松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

思い出

2009年05月29日 19時59分09秒 | Weblog
今週の26日に、中等部は栃木県の太平山に自然体験学習として行ってきました


みんなの日頃の行動がいいのか、天気は快晴


バスの中もあっという間に過ぎ、到着


いよいよ待ちに待ったバーベキュー


焼きそば、お好み焼き、もんじゃ焼、焼肉、などなど・・・


事前に計画し、みんなで協力して作った料理は本当に美味しかったね


みんなの笑顔が本当にまぶしかったです


片付けも無事に終え、ハイキング


1時間45分という長い時間を、みんな歩ききりました





今日は、事後指導としてみんなで掲示物作成


いろいろな表情をした写真を見て、思い出を確認しながら、作成していました


これから、まだまだたくさん行事はあります


その度にたくさん思い出を作っていきましょう





楽しかったね

     
            うっちー

2009年05月28日 22時13分02秒 | Weblog

得意・不得意

苦手なものは沢山ある。
でも得意なものは見つからない。

そんなのは誰にでもあることで、
私が得意なものは何だろうか、と考えるとすぐには浮かんでこない。
なぜなら、どれをとっても決して一番になんてなれないから。

そんなことを考えながら生きていた時がありました。

俺はバスケットが得意です。
私は勉強が得意です。特に数学なら人には負けません。

そんな風に堂々と自信を持って語りたいですね。

しかし、自分よりも技術・能力が上の人間が現れたら、自分なんて霞んでしまう。
人によってはそれにより自信を失ってしまい、次第に自己表現するのが嫌になったり、怖くなったりして封印してしまう。

そんな経験をしてきた人もいるのではないでしょうか

 

今まで、得意と思っていたもの。
長けていると思っていたもの。
小さいけれど確かな自信だったもの。


無くしかけてはいませんか?

 

小、中学校時代の私の話。
勉強は中の中くらい。
図工や美術は上手くないし、器用でもない。
字なんて何年も書道教室に通っていたのに上手でない。
話すのも上手くないし、人を笑わせたり、人とコミュニケーションとることも得意ではありません。
けれども、生物や自然のこと、割と詳しく知っていました。

そして、私は運動が得意でした。
足は(多分)速かったし、何でもそこそこ無難にこなす。
小学生の頃、陸上を始め、短距離やハードルをやっていました。
中学校で柔道に出会い、陸上を続けながら、柔道に熱中していました。

 

そう、唯一自信が持てたのが運動について。
でも成長していく中で、それらにおいても上を行く人たちが現れたわけで。
同学年や後輩なのに、自分よりも足の速い人の出現、柔道の強い人の出現。

 

当然自信はなくなりました。
圧倒的な実力差の前に自分がとてもちっぽけな存在に感じてしまい、すごく悔しい思いをした後、自身の実力の無さに対する苛立ち、劣等感、そして虚無感・・・。

だから、簡単に「私は~が得意です」なんてことは言えなくなった。


でもやっぱり、悔しくてさ。
何でだろうと思っていたら、あるとき気がついたのです。
あぁ、俺は陸上や柔道が好きなんだなって。
だから負けると悔しいんだなって。


そして実力で負けてしまうのは仕方がない、自分にそれだけの能力がないから。
でもこの好きだという気持ちが否定されたわけではないし、好きだという気持ちだけは絶対に負けたくない。そう強く思いました。

すると、人と比較しての能力差はあまり気にならなくなりました。
自身の実力を素直に受け入れることと、開きなおりが混在しているのだとは思いますが。

しかし一つの事実として、気持ちをそのように転化させることで救われたのだと思います。
この広い世界、自分よりも実力が上の人間は沢山いる。

でも「自分はこれが好きだ」という気持ちは忘れたくないですね。
それに、実力のある人間がいると思ってしまっても、私達から見ればあなた達の持っている能力や技術はとても素晴らしいもののように思えますよ。

何か一つでも良いです。胸を張って「これが好き!」と言えるものが見つかりますように。
そしていずれは自分自身のことが好きになれるようにね。

 

陸上からはだいぶ離れてしまったけれど、今でも柔道は続けています。
自分より強い人なんていくらでもいる。
この間は本気でやって高校生に投げられてしまいました。
負けるとやっぱり悔しくて、「でも次は絶対負けない!」そう考えます。
決して強くないかも知れませんが、でも柔道は好きだ!今はそう胸を張って答えることができる自分がここにいます。
そして多分、柔道が得意です。
強くはないけど…、でも結構満足しています。

 

 

 

たき


夏がくるね。

2009年05月27日 20時08分31秒 | Weblog
初夏。

いつのころからか、コートは薄くなっていて
いつのころからか、薄手のコートさえ着なくなっていた。

暑いのは苦手
熱いのもだめ、猫舌だし。

だけど、「初夏」って響きはすごく好き。
吸い込む空気が少しあったかくなって
ドアを開けると一瞬眩しくて目を細めたり
のどがやけに乾いて冷たいジュースがおいしかったり

薄いカーディガン一枚
ワンピース一枚
パーカー一枚
で歩けるこんな時期が気持いい

昨日は大平山で思いっきり初夏の空気を吸い込んできました
中等部の自然体験学習だったんですね

栃木県の大平山では
少し強めの日差しが肌を焼きつけ
木陰に入るとスーッと汗がひいて
なんとも気持ちがいい初夏の空気でした

初夏。

こんなきれいな表現がある日本語はすごいな
the beginning of summerなんて言い方をしたら台無しじゃない

あっという間に暑くなって
暑いのが苦手な私は
ちょっと口数が少なくなったり
必要以上にアイスを食べたり
どうやったら快適に夏を乗り越えられるかずーっと考えていたり
なんだか不可解な行動をとっているかもしれないけれど

でも、もうすぐそこまで来ている夏を
迎える準備を
初夏の風と共にしておこう。





もえ

そっと 気づかれないように さりげなく

2009年05月26日 21時43分58秒 | Weblog
 人間関係は自分が相手を信頼して受け入れない限り、相手が自分を受け入れてくれることはありません。
 自分が受け入れる勇気を持つことです。相手がどういう人間であるかではなく、自分が相手をどれだけ受け入れられるか、です。
 もちろん、100%受け入れることは難しいかもしれません。けれども、いまよりも受け入れる勇気を持つことはできます。
 それによって、相手との人間関係、信頼関係の結果が、これまでとまったく変わってくるのです。

 「キミが働く理由」 福島正伸 著(中経出版)


 過去の経験からか、どうしても相手(親、友人、クラスメイト、先生等)を受け入れることができないという、松実生は意外に多いように思います。

 なかなか一歩前に踏み出せない。

 でも、考えればそんな時期があって当然です。踏み出せない人は、人を受け入れ、踏み出すタイミングを計っている思えばいい。
 
 逆に、耐えた時間が長ければ長いほど、大きな一歩を踏み出すことができる。

 だからこそ、そんな時期に自分自身を変えてほしいと思います。

 昨日よりも元気な声で挨拶をするとか、友達にリポートを教えてあげるとか、どんな小さいことでもいい。自分の意思で変化をもたらしてもらいたいのです。

 すべてにおいて大切なのは「勇気」を持つこと。変化には「勇気」が必要です。

 ですから、私は、真剣に「相手を受け入れる」という悩みに向き合っている人の背中を、

 「そっと 気づかれないように さり気なく」

 押してあげられるような、勇気を育ててあげられるような存在になれたらいいなと思うのです。

 強すぎても、押し付けてしまってもだめです。

「そっと 気づかれないように さりげなく」
 
  S

343m

2009年05月25日 22時19分42秒 | Weblog
明日、中等部は自然体験学習に行ってきます。

バーベキューをするための市場調査、役割分担、買い出し、しおりづくり(イラストを描いてくれたみなさん、どうもありがとう!)と準備を重ねて、いよいよ本番!!

この土日は天気が崩れていたのですこし心配でしたが、明日は晴れるようですね。

行先は栃木県「自然と人間の森 おおひら」。
この間、同じ場所を訪れた高等部2年生の面々に聞くと、とても楽しかった!!という声が聞こえてくるので、今からとっても期待しています。

私はみんなより一足先に太平山の様子を見てきたのですが…
そこは街の喧騒(けんそう:騒々しいこと)や情報に追い立てられるような雰囲気からは離れて、ゆったりとした時間の流れと共に過ごしているかのような、不思議と落ち着く森でした。

まわりには由緒(ゆいしょ)あるお寺や神社があり、ハイキングでいく先々には荘厳(そうごん:おごそかなこと)な雰囲気も漂っています。
今日すこしお話しした人もいますが、そのお寺にはなにやらふしぎ~な言い伝えもあるとか…
わきにある古井戸の中から、夜な夜な聞こえてくるのは…?
お寺の中のある一室で眠り、朝目覚めると…
立派な石段、今は誰も通ることができないそのわけは…?

なんだか、ぞくぞくしてしまいますね。

明日は力を合わせておいしいごはんを作って、
みんなでおなかいっっぱい食べて、
わくわくの冒険をたくさんして、
最高の思い出をつくろう!

特に3年生!
松実の中等部でみんなと過ごす時間、カウントダウンが始まっているんだよ!
それを一緒に最高のものにしていこう。
みんなのパワフルな姿、期待しています!

ちなみに太平山の標高は、343メートル。これを覚えておくと、明日何かいいことがあるかもしれませんよ


              あや

優しさは厳しさの中に

2009年05月22日 22時43分18秒 | Weblog

オイラは小さい頃から動物では犬が一番好きだが、キツネも好きだった。

キツネを好きになったのは、新美南吉の『ごんぎつね』を小学校の頃に読んでからだ。オイラは授業なんか全然聞かずに、『ごんぎつね』を読みながら静かに泣いた。

オイラは「ごん」を尊敬している。

善い行いや親切は見えないように行うものと教えられた。

 

‐その日、突然モシリは歯をむき出した

あまえて近づく息子にとびかかり、ほえた

おどろき逃げて、とまどいながら近づく子に

狂気のようにかみついた

ぎらぎら燃える目はもはや母親ではない

縄張りをおかすものを許さぬ

一匹のけものの表情‐

                            ‐今津秀雄『キタキツネの季節』‐

 

そうです。母キツネは、エサの取り方や、自然界での身の安全を確保する方法など野生界で生きていく術をしっかり教えた後、愛する子どもの「自立の時」を見計らって、子どもに噛みついてまでも巣穴に寄せ付けなくするのです。

「もうあなたたちは、一人前。しっかり生きていくのよ。」という想いを込めて。

これを初めて読んだ時に、オイラは泣いた。

真の優しさは、厳しさの中にある。そういう言葉の意味が分かった気がした。

というわけで、今日はここまで。なぜか今日はキツネの話でした。

おやすみ。

 

 


今の自分

2009年05月21日 21時52分38秒 | Weblog
 今日の1時間目の授業に先週クラスのみんなに書いてもらった「今の自分」という作文について振り返った。


 大人でも書くことが難しいと思われるテーマであったが中学生とは思えないようなしっかりとした作文が多く正直驚いた。


 しかし、それと同時に大人になろうとしている中学生だからこそもつ悩みをみんな抱えているんだなと思った。


 それは、自分の存在についての疑問である。


 色んな自分がいて、本当の自分とはなんなんであろうか。


 どうしていつも同じ自分ではないのだろうか。


 自分を受け入れることができない自分がいて、そこに悩む。



 そんなことを考えている人が多かったです。そんなみんなの作文を読んで思ったのは、大人になるということの一つの条件に自分を受け入れることができる力が
あるのかもしれないということだ。



 色んな自分がいるが、その全てがまぎれもない自分なのである。それを受け入れる心の余裕がみんなにはまだないのだろう。



 しかし、時間が経ち、成長するにつれていろんな自分との付き合い方が分かってきます。



 ある生徒は開き直ること大切だと主張した。


 その意見に私も賛成である。


 自分の受け取り方次第で、なんでもいい方向にいくことも悪い方向にいくこともある。


 どんな自分だろうが自分は自分。


 その一人ひとりの自分を大切にしてほしいと思う。



けんた

遅れまして

2009年05月20日 18時36分08秒 | Weblog
はじめに、昨日の私のブログが遅れましたこと、お詫び申し上げます。



さてさて、

朝起きるとのどがカラカラで、冷えた麦茶や牛乳を

ゴクッと飲んだ時の「うまーい」は最高ですね。


起きぬけに冷蔵庫をあけるのもいいですが、それをちょっと我慢して

駅の自販機で買って飲むジュースはさらに格別です。


そして、その時に飲むジュースでお気に入りのものが

オロナミンCやデカビタC、リポDなどの栄養系ドリンクです。


紫外線から守るために茶色にしたビンのふたを「シュコォォ」と開けたときの

白いけむりがなんとも旨そうですね。


おいしいうえに様々な栄養素が入っていて風邪の予防まで

できそうな感じが気にいっている理由です。


元々、朝食用のシリアルやジュースの成分表を見るのが好きで同じような味なら

「果糖ぶどう糖液糖」より「ぶどう糖果糖液糖」

「保健機能食品」より「特定保健用食品」

と記されているものを選んでしまいます。


軽いウィルスなら吹き飛ばせるくらいの体づくりを

普段の食事から心がけたいですし、

そう考えると1回1回の飲食はないがしろにできないですね。

ブログ当番に気がつかない脳に栄養も必要ですし。


私が80歳まで生きるとすると、残りの食事回数は約5万3千回ほどになります。

さて、今晩は何を食べようかな?


  コ 

アクティビティ

2009年05月20日 17時49分52秒 | Weblog
今月のアクティビティは

大洗水族館
見たこともない魚がいっぱいいて子どもたちは目をまん丸にしていました

中でも、○○フィッシュ!!くすぐったいような気持ち悪いような・・・子どもたちは楽しんでました
イルカのショー松実の初等部と同じくらいお利口さんなイルカが感動と興奮を与えてくれました

続いて田植え
ひんやりとした泥に入り、「気持ちいい~」と言いながら一生懸命植えてくれました
作業機械にも乗せていただき、大満足の一日でした

最後にサツマイモ苗植え
落合農園にて校長先生のご指導のもと行われました。
丁寧に間隔をあけて苗を置いていきます。
そして丁寧にひとつずつ植えてくれました

                                  ひろし

痛い!!

2009年05月18日 18時05分05秒 | Weblog
みなさん、お久しぶりです!と言っても誰?とお思いでしょうが、
まあその辺はあまり気にせずに。

本日、2回目のブログです。5回目を迎えたときには、ささやかながら
勝手にお祝いをしたいと考えています。

さてさて、先週の金曜日は高等部の全学年、自然体験学習でした。
私の日頃の行いが良いからでしょうか(笑)お天気にも恵まれ、
気持のよい一日となりました
私たち一学年は筑波山へハイキングに行ってきました。ハイキング?と
疑問に思う難所もありましたが、全員が見事に山頂へ辿り着くことが出来ました!みんな、よくやった!!
普段は見ることのできない
晴れ晴れとしたいい顔だったね。

そんな達成感と満足感と自然のリフレッシュ感満載の自然体験だったのですが、
その後、アイツがやってきたのです…。そう、それは筋肉痛!!
もう若くない証拠、土日と大丈夫だと思っていたのですが、
本日やってきました。何をしていても痛いのです。
筑波での様々な思い出の最後が筋肉痛だったというのはちょっと悲しいですが、
本当にいい自然体験になったと思います。


今日からまた一週間、筋肉痛の人もそうでない人も頑張りましょうね!!