植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

風邪もウツも寝て治す

2024年01月08日 | 健康
お正月に(多分)引いた風邪が抜けません、というよりどんどん悪化しているようです。最初は強いのどの痛みだけでしたが3,4日前から鼻水が出始め鼻詰まりで寝苦しくなりました。更に発熱し始め普段35.6℃の平熱のワタシが、37℃を超える事態になりました。

これは風邪に相違ないと思い、かかりつけ医のいるIクリニックへ行きましたら「風邪の症状がある人は完全予約制で、それ以外は診察しない」と張り紙がありました。それは毎月かかっているワタシも知っておりましたが、過去1年間風邪を引いた形跡がなく関係なかったのです。

そこで、受付で「のどの痛みやせきなどの風邪の症状はありますか」と尋ねられてのです。まさかいいえ、とも言えず1週間くらいのどの痛みがある、鼻も詰まる、と答えたところ、コロナやインフルエンザが流行している中で、当病院ではそれ用に確保した時間帯だけでしか診れないと言われました。
ワタシとしては風邪で来院したわけでは無く、いつもの薬が切れそうなので、診察は抜きにして「処方箋」を出してもらってもいいと説明したら、じゃあちょっとこちらへ来て、と待合室から奥の方の処置室の隅の衝立の所へ案内されました。

そこでようやく無事にお薬が貰えることになったのですが、気を利かした先生は、アレルギー性の鼻づまり・鼻炎の薬を追加してくれたのです。こういう事をするので、I先生にかかっているのですよ。

肝心の風邪は既にして「葛根湯」やら市販の総合感冒薬を買い込んでいましたので、またまた飲む薬の数が増え完全に薬漬け日々となっております。心配する家人からは「あなたは、もはやオーバードーズだから、新たに薬を増やさないで」と言われますが、それは意味が違う(笑)。

そうでなくても昨年の1月頃に「睡眠障害」を感じて精神安定剤を貰い、それが1日1錠→3錠になり、睡眠導入剤を貰うようになって軽い鬱病という診断を受けました。症状は治るどころか徐々に悪化し、更に別の安定剤を加えるようになりました。

風邪を治すのは1に睡眠2にストナといいますが、うつ病にも睡眠が深くかかわっているのを初めて知りました。処方薬を飲んでいるのは第一義的にはちゃんと睡眠がとれる為なんですね。そして昨年10月過ぎたあたりから午前か午後に仮眠することがとても有効だという事に気づいたのです。ここ数か月昼寝は欠かせません。薬を飲んでだましだまし2年間で治癒する病気だと覚悟を決め、とにかく良質な睡眠をとるしかないのです。

しかし、睡眠には「夢」を伴います。心を病んでいる人は夢にそれが表れてきます。ワタシの場合は、とにかくひっきりなしに悪い夢が続くでありました。起きたら内容はほとんど忘れていますが、とにかく朝の起きた時の不快感は夢のせいだと言ってもいいくらいです。本当は夢も見ないで深く長く眠れるのが理想なんです。今のワタシは、就寝後90分刻みで目が覚め、トイレに立ち何度かそれを繰り返して朝5時前後に起きる、でした。大体実質の睡眠時間は6~7時間というところであります。

ところが、不思議なことに一昨日の朝、とても爽快な夢をたくさん見たのでありました。例によって詳しくは覚えていませんが、好きな篆刻をやっていて、汚れがきれいになり、頼まれていた篆刻印がどんどん作れ、とにかくうまくいくという夢でした。更に昨日は「美味しいスイーツ」が運ばれてきて片端からいただく、というハッピーな夢であったのです。

それだけではありません。一昨日の夜はいつもに増して気持ちが悪く具合が悪そうなワタシを見かねて家内が床を延べてくれたのが夜7時半!そこでもう眠るしかなかったのです。そんなに早く寝れば早く目覚めるのは当然で、夜中2時に起きてしまいました。ちょっと早い朝食(パンとコーヒー)を食べ(笑)、一旦は服を着替えたのですが、さすがに3時から仕事場へ行くのは変だと思いなおして、ズボンとセーターだけを脱いでまた布団に入ったら、なんと6時まで3時間熟睡したのです。更に仕事場に赴くと眠気が続いて、8時頃から約1時間仮眠、お昼ご飯の後に更に90分ほど昼寝をしてしまいました。合計で12時間くらい寝たという事になりますね。

風邪は、民間療法の基本は寝て治すので、眠たくなる風邪薬を飲んで眠るのは理にかなっております。うつ病は寝れなくて病むのですから、これだけ眠れるというのは「大変結構な兆候」だと思うのです。
今朝もちょっと仮眠し、昼過ぎにまた1時間寝ました。おかげでブログの更新が遅くなってしまいましたが、どうやらワタシの病気も底を打って、回復の兆しが出てきたのではないかと思うのであります。

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