すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【異論反論】明治社員のワクチン本「私たちは売りたくない!」が訴えるものとは?

2024-09-21 05:10:01 | 新型コロナ

✳︎明治製菓ファルマ(Meiji Seikaファルマ)社員が書いたワクチン本。

義憤にかられ「社会正義」のために書いた本じゃない?

 私はこの本の初版が出てすぐ注文したが(というか発売前から知っていたが)、いかんせん、まだ現物が我が家に届いてないので読んでおらず責任を持って何も言えない。

 だがひとことだけ言いたい。

 実は最初アマゾンで本のタイトル回りのコピーだけ見て、てっきりこの本はレプリコン・ワクチンの危険性を(研究してきた企業内部から)社会に訴え、世の中を啓蒙すると同時に国民の生命と安全を守るために立ち上がった義憤のムーブメントなのだろう、と感じた。

 つまり社会正義のために出した本だ、と直感した。

 で、このブログの記事でも強くおススメした。

 だがすでに読んだ何人かの方のレビューを拝見すると……この本の著者は、従来のmRNAワクチンを打って亡くなった会社の同僚に対する「強い思い入れ」で書いた、という印象だ。

 いやぁ、おそらく編集者さんが書いた「売らんかな」のタイトル周りに散らばる煽りコピーにモロに釣られてしまった。

 なんだ、動機は「社会正義のため」というより、同僚をワクチンで亡くした悲しみという極めて「個人的な感情」による行動なのかーー。

もっと「社会性」のある本だと思ったが

「レプリコンが日本社会に一体どんな影響を与え、それはいかなる危険があるか? そして防ぐためには我々は何をやるべきか?」

 そんなことを人々と共に考え、社会に訴える本だと思っていたので、なんだかちょっとアテが外れた感じだ。(いや、まだ実際には読んでないので、なんとも言えないが)

 しかし「同僚が亡くなったのが痛ましい」などと、そのテの極めて(言葉は悪いが)お涙頂戴の個人的な感情を読み手にぶつけられても、こちらとしては目のやり場に困ってしまう。

 そういう個人的な想いを込めた本じゃなく、むしろ「公益に訴え社会を救う一手をともに考える本」だとばかり思っていたので、最初は強く賛同したのだが……。

 ああ、また読む前からあれこれ憶測でモノを言ってしまっている。

 いかん、いかん。

 とにかく自分で実際に読むまでは、なんとも言えないのだ。

 なので、この本に関しては読了するまで一切、口を塞ぎます。

 さてフタを開けたら、いったい何が飛び出すのだろうか?

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