松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

自問自答のタイムカプセル

2016年09月30日 20時45分58秒 | Weblog

みなさん、こんばんは。

 

今日は9月の末日、二期制の学園ではちょうど前期の最終日となります。

ついおととい、初の学園祭と前期終業式を終え、怒涛の9月をおかげさまで乗り切ることができました。


学園祭、生徒も先生方も「0」から創る楽しさ・面白さ・苦しさ・大変さをそれぞれの立場で

噛みしめながらカタチにしましたね。今、自分は何ができるんだろう?の繰り返しで動いた準備期間。

特に中心となって動いていらっしゃったK先生、本当にお疲れ様でした。

 

 

さて。明日から10月、早いもので今年度も後半戦を迎えます。

キンモクセイが香る秋の到来は、どうやって実りの秋をスタートするか考えてみました。

そこで今、自問した10の項目を、後期が終わる3月、胸張って自答できるよう自分に勝負をかけたいと思います。

 


①悔いなく卒業生を送り出せましたか?→高3生担任。まだまだまだまだまだ伝えたいこと教えたいことやりたいことがある。

②自分の限界突破をしましたか?→年齢のせいにしてる場合じゃない。今が一番若いから、何でもやるなら今年中。

③仕事と家の往復で終わってませんか?→夏前にA先生がブログに書いていましたが、様々な人と語る時間を作りたい。

④責めるのではなく、攻めることはできましたか?→非難や批判でなく、うまくいく工夫や方法を極限まで考える。

⑤時間とお金の投資はできましたか?→自分の夢のために費やす時間とお金の割合を増やせるよう計画中。

⑥鈍感力を発揮していませんでしたか?→誰かがやるだろう、その誰かになりたかった。byガンジー。ちゃんと動く。

⑦大事な人を大事にできましたか?→自分が関わっている生徒、学園の先生、家族、友人のありがたさを思うだけでなく行動に。

⑧丁寧に生きることができましたか?→「凡事徹底できない人間は、大成しない」と最近いただいた言葉を忘れない。

⑨どんな感情をも毎日の糧にできましたか?→楽しいことばかりじゃない。だから、汗も涙も力にできる人でありたい。

⑩仕事ではなく志事をどれだけやりましたか?→自分の志あってこその仕事をしたい。アグレッシブに生きる。

 

わーっと書きましたが、常々やんわり思っているだけでなく、いざ書き出してみるとさっぱりするものです。

いざ宣言したからには、動くしかない。どんな時間も戻らないから、この環境で出来ることをやり切れる後期にしたいです。

 

来週の月曜日は後期始業式です。みなさんにも、どんな後期にしたいか聞くので、ちょっと考えてみてくださいね。

 

(キンモクセイの香りが好きでしばらく道路を右往左往した)マリオより。


歴史

2016年09月29日 20時06分55秒 | Weblog
先日開催された第一回目の学園祭においては多くの参加、来場、来賓もありながら大成功に収めることができました。
生徒の皆さん、教職員の皆さん、そしてお手伝いをしていただいた保護者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
個人的な正直な話ですが…現在、細かな後処理をしながら、『ようやく終わったのか?』と安堵感と脱力感と不安感が混じり合った感覚でこのブログを書いています。

学園祭の会場には入り口目の前に学園の年表を掲示してありました。たっての希望で作製していただいて、改めて感じたことは歴史の大切さでした。
学園の創設、様々なシステムや行事の開設、教員、生徒たちとの出会い。今いる足場は、誰かが積み重ねて来たものであり、居場所であるのだと思います。
『松実高等学園が新たな一歩を踏み出します』のタイトルは全てを物語っており、今までがあったからこその、これからの一歩を踏み出す小さいながらも歴史に残る一歩であると思います。
いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、自分が歩んでいるのかを考える良いきっかけとして、学園祭を捉えるのもいいかもしれません。
今、松実で、誰と、何を、どんな目的と目標で、どのように生きていくのか。
日々それぞれのバックグラウンドや現状を考えるほどに重圧も感じる連続ですが、たくさんの人に支えられ今があるという認識は忘れてはいけないですね。
正解のない世界で生きていく社会ですが、シンプルに考えたときに使命と情熱、願いが同じ人達と同じ方向性でそれぞれに力をさらに発揮し、小さな一歩が大きなきっかけにつながることを信じて後期を迎えていこうと思う今日この頃でした。

今日明日は秋休み。前期と後期の短い隙間ですが、マイナス面は修正しつつ新たな前向きな気持ちで共にスタートが切れるように心も体も整えていきましょう。

まとまらない話でしたが、また来場!

みち

学園祭!2日目

2016年09月27日 23時03分50秒 | Weblog
みなさん、こんばんは。
祭、初の学園祭はいかがだったでしょうか。
 
実行委員のみなさん。
短い期間での準備、遅くまで片付けなどなど、
最後までしっかり行ってくれ、ありがとうございました。
 
初の行事にも関わらず、
この短期間で、最高のモノに仕上げられたのではないでしょうか。
 
私はというと、、、
1日目は、学年企画でほぼ学年のブースから離れられず、他の学年の企画には、ほぼお邪魔出来なかったのですが、
今日は様々なお店に回ったり、ステージを見たり、
普段の学園生活では見ることのできない、みんなのイキイキとした姿を見て、気持ちがほっこりしました。
 
あっという間の2日間。
 
終わりよければすべてよし、、、
 
今日も遅くまでお疲れ様でした。
ゆっくり休んで下さい。
 
明日は前期の最終日です。
 
最後まで気を抜かない様にしてくださいね。
 
明日も待ってます。
 
A
 

第1回学園祭1日目!!

2016年09月26日 21時39分20秒 | Weblog

こんばんは♪

今日は記念すべき松実高等学園第1回学園祭が行われました。

連日準備を重ね、やっと今日を迎えることができましたね。

準備に力を入れた人、舞台に立つために努力し続けていた人、

映像作製に力を入れた人、店員さんとして接客した人、素敵な絵を披露した人…

そんな一つひとつの力が集まって、驚くほど大きな力となりました。

みなさんのいきいきと動く姿が、周りの人をも呼び込むのだと思います。

普段の生活では見ることのできない笑顔や、慣れないことに苦戦する顔を見ていて

今日の経験は必ずみなさんの将来生きていく糧になるだろうと考えていました。

どんなことでも過ぎれば思い出になるときがくる、というのは

私が25年間生きていて心に置いていることの一つです。

明日が学園祭2日目ですが、終わってしまえば意外とあっという間だったと感じるはずです。

そして、少したって思い返してみると「頑張ってよかったな」と感じる日が来るはずです。

その気持ちは努力をしただけ、頑張っただけ、思いを入れた分だけ、大きいでしょう。

そんな一つひとつの感情を大切にして過ごしてくださいね。

きっと今日は遅くまで活動していたこともあり、いつも以上に疲れているはずです。

明日は今日よりも活動時間が長いので、早めに休んで明日に備えてくださいね。

明日また、みなさんの活躍を見ることができるのを楽しみにしています。

ふう


出店の肉巻きむすびがおいしすぎました♪明日は何を食べようか…迷います(笑)


前日

2016年09月23日 21時39分55秒 | Weblog

いよいよ次の月曜日は松実祭。今日はその直前とのこともあって、中等部では一日中松実祭に向けた準備をしていました。

朝早くから登園し、下校時間ぎりぎりまで準備をしてくれたみんな、ありがとう!

 

本当は松実祭のことで色々書こうと思ったのですが、一時間以上書いたり消したりを繰り返してまとまる気配がなかったので、少し短めに。

積極的に準備をしてくれているみんなを見る度に、僕はこっそり嬉しがっています。みんなが意見を出してくれる度に、この学園に来て良かったなあと思っています。

 

月曜・火曜と続く文化祭は、みんなにとっていい思い出になってほしいと思っています。みんなの心にどう残るかは全く分かりませんが、積極的に参加していた人ほど、この後いつまでも続くような思い出になるはずです。

僕自身、中学、高校時代を振り返っても思い出に残ることはそんなに残っていないのですが、高校時代の部活のことはかなり詳細に覚えています。もちろん、自分の中で悔しい思い出もありますが(大会の団体戦で自分だけが全敗した時とか)、それも含めていい思い出として自分の中に残されています。それは何故かと思えば、自分がそれだけ熱中して、一生懸命やっていたからでしょう。

みんなが全て、心の底から熱中して文化祭を楽しもうというわけではありませんが、文化祭に向けて一生懸命準備していた人ほど、その場や後から振り返って楽しめることも多いのではないでしょうか。

 

どうなるかは分かりませんが、後から振り返って、良かったと思えることが一つでもあるような文化祭にしてほしいと思います。

ではでは。

 

E.Y

 


マイナスからプラスへ

2016年09月21日 07時07分16秒 | Weblog

これを読んでくださっている方は、
「文化祭」や「学園祭」に、どんなイメージを抱きますか?

体育会系できたオイラは「運動会」や「球技大会」はドキドキ・ワクワク。
逆に「文化祭」や「学園祭」は、・・・。
あまり良いイメージがありません。
なぜなら、今までにその類の行事で面白さを感じたことがあまり無かったからです。

あと数日後に記念すべき第一回の学園祭「松実祭」を控え、
児童・生徒も先生も準備に一生懸命になっているというのに、
「面白さを感じたことがあまり無い」こんな話、最悪ですね。
水を差すようなブログの入り方で申し訳ありません!

でも、実際そうだったのです。
中学校時代のオイラにとって、文化祭は大人しくて地味で、
盛り上がれる場が無く、面白くないな、と感じていました。
しかも、その当時オイラは、いわゆる芸術的な美術作品や音楽作品に興味がなく、
同級生の絵画の展示や吹奏楽部の演奏などに触れても「すごいな~」と思うくらいでした。
そんな状態なもんだから、同じように感じていた仲間と文化祭を抜け出し、
勝手な行動に出るという最低な輩でした。
勝手な行動に出るということは、当然その後に先生から怒られるわけです。
すると余計に文化祭が嫌いになっていくのです。

しかし、皮肉なことに自分が教員になって、
松実で「クリスマス会」や「クリスマスフェスティバル」を企画する立場になりました。
それらは当時の松実にとって「文化祭的要素」を含む行事でした。
・・・なかなか乗り気になれません。
こんな人間が企画立案して良いのかな、つまらくしてしまわないかなと、
すごく気になりました。

でも、面白いもので「生徒に楽しんで欲しい」と本気で思うと、
その気持ちから逃げられなくなります。
忘れもしない。開校間もない2004年(平成16年)12月。
「クリスマス会」の企画に本気になって、S先生と何日も深夜まで準備しました。

クリスマス会当日は、ホームパーティーのように温かく、
生徒も先生もたくさんの笑顔がはじけるひと時となりました。
「こんなに楽しい時間、初めてだったよ。」終わった後にある生徒から言われた言葉です。

オイラはその瞬間を今でも忘れません。
もちろん生徒から言われた言葉がただ素直に嬉しかっただけということもありますが、
それ以上に、自分の「苦手」とか「好きじゃない」と思っていた文化祭が、大好きになったのです。
つまり価値観がゴロっと変わった瞬間です。

たぶん、その時、オイラは少しだけ成長したのだと思うのです。
思春期に、心にグサッときた苦い思い出である文化祭を、プラスのものに変えられたのですから。
ゼロからプラスになっていくものも、成長と言えると思います。
しかし、それ以上に、オイラにとっての「文化祭」のように、マイナスからプラスになっていくもの。
自分でもビックリする程の変化・変容、それが本当の成長なのかもしれません。

創立以来初めての学園祭「松実祭」に挑戦する児童・生徒、先生の皆さん、
準備は大変で苦しみも多いでしょう。
生みの苦しみってやつですね。終わったあとに感じる気持ちはなんでしょうか。
楽しみですね。

当日、最高の学園祭になりますように!


 G





振り返り

2016年09月20日 12時21分00秒 | Weblog

 

みなさんこんにちは、イケです。

 

あと少しで前期が終了しますね。

 

いかがでしたか?

 

 

 

成長した点や反省点など、みなさんそれぞれだと思います。

 

僕は反省点だらけの半年間でした。

 

初めて社会人として働き、教師として生徒と関わり、

 

多くのことを学ぶことができました。

 

 

 

 

半年前までは大学生で、

 

「教育をしてもらう立場」からいきなり「教育をする立場」になり、

 

正直、わからないことばかりでした。

 

大学で教育者になるための勉強を一生懸命してきたつもりでしたが、

 

実際に現場に立つと、大学で得た知識は半分も役に立たなかったと思います。

 

今までの経験が無い分、クラスのみんなには迷惑をかけてしまったかなと思います。

 

 

 

けれど、経験が無い分、踏み込めた点もあります。

 

みんなとの距離や、堅苦しくない授業展開、礼儀の指導など、

 

前例を知らないので気軽に行うことができました。

 

もちろん、成功できなかったこともありましたが、

 

「負けず嫌いな僕」を活かして、成功に繫げていきます。

 

 

 

この半年間は、みんなの成長を楽しみながら、自分自身の成長を感じられました。

 

後期からも反省を活かしつつ、みなさんと一緒に成長していける頑張ります!!

 

 

イケ


ないものねだり

2016年09月16日 11時45分08秒 | Weblog

台風や雨など、天気が不安定な日々が続いていますが、みなさんは元気に過ごしていますか

 

 

台風や雨が嫌いな人もいるかと思いますが、一雨ごとに季節が移り行くともいわれています

 

 

暑かった夏から少しずつ涼しい秋に移行しているのかもしれませんね

 

 

 

暑い時は「早く涼しくならないかな~」と思い、寒くなると「早く暑くならないかな~」と思ってしまう私

 

 

ないものねだりですね

 

 

満たされると、他のものが欲しくなってしまうダメな私

 

 

今のいいところを味わいながら、他もいいな~と思えることが目標です

 

 

 

今の悪いところばかりみるのではなく、落ち着いて今のいいところに目を向けていきたいなと思います

 

☆NAOKI☆


挑戦

2016年09月14日 09時00分00秒 | Weblog

今回から、少し体裁を変えました。


地球外生命体からのコンタクトか!?

「Centauri Dreams(ケンタウリ・ドリームズ)」というウェブサイトを運営するポール・ギルスターの記事によると、地球外知的生命の探査を行っているイタリア人の天文学者クラウディオ・マッコーネらのチームが、「HD164595の方向からの強い信号」を検知したという。

「HD 164595」は、地球から約95光年離れた、太陽とほとんど同じ質量(太陽質量の0.99)の恒星で、年齢は63億年と推定されている(太陽の年齢は約46億年)。

この恒星系には少なくとも1個の惑星「HD 164595 b」がある。その大きさは海王星と同じくらいで、40日間で軌道を1周する。

この観測は、ロシア南部のゼレンチュクスカヤにある電波望遠鏡「RATAN-600」を使って行われたものだとギルスター氏は説明しているが、この信号だけで知的生命体の可能性を議論するのは、まだ時期尚早だとして注意を促している。

同じく信号の強さを分析した研究者の一部は、これが等方性ビーコンからのものであれば、宇宙文明の水準を分類したカルダシェフの定義の「タイプII文明」でなければ不可能な強さだと話している。また、これが太陽系の方向に向けた狭ビーム信号であれば、カルダシェフの定義の「タイプI文明」でも可能な強さになる。

勿論、各種のノイズである可能性も除外できない。ジャン・シュナイダーが率いるパリの研究者チームは、HD164595によるバックグラウンド源のマイクロレンズ効果の可能性もあると考えている。しかし、この信号は非常に刺激的なものであり、ロシアのRATAN-600の研究者たちは信号の常時監視を求めている。

ギルスター氏によると、この発見は9月27日にメキシコ・グアダラハラで開催される第67回国際宇宙会議(IAC)の「地球外知的生命体探査(SETI)」部会で採り上げられる予定だそうだ。

『Ars Technica』US版は、テキサスA & M大学の教授で天文学者のニコラス・サンチェフに連絡を取り、この11GHzの信号が異星人からのものではないとすれば、何であると思うか尋ねてみた。

「これが実際の天体から発信されたものだとすると、かなり奇妙です」とサンチェフ教授は述べる。数ギガヘルツの「高速電波バースト」と呼ばれる、謎の多い高エネルギーの天体物理現象は存在するが、持続時間はわずか10ミリ秒ほどだ(今回の現象持続時間はそれよりも長かった)。信号の強さを、周波数との相関関係で示した情報がないのが残念だとサンチェフ教授は述べた。

さらにサンチェフ教授は、この信号が、軍が利用する電波スペクトルの一部で観測されていることから、地球から発信されたものであっても驚かないと指摘している。「地上局と衛星との間で何らかの爆発的な通信が行われた可能性もないとは言えません。」

<カルダシェフの定義>

1964年、ソ連の天文学者、ニコライ・S・カルダシェフは、宇宙に存在しうる技術文明のタイプを、文明の進展度によって以下の三種類に分類する「文明の三段階進化説」を提唱した。

これは、技術文明の水準を、一つの文明が使用するエネルギーレベルによって区分けした、いわば文明の量的分類である。エネルギー量の桁数によって、文明のレベルが分かれる。

タイプI文明
惑星規模のエネルギー(1019エルグ/秒)

タイプII文明
恒星規模のエネルギー(1033エルグ/秒)

タイプIII文明
銀河規模のエネルギー(1044エルグ/秒)

I型文明は、一つの惑星上で利用できる程度の規模のエネルギーを使いこなしている文明である。地球に文明を営んでいる人類は21世紀初頭現在、この段階にも達しておらず、0型文明と呼ばれることもある。21世紀初頭現在の地球文明は0と1の間に位置する。

カール・セーガンは1973年にカルダシェフの定義を次のように数式化した。
K = (log10W-6)/10
この式にBPが2007年に算出した世界のエネルギー消費量を入力すると、Kの値は約0.73である。

II型文明は、惑星が周回する母星たる恒星(人類でいえば太陽)が発散しているエネルギーを全て使える段階にある文明を指す。フリーマン・ダイソンが提唱した、恒星を覆う球殻天体ダイソン球を建造するような文明が、この段階にあると言える。

III型文明は、この二つをさらに飛び越えて、銀河全体の発するエネルギーを全て使えるような段階の文明である。こうした文明では、銀河全域にまで植民されて巨大な文明が栄えているだろう。銀河クラスの文明の維持には、恒星間の交流のため、超光速航法や超光速通信の開発も必須である。


宮本武蔵は試合をしない

武蔵の元に、兵法の修行者と称する男が面談を申し入れてきた。話に応じた武蔵は、男の実力を見抜き「あなたの腕なら、どのような大名の指南役にもなれるでしょう」とほめた。

するとこの男は気を良くし、無数の刀傷が付いた木刀を見せ、「試合を申し込まれたら、この木刀で戦います」と、歴戦の経験を得意げに語った。

武蔵はそれを聞くと、小姓を呼んで、その前髪に飯粒をつけ、剣を抜き一太刀して、飯粒だけを真っ二つに切った。

武蔵に「あなたにこれができますか」と尋ねられた男は「私にはそれほどの腕はありません」と答えるしかなかった。すると武蔵はこう言って諫めた。

「その程度の腕であれば、むやみに果し合いをするものではない。私の腕でも勝負に勝てるかどうかなどわからないのだ。果し合いを求められたら、すぐにその場を立ち去るのが兵法の達人というものだ」。

このエピソードが本当かどうかはわからないが、この話には、武蔵の勝負への厳格な考え方がよく表れている。心技体を磨き、達人と呼ばれるようになっても、実際の戦いでは何があるかわからない。本物の戦さの厳しさを知っている人は、むやみに戦うことなどできないはずである。

武蔵は60回以上の真剣勝負を行い、一度として負けなかったらしいが、する必然性のない勝負はしない、たとえ戦いを挑まれてもその場を立ち去ることを信条とした言われている。だからこそ、戦わなければならないとき、圧倒的な集中力で命を賭することができたのだろう。

現代の我々にとっても示唆に富む考え方である。毎日毎日全力投球では、肝心な場面で力を出し切れないかもしれない。人生にもメリハリや、緩急が必要なのだろう。


アメリカの小学2年生の試験問題

答えはあえて載せませんので、小学2年生に勝てるか真剣勝負です。

Which is solid?

  • book
  • blood
  • bubble
  • water

You are making salad with lettuce, tomato and asparagus, and your mother tells you that you should also use a root vegetable. Which is a root vegetable?

  • carrot
  • cabbage
  • celery

Choose the example of a natural resource.

  • Houses built by carpneters
  • Caol burried under the ground
  • Books written by the ancients
  • Cheese made from the milk of cows

Which sentence is grammatically correct?

  • Are'nt they students?
  • Arent they students?
  • Aren't they students?
  • Arent' they students?

You bowed slightly to the teache as you noticed him on the street. By this action, what are you showing toward him?

  • respect
  • knidness
  • discipline
  • happiness
  • spinach

 

 


私は何鬼?

2016年09月13日 23時26分42秒 | Weblog

みなさん、こんばんは。
明後日は十五夜。
普段は夜空を見上げることもない人も晴れ間を見つけて
まん丸の月を探してみてはいかがでしょう?

さて、
みなさんは何の鬼ですか?

私は学園に来るまで本を読んでいることが多いのですが
そこから学んだことをすぐに口に出してみたくなります。
先日見つけたのが、この「◯◯の鬼」というものでした。
(だからすぐに生徒とこの問答についても話をしてしまいました。)

「◯◯の鬼」・・・例えば、読んだ本には
柳生石舟斎(江戸時代の剣術家)は「兵法の鬼」
徳川家康は「泰平(平和)招来の鬼」
といったものが挙げられていました。
柳生石舟斎という人は日常の礼儀作法から外国からもたらされる様々な情報、昔書かれた
書物の内容に至るまで全て「兵法」に結びつけて考え、剣術の奥義を大成させた人で有名です。
徳川家康も同じく、あらゆること(良い出来事、悪い出来事)から学ぼうと意識し
学び取ったことをそのまま日本国の平和維持に結びつけようと考え続けました。

つまり、この「鬼」は今風に言えば
「夢中になれるもの」
といったところでしょうか。

みなさんにはこの「鬼」とも言えるほど夢中になれるものはありますか?

もちろん、夢中になれるものがなくても生きていくことは可能です。
でもより自分らしい生き方、より満足感の高い人生を望むのならば
この「鬼」になることをオススメします。

まだまだそこまでのものはないな、というみなさんはどうぞ
焦ることなく、今ある【小さな鬼の芽】を大切に育んでいってください。

 




taks