松実ブログ

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映画鑑賞

2010年01月14日 19時43分17秒 | Weblog
スキースノーボード学校の2日目ですね。

とはいっても、今、私は学園職員室にいます。

そう、スキースノーボードに参加しているみなさんの無事な
帰りを待つ、お留守番チームです。

怪我していないかなぁ。楽しんでるかなぁ。とソワソワしています。


さて。
そんな中、今日はある映画を観ました。


『明日の記憶』という映画です。
高等部の大半の人には、分かりますね。


家族を愛することとは、何か。
心を亡くすこととは、何か。
自分を信じることとは、何か。
人に寄り添い守ることとは、何か。

今までも、どこかで考えさせられてきたテーマかもしれません。

でも私は、この映画を見て改めて考えさせられることとなりました。
自分ならば、どうするだろう。

長年、喜怒哀楽を共有し愛し合ってきたパートナーが、もし、
記憶を失っていく病気に侵されてしまったとき。

自分に限って起きるはずがない、無縁だ、と考えてきたものが突然、
自分の身に襲い掛かってきてしまったとき。

身近な人との大切な約束も、築きあげてきた信用も信頼も、すべてを
壊してしまう恐れのある自分を自覚してしまったとき。

とても大切な人がどんな状態に陥っても、寄り添って歩み続けながら、
自分と相手との時間を生きていく困難を感じてしまったとき。


広い広い世界の中では、映画の作り物語の中ではなく、
実生活で本当に闘い、生き抜いている人がいる。

そしてそれでも様々な幸せのカタチを見出している人がいる。

そんな、しなやかな人たちの存在に尊敬の念を抱きながら、
少なくとも今は闘わずして、安らかに穏やかに呼吸する自分を感じ、

そういう『今』を心の底から尊いと思う作品でした。
気になった人は、是非TU○○YAへ!!

マリオ



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