植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

お呼びがかかるまでになんとか片づけねば

2024年01月21日 | 篆刻
朝5時であります。
外は冷たい雨、しかも日曜日。階下にある「コンビニ」には駐車場にも車はなくワタシだけがお客でありました。

この時間でも通常平日なら遠い現場へ向かう工事車両などで駐車場は半分くらい埋まります。車内は仮眠する人、朝ご飯替わりにあんパンや調理パンをほおばる人が多いのです。一方土日ならば、ツーリング仲間がコンビニを集合場所にするので、4,5台のバイクなどが早朝から集まってきます。

しかし雪交じりの雨、真っ暗な朝方しかも、現場仕事が休みになる日曜日ですから、誰もいないのも不思議はありません。土日も構わず早朝からただ働きしているのはこの界隈ではワタシだけだろうと思います。昨年来、鬱に多忙やらなんやらで体調不良が続き、とうとう毎日10種類以上の処方薬を飲むようになりました。ドクターからも友人からものんびり休み休み過ごすよう諭され、アルコールも甘いものも制限されております。

なのに毎日のようになにかしら用事が入り、やることが見つかるのです。今日は近所の神社で豆まきがあります。一定以上の寄付をしていると裃を着てお社の高いところから下に集まる衆生に向かって豆やらおひねりを撒く「節分」なのであります。世が世であれば、ワタシもそちらに加わる立場だったのですが、薬をたくさん飲んでいる半病人、しかも夜別に予定が入っているのです。

それでお向かいさんのご主人に代行を頼みました。高いところや目立つこと、名誉な仕事は苦手・嫌いなのであります。
で、今日の夕方は昨年ワタシが「篆刻」を全国レベルの主要公募展に出すために加入した会派「墨渚会」の、新年会に招かれております。すでに会費を支払っておりますので初参加ながら「客人」扱いとはならないでしょう。書道界では著名な大先生が数人集まり、そのお弟子さんなど50人以上が集まるらしいです。ワタシは当然新入りで末席ながら、昨年ワタシが応募した、当会が主催団体の中心になっている「日書展」へ入選したので顔を出さないとまずいようなのです。

集まってくる人たちの中で知り合いはただ一人、ただでさえ田舎のねずみのワタシでありますから、上野精養軒など上流階級さんが集まるような会場に行くのは気が咎めるのですが・・・・。

そして、明日は、ワタシの所に来客があります。今までお会いしたことのない妙齢(かどうか知りませんが)の女性が訪ねてきます。その用件は、ワタシの隠れ家(職場)の清掃や整理・片づけのための打ち合わせであります。ここ10年、やりたいように好きなように道具を集め、ヤフオクで落札したその金額だけで多分2千万円近いでしょう。書道篆刻関連の道具や材料・石材などがあふれるほど増えて手に負えなくなったのです。




石材だけで5,000個はゆうに超えるでしょう。1/3くらいは既に刻してあります。値段は10円位から10万円位まで。書道篆刻関連の書物・辞書字典だけでも200冊くらいはあるのです。しかし、整理整頓という文字がワタシの辞書にはありません。こうした状態のままもしもの事があったら困るのは残された家人であります。そうでなくても川の向こうからおいでおいでをする人が見えるような気分なのです。

そこで、整理・収納の専門家さんたちをお呼びして、実際に片づけてもらいいつ天からお呼びがかかってもいいようにしなけらばならないと思ったのです。これ以外に千種類もの植物を栽培しこないだまでは「蕎麦打ち」もやっていました。屋上には4千匹を超えるメダカも居ます。

ガーデニングを含め、彼女たちはどこまでやれて、どこからは無理なのかを見定めるためにご挨拶に来られるのです。もしだめならダスキンさんかな。最大の目的(焦点)は石印材の整理なのです。今は7,8か所に分散していてほとんど味噌もくそも一緒なんです。

いつまでもあると思うな親と金、といいます。
ワタシの場合は親は数十年前に亡くし、お金は最初から手元にありません(笑)。
「いつまでもあると思うな、体力気力と命」を実感しております。片づけの家政婦さんでも専門家でもなんでもいいので何とかしてほしいと願うばかりであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする