植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

日本書道美術院展 初めて出品し入選しました!!

2024年01月11日 | 篆刻
昨日はブログの更新を怠ってしまいました。
来ていただいた方には申し訳ありません。

自分には毎日、何があっても「備忘録(自分が生きた証)」として記録を残したい、いずれ篆刻やガーデニングには種類ごとにまとめて出版したい、1,2時間を知的作業に充てることで「老人性認知症」になるリスクを減らしたいと願ってやってきました。毎朝4時起きで明るくなる前に作業を終える、それが自分にとって課したノルマと考え、苦吟・呻吟しながらなんとか原稿用紙4,5枚分の記事を残してきました。

昨日は、その前夜から非常に不愉快な事が起き、それがこのブログに関することであったのです。ただでさえ「鬱病」でネガティブな思考・嫌なことがトラウマのごとく頭を駆け巡っている、そして正月からずっと風邪が治らずむしろ悪化している状況でありました。もうブログを書く気にはなれませんでした。

最初はこの8日に、上野にある東京都美術館へ赴く予定でした。昨年応募した「日本書道美術院展(日書展)」が幸い「入選」となって、ワタシの篆刻作品が展示されていると通知されて、今月4日から1週間の会期に出向いて展示された作品の写真を残したいと願っていました。しかし発熱と倦怠感、鼻水も止まらず、とうてい外出できるような状態でなく、最終日10日を前に諦めていたのです。

ところが前述のようなアクシデントで夜中2時半から眠れず気持ちが悪いまま朝を迎えることになり、このままではうつ病がさらに悪化すると考え、体調不良ながら無理を承知で東京に出かけたのです。嫌なことから自分の考えや気持ちをそらし、少しでも楽しい別の世界で気を紛らわすのが得策なのです。
上野に来たのは数10年ぶりでありました。インバウンドと修学旅行らしき学生服の集団でごった返す一方、美術館の中はほとんど人気が無いがらがらの状況でした。

日本書道美術院のトップの方は鬼頭墨峻 会長です。この方は昨年ワタシが末席に加入させていただいた「墨渚会」の会長でもあり、その流れで出品したのが「初出品枠」にはまったようであります(笑)。

鬼頭先生のお作品。お見事です。会場には1000点以上の作品が並べられそのほとんどが卓越した書道院の方々の作品で、まさに圧倒されました。

ワタシのはといえば「一般の部公募作品入選」で篆刻部第2科と仕分けされ、入選者は4人です(出品者数は不明)。この書道展では1万人位の方の応募があるそうですが、そのほとんどは「書道」の部であります。その審査員だけで300人位!!!。ワタシの知る限り書道愛好者は全国で約200万人、一方篆刻をやられている方はせいぜい数万人でありましょう。今回の公募展ではあてずっぽうですが、100点前後の応募ではなかろうか、と思います。審査員数が4人ですから。
これがワタシの入選作であります。びっくりしたのは壁に画びょうかテープでで留められてる程度か、と思いましたら、なんとガラス(アクリル?)のショーケースの中でありました。

ものが小さいので、壁に張り出すと見にくいのでしょうが、立派に見えますね。まぁ大変得をした気分でありました。

去年はこの展覧会を含め日展(落選)、全国書道展(特選)と3回の挑戦でしたが、初めての応募とすれば上々の結果であったと満足しております。

西洋美術館では「キュビズム展」を開催していましたが、ワタシは、全く元気も気力もなしでスルーしました。発熱と鬱のせいで「口が不味く」全く食欲もありません。花の都東京でちょっと奮発して美味しい料理でもと思いましたが、何を食べても味がわからない、お腹に入っていかないのではお金の無駄になります。11時になった上野駅で「しゃけのおにぎり」一つを買って、電車の中で頂きました。夜中2時過ぎに起こされて食べた食パン(朝食)のあと、9時間ほど何も食べていなかったんですね。
コメント (2)
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