務が続くことになった。予定が重なりお断りする仕事も。なんだかいきなり活気がでたわ〜

しかし、後になってその中の一つがお客様の傷害事故でまるまるキャンセルとなり、ポカリと2週間空いたのだった。

お仕事をいただけることは光栄で、お断りはしたくないのだけれど、さすがにノンストップで次から次へと果たして気力を維持し続けることが出来るのだろうか、という気持ちもあった中、実際このように、帰宅してぼけーっと1日過ごすことは仕事の合間には絶対必要

ブログを更新する時間もできたし。

8月のロングツアーは、ぎちぎちの「管理型」で、しかもエージェントさんがコロナ前に見積もったという予算での来日。それによると、本来ツアーの半分はガイドなしのフリー日だったところを、連日ガイド同行となったため、予算がキツキツということだった。

そして、東京ベースの間、ソリマチはホテル宿泊せず自宅からの通いで良いかとの相談を受け、うかつにも「0900-1700」仕事のつもりで承諾したのだったが、これがあとでとんでもないことになった

行程をもらってよくよくみると、半日ガイド日もフリー日も、管理型なので夜まで一緒にいなければならない。したがって、結局1日ガイドになるわけ?と質問しても、行政に聞いても答えがあやふやということで、「無理のない範囲で案内してください」とのお返事。お互いはじめての管理型ツアーなので、やってみないとわからない。

さらに、観光終了後も夕食まで待機しなければならず、夕食場所へも一緒に出かけて食事後ホテルに連れて帰らなければならない。本当に?労働基準法違反もいいところの長時間労働では?それに、お客様も朝から晩までガイドに一緒にいられて気持ち悪いのでは?

旅行解禁はいいけれど、政府の方針って、現場のことまで考えて決めてないのよね?

何はともあれ、3ヶ月ほぼノンストップでロングツアーが控えている、その出だしでいきなりコケた

 

お客様はカナダからお越しの複数のご家族、合計10名様だった。

ほぼ皆さま、はじめての来日。

食物アレルギーを持つ方が大勢おり、食事場所選びには気を遣った。

また、長時間歩かないほうが良い方もいらっしゃる。

何はともあれ、初日の明治神宮ではいきなり結婚式に遭遇。なつかし~。


10人もいるし、ご家族同士なのでかなりのゆるゆる。

結婚式も見たし、十分な時間滞在したので、そのまま駐車場へ向かおうとすると、いきなりお守りに興味津々。各ご家族それぞれがお守りの購入をはじめた。え〜まだひとつ目の神社なのにな〜、これから鎌倉や京都へも行くんだが〜。

しばらくして「さて、次の場所へ行きましょう!」と声をかけると数名いない

遠くのほうまで写真を撮りに出かけていた(何も言わずに)

ようやく帰ってきたので「さて、行きましょう!」と言うと、数名が絵馬を買って、願いごとを書きたいという。 え〜なぜ今から〜

さて、絵馬を買ったは良いが、願いごとが定まらないのか、これがまあ、なかなか帰ってこない。。

どこまで行っちゃったの〜〜


そんなこんなで、30分余計に経過。

最後はスタコラサッサと早歩きで明治神宮出発。

明治神宮の次は、緑うつくしい皇居東御苑。


そしてそのまま浅草へ、ランチはもちろん天ぷらで、という、なんだか都内観光王道のパターン。これもなつかし~~✨

移動の車に乗り込む前に、東京スカイツリーをパチリ。


ところで、六本木ヒルズのシティビュー展望台が、コロナの影響で、ほぼ完全予約制に変わっていることを知った。

もともと、企画展などの影響で長蛇の列になっていることもあったし、予約制のほうがかえって良い気もするが、逆に企画展が人気過ぎて思いのほか売り切れになっていたりして、前もって早いうちに予約をするにこしたことはない様子。

久しぶりのロングツアーでは、行く先々でルールが変わっていることも多々ありそう。どきどき。

そんな、コロナ明けロングツアーのはじまりなのだった~(つづく)

 
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駅そばごはん、江ノ島駅〜 2022.07

2022-09-17 | グルメ

江ノ島にやってきた。

駅に降り立ったら、なんと竜宮城。


昔から信仰の島である江ノ島。この青銅の鳥居は200年前の江戸時代に再建されたもの。裏には再建のため協力した寄進者の名前が彫られた、市の重要文化財。


参道での名物は、たこせんべいだった。


山道の突き当たりに朱の鳥居。


辺津宮、中津宮とどんどん上る。


3つのお宮。別々の時代に別々の僧が建立。

江ノ島ヨットハーバーはオリンピックの競技会場としても有名ね。


さて、奥津宮までの道は階段が多くて真夏はツラい。


しかし、ここまで来るとようやく江ノ島らしいゴツゴツとした岩場がせまってくる!


ついに奥津宮へ🎉


しかしここから先がさらに階段続きでずんずん下る。今は下っていくからいいけど、これ、帰りはどうなるの?

ところがどっこい、この景色。釣りをしている人多し。やはり、江ノ島はきれい。


ついに岩屋洞窟へ。

古くは仏教の修行の場であり、江ノ島神社発祥の地でもある聖地。

ろうそくを持っていざ進む。


最後に岩場でゆっくり休み、今までずんずん下りてきた階段をのろのろ上がる。キツすぎる~~~💦


聖地江ノ島に渡るには、以前はこの砂州がつながる2時間くらいのタイミングを待って渡ったらしい。今は車ですうーっと渡ってしまうけれど。

 

ということで、あまりの階段の多さとあまりの暑さに体力消耗、水分減少。でもお腹は空いている。

せっかくの江ノ島なので、是非、海産物をいただきたい!

そう決めて入ったレストラン。「おすすめ品はあちらに」と指をさされた先にはこんなボードが。


ちょっと待て。ぜ、全部美味しそうなんですけど

日本酒も多々あってそそられたものの、あまりに汗をかいて水分不足だったため、我慢をしてペリエを注文。

わかめのぬたと生しらす。

「わかめはやわらかいのとかためのとあります」「それでは、かためで」なんて、ツウなやりとり 笑。



夏野菜の漬け物に、サザエの壺焼き。うま〜〜

 

いや〜 日本酒が残念だが、美味かった👍

せっかく近くに来たので江ノ電に乗って大仏様を見にいった。

江ノ電は若いカップルやグループでかなりのにぎわい。


鎌倉もまあ、暑い。


門の外からチラ見の大仏様もまた、良い。

いつも、つい、入る前にお顔をさがしてしまうのよね
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