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メイおばさんの料理帖

「メイおばさんの宝箱」からはみ出してしまった料理や食べ物や食文化のお話を世界のいろいろな場所から楽しくお届けします。

パイクプレースマーケットをご一緒に@シアトル

2015-07-08 11:37:12 | シアトル


昨日少し登場したシアトルの市場「パイクプレースマーケット」は1907年に創設されたアメリカで一番古いパブリック・マーケット(公設市場)です。そこは地元の農家の人たちと消費者とのコミュニケーションの場でした。ゴールドラッシュの時代には、人々が膨らんだ財布の口を開けて、たくさんの買い物をしたと言います。

現在のように「シアトルのアイコン」と呼ばれるようになるまでには様々な歴史を通り抜けてきました。大恐慌の時代に市場を支えたのは、勤勉な日本人移民の農家の人々でした。しかし、1941年の真珠湾攻撃の後、ルーズベルト大統領の政策により、11万人もの日系人たちが拘留され、農地を手放さなくてはならなくなりました。パイクプレースマーケットは衰退し、崩壊して行きました。

日系人たちがいなくなった後を占めるようになったのがイタリア人たちでした。しかし、戦前の活気が戻ることはありませんでした。

1950年~1960年代になると、消費者たちが郊外へと移り始めました。そして彼らは地元の小さな店で食材を買うようになりました。日本人が所有していた「ラサールホテル」も売春宿と化し、マーケットはそれまでの趣を変えていきます。

1970年、ワシントン州は「パイクプレースマーケット」を歴史保存地区に指定しました。1973年にはマーケットを再興するための組織「Pike Place Market Preservation and Development Authority (PDA)」が設立されました。

けれども、今日にいたるまで「パイクプレースマーケット」は日々の運営のための公費をもらってはいません。収入源はマーケットに住む人たちの家賃収入だったり、各種イベントからのものだったり、マーケット入り口で私たちを迎えてくれる豚さんの貯金箱からだったりします。このマーケットのアイドルの大きなブロンズの豚、レイチェルの前にはいつも写真を撮る人たちが群がり、その鼻はぴかぴかに光り、そのお腹には毎年1万ドルを越す募金が集まります。


1985年、木の床が腐っていることが見つかり、PDAは「Pave the Market Arcade Project」(アーケード舗装プロジェクト)をスタートさせました。舗装をするための名前入りのタイルを35ドルで売ることにしたのです。結局46,500枚のタイルがそろい、今では大変歩きやすくなりました。

今ではこの市場は押しも押されもせぬシアトル第一の観光名所です。スターバックス1号店の前はいつも写真を撮る人たちでいっぱいです。3.65万平米にわたる広さの中には250近い店が並び、商談がまとまるや、魚屋のお兄さんたちが大きな鮭や蟹を放り投げるパフォーマンスは名物行事となっています。大きな鮭が頭の上を飛ぶたびに、観客からの喝采が上がり、カメラが向けられます。

そんなパイクプレースマーケットを人ごみを縫うようにして歩くのは、メイおばさんの楽しみです。季節ごとに色合いが違い、いくたびにいろいろな発見があります。

ちょっとご一緒に歩いてみませんか?
一昨日の日曜日、夏のシアトル「パイクプレースマーケット」です。


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何て美しい人参!

2015-06-06 11:07:47 | シアトル
ミネストローネスープをを作ろうと思っていたら
あるとばかり思っていた人参がなくて
大急ぎで近くのスーパーに買いに行きました。

いつもの人参の隣りに
あまりにきれいな人参たちが並んでいたので
つい買ってしまいました。

見てください、この美しい色合い!


切ってみたらもっとびっくり!


「人参」と呼ぶよりは
「キャロット」と呼びたくなります。

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あっ、虫さんが!!

2015-06-04 08:07:49 | シアトル

あれもこれもとある中で
最初の記事は何にしようかしらと迷いながら
やっぱりこれにしました。

一昨日「メイおばさんの宝箱」の方でも書きましたが
こちらではさっくり簡単に。

ウォーキングの途中、シアトルのマディソン通りのパン屋さんで出会ったお菓子です。
メイおばさん、別に虫は嫌いではありませんが、あえて食べるほどに好きではありません(笑)。

色も日本ではまず見られないアメリカ色。
一口かじってみたら、きっと飛び上がるぐらいに甘いはず。

でもね、そんなアメリカで
この間、こんなことを言われましたよ。

「日本では『grasshopper』を食べるって本当?」

何かと思えば「イナゴ」のことでした。

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