松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

女子高生とディーバ(歌姫)と俺

2007年05月30日 21時46分49秒 | Weblog

通勤する電車の中。

 

朝から大きな声で話す女子高生の話し声に耳を傾けることが日課だ。

 

「昨日、バイトで店長に怒られたんだけど~。ちょーむかつくー。」

「テスト勉強やった?ありえないんだけど、ワタシ、ケータイで2時間話し終えたあとに寝ちゃってさー。全然勉強してないんだけどー。」

「てゆーか、痩せないんだけど!!!3日間ほとんど食べてないのに!!!」

 

ひどい言葉遣いだけれど、無邪気に友人と語りあう彼女たちの会話を聞くのはとても楽しい。たまに一人で笑ってしまう時がある。

 

それともう一つの日課がある。

それは、いつも同じ車両に乗る女の子の歌声を聞くことだ。

彼女は今日、「歌えバンバン」を歌っていた。

車内に響き渡るほどの大きな声で、手をたたきながら元気良く歌う彼女を見て、

「朝からうるせーんだよ。マジ迷惑。」と言って違う車両に行ってしまう高校生もいれば、何にも聞こえていないかのように無表情な人など、それぞれいる。

 

そんな人々の反応にはおかまいなく、彼女はほぼ毎日「のど自慢」をする。

その歌がとても上手だ。まず声がとてもきれい。そして音程が合っている。何より、歌に感情がこもっているため、すごく心に届くのだ。

俺が電車通勤を始めて少したった頃から、ほぼ毎日一緒の車両に彼女と乗り合わせているから、今では彼女の歌声が無いと、一日が始まった気にならない。

名前も知らないけれど、君の歌声には日々感謝しているよ。

何かあったら相談してくれよ。・・・。って俺に相談することなんて有り得ないか。

 ガク 


あと一歩

2007年05月29日 18時53分59秒 | Weblog
あと一歩・・・・

達成できそうで達成できなかった時の言葉

たとえば

必死で走って電車に乗ろうと思ったら間に合わなかった

テストであと一点足りなかった

etc

もうちょっとのところだから本当に悔しい思いをしますよね。

今日はそんなお話。それは草野球でのことだった。

その日は珍しく僕は「ピッチャー」として起用

監督から4回までもてばOKという事なので快く引き受けた(一応小中高とピッチャーやってた)


さて試合はというと、わがチームの主砲の活躍により3-0で勝利

僕は4回を超えても投げ続け、結局完投した。


なぜ投げ続けたか・・・・

それは4回を超えても「ノーヒットピッチング」だったから

ピッチャーをしていれば誰もが達成したいと願う

「ノーヒットノーラン」。

それがあと少しで達成できそうなのだ(草野球は7回まで)。

僕はそれを意識しつつ、淡々と各回を抑えた。


そして迎えたのは

7回2アウトあと一人の場面

カウントは2ボール、ここは是が非でもストライクが欲しい

でもストライクを取りに安易にいくと打たれてしまう。

「全力で投げよう」

そう決めた3球目

「カキーン

センター前へ転がるボール

・・・・・

打たれてしまった

あと一人・・・あと一人抑えることができれば人生初の「ノーヒットノーラン」

あと一歩・・・

あと一歩のところで逃してしまった

でも、僕は悔やんではいない、自分が出した結果で気持ちよく打たれたのだし

まだ、この歳になっても、野球でまた新しい夢を追いかけられる事がわかったから。

人は成長するもの、もし同じ場面があったなら、今度はもっと早いボールを
投げて、空振りをとれるように頑張って練習を積もう。

でも、まずは二日後にきたこの筋肉痛を癒すことにしよう

こーき












自分らしく

2007年05月28日 21時01分30秒 | Weblog
今日の午後、将来について不安しか抱かなかった頃の「自分」を思い出しました。

周りに流されない本当の「自分」を探しているつもりなのに、

誰かの言うとおりに行動している「自分」についてです。

果たして、みんなの前で偉そうに進路を語る資格があるのか・・。

そんな暗い気持ちにもなりました。

ただ、大人になった今だから言えることですが、「本当にやりたいこと」の前に、

「仕事」について考えてみることにしましょう。

仕事をするうえで重要な点をあげるとするなら、

「時間を気にすることなく働けるか」

ということだと思います。

好きや嫌いでなく、気づいたら時間が過ぎていた。

そう思えるような仕事であれば幸せだと思いませんか。

皆さんはどんな仕事をするのでしょう。

踏み出す前は誰だって不安です。

その一歩が出るか出ないか、

ではなく、出すか出さないか。

どんな職業に就くにせよ、「自分らしく」いてください。

言葉

2007年05月27日 12時37分23秒 | Weblog

こんにちは。
最近になって気温も上がり、だんだん暑くなってきましたね。
もうすぐに夏になってしまうような気がしています。


話は変わりますが、皆さんは自分が誰かに言われて嬉しくなる言葉ってありますか?
僕にはあります。
その言葉を聞くと嬉しくなり、とても優しく暖かい気持ちになります。
もしかしたら、自然と笑みを浮かべているかもしれませんね。

その言葉を誰かに言った場合も同じ。
誰かに言うと不思議と優しい気持ちになれる言葉。

皆さんにはありますか?



僕のその言葉は、「ありがとう」です。


どんなに些細な事でも、あるいはとても心を込めて言った場合でも。
「ありがとう」という言葉は人の心を優しく暖かいものに、心豊かにさせてくれます。

「ありがとう」は世界で一番素敵な言葉。

何気ない生活の中での感謝の心を忘れずに。
いつも僕を支えてくれる全てのものにありがとう。

そこにいてくれてありがとう。



日々の生活の中で朝「おはよう」と、帰りは「また明日」と言う。

そして誰かに「ありがとう」と言われ、自分はまた誰かに「ありがとう」と言う。

そんな毎日が送れたら、今よりももっと楽しい気分になるとは思いませんか?



みんなの心が思う、世界で一番素敵な言葉は何ですか?



たき


大丈夫?

2007年05月25日 20時01分25秒 | Weblog
今日は朝から、バケツをひっくりかえしたような雨でしたね
そんな天気だったせいか、すこし元気が出ない様子の子もちらほらと見かけました。

朝からちょっと調子が悪そうにしていた彼女が、休み時間に少し休みたい、と声をかけてくれました。
ちょうどその時、元気のなかった別の子が、教室から出て行きました。

すると
彼女が教室からその子を追いかけて、
「大丈夫?」
と声をかけてくれました。
「元気がなかったから。私も具合悪かったけど、その気持ちがわかるから」と。
自分に元気がないときでも、相手に思いやりを持つことを忘れない彼女の優しさと強さに、はっとさせられました。
相手の気持ちや状況を思いやる気持ち。
自分の気持ちにいっぱいいっぱいになってしまうと忘れてしまいがちなことですが
彼女を見て、思いやりの大切さを改めて感じました。

やさしく声をかけてくれて ありがとう

  あや

センセイ、目が笑ってないよ

2007年05月23日 20時14分59秒 | Weblog

「センセイ、最近笑っていても目が笑ってないよ~。怖い。」

 

そう言われた。・・・そんなことないだろ。って思った反面、生徒たちって教員の顔をよく見ているんだなと改めてドキっとした。

周りにいた他の生徒にもそう感じるかを聞いてみた。

「うん、最近のセンセー怖い気がする。」

「いや、別にいつもと変わらないんじゃん!?」

いくつか答えが返ってきた。

さらに、

「センセイ、昨日の朝のHRは機嫌よさそうだったけど、今日の朝は怒っているように見えたよ。今日の朝何か嫌なことがあったの?」

「教務室にいる時のセンセイは、眉間にしわが寄っているよね。なんか心配事あるの?」

 

みんな優しいな。

 

松実の先生たちは皆、生徒が元気のない表情でいると、放っておかずに相談を聞いたり、話を聞いている。それは、当たり前のことだ。松実の教員ならば。

 

だが、生徒も教員の顔や表情をよく見ている。見ていないようで見ている。

もしかしたら、我々教員よりも鋭く見ているかもしれない。

 

だから何だと言うつもりはないけれど、何か大切な感覚を取り戻した気がした。

 

大人は子どもに対して、教育、養育、しつけをする責任がある。

では、逆に子どもは大人に対して、何の責任を負うのか。

 

それはきっと、純粋な目で何かを見て、純粋な心で感じた何かを、ストレートにぶつけ、我々大人をハッとさせることではないか。

それは何の役にも立たない時もあるかもしれないけれど、結構大切だったりする気がする。

 

親も教員も地域の大人も「どうせ、子どもだから」って馬鹿にしていると痛い目にあうのではないかなって思います。

 

 ガク 

 

 


健康について考えた

2007年05月22日 19時28分49秒 | Weblog
今日の体育の授業は「健康について」

健康について考えてみた。

①けが、病気をしていない
②よく寝れている
③風邪をひいていない
④食欲がある
⑤気分がさわやかである
⑥頭がさえている

などの答えが返ってきた。

まず健康とは
「からだに悪いところがなく、丈夫なこと」


それを踏まえて、診断を自分でしてもらった
そして多くの生徒が自分を「健康」と判断してくれた。

うれしいことです。

なかには「寝不足だから」とか「食欲がないから」と健康じゃないって答えた
生徒もいましたが・・・・

今日は健康だけで話は終わってしまいました

今度は全員が健康になるにはどうすればいいのか考えたいと思います。

皆が「健康」になれるようがんばろう

こーき


相談

2007年05月21日 20時00分16秒 | Weblog
「相談」
①互いに意見を出して話し合うこと。また、他人に意見を求めること。
(広辞苑より)

理想と現実とのギャップに逃げ出してしまいたいと思うことや、

周りからの重圧に押し殺されてしまいそうになる時、

誰かに話さずにはいられない。

助けてくれる、今の状況から救ってくれるなんて考えていないけど、

壁にぶち当たり、たくさんの問題を抱えた時は、必ず誰かに相談しているね。

自分の問題だけど、自分一人で抱えきれるほど強い人間ではないから、

話すだけで心にゆとりができることを知っているから、

聞いてもらいたいと思うのだろう。

同僚であったり、友人であったり、親であったり、

相談する相手は様々だけれど、真剣に自分のことを話すようにしている。

特に松実の先生達にはいろんな話を聞いてもらっています。

俺がこうして毎日充実した日々を過ごせているのは皆さんがいるから。

そして、生徒がいるから。

大切なのは俺が真面目に自分と向き合っているかってことだよね。

一人じゃ何もできない人間だから、

弱い人間だってことを自分でよくわかっているから、

皆さんがいてくれることが心強いです。





どんなときでも

2007年05月19日 14時37分20秒 | Weblog
新しい学年になってから、一か月とすこし経ちました。

みなさん、毎日楽しく過ごすことが出来ているでしょうか。
新しい学年になったことで、今まで感じたことのなかった想いや悩みが、心の中に生まれているのではないかと思います。
この春から新しく入学してきたみなさんは、もう慣れましたか? 
卒業生みなさんも、ときどき顔を見せてくれて 最近のことを話してくれます。

この間来てくれた卒業生のひとりが、一冊の本をプレゼントしてくれました。 
それは、心がくじけそうになったときに開く本。
心を力づけて、元気にしてくれる言葉が書かれている本です。

新しく松実に入って一か月、不安な気持でいっぱいな子が「あの本見せて~」とやってくる姿。
落ち込んでいる友達を見て、「あの本貸して。俺がぴったりのページ探してやるから」と言ってくれる温かい声。
「あぁ~。今の自分にしっくりくるよ」とそのページをじっと眺めている様子。

素敵なプレゼントは、みんなの心に大活躍してくれています。
もちろん私も、なにか立ち止まってしまう時があればその本を開いています。
ほんとうにありがとう。


今日 私が開いたページは、「どんなときでも」

どんなときでも
なにがあっても
なげやりにならないことは大事。
生きていれば
落ち込むこともある。
元気がなくなることもある。
信じられないことに出会うことだってある。
だけど そうなっても
なげやりにならずにいたい。
なげやりになって 
どうでもいい行動をとったり
「どうせ」なんてことを言ってみても
ものごとはよくなっていかない。
反対に そういうことは
自分を傷つけていくだけ。
落ち込んでも 元気がなくても
自分を信じていればなんとかなる。 
だから 大変なことがあっても
なげやりになって
自分を傷つけるようなこと
自分をあきらめてしまうようなことは
自分自身でしたくない


  あや

いつものように

2007年05月18日 18時52分50秒 | Weblog

今日は朝から良い天気。
いつものように自転車に乗って片道15分の距離をのんびり出勤しました。
暖かい風を体に感じ、気持ち良かったですよ。
皆さんはどうでしたか?


今日は僕の心にある気持ちを伝えようと思います。

僕を毎日学園まで連れてきてくれる自転車。
こげばこいだ分だけ遠くに運んでくれる。
君のおかげでとても助かっていますよ。
いつもありがとう。

今日もまた一緒に帰ろうね。


そういえば初めて君と出会ってからそろそろ2ヵ月が経つね。
雨に降られたり、風に吹かれたりで大変なときもあるかも知れないけれど、これからもよろしく。

本当にありがとう。



たき