植物園「 槐松亭 」

バラと蘭とその他もろもろの植物に囲まれ、メダカと野鳥と甲斐犬すみれと暮らす

泥縄をナウ

2020年07月07日 | 植物
 昨日雨の中、急遽、桃の袋掛けを行いました。そろそろやらなければと思いつつ、なにもしないままひと月経って、カラスに一個落とされたのです。こないだも屋上の小玉スイカをやられてやっと防鳥対策をとったところです。プラムにはそれでもネットを張りました。ブドウも、黒糖病になってから、むきになって殺菌剤散布、泥縄式を超越しています。泥棒が入ってものを取られてから縄をなうというあんばいです。
 
 いつも後手後手に回ります。原因はワタシがズボラで、忘れっぽいこと、几帳面でないこと、であります。何もやらないよりましなので、何か問題が起きたら、放置することなく、とりあえずなにかしら対応策をとるという意味では首尾一貫しております(笑)

 菜園も果樹も、どのみち定年後の暇つぶし、道楽であります。細かいことを気にしない、失敗してもくよくよしない、誰も咎めることもなく迷惑をかけることもありませんから。むしろ、あれやこれや試したり考えたりして楽しんでいるのであります。いくら綿密に計画を立て、防虫防鳥防菌対策をとっても、露地栽培では最後は運任せ天気任せなのです。過去何度も一生懸命に取り組んで失敗しました。趣味の生活をしていて心を病んだら何の意味もありませんな。

 ところが、わんこやメダカは生き物、こいつらの命はワタシ達の手中にあって全責任が飼い主にあります。のんきに運任せに放置はできません。

 メダカを「花屋のカナちゃん」のところに持ち込むようになってひと月以上たちました。ブログでも、増えすぎたメダカを嫁に出したと書きました。
 ラメ入りミユキメダカは、一匹300円で売ったために、このところ売れ残っています。ちょっと欲をかいて高くし過ぎたのです。農協を覗いたら、ミユキメダカ1匹200円になっていましたから。
 先週も、カナちゃんに「卵を産んでる、どうしたらいいの?」と言われましたので、その場で採卵(容器を移し替えして沈んだ卵を取り出しただけ)し持ち帰りました。4匹入っているので、恐らく受精していると思ったのです。で、昨日はその親のカップ2個も引き上げました。いわば、嫁に行ったはずの娘がお腹が大きくなって実家に戻ってきたようなものです。  ・・・・・違うか(笑)

 思った通り、今朝あの卵から10匹ほどのメダカの赤ちゃん(針子)が生まれました。こうなったら、実家の親が責任もって預かるしかありませんわね。


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最高のスタートと言っていい

2020年07月07日 | スポーツ
これで、セリーグは各球団5チームと一あたりしました。各球団ともに、選手の調子がバラつき、調子が上がらない中で、わが軍(読売巨人)は、10勝4敗1分と上々の滑り出しです。戦前の予想では、優勝争いは混沌としている、抜きんでたチームが無いという説が多く、わが軍が飛び出すというのは、望外の幸せ、相当意外なのです。
 
 昨秋から考えてみても、歴史に残るようなドラフトの失敗がありました。くじを外しまくった結果、ビッグ3はおろか、ドラ1候補と言われるような有望な選手は一人も指名できず、私の知らないような投手二人がドラ1、2位になりました。二人ともに故障で出遅れ、とても今シーズンには使えないと思います。あてにしていたFAも、みんなからそっぽを向かれて不発でした。外国人の補強は数だけは沢山でしたが、春のキャンプ、オープン戦ではとても期待できないような成績でありました。何人かの期待選手は故障を抱え、更に待たされた挙句の坂本・大城のコロナ感染。

 しかし、ふたを開けてみれば堂々のトップスタートであります。巨大戦力とか選手層が厚いとか言われますが、ここ10年ほどのドラフトの不出来(最大の敗因はくじ運の弱さと即戦力優先)のために、有力な投手がおらず、伸びしろのある若手がなかなか育ちませんでした。特に投手、ドラ1投手では菅野くらいのもので、次がノーコン澤村(笑)という有様。巨人の場合はレギュラーだけは層が厚いので、若手控えの出番が少ないせいもあります。トレードで他球団で活路を見出した選手も大勢います。勿論その逆もアリですが。

 選手の顔ぶれでは期待できないのに勝てるというのは、やはり原監督の手腕によるところが大きいと思います。昨年巨人が優勝した最大の補強は「原さん」であると思います。由伸前監督が3年間結果が出せずにもがいていたのに見事に優勝させました。 過去堀内監督時代に惨敗が続いて優勝から遠ざかっていた時も、同じく一年目でリーグ優勝に導きました。 

 とはいうものの、ここでかなり深刻な事態になってきました。開幕前から故障がちだった投手陣高橋、メルセデス、昨年のドラ1,2位の若手みならず、期待の山下もケガをしました。更に開幕した途端、小林・亀井が死球で離脱、ここに来て先発の一角、田口が足を痛め、抑えの守護神デラロサまでも肉離れで離脱であります。ただでさえボロボロの中継ぎ陣なのに、もはや緊急事態と言っていいほどなのです。

 原監督は、巨人の監督として歴代2位タイの1034勝を決めました。長嶋さんと勝ち数で並び、川上さんの1066勝にも、手が届きます。もう、球界でも最高峰に近い名将と呼ぶにふさわしい監督なのです。

 私設監督のワタシだったら、湯浅とモタ、投手は大竹、大江、ディプランあたりを1軍に上げたいですね。どうせブルペン陣は投壊なのでダメ元です。落とすのは澤村、宮國、鍬原などの投手です。

 若手の投手は1軍に定着する絶好のチャンスです。また、数人の外国人投手もここで頑張れば、巨人のベンチに入れるのです。原監督は、こうしたブレイク前の選手を見極め、特徴能力を引き出すのに長けております。早くも訪れた難局を乗り切って、首位の座を守って欲しいものです。
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