雪が見られて。

吐く息が白い。
どう頑張っても手があったかくならない。
歩くと冷たい空気でほっぺたが痛い。

そんな今日、細かい雨が雪に変わりました。
今年初めての雪。
雪は好きです。
大雪の朝に生まれた私は、雪を見ると心が弾みます。
真っ白い雪が降る日に吐く息はいつになく白く
毎日吐く息もなんだかきれいで

泣き出しそうになるくらいの寒さの中
鼻とほっぺを真っ赤にして
教室に入ってくるあなたたちがものすごく可愛くて
思わず頭を撫でました。

積もると信じて疑わなかった私の期待を見事に裏切って、春日部は積もりませんでした。

残念。

底冷えするこんな日は
コーヒーがおいしくて、相変わらず大好きな牛乳もおいしくて。

いつも見ている町並みもほんの少しきれいで
教室のあなたたちもほんの少し大人びて見えるような

雪はなんだか不思議な力があるなぁ。

次降るときは、積もってくれるといいな。
私のへたくそな雪だるまがつくれるといいな。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　もえ

もしもし、はい○○です。

今日もまた一日があっという間に過ぎてしまいました。

 

この一年間、一人一人がだいぶ変わったと思う。

長い生徒では二年間、成長していく姿を見ていました。

最近では卒業を間近にして、改めてそのことを実感する日々が続いています。

 

 

その中で、本日ある生徒と話をしました。

いくつかの話題の中で「松実高等学園で過ごした時間であなたはどのように変わったか」という質問をしてみました。

 

返ってきた答えは

 

「ここに来る前はこんなに人と話していなかった。」

「今はだいぶ話せるようになった。」

 

そんな単純なことだけれども、自覚しているくらい確実に変化しているところなのですね。

 

  

もっと言えば、私が出会ったころのあなたはまだまだ声は小さく、言葉も少なく、どこか寂しげな雰囲気が伝わってきました。

それが今では、どうだろうか。

声も大きく、意見ははっきりと言うし、自信満々な振る舞いを見せるではないですか。

一方で実は、自信のないことも多くて、不安気な素振りや言葉もよく聞きます。

それでも出会った頃のあなたと比べると、はるかに表情や表現が豊かになっているし、自分の気持ちも多く話してくれます。

そして、恥ずかしそうに照れながら「この学園が好きだ」と語ってくれたのが印象的で、とても嬉しかった。

そんな逞しく成長した姿を見ていると嬉しくて堪りません。

 

今日の話だけでなく、ここ数日何気なく他愛のない話をする時間がよくあります。

 

今まで沢山のことを話してきたけれども、それが出来るのも残り僅かなんだな、という実感が日に日に強くなっている。

残された時間の中で少しでも多く話をしたいし、共有していきたいと思う。

それは心底思います。

 

 

ところで来週の月曜日は、雨よりも晴れる可能性が高いようです。

東武動物公園は今のこのメンバー、この環境で参加できる最後のイベントですね。

ずっと楽しみにしています。

ともに多くの思い出を残したいと思っています。

 

 

ちなみに、人口が多い国は

 

第一位・・・中華人民共和国
第二位・・・インド
第三位・・・アメリカ合衆国

 

でした。

 

日々、何かを疎かにしてしまうことが多いですが、いつもありがとう。

今夜も楽しみに読みますね。

そしてまた沢山話をしましょう。

あと、早く攻略しなくきゃね。

 

 

とにかく残りわずかです。

一日一日を大切にしたいと思います。

 

 

 

 

たき

天気になあれ

卒業式を1週間前にひかえた来週の月曜日。

中等部3年生は東武動物公園まで卒業遠足に行ってきます。
聞いたところ、高等部3年生のみなさんは谷原校舎に集合するのだとか・・・

どちらも３年間で最後の、おおきな思い出づくりの一日ですね。

先日ひとりの中３生と話していたら、こんなことを伝えてくれました。
今まで行事がこんなに楽しみだったことはない、
今から本当にわくわくしてたまらない。
やらなければならない大変なことも、来週の日曜日はみんなで東武動物公園だ！と思うとふっとんでしまう。

それを聴いて、もちろん私も楽しみにしていたのですが、自分自身がみんなくらいの年の頃に還ったかのように、わくわく感が伝わってきて心に沁みこんでしまっています。

その子が近頃毎日のようにつぶやいて帰るのが、
「月曜日は晴れるかなぁ・・・」
というひとこと。

晴れるかな？
晴れるといいね。
きっと晴れるよ！
じゃあ、また明日

そんな会話で毎日帰っていきます。

今まで一緒に、泣いて、笑って、怒って、感動して、たくさん話して・・・ほんと～うにたくさんの思い出を作ってきましたが、いよいよそれも残すところあとわずか。


一日いちにち大切に過ごしていこう。
そして、月曜日はいっぱい、いっぱい楽しんで、
思い出のページを増やして行こうね。


月曜日、晴れますように！


　　　　　　　　　　　　　あや

調子はどうだ

デスクを整理していたら、もう既に卒業した教え子が卒業目前に書いた作文が出てきた。
「懐かしいな～。」と想いながら読んでみた。
これは確か卒業を目前にした補講の時に書いた作文だ。

なぜ、働くのか。
今まではただ「お金が欲しいからだろう」それだけだと思っていました。
でも、ある本を読んで少し考え方が変わった気がします。

「夢を追う人は人生を後悔しない。」本に載っていた言葉です。
本当に後悔しないのか、今の僕にそれは分かりません。
夢が叶えられなかったら、今までの努力が無駄になってしまうということ。
そうしたら、夢が叶えられなかった時は、後悔というよりも人生を諦めてしまうのではないでしょうか。

（中略）
自分は、夢などなく、逆に夢を作ろうとも思いませんでした。
ニートや引きこもりになってしまうと思っていた。でも卒業を目前にして夢ができた。
この時、夢を求める人の気持ちが分かった。
夢は出来ると出来ないかではだいぶ変わる。

夢の場所で働けるなら給料などの金額は気にしなくなりました。今まで、金額などの理想を考えていた自分が馬鹿らしく思います。
不安はありました。もし面接に落ちたら他の場所で働けるかと・・・。
高校卒業を目前に、無事に合格した時はとても嬉しかった。
これからは、○○というレストランで一生懸命頑張ります。（完）

今晩、久しぶりに彼にメールをしてみようとオイラは思った。
「元気ですか？」


　Ｇ　

春の兆し・・・

もう２月も今週で終わりですね。



最近とっても時間がたつのが早い感じがするのは、年をとってきたという証拠でしょうか・・・。



もう今年に入って２か月がたとうとしています。



そろそろ春がやってきますね。



みなさんにとっての春の兆しは何でしょうか？



桜？
梅？
春一番？


私にとっては花粉症です。

私は子供のころからずーっと花粉症。。

もう先週から花粉症の症状が。。

それが「あ、もう春なんだ」と思った瞬間でした。



私は春がちょっぴり苦手です。

花粉症だから、というのもありますが、
春は別れの季節であり、変化の季節だからです。



小学校・中学校・高校・大学とこれまで「卒業」を何回も経験してきましたが、大好きな場所から離れていくということはやっぱりさびしいですよね。


クラスがえ、進級など、自分が置かれている状況が変わるのもこの季節です。


来月は卒業式。たくさんの生徒が松実を巣立っていきます。
そして在校生のみんなも１つ先輩の学年に進みます。

きっとみんな少なからず不安があるのではないでしょうか。



しかし、春は別れの季節であると同時に、「出会い」の季節でもあります。

すぐ近くに待っている素敵な「出会い」に期待して、わくわくした気分で春を楽しめるようにしたいものですね



花粉症のみなさん。。
頑張って春を乗り切りましょう。。




かなえ

フットサル

　松実でもフットサル部がありますが、私も個人的にチームに所属し最近フットサルをしているということはこのブログでも以前書きました。

　埼玉県のリーグに所属しているのですが。ここ2週間で大きな大会がありました。

　その大会に参加してみて一番感じたことはサッカーではフットサルに勝てないということです。


　私が所属するチームは地元のスポーツクラブが母体になったチームでメンバーは以前Ｊリーグにプレーしていたプロサッカー選手が2人いて、他にも社会人サッカーで有名な人がたくさん所属しています。


　つまり私は味噌っかすです（笑）

　
　そんな錚々たる人間がいるチームですがフットサルは現在のところ2連敗です。


　不思議なもので、サッカーでいくらすごい人間を集めたところで、フットサルになると全然勝てない。



　これはサッカーの延長戦でフットサルをやってもフットサルでは通用しないということを表しています。


　相手のチームの個人的な技術をみると、明らかにこちらの方が上です。しかし、いざ試合になると・・・。


　ただ、これは冷静に考えると当たり前のことで、フットサルでサッカーをしても勝てるわけがありません。


　いくらサッカーで凄くても分野が違えば、その分野に合わせたやり方をしなければ通用しないのです。


　違う言い方をすれば、サッカーではかなわなくてもフットサルなら勝てるということです。


　サッカーで花開かなかった人間でもその能力を違った分野で活かせるチャンスはいくらでもあるんだな。


　そんなことは生きていく中でもたくさんあると思います。


　自分の力が発揮できるかを考え最大限に力を発揮できる場所。


　そこがその人が生きていく場所なのでしょう。そんな場所にたどり着きたいものです。


　明日は最終戦。フットサルではまだまだのチームですが、最後の試合なのでぜひ勝ってもらいたいです。


　残念ながら私は仕事で参加できません（泣）チームの勝利を祈ってます。


けんた

特別美化係

　先ほど演劇部の活動を終え、高等部の校舎に帰ってきました。

　下校時刻をとっくに過ぎていたので、２階は誰もおらず、廊下は真っ暗。

　誰もいない校舎は寂しいなぁ～と思いながら、私が担当する教室を除くと、エアコンが付きっぱなし。

　「誰が最後に教室を出たんだ？消してくれてもいいのに！」と、いつもの独り言を呟きながら、教室の電気のスイッチを付けました。

　「エアコンが付きっぱなしということは、教科書ボックスも出しっぱなし、ゴミも散乱している・・・。」

　いつもの光景が頭を過りました。

　すると、どうでしょう？机、椅子はしっかりと整頓されており、ボックスはロッカーに収まっていました。しかも、机の上はピッカピカ。

　想像ですが、全員がしっかり整頓して下校したのではないと思います。恐らく、「特別美化係」のＳくんがクラス全員の机を拭き、ボックスを片付けてくれたのでしょう。

　一ヵ月前、私とＳくんは「ある事件」をきっかけに、教室の美化保全運動を行うことを約束しました。与えられた役割をしっかりとこなしているＳくんの頑張りに、その瞬間、とても嬉しい気持ちになりました。

　Ｓくんありがとう。なぜ君が美化係ではなく、「特別美化係」なのかは、私とあなただけの秘密にしておきます。君が毎日、係の仕事をしている姿は大変立派です。担任として誇りに思います。約束した期間まであと少し！毎日、私たちの教室を綺麗にしていきましょう。私も、心に余裕を持ち、教室の美化につとめていきたいと思います。
　
　Ｓ

32

今回のブログ当番は、

良い内容の割には、一向に視聴率上昇の気配をみせない

土曜ドラマ「銭ゲバ」と方言について熱く語ろうと思っていたのですが・・・



偶然にも今日は私の３２回目の誕生日。

上杉謙信先輩は、４８０年程前の同日生まれです。

今週誕生日を迎える松実の先生方も何名かいらっしゃいます。

２月生まれの松実生の皆さん、お誕生日おめでとうございます。



クリスマスやお正月、父の日・母の日、結婚記念日と

世の中には数多くの記念日がありますが

特に“自分だけ”感があるのが誕生日ですよね。


私の親は、教育熱心な・・・というタイプではなかったのですが

こと健康に関しましては結構気をつかっておりまして
（いわゆる食育というやつです）

野菜を農家から直で買ってきたり、極力塩分控えめだったりで

パセリを洗ってそのまんま食べるなどは日常茶飯事でした。


そんな母でありますから、ジュースは１００％オンリーで

特別な日でないとコーラは食事中に許してもらえませんでした。


甘味に飢えていた少年にとってのコカ・コーラは非常に甘く幸せな味でした。

今夜は、学園の１００円コーラでも買って帰ろうかな。


コ　

「冬萌」

先日、日本各地で「春一番」が吹きました。
みなさんもご存じのように、春一番は、春の到来を告げる風です。


立春から春分の日の間に吹く、暖かい南よりの強風で、もともとは、猟師の間で使われていた言葉が広まったそうです。


もう季節は、春－。
枯れ木のように見える幹や枝にも、よく見るともう新芽が用意されています。


冬に、草の芽や木の芽がわずかに萌え出していることを、「冬萌(ふゆもえ)」と呼びます。
落葉樹は、葉を落とした後、本当はちゃんと次の準備をしていて、冬を越しているのですね。
春になると、突然、芽をふき、花を咲かせるような印象を受けますが、どうやらそうではないようです。


春一番が吹いたとはいえ、外はまだまだ寒いけれど、木々たちの暦にも、ちゃんと記されているようですよ。


固くちぢこまって、冬の寒さにじっと耐えている小さな芽。


みなさんの心の中にも、ささやかな冬萌がのぞいていませんか。



　Ｈ　

ありがとう。大好きだよ。

土曜日はバレンタインでしたね。
先週は、私もみんなからたくさんのチョコレートやケーキをいただきました
え、これ手作り？！
と驚くほど、みんな上手でおいしくできるんだなぁと感心。
チョコレート大好きな私は終始にこにこでした

さて、私の住んでいたイギリスでは、女の子が男の子にチョコレートをあげるなんてことはなく、男の子が女の子に花束とカードを贈る日でした。

どちらにしても愛する人に、大切な人に、気持ちを伝える日。
大好きだよ。
ありがとう。
これからもよろしくね。
そんな想いを照れずに伝えられる日。

松実のみんなを見ていると、お友達同士や先生へ、様々な愛の形を目にしました。

大好きだよ。
ありがとう。
これからもよろしくね。

普段はなかなか恥ずかしくて言えないこんな言葉。
でもとっても大切な言葉。

チョコレートの甘さにちょっぴり甘えて
チョコレートのような甘い想いを伝えられるバレンタイン。

素敵ですね。

みんなはどんなバレンタインになったでしょうか。

甘い甘い一日であったことを祈ってます。



もえ