そりまちまみのブログ

全国英語通訳案内士・反町真弓の日記です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

美味しいアート鑑賞、無料配信〜 2020.04

2020-04-28 | グルメ

河口湖から、富士山です。雄大で美しいですね。早朝は晴れていたのに、日中は雲が出てきてしまいました、残念。今日は通訳のお仕事で近所まで来たところ、ちょっと寄り道🗻。 パワーをもらいました!


以前にもブログに出てきた河口湖のフレンチです。新型コロナウィルスの影響下、気になって連絡してみたところ、ランチとディナー、一組ずつの貸切で営業しているとのこと。それならば、とある夜予約をしてみました。

コースのアミューズは海の幸と山の幸が入ったジャガイモの冷製スープ仕立て。

いろいろ迷って、ソリマチは結局いつもの魚と野菜を使った前菜。お店の定番でもあります。

メインは羊のクスクス。お肉が柔らかくてホロリとくずれます。美味!向こうに見えるは、和牛の頬肉、赤ワイン煮です。

デザートの代わりに食後酒。一日2組までの営業ではもちろん経営が大変ですよね、それでも、なんとか予約はつながっているそうで、嬉しいような、残念なような。自分の生活の状態も同じですが、今は細々と、なんとか生きる道をさぐって頑張っていくしかありません、でも、悪条件に屈しず、早く社会が新型コロナウィルスに打ち勝つ日が来るように、と毎度思います。

デザートだったらリンゴのパイとピーカンナッツのアイスクリームでした。ソリマチはミモレットと自家製パン。こちらのレストランは、パンがまた、もちもちおいちいのです! 元気をもらいました。
日にちかわって、またもや「おいえ」食🏠。おいえではほとんど飽きもせず和食です。今朝は和牛とピーマンで青椒肉絲。。のつもりでしたが、竹の子がなかったので、人参・玉ねぎ・キャベツを細切りして、カラフルな別ものになってしまった。ジャコと海藻は朝の定番です。
今朝は、ブリの照り焼きと三つ葉の卵とじ、あさりの味噌汁です。自家製ぬか漬けも復活!去年の秋、通訳案内の仕事のピークを終えて戻ったら、なんだか、捨てることはなかったと思うんですが、何年も使っていたぬか漬けが水分過多で変な状態になってしまい、、もったいないけど思い切って捨ててしまったのでした。通訳案内の仕事があると、何ヶ月も家を留守にすることも多く、どうも冷蔵庫に入れっぱなしのぬか漬けの状態が変になってしまうのです。それでも何年もなんとか使い続けていたのですが、残念。。 そんなわけで、去年末からしばらくぬか漬けなしの食卓でしたが、新型コロナウィルスの影響で今年はずっと自宅にいるだろうしなー、と思いたっての新たなぬか床!今度はもっともっと長く使えるように大切にして頑張ります
魚を焼くと、きゃらがそわそわします 笑。
プライベートではほぼ外出をしなくなりました。そんな中、ディナーや週末遅めのランチのあと、新型コロナウィルスによる自粛のためにありがたくもYouTubeで金曜日に無料配信されているサーカスアート「CIRQUE DU SOLEIL」や、週末限定ロイド・ウェバーの名作ミュージカル特集「The Shows Must Go On!」を観るようになりました。ワインを開けて、ゆっくりと。

マンションから、窓の外には夕暮れの東京。キレイですね。

西のほうにはディズニーシーの火山と富士山!富士山のシルエットがステキですね。今はディズニーシーの火山噴火はおろか、ディズニーランドの花火もなくなって久しい。。。😭 コロナのせいで、静かな夜です💧。

毎度お馴染み、ナスのパルミジャーノと、野菜スライスのバイエルディ、作ってみました。

シャンパンと一緒にいただいて、その後テレビでアート鑑賞。なかなか充実の週末。

こちらはまた違う週末の遅ランチ。ブログでも何度も出ている地元のとんかつ屋さんでテイクアウェイしてきました!やっぱり、ここのとんかつは銀座のどんなとんかつ屋さんより、ミシュランレストランよりずっと美味しい!!

YouTube鑑賞が終わったら、食後のケーキとカルバドス。スポンジ生地の苦手なソリマチはプリンアラモードです!外食は出来ないけれど、とんかつ屋さんもケーキ屋さんも、買いに行ければちょっとした贅沢で嬉しい気分。

新型コロナウィルスの影響下、ひたすら、ほぼ、「おいえ」ご飯が続く春となりました。いつもとは全く違う「美味しい」ブログの連発だけど、どんな状況下でも、美味しく味わえる幸せ、これに尽きます
 
 
 
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お誕生日に最後の客となる〜 2020.04

2020-04-26 | グルメ

東京、4月、パレスホテル。

新型コロナウィルスに大打撃を受けた全世界。。外出自粛のムード高まる中、パートナーさんの誕生日が近づいてきました。待てよ、思えばこれまでずっと、パートナー氏の誕生日をお祝いしたことはなかった。。 だって普段、4月といえば全国通訳案内士にとってはめちゃくちゃ繁忙期。4月は毎日日本のどこかで仕事中、都内にはほぼおりませぬ。そんなわけで、パートナー氏も通常4月はフランスに戻って、友人達とお誕生日を過ごす、というのがお決まりのパターンでした。

ところが、2020年は、新型コロナウィルスの影響で、世界のほとんどが「鎖国」状態。アジアでのプロジェクトが進行中のパートナー氏はめずらしく日本、そして、ソリマチも「鎖国」によって仕事を失いめずらしく在宅。

そんなわけで、パートナー氏のお誕生日は、ミシュラン・シェフ、アラン・デュカス氏プロデュースの、パレスホテルに新しく出来たフレンチでお祝いすることに決めました。こちらのフレンチ、エステールは、フランス料理に忠実、かつ、日本の地場地産や四季の食材を十分に生かした(テロワール)メニューが楽しめるのです。前々から「行きたいね」と言いつつ、機会を待っていたレストランでした。

時は、新型コロナウィルスによる外出自粛の最中です。レストランに連絡したら「その日の営業はまだ未定です」とのこと。東京都の「休日外出自粛宣言」を受け、レストランや居酒屋が営業方法を模索している頃でした。

ダメでも仕方ないね、そう思いながら返事待ち。でも結局行けることになりました。素直に「ありがたい」、そう思いました。

東京駅までの電車はがらがら。そして、東京駅でひろったタクシーのドライバーさんは「ひろってくれてありがとう!仕事がなくて困っているんです」とのこと。「タクシーは安全です、毎回、お客さんが降りたあと、自分も含め消毒しています。タクシーは危険ではありません」と言います。だけど、外に出る人そのものが減ったら、タクシーが危険云々というより、タクシーに乗る機会すらなくなっちゃう。東京駅のタクシーの列に並び、タクシー乗り場にたどり着くまで1時間半もかかる、と、ドライバーさんが嘆いていらっしゃいました。

パレスホテル、ホテルもなんだか閑散としています。変な感じです。


レストランフロアに着くと、レストランの方がお二人、入り口でお待ちかねでした。席に案内されて気づいたは、他には誰もいないこと。「え?」
なんと、レストランは今日を最後に当面クローズするとのこと。ええええ!
 
さて、気を取り直して、野菜をふんだんに使った料理、アミューズは季節野菜のものでした。

メニューにあるもの全て美味しそう。何を頼んでいいか、迷ってしまう!そんなことはめずらしい。結局決められず、レストランの人に代わりに決めていただきました。前菜は、雑穀のリゾットと季節野菜のココット。これ何!?雑穀が超ナイス食感なのです!

レストラン側のメインのおすすめは、タコでした。なんと!こんなに柔らかいタコは初めてなのです。なんだか、白身魚みたい!絶対おすすめです。多分また行ったら食べると思うなあ。。。 パートナー氏は和牛のロースト、これまた、本当に美味しそうでした。

パンもとっても美味しいです、もちろん、天然酵母でしょうね。調子にのって、チーズも頼みました。パートナー氏はカビチーズですが、ソリマチは苦手なもので、ハードチーズです。

お店の方自ら胡椒をすってくださり、

お口直しにぱらり。

そして、デザートはイチゴ。アランデュカス、チョコレートがおいしいです。奥の左にあるのは、パートナー氏にレストランが用意してくださったチョコレートムースのお誕生日ケーキ。
貸切のレストランで、最高品質のお食事、徹底したサービス、何もかもが思い出に残る良いお誕生日になりました。同時に、私たちが予約を入れたために、数日多く営業をさせてしまったかも知れず、お店の人にとっては良かったのか悪かったのか。。。わかりません。

最後はお店の方々が来られていろいろお話をしました。次に来る時は、コロナウィルスの影響のない、もっと自由な空気の中で、もっとゆっくりします、という話をしてお店を出ましたよ。特別な機会でないとなかなか来られないけれど、さすが、全てにおいて最高で大満足のレストラン、是非また行きたいです!
 
帰りもタクシーで東京駅まで、短い距離ですがお世話になり帰りました。
 
残りの2020年、どれだけ、外食出来るかなあ。。。 心配することなく、外食が出来るようになるのはいつになるかしら。。
みんなが再び安心して楽しく暮らせるよう、新型コロナウィルスをコントロール出来る日が来ますように、心の底から希望します!!!
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4月の美味しい自炊〜 2020.04

2020-04-23 | グルメ

東京で休日外出自粛が始まった頃、美容院に行きました。平日にはアルバイトをしていて忙しく、週末の代官山に行きました。週末あえて外に出るのも気が引けましたが、みゆこはNZにいた時から「髪を切りたい」と言っていたし、この先もっと外出しにくくなるのではないかと考えて二人とも散髪してもらうことにしたのでした。

中目黒駅についたら天井が桜でいっぱいです!駅では、桜の名所、目黒川でのお花見自粛のアナウンス。電車を降りる人もまばら。でも、この駅見るだけでも、かなりはなやかな気分になることは確か。


美容院に行く途中に目黒川。今年は桜まつり中止で屋台もないし、人混みもありません。立ち止まって写真を撮ったのは、ソリマチだけでした、ががーん。でも周りの居酒屋は結構にぎわっています。皆さんとりあえずは桜を見て居酒屋で落ち着いている感じかな。

美容院、普段よりはずっと空いているけど、お客さんはそれなりに。そのあと必ず立ち寄るカジュアルフレンチ、母体の高級フレンチレストランは閉まっていましたが、カジュアルのほうは営業中。のぞくとポツポツといくつかのテーブルが埋まっている感。いつもに比べたらお客さんの数はとても少ないけれど、さすがに入る気にはならなかったなあ。今度はいつ行けるか、わからないけれど。
代わりに、例の天然酵母のパン屋さんで、ツナや卵のロールパンやバゲットを買って家で食べることにしました。

3月までは、新型コロナウィルスで仕事もない、でも、みゆこもいない、で家にひとりきりでした。起床時間も8時にずれ込み、朝から家事をして勉強のためパソコンに向かっているとご飯を食べることも忘れてしまい、ロクな食事をしていませんでした。
でも、4月からはみゆこがいるし、そのうち、みゆこの学校でオンライン授業が始まったので、学校の授業に合わせてご飯を食べなくてはいけなくなって、今では6時過ぎには起床。規則正しくなって、ヒジョーに良いことです!
お昼はたった30分しかないので、たいてい麺類。こちらは醤油ラーメンにトムヤンクンスープを足して、パクチーたっぷりのせてみました。辛!

こちらは普通の醤油ラーメン。でも、パクチーたっぷりが美味い!実はパクチーがものすごく好き。
昼は急ぎの30分ご飯だけど、朝はちょっと余裕でしっかりめ。カルシウムいっぱいのお献立で骨太を目指す!

野菜炒めは多めに作って、お昼のラーメンに使います。お汁はもずくと豚肉、豆腐のスープ。

あるいは雑穀パンケーキを焼いてみました。乳製品が得意でないので牛乳の代わりに豆乳使用。でもよそ見していて焦げちゃった。テーブルで焼きながら食べたいから、ホットプレート欲しい。
毎日しっかり3食家ごはん。なかなか、楽しんでいます。
 
でも、とある週末、パートナー氏が洗車に行くことになり、洗車の車を待つ間、3人で近くのホテルに入っているイタリアンレストランにランチを食べに行きました。外食は久しぶり。
このレストランは普段、前菜も飲み物もビュッフェスタイル。地元の人にも観光客にも人気があって、いつもは席が開くのを待つほどですが、この日レストランは、奥のパーティールームも開放し、食事に訪れた客同士の距離を十分とるような席の案内、しっかり工夫がされていました。それなので、隣周りのテーブルは誰も座りません。ちょっとほっとします。ビュッフェはこんなにカラフルな前菜に変わっていました!
外食が出来なくなって思うのは、慣れてしまえばなんとも思わないけれど、外で食べる、外の空気で食べる、違うテーブル・セッティングで食べる、いつもと違う食材や調理法で食べる、一緒の空間で食べている人も自分の食事の一部である、等々、自宅では味わえない感動があります。

夕ご飯はあまりあれこれ食べません。お酒を飲むからか。この日のメインは残り物のいわし料理。最近の楽しみは、たまに駅の魚屋さんで魚を買うこと。それまではいつも混んでいるので敬遠してました。今なら時間を選べるので空いている時間に行けます。天然物のお刺身とか、切り身とか、お魚をさばいてもらったりも出来ます。「本日のお得品」だった山盛りのいわし。もう〜、見ればわかる超新鮮さ!さっそく両面焼いてから、セロリ、なす、ニンニクと一緒に炒めてトマトピューレで煮ました。今日は茹でたポテトと一緒。そしてワインはハンガリーの貴腐ワイン。濃厚です。

どこにも行けず、外食も出来ずなんて、いつまで我慢が出来るんだろう!と考えたけど、始まってしまえばそれなりに板について来た!
 
たくさんの亡くならなくていい命を守るのは一人ひとりの意識ですよね。免疫力の低い方が感染し苦しむことにならないよう、よく考えて出来る限り自粛。外食が減って一気に自炊生活なり〜♫
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家族と一緒〜 2020.04

2020-04-20 | 日記
3月末に短期留学先のNZからみゆこが帰国しましたが、日本の学校もすでに休校措置中で状況的に自宅待機。ソリマチも通訳案内業の仕事がなくなり自宅に留まり中なので、ソリマチ家にとっては非常にめずらしく毎日家族が勢ぞろい。飼い猫きゃらがごろごろ寝ているのがとても気になる。どうしても、ちょっかいを出すソリマチ、そして、写真を撮りまくるみゆこ。きゃらにとっては迷惑なのか、嬉しいことなのか、どっちでしょう。。

きゃらとは、「キャラメル」のきゃらです。ベンガル猫のきゃらは19歳。これまでいろいろな時期を一緒に経験して来ました。引っ越しも3回ありました。ソリマチは1年中ぎっしりロングツアーで留守、小さいみゆこはおばあちゃんちで留守、数年間一人ぼっちを長く体験した時期もありました。キャットシッターさんには日頃大変お世話になっています。今ではみゆこが大きくなり、ソリマチも年中ロングはやめたので、ずーっと一人ぼっちということはありません。それでも、ソリマチは毎年半年間は家にいないけれど。。今年はコロナウィルスのおかげで、いつもなら絶対ありえないくらいみんなが一緒。嬉しくて、ついついちょっかい出しちゃうのよね〜。

床暖房がついている時はロッキングチェアのストッパー用スツールの下がお気に入り。

午後床暖房が切れるとふかふかベッドに移動。わかりやすいわねーあなた。

みゆこは毎日きゃらの写真をばしゃばしゃ撮っています。本人も慣れて全く気にならない様子。

お年寄りでもう耳はよく聞こえないのですが、ソリマチとみゆこがしつこく寄ってくると薄目でカクニン。「また来たか」。

そうは言ってももちろん仕事はしたいですし、早くまた仕事が出来るようになってもらわないと貧乏続きで困りますが、今年はなんだか特別な感じ。毎日一日中ずーっと家族が一緒の時間を過ごしてるって、一生にそう何度もあることじゃないと思うから
 
みゆこもなんだか何かとくっついてくるのね、小さい子供みたいに何かしら、と思ったけれど、考えてみたら、そういう時期の最終期、小学校中学年あたりに十分お母さんにくっつけなかったかもな、と。最近は夜一緒に寝よう、と枕を持ってやってきます
 
そんな中、少しでも収入を得る方法、と思い、しかし、まだ、5月のロングの仕事が正式にキャンセルになっていなかったので、めちゃくちゃ短期でもいいし延長も可、というパートのバイトを探してきました。1日5時間で英語も通訳もなんの関係もないお仕事ですが、少しでも収入があるだけ本当にありがたいです。ところが、バイトを始めて10日後、都内で緊急事態宣言。ゆるいけど、同時に感染者数がぐーんとうなぎのぼりになってきた。ソリマチのバイトは多ければ60人くらいとかなり密接密着のお仕事。。。家族の反対と、自分でも「密着密接はやばいかな」と思うようにもなって結局10日で退職。コロナウィルスは全くをもって厄介だ!?本業はなくなるし、バイトしようにも外に出たり人に触れたりするのに難しさがあってなかなか続けられない。。
 
結局、出来れば身内に頼りたくはなかったけれど、ビジネスをしている母やパートナー氏の仕事をパートでさせてもらうことで、なんとかテレワークを実現。ありがたいことです、感謝でいっぱいです。あとは、いつもの海外旅行にいかなければ、その貯金でしばらくはなんとか。。しなきゃ。
これからは自分のタイトル、「フルタイムの全国通訳案内士〜 但し2020年以外」だな、こりゃ
 
まずは健康第一。「今年は今までおろそかにしていた分まで家族との時間を味わうぞ」とも思えるので、パートのテレワークでいつもとは違う生き方を楽しもうと思います。同時に、英語や通訳案内の勉強も引き続き自宅で続けていきますぞ
 
コロナに負けぬーーーっ
 
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ドライバーさん、ありがとうございます〜 2019.04

2020-04-19 | 日記

4月最後のツアーはクルーズ船で東京に到着したスウェーデンの団体でした。たくさんの、いろいろな言語の全国通訳案内士さんもお客様を待っていました。待てどくらせど誰もなかなか出て来ません。船での入国手続きに大変時間がかかり、下船が難航したそうです。なんとツアー開始予定時間から1時間以上経ってようやくお客さんが少しずつ降りて来て、全員揃ってバスに乗った時にはもう全行程を回ることはどう考えても無理な状態。しかし、グループには同じ国のツアーリーダーさんがいたので色々ご協力いただき心強かったです!また、ドライバーさんが良い方で、バス会社に事情を説明してギリギリまでバスを延長してくださったので、行程を一つ残した以外はちゃっちゃか回ってホテルにチェックイン

お客さんのホテルはプリンスさくらタワーでした。プリンスホテルの中では一番好きです。


このドライバーさんには、チェックインサポートのため最後にお礼の言葉を言えないままで気にしていましたが、なんと、他の仕事で1年後、ばったりお会いすることが出来たのでした。もちろん、真っ先にお礼を言いましたよ👍嬉しいことに覚えていてくださいました。

翌日は他のドライバーさんだったのですが、これまたとても良い方で、バス会社そのものに好感を持ってしまった。。 ツアーリーダーさんのご要望で、その日もちゃっちゃか行程を回すことで、前日行けなかった一箇所も行程に含めて欲しいとのこと。ということは、その日入っていた浅草からの水上バスの予約時間を変更しないといけません。その他、東京タワーの写真撮影も追加でご希望。ドライバーさんに前日の事情を話し、行程の大幅変更をお願いすると、バス会社に早速連絡、快く引き受けてくださいました。ほっ

ドライバーさんとの相性が、ツアーの行方を左右したりします。添乗員さんが来てくださるツアーならドライバーさんとお話することはほとんどないですが、そうでない場合、お客さんを気遣いながら、ガイド案内をしてバス内でしゃべり続け、同時に行程を時間通りに動かして、同時に行く先々に確認を取りながら、これまた同時にドライバーさんにも気を遣い、そんな中、ドライバーさんと相談をしながらツアーを上手く動かすことはかなり多いので、ご協力を全く期待出来ない場合はかなりつらいです。

ドライバーさんといえば、このツアーの前日まで続いていた4月の第2のロングツアー。ブログにも少し書きましたが、かなり個性の強い方々が沢山おり苦労をしました。あの時も、ドライバーさんには助けられたなあ〜

どんな方々がいたかというと、まずは、旅行会社にとってのVIP、さりげなく特別扱いするよう言われていました。しかし、そのことを十分ご存知のご夫婦のお二人、至るところでツアー中にプロ仕様っぽいカメラでバシャバシャ写真を撮るのです。時間の関係でささっと移動したいところでも、いつまでもいつまでも写真を撮っています。特に、ご主人が奥さんにステキなポーズを撮らせてパシャリ、そのあと必ず、ソリマチに2人の写真を撮らせるのです。それも、何度も何度もポーズを変えてキスやハグ、恥ずかしくて目をそらしたくなるようなポーズ。VIPだから、ソリマチが「だめ」と言えないこと、わかっている感。そのうちに、もう1組のカップルと大の仲良しになり、その人たちも撮ってあげてる。ソリマチやグループの他の人たちが待っているのはお構いなし。あくまでもグループツアー、そこまで大胆に堂々と時間を考えずにされますと、行程管理や平等性の面で大変だわん

次には、VIPと仲良くなったもう1組。団体行動大嫌い、といいます。なので、ソリマチの説明は全く聞いていません。行く先々ではグループから離れ、自分たちでさーっと見て、バスで待っています。ソリマチは熱心にガイドを聞いてくださるグループだったら行く先々でサービスしたくなります。行程にない場所にまでグループを連れて行ったりして、バスへの集合時間に5-10分遅れたりします。しまいにはそのお二人大激怒で怒鳴られてしまいました。やりにくい。その上、VIPの二人以外とはグループの誰ともしゃべりません。食事のテーブルも絶対VIPとしか座りません。非常に感じがわるいです。そして、奥さんはソリマチに、どれだけご主人がお金持ちで立派か、そんなご主人と子供を連れて再婚出来た自分はどれだけ幸せ者か、の話を一方的に何度も繰り返す。そして、ツアー終了後のアンケートには「ツアーは楽しくなかった、自分たちはもっと自由な旅行が好きだ」とボロクソでした。次回は個人旅行でお越しください

女子3人組。お一人は豚肉アレルギーで、事前に情報はいただいていたので、準備万全、その方の食事は豚を入れない特別食にしてあるのに信じてもらえない。毎回毎回食事の度にソリマチをテーブルに呼んで「これ、大丈夫でしょうね?入っていないでしょうね?」と疑いの眼差し。お願い、信じてください。レストランにはちゃんと前日、当日とも、確認しております、と言っても、全然ダメで毎回疑われる もうお一人はひとりでいることが多く、食事の際にはよくソリマチが隣に座ることになるのですが、なんだか独り言のような口調でご自分のお話を繰り返すのです。一方的にずーっとご自分のお話を、自分自身に言い聞かせているように話しているので、相槌や感想もご自分でされます、ソリマチは「うんうん」と聞いていれば良いのでしょうが、話のキャッチボールがないのはつかれます。。。

食事注意のお客さんも結構おりました。上の豚NG、グルテンフリーなどの他、ペスカトリアンのご夫婦、アレルギーというわけではないのでもっと難しい。ご自分たち用にアレンジされたお食事が他の人のと比べて気に入らない、と怒ったりすることがありました また、日本料理が苦手で絶対に絶対に食べない奥様、和食のお店でそればっかりはどうにもなりません

それでも、グループの半分以上は、いつも通りの気持ち良い、明るく楽しい方々でしたので、食事のテーブルがそちらの方々と一緒になった時には、現実から逃げてリラックスでしたその上、そのツアーのドライバーさんが、過去10年、何度もお仕事でご一緒の方だったのです。グループの個性が非常に濃い〜ことは知りませんので、お客さんに関してもそれ以外もポジティブなお話で和ませてくださいます。馴染みのお顔にずいぶん癒されましたあ〜!

ドライバーさんとの協力体制はもちろんのこと、その他にも、ホテルやレストラン、観光地、そして何よりお客さん自身との良い連携プレーが成り立たないとなかなか上手くいきません。何はともあれ人間関係、ですね。。

いろいろあっても、ツアーの最後の日には、良い思い出ばかりであふれますし、過ぎてしまえば、笑い話です

そして、次はどんなお客さんがグループを構成するのだろう、と、お客さんのリストにドキドキしながら、次のツアーが楽しみで楽しみで、仕方がなくなるのです

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