11月の1日都内観光～ ガイドと一緒にどこ行こう？

さて１日空けて14日は半日だけの観光。この仕事、いわくつき。「14日空いていますか」と、月はじめにツアーをドタキャンされた例の旅行会社の別の新人さんから。一瞬「ことわれ」と思ったが条件反射的に「はい」と答えてしまい、後悔していたその上詳細来たらなんと半日だった！ただでさえまだ前後がぽっかり空いていたときにどっかりと「半日」。中途半端だよー。先に言っておいてよー。半日って分かってたら迷わずお断りしたよなあ～。次から絶対「どんなお仕事？」と聞こう！一度お受けしたらもう「やっぱり」とは言えず。そして、そこに後から前後3日の宮城ツアーのガイドのお話。あーこの半日ツアーがどっかり真ん中にあったのでもちろん出来ません。イヤな予感的中。残念
お客様はハネムーナー。１４日間旅しますがガイドは本日半日のみ。あとはご自分達で回るということで徹底的に日本を調べていらっしゃいました。すばらしい 行きたいところもくまなくリストアップ。お会いしたらまずはそのリストをみせてくださり、どれもこれも「自分たちで行けると思う」とおっしゃり、その上で「さあ、それでもガイドと一緒に行ったほうがいいところを選んで連れて行って」って。ええー！難しいですなあ
お泊まりのホテルはシタディーン新宿。結局冒険せずに浅草と秋葉原を選ばせていただきました。神社仏閣はどこへ行ってもあるけれど、じゃあそこでどうするの？日本人は何をしているの？どうしてそうするの？ってわかったほうが楽しくないですか？

おみくじ引いて盛り上がります！

そしてカラオケやラーメンやアニメやマンガ、メイドカフェなどもリストにあったので秋葉原。今やどこでもツリーが🎄

「焼き鳥と酒」ってのもあったので途中上野で得意の赤ちょうちん。これで決まりだ！あ、ちょっと日本酒頼みすぎたかな…わざとじゃありませんよ。

半日なのであっという間でした、秋葉原でツアーは終了～
翌日15日は宮城ツアー受けられなかったし、時間あるので夕方からツアー開始空港スタッフさんにお願いする代わりに自らお客様を空港へお出迎えします まずその前に、久々にディズニー時代の大親友に会って女子ランチは有楽町の千房。

それから銀座のブランドのお店に数軒入り、カワユいバックを買う買わないと繰り返し、さんざん鏡で合わせてみながら結局買わずにお気に入りのクレープ屋さんでデザート 注文するのは結局同じもの。

そうして夕方東京駅から成田空港へお客様をお迎えに行きます✈️
お客様をホテルへお連れして帰途に着いたらもう22時半。
夜の六本木ヒルズ、ウィスキーの広告に「おかえり」と言われているみたい。

一度行ってみなくちゃね、ウィスキーテラス。ウィスキーは～♪ お・す・き？

11月の1日都内観光～ 12日

紅葉ツアーで京都に5日。長い。ホテル生活。毎日働いているものの日にちの感覚が全くなくなって、それでなくても土日も祝日もない仕事ゆえ普段から曜日の感覚が全くないというのに、これでは何日の何曜日なのかさっぱりわからない。どれどれ、おお、今日は11月24日。クリスマスイブまであと1ヶ月ということですねもうあっという間に年末早い早い。先のツアーが終わった直後、12日は1日都内観光でした。六本木ヒルズに見慣れない広告…おおなんと、クリスマスの夜までサントリーウィスキーがテラスで飲めちゃうのですね。寒い夜、モコモココートにスカーフ、手袋もして、モルトウイスキーのロックでチョコレート。心も体もじわじわーっとあったまりそうですね～！ウィスキーは♪おすきでしょ～♪　てな具合です。

さて、お泊まりのホテルは汐留。

ご主人はドバイに単身赴任。奥様は優雅にお１人であちこち旅行をしているそうです。このたびは日本。2週間くらい、お一人で日本を旅するそうです。英国からいらしたご婦人。今日はその初日。途中京都で１日ガイドさんがつくだけということなので、いろいろ旅行のアドバイスもツアー中にしていきます。まず訪れたのは明治神宮。何故か酒を撮ってしまった。

菊の盆栽。すばらしい。

宗教団体さんが特別参拝。

明治の森の枯れ葉を集めてきれいにしてくださっています。いつもありがとうございます。この姿、外国人旅行者にはなかなかめずらしいようです。

原宿から表参道に抜けるともうケヤキが紅葉していました。秋だー。

ここのポップコーンを食べるために長蛇の列。

TODSビルとけやきビル。モダン建築好きにはたまらない表参道。

浅草です。

水上バスで浜離宮、とはいつものパターン。

帰りに久々日比谷のチャヤに行きひとりごはんに有機赤ワイン。

玄米で野菜を食べよう。

マクロビオティックのお店だから三温糖に豆乳。いいねえ。いつもこんな食事だったら超ヘルシー。日ごろの食事を反省しながらありがたくいただきます。

11月のツアー2～ 箱根編 富士山三昧

翌日からは箱根です。まずはロマンスカーにて箱根入り。なんとロマンスカーからすでに富士山。すごーい！

お昼は湯本で豆腐あんかけ丼というのを頼んでみました。テイクアウトも可。箱根のお水はいいお水。豆腐も美味しい。

ホテルに荷物を置いてから出発。しかし、行こうとしている美術館は臨時休業か電話に出ない！何故だ、心配
行って閉まっていたらいやなので急遽翌日行程とスイッチ。バスを降りずにそのまま桃源台へ。今日は何ともいい天気、ということで、ちょっと時間は遅いけど、ロープウェイで大湧谷へ行ってみました。
富士山がキレイ。

でも強風吹き荒れ寒いので、ホットココアと、お決まりの黒たまご。

これでパワーもらって下ります。
翌日は行程の残りをこなすべく、バスで元箱根へ。
今日もなんていい天気でしょう！昨日よりさらに富士山がくっきり。

わざとゆっくり芦ノ湖で過ごします。富士山写真タイムをたっぷり取ります。

お客様がもう十分です。とおっしゃったら歴史の場所へ。旧杉並街道。箱根関所。

海賊船は一等席！

またもや美術館はノーアンサー。仕方ないので違う美術館に行くことにしました。お客様のご意見をまとめて彫刻の森美術館へ。途中再び大湧谷に寄って富士山。

昨日は暗くなってしまって登山鉄道の景色がみられなかったので今日再び乗り込みます。
ホテルに着いたらたまたまやっていた日本酒新酒の試飲会に誘われて。わーい、ラッキー。いきなり通訳。でも日本酒なら準備いらず
お客様と日本酒をいただきながらご歓談。おつまみはベビーせんべいとチーズ。ベビーせんべいは味が優しいので試飲に使うんですねえ。チーズはクリームチーズでしたがソリマチ個人的には、日本酒にはミモレットが好きです。

白鶴酒造さん、たっぷりいただきました。ありがとう！
こうして前半が過ぎました。お天気に恵まれていいスタートです。
22日、みゆみゆのお誕生日、お母さんは京都に向かっていますが、みゆみゆちゃんのお誕生日会は、お母さんが帰ってからしっかりやりますからね

11月のツアー2～ 紅葉ツアー 東京編

11月22日はみゆみゆのお誕生日なのに通訳案内士になってからというもの、なかなか一緒にお祝い出来なくなっちゃいました 去年も今年も紅葉ツアー真っ最中。でも一家の大黒柱としてはお仕事しなくちゃごめんね、みゆみゆ。…というわけで今日は紅葉ツアーの6日め 箱根から京都に向かっています。小田原駅でお弁当買って、新幹線からみる富士山。今日はちょっと雲っぽいですね。BENTO、今では国際語です！

私もお弁当…と思いましたが、ふとみるとおでん屋さんがオープンしています。どうやら箱根ベーカリーと同じ系列のようですよ。さっそくこちらでおでん定食を食べてみました。おでん、美味しいですがコメ大食いのソリマチとしてはご飯の量が少なすぎる…というわけで、おいなりさん6個入りを買うはめに…。


17日～19日は東京観光、20日、21日は箱根観光でした。お客様はオーストラリアからのカップル2組とカナダからのカップル1組、計6名様です。本当は英国からの1組もいらっしゃいましたが、ギリギリになってお膝を痛めてしまったらしくキャンセルです。60代と70代のお客様。募集型。ソリマチの得意なパターンです。お泊まりは東京駅丸の内ホテル。東京駅の目の前です。

まずは新宿。想い出横丁からのスタート。歌舞伎町へ足を伸ばします。ストリートパフォーマンスもありました。Jazzかっこいい。

浅草。本日なんと新しい雷門の提灯がお目見えの日！着いたときはこんな感じ。

11時のセレモニーのあと、いよいよ！新しすぎてピカピカまぶしいー。

雷門前は大にぎわいです。

おみくじひいたら、なんと、EXCELLENT FORTUNE！わーい、なんともexellent！

浜離宮庭園

そして渋谷のスクランブルでツアーは終了

帰りにみゆみゆにバックを買って

夕ご飯は遅くなったのでみゆみゆと地元のトンカツレストラン。勝つっ！

翌日は紅葉ツアーらしく庭園巡り。でもまずは築地市場を見学、そして腹ごしらえ。

すごいよ。天然クエ。20万円なり！

場内

場外

そしていつも来てしまうお寿司屋さん。

午後は清澄庭園

そして六義園

その時一番紅葉のキレイな庭園を選んで。ゆっくり時間をかけて見学です。
東京の庭園一番は六義園のようです。でも個人的に大好きな清澄庭園もなかなか…。ポカポカしていい季節ですね。カメラを片手にお出かけしましょ

11月のツアー1～ お先真っしろ

いよいよ最終日は富士箱根。お客様はそのまま旅を続けるため本日は箱根にお泊まりです。東京は晴れていい気持ち、中央道も渋滞知らず、いい調子。と、富士山みえましたー！わー

あの雲？妙ですね。あれって富士山はすごく天気悪い…！？そうなのです。スバルラインは強風強雨のため全線不通。お客様は信用してくれません。「だってこんなにいい天気。風もないじゃない。」そうですよねー。とにかくスバルラインの入り口まで行くことにしました。行けるところまで行って、そのあと河口湖へ立ち寄って湖をみたらすぐ箱根へ行きましょう。箱根でゆっくりしましょう。と言うことで進みます。
がしかしこの日は箱根のロープウェイも海賊船も同じ理由で全線運休だったのです。あららららー。
その上、若い女性で「新鮮だ！」と朝は好印象だったドライバーさん、霞ヶ関の首都高入り口通り過ぎて、逆方向に向かって乗ろうとしてました。で、思いっきり元の入り口へ戻る「スバルラインの入り口まで行ってこの先行けないことを確かめてから河口湖にちょっと寄ってください」とお願いしたのにスバルライン方面へ曲がらずにまっすぐ進んじゃって「ええー！」 あわてて脇道に入ったけれど、そのまま戻ろうとして幹線道路を逆進する勢い そのまましばらく立ち往生 お客様にも「彼女はスバルラインをみせてくれないつもりなの？！」と言われちゃうし、そのまま幹線道路をしばらく進んでようやくスーパーの駐車場に入り込んでUターン。しかし幹線道路は反対側へ簡単にいけません。今度はスバルラインもビジターセンターも通り越してまたしばらく進んでようやくファミレスの駐車場でUターン。なんかみっともない、これ。時間もロスしています。
さらに河口湖も「さっと寄ってください」とお願いしたのになんだかいつも来たことがない道を通るなあ～と思っていたら、湖の反対側、西湖方向に出てしまって、西湖の方からぐるりと一周してしまったのです。なにやっとんじゃー！河口湖何キロあると思っとんじゃー！…行けども行けども何もないけど湖畔の風景……これ朝から1時間は無駄に使ってるじゃん、車の中が静まり返ってしまいました。
やっとのことで河口湖一周！見慣れた風景のところへやってきましたー。さあとにかく箱根へ！
…と思ったらまたもや今まで見たこともない山道へドライバーさんは進んで行きます。えーこの道…。いろいろ言うとお客様も心配するしドライバーさんも混乱するから黙っていますが、変。時間はどんどんお昼に近づいています。５合目の往復をしなかった分早く進めるから、お昼は箱根で食べられたはず。…としばらく行くと行く手が通行止め。なにもない山道です。一体どうしてこんなところに来てしまったの。ドライバーさん再び立ち往生。脇へ止まってナビをみています。おーい
そのうちにようやく見覚えのある国道に出ましたが、御殿場だったらここかな、と思っていたお蕎麦屋さんはもう後ろ。…12時でお客様はお腹が空きました。仙石原までもたないかもしれないし、もうここで食べちゃいましょう、と横を見ると回転寿司が。
…不覚にも本日のランチは回転寿司なり…外は雨が降ってきました。
食事が済んで「もうすぐ５分以内に戻ります」とドライバーさんに連絡…。当然ハイヤーですし、雨がひどく降っていますから、車は（たとえ回転寿司であったとしても）お店の前まで来ていて、ほとんどのドライバーさんは傘を持ってお店の中まで迎えに来てくださいます。なのに店の外に出ると車がない。思わずお客様もWhere is the car.と言っています、何のために電話してるの。
慌てて走って駐車場へ車を探しに行くソリマチ。するとドライバーさん、車を停めたところから車を動かすこともなく、私をみてから車の外へ自分だけ傘をさして出てきました。マジですかー！
結局、ドライバーさん以外ソリマチもお客様もびしょぬれ よーく観察するとドアを開けて差し上げるタイミングが遅い。自分の方だけドアを開け、反対側に座ったお客様は自分でドアを開け閉めしていました。こんなん初めてなんですけど。
それからはソリマチもドアの開け閉めをすることに。さすがにドライバーさんに「後ろのドアを開けたら走って反対側も開けに来なさいよ」とは、言えませんよね…。
箱根、もう時間もなくなって、なにかをプラスすることは出来なくなっています。せめて芦ノ湖をみていただいて、それから彫刻の森美術館へ行きましょう。でも芦ノ湖へ向かう道、山は霧で真っ白です。

桃源台駅も白い。

芦ノ湖もみえません。

幸い美術館に着いたら雨が上がりました。雨上がりの彫刻の森。霧もなくついさっきまでの光景がうそのようです。

ソリマチもお客様もぱーと顔が晴れて来ました。奥様はさっそくミュージアムショップでお買い物。ピカソが大好きという奥様のために「ピカソコレクション」もあります。「まるでここに誘導されてしまったよう」な天気の変わりぶりに感心しながら、ゆっくり時間いっぱい作品を観て、最後に寄木細工のお店に立ち寄り、ツアーが終了しました。

紅葉もキレイでした。

強羅花壇はいいホテル。明朝７時に出発するお客様のために６時台に簡単な洋食の用意を温かいポットコーヒーとともにルームサービスしてくださるそうです。温かいものが食べられるならよかったですね。富士山はがっかりでしたが離れのお部屋でゆっくり温泉に入って疲れをとっていただいて、京都への旅を続けていただきたいものです。