松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

素晴らしいクリスマスを

2006年12月25日 20時13分52秒 | Weblog

1987年の秋、アメリカニューヨークのある新聞社に、8歳の少女から手紙が届いた。

「サンタクロースって本当にいるの?」

この少女の疑問に、当時社説を担当していたフランシス・ファーセラ・チャーチが返事を紙面に掲載しました。

掲載された文章は長いので、ここには書きませんが。

もし、あなたが幼い子に「サンタクロースって本当にいるの?」って聞かれたら、何て答えますか?

・ 「いないよ、いるわけないでしょうが!!!」

・ 「あれはね、お父さんとお母さんが毎年順番にやってるの。夜眠らないでいてごらん。枕元にくるのはサンタさんじゃないよ。」

・ 「サンタクロースはいますよ。普段良い子にしているあなただから、きっと今年も来てくれるよ~。」

・ 「サンタさんは、遠く遠くの方からやってくるから、クリスマス前にはちゃんとカードを書いて、サンタさんをご招待しましょうね。」

他にも様々な答えがあるでしょう。その子の年齢や、質問されるタイミングなどによっても答え方は変わるでしょう。どの答え方が正解で、どの答え方が間違っているかなんかはどうでも良くて、その答えはそのまま、その答える人物の心の中を映し出しているのだろうと思う。

実際に見たものだけを信じる。それは結構だと思う。

でも、「それだけじゃ~かなり狭いな。」最近そう感じるようになってきた。

見たものだけを信じるという立場は、考えや思想に邪魔が入らなくてすっきりしている。「これだけだ!!!」とくくってしまえば、他を寄せ付けなくてすむ。

だけど、この世の中、大切なことってほとんど見えないものの中に存在するんじゃないだろうか。(分かりませんが・・・)

サンタクロースは、人の気持ちや心の中と同じで、見えないものだ。見えないからこそ信じる。

それが現実的に考えたら、どんなに愚かなことでも、信じる気持ちのある人の中にサンタはいる。神や仏もきっと同じでしょう。

実際に神や仏に会った人もいるのかもしれないけれど、ほとんどの人は実際に会って自分の目で見たという人はほとんんどいないのではないでしょうか。(いるのかもしれませんが)

今回のブログは、クリスマスのことについて明るい話題を探していたら、何にも浮かんでこなかったので、どうしようかと思っていたところに、「サンタクロースって本当にいるの?」のお話を思い出しました。

特定の信仰を持たない私にとって、最近のこの気づきはちょっと驚きであり、楽しみな感覚だ。文章にすると少し自分が持っている感覚と違ってしまうのが残念だけど、まぁ、仕方ない。今日はこれでお終いです。

以前から気になっていたのですが、このブログはいったいどれくらいの方々に読まれ、どのように感じてくれているのでしょうか。

良いクリスマスを、そして良いお年をお迎えください。

 ガク 


クリスマス会

2006年12月23日 23時16分34秒 | Weblog

 

みなさん、昨日のクリスマス会本当にお疲れ様でした。 今年のクリスマス会は本当に楽しかったです。きっと当日まで一生懸命に準備をしてくれた、生徒の皆さんのおかげですね。実行委員会、ゲーム班、装飾班、料理班、音楽班、皆さんの団結力の成果が見られたと思います。  また、プリンストナカイ!?とても可愛いサンタさんの登場で益々クリスマス会が盛り上がりましたね。久しぶりにあんなに声を上げて笑いました!! クリスマスのイベントを通して、生徒の皆さんは、みんなで笑ったり、驚いたり、と感情を共有することで、一人では味わえない何かを感じたのではないでしょうか。もちろん私も感じました。集団でなければ味わえない良さ体験。ずっとずっと心に残る体験です。 また来年のクリスマス会が楽しみです。高3、中3のみなさん、中には最後のクリスマス会になった人もいるかもしれませんが、毎年この時期に松実のクリスマス会(プリンストナカイ笑)のことを、思い出してくれたらいいなぁと思います。 明日はイブですね。私は大好きなケーキが解禁の日なので食べ過ぎないように注意したいと思います。私は今年初めてサンタクロースになります。サンタクーロースいつまで続くのかな・・・・・ ようこ


いよいよ・・・

2006年12月21日 19時30分08秒 | Weblog
明日はいよいよ、クリスマス会ですね

皆さん、準備は万端ですか?

私は装飾班のみんなと一緒に準備を進めてきましたが、みんな放課後まで 一生懸命頑張っていましたね
本当にお疲れさまでした

いろんなアイディアを出し合って、みんなが楽しみながら準備していたように思います

ものすご~く長くてきれいな輪飾り、とってもかわいい進行表、いたずら心の入った飾り、苦労して作った置物・・・たくさん作りましたねぇ
明日はばっちりセッティングしましょう

装飾班ではいのに、進んで遅くまで手伝ってくれたみんなも、本当にありがとう

飾り物作りはもちろん、後片付けから荷物運び、買出しも、みんな進んで
「いいよ、やるよ」「これはどうすればいいの?」
と言ってくれました。

口では「めんどくさいなぁ~」と言いつつも、誰よりもたくさんの荷物を笑顔で運んでくれたり、「こういう事って苦手なんだ」といいながら、とってもすてきな飾りを作ってくれた人もいましたね。

みんなのやさしい、よいところがたくさんたくさん見られた準備期間でした。

ゲーム班の皆さんは、どんなゲームを楽しませてくれるのかな
音楽班の皆さんは、きっと会場を盛り上げる すてきなBGMを流してくれることでしょう
料理班の皆さんも、明日は腕の見せどころ期待していますよ

今から楽しみにしています


  あや

WE CAN WORK IT OUT

2006年12月20日 18時04分31秒 | Weblog
『お前は無理だよ』と言う人の言うことを聞いてはいけない。
もし、自分で何かを成し遂げたかったら、

できなかった時に、他人のせいにしないで、自分のせいにしなさい。
多くの人が、僕にもお前にも無理だよ、と言った。

なぜなら、彼らは成功できなかったから。途中で諦めてしまったから、
だから、君にもその夢を諦めてほしいんだ。

不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。
決して諦めてはだめだ。

自分のまわりをエネルギーにあふれ、
しっかりした考え方を持っている人で固めなさい。

自分のまわりを野心であふれ、プラス思考の人で固めなさい。
近くに誰か憧れる人がいたら、その人にアドバイスを求めなさい。

君の人生を考えることができるのは君だけだ。
君の夢が何であれ、それに向かっていくんだ!

NBAのマジック・ジョンソンから子供たちへの言葉より。

この言葉を聞いてどう感じるだろう。
心の中で考えてもらいたい言葉です。

最近朝が寒すぎて起きることが辛くなってきた今日このごろ・・・・。

こーき

そうだったのか・・

2006年12月19日 19時12分52秒 | Weblog
「戦争を回避するためには」
(生徒)「話し合うこと」

生徒は言葉で伝える。
話し合うことについて。

≪生徒の言葉≫
(A)肝心なときに限って勇気がもてない、まぁいいやと思って逃げてしまう。
(B)話すこととは安心と不安が織り交ざった治療方法
(C)先入観をもたず、相手の人格を尊重する。まぁ難しいけど。
(D)苦手な人はあまり話さない。でも最悪な結果を迎えるなら話すことで歩み寄る。
(E)好きな人とは話す。嫌いな人とは話さない。
(F)嫌いな人はいないけど苦手な人はいる。どうしても歩み寄れない。
(E)苦手な人ならとことん話す。話し合わないことはその人に失礼。
(F)話し合っても無駄なやつっていると思う。全人口の3%くらいは。

どの生徒の意見も納得してしまう。
苦手な相手とは会話を避けてしまう。

そう、今日思いもよらないことを生徒に言われた。
「斉藤先生が苦手って思っている人、すぐにわかるよ!態度にでてるもん」
ガーーン。マジで????久しぶりにショックだった。

今の今まで生徒や同僚の仲間に苦手意識を抱いたことはない。(つもり)
だが、生徒は俺から感じるらしい。
それも2、3人の生徒がその意見に納得していた・・。
もし、俺が生徒に対してよそよそしい対応や特別扱い等をしていたらすぐに言ってくれ。
そんなやつ学校の現場にいてはいけない。俺は松実に通ってくれている生徒全員が好きだ。個性を持った君たちと話をすることができるし・・
あ、でも最近忙しくて全然生徒と話せてないや。
いかん、いかん。クリスマス会が終わったら、とことん話そう!

俺の一分

2006年12月18日 20時49分11秒 | Weblog

「武士の一分」という映画を観た。

好き嫌いは別として、自分にとっての「一分(いちぶん)」とは何だろうと考えてみる良い機会になった。

まず、「一分」という言葉の意味は、おそらくプライドとか面目といったところだろう。

「あの人はプライドが高いから・・・」とか「お前にはプライドがないのか!?」などいう言葉を聞きます。自分ではよく分かりませんが、自分はプライドが高い人間では無いと思います。

この映画を観ていない方には、少々分かりにくい話になりますが・・・

木村拓哉さん演じる武士が、妻の裏切りに感づき、

「離縁する!!!」と強く言う場面があります。

裏切りといっても、妻は武士である夫の身を思うあまりに起こした仕方の無い行為だったわけで、彼もそれをじゅうぶんに分かっていたのですが、

「離縁する!!!」と強く言い放ちそのまま最愛の女房と別れるのです。

もし、俺があの場面にいたら、とてもじゃないけれど、離縁するとは言えず、妻を許してしまうだろう。武士として・・・夫としての面目をかけた場面ですが、多分、俺はあのように強気にはなれない。妻の行った行為があまりに情けなさすぎて・・・。

この映画を観た友人にその気持ちを語ったところ、

「そこがお前の弱さだし、欠点だろうなー。」と言われてしまった。

「よく分からないけど、本当の優しさは、厳しさの中にあるもんだろ。全てのことに腹をたてないようにして、簡単に許すことが優しさっていうもんじゃないだろっ。」というようなニュアンスの言葉も付け加えられ、見事に説教をされた。

確かにそうだよな。

自分が、もし強く優しい人間になりたいと願うのなら、譲れないものや守りたいものを、深く傷つけられたり、傷つけられそうになった場合に、怒りの気持ちを表明して闘うことも大切なことだと感じた。「闘う」という表現は適切な言葉ではないのかもしれないが、それくらいの気概を持っていたい。

なんだか熱い話になってしまったが、今年もあと数日で終わる。

様々なことがあった1年だったが、多くの人の気持ちや心に触れる機会が多かった年だった気がします。もちろん良いこともあり嫌なこともあったが、自分にとっては学ぶことが多かった年であったように思います。

 ガク 


良いところ。

2006年12月17日 00時33分37秒 | Weblog
 金曜日の生活コースの時間、もうすぐ卒業する予定の高3の生徒に大切なことを教わりました。
内容は、この場では言えませんが、「ありがとう」を伝えたいです。
生徒のことを心配し、時に悩んだりもするけれど、心のエネルギーを補充されるのも生徒の言葉だったりすることに気付きました。

だから、ありがとう

それから、生活コースのMちゃん(mちゃんに許可を取ったので載せます)
mちゃん、一生懸命に先生の手伝いしてくれてありがとう。総合の時間の、ボードゲームでは、みんなの良いところ見つけてくれてありがとう!!

人は、相手の悪いところを見つけるのは簡単かもしれません。自分と価値観が合わない相手のことを受け入れるのは難しいかもしれません。
でも、それは、自分を苦しめる考え方に繋がってしまいますね。

人の良いところを見つけ、相手を認め、受け入れることも難しいかもしれません。
でも、それができる人は、自分を助ける考え方に繋がると思います。

総合的な学習の時間以外にも、ぜひ1日、1回でも誰かのいいところ探してください。

ようこ







次回はシュートを決められるだろうか・・・

2006年12月14日 18時45分03秒 | Weblog
 今日はバスケ部のみなさん、お疲れさまでした
Tくん、シュート決まったねYちゃんもすごーくがんばっていました
Dくんフォーム教えてくれてありがとう次は決めます…

 
 先日 M先生に「この本、めちゃくちゃおもろいで」とお勧めしていただいた本に、とても印象的な文章がありました。

『今、自分がここにいられることを当たり前に思ってはいけない。
 
 すべての偶然と僥倖と、数々の大きな心に支えられて、自分はここにいるという 
 ことを知っておかなければならない。
 
 そのことをいつも顧みなければならない。
 
 これまで与えられてきた、人々の慈しみを、その瞳の光を、いつも心に留め、
 
 あるいはこれから自分がささくれだつような瞬間があれば
 
 それらを常に振り返って大きな気持ちに立ち返り、
 
 そして これから自分も返していくのだ… 』

   (石田ゆうすけ『行かずに死ねるか!世界9万5千km 自転車ひとり旅』)

 この文章を読んで、親に「自分の周りに感謝することを忘れてはならない」言われてきたことを思い出しました。
 支えてくれる人々、共に時間を過ごす人々、声をかけてくれる人々、過去に共に過ごした人々、離れているけれどもかけがえのない人々、もう会うことのできない人々…
 それら全ての偶然と、僥倖(思いがけない幸い)によって、今自分がここにあるのだということを改めて感じさせられました。
 
 そして、感謝するだけではなく、与えられた慈しみ、「それを返していくのだ」という一言。
 返しても返しきれないものを私は日々受け取っている。
 自分はそれに見合うだけのものを返すことが出来る器ではない、小さな人間だけれども、これからそれを返していけたら、いつか受け取った以上のものを返すことができたら…そんな気持ちにさせられた一言でした。

 いまここにいられること、常にそのことをもっと大事にしよう、そう思いました


                    あや

ちょうど一年前

2006年12月13日 17時28分18秒 | Weblog
話すネタがなくなると決まって去年の今は何をしてたのかを書こうとしてます・・・。

で今日もそんなネタがない日

去年の今日は何をしていたのか以下日記より↓
__________________________

いよいよ明日出発!!!!
フィンランド行ってオーロラを見てきます。

天候に左右されるから

見れるか見れないかわからないけど

まぁ~行くだけで十分僕にとって価値はあると思っています。

もし見れたらまじめ人間になろうかなと思います

見れなかったらまぁ~まじめ人間になろうと思います


向こうでは釣りやスノボーでもやって楽しもうと予定してます。

あ~今年も無事クリスマスがやってくる~♪

_______________________________

ということで去年の13日はフィンランドへ行く前日でした。
一人で北欧に行くというドキドキ感と生涯の夢であった「オーロラを見る」
というのが現実に迫り、そして準備が全然進んでなくて、寝られなかった
という事を覚えています。

結果としてはオーロラは見れず、夢は果たせなかったですが
夢の達成の為にやってきた経過が僕にとってはすごく大きなことで、自分を
大きくさせてくれたと思いました
 
今年フィンランドでオーロラを見るという目標は叶いませんが、
僕は来年またフィンランドへ行こうと思います。
夢を叶える為と、自分の中で世界一を決める為に・・・。


こーき

居場所

2006年12月12日 17時54分52秒 | Weblog
ジャックにとって忘れられない場所がある。
それはどこにでもある公園だった。
好きという言葉だけでは表現できない、
たくさんの思い出がつまった場所。
春夏秋冬、学校が終わるとジャック達は
いつもそこで過ごしていた。
テスト前だろうがなんだろうが文字通り
い・つ・も過ごしたのだ。
彼女ができると必ず連れて行った。
今とは違って寒くてもへっちゃらだった。
「居場所」
そんな言葉がぴったりだった。
不安なとき、寂しいとき、必ずといっていいほど
仲間がそこで迎えてくれた。
コーヒー片手に「ったく、おせーよ!」って。
彼らは何時間も平気で喋ったり、ボーっとしたり、
永遠に続くであろう若さ時間を費やしていた。
あの時はわからなかったけど、
今思うと自分を待っていてくれる人がいるってことは
最高の幸せだとジャックは最近になって感じるらしい。
それ以上の喜びはないと。
もし「自分を待っている人間はいない」って
思っている人がいるとしよう。
それはとても悲しいことだ。
そんな人に彼は言うだろう。
君は友だちに恵まれないのか?
それとも家族に恵まれていないのか?
それは離婚しているから?親父が不倫しているからか?
好きな人が自分に振り向いてくれないからか?
自分の感情をただ押しつけているだけで
相手にとってみたら幸せではないのでは?

彼ならもっとたくさん言うだろう。
でも、全部言うと疲れてしまうらしい。体力がいるらしい。
もう一度よく考えてみてほしい。

君たちの居場所、待っていてくれる人について。

☆24ー3110☆