植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

ボカシ肥料に両手を突っ込む

2020年07月17日 | スポーツ
わが読売巨人軍は、ロケットスタートしたのもつかの間、4連敗を喫しました。

 ちょっと前までは普通に行われていた2塁ベース上でのスライディング、パーラが滑りこんだら、ヤクルト山田が避け損ねて転んだのを「守備妨害」と判定されました。ダブルプレー阻止の為に、内野手の足をすくうがごとくスライディングタックルをするプレーは、危険では有りますが、これを飛び越えてジャンピングスローするというのもショート・セカンドの見せどころでもありました。これで、同点になるところを取り消され、結果そのまま一点差で負けたのです。こんな不運もあって連敗したのです。勝てないときはそんなものでもありますな。

 10日ほど前に、すでに緊急事態というふうに書きました。(コロナではありません)。巨人では、新たに亀井や先発田口、抑えのデラロサ、そして坂本の脇腹違和感など、怪我人続出でやりくりがつかなくなり、まずいと思ったのですね。案の定4連敗となったのです。しかし、さすが原監督、そして甥っ子菅野、鬼門の広島できっちり連敗を止めました。その勢いのまま何年ぶりかでカープに3タテいたしました。昨夜の戦いなどは、原マジックが冴えわたっておりました。川上さんが持つ、監督最多勝利数の更新も時間の問題です。
 けが人は亀井だけは復帰しましたが、坂本はまだ不安を抱えているように思えます。

 今年のペナントレースは、開幕が3か月も遅れ、各選手の体調管理や調整が難しくなりました。加えて試合日程が過密なので、怪我人が多いように感じます。巨人は少なくとも11人が故障者リストに入っています。

 サラリーマン時代「無事これ名馬」という文句を、身に染みて思いました。大病もせず、それなりに節制して定年まで勤めあげれば、十分な功労者だろうと。野球の場合も、超一流の名選手はケガに強いというのが前提(共通点)だろうと思います。
 昔の王・長嶋はケガなどほとんどありませんでした。落合もイチロー、衣笠、金本などの偉大な選手たちはケガに強かったのです。さらに、ケガをしないような技術・配慮があったに違いありません。
 素晴らしい素質を持ちながら、大成せずに球界を去った選手はほとんどが怪我・故障によるものです。ヤクルトの伊藤智仁、巨人で言えば昔の吉村、辻内などがあてはまります。
 一流の技術・力量を持ちながら「無冠」、タイトルホルダーになり切れなかった「清原」「高橋由伸」などは、けがに泣いて十分力を出し切れなかったのです。
 少なくとも投手は、肩・ひじに負担がかかります。高校時代に酷使された選手が嘱望されてプロに入ったものの、ケガが多く思うような投球が出来なくなる、という事例は数多くあります。プロアマ関係なく、野球関係者の皆さんには、若い将来ある選手の体をいたわり、十分に対策して鍛え、使うようにしてもらいたいと切に思いますな。

 そして、かくいうワタシも故障いたしております。ここ数日雨が止んで晴れ間がでたりしたものですから、意を決して草刈りなどの外仕事に突入しました。肥料作り、コガネムシ駆除、ブドウなどの消毒、スイカの世話、カラス対策などやまほどやることがあります。雑草は伸び放題で、蚊に襲われながら蒸し暑さの中で必死に草取り・草刈りであります。体がなまってひ弱な体、老化も容赦ありません。あちこちがすぐに痛くなります。
 昨日からは手首が痛くて仕方がありません。数日前に書きましたが、恐らくは手根管症候群であります。手首が痛み、曲げられず、指先までしびれ肩こりがひどくなります。
 十年ほど前に、同じような症状で駅前の繁盛している整形外科病院に行ったことを思い出しました。レントゲン検査の後、牽引(首を延ばす)、熱したロウに手を突っ込む、マッサージという治療が行われました。しかし首を引っ張るというのは形だけでほとんど負荷がかかっていませんでした。ロウはたちまち冷めてくるし、マッサージに至っては70歳をとうにすぎたようなおばあさんが、15分間なでさするだけ。もう即座に「藪医者認定」としました(笑)。2度と行くもんか。

 現在最も有効な治療法の一つは「ボカシ肥料」作りであろうと思います。有機材に発酵促進剤を入れて10日ほど毎日撹拌したします。もうもうと湯気が立ち上り、60度まで計れる温度計はすぐにリミットに達します。このやけどしそうなくらい熱い発酵中のプラ舟に、手を突っ込んでかき回すのがなにより効き目があるのです。これをあえて、素手でやります。適度な曲げ伸ばし、温熱作用、米ぬかなどの成分と湿度のお陰で、手はすべすべつやつやであります。
 今シーズン最後のボカシ肥料を二日前に仕込んでいるので、今日あたりから猛烈に発酵熱があがるはずです。
 ワタシの状態は、痛み止めを飲み、シップを張った上にサポーターを巻いたところであります。今からボカシ肥料をかき回して民間治療を行うとしましょう。


 

コメント
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