「災」が今年の一字でしたね。
確かに、豪雨に地震に…日本列島は色々な「天災」に見舞われました。
年末にあたり、今一度亡くなられた方に哀悼の意を捧げ、
被災して苦しい思いをしながら生活している方には、
引き続きオイラのできる範囲で協力していきたいと考えています。
「災」という漢字から、
オイラは「口は災い(禍)の元」という言葉を思い出します。
「しまった!あんなこと言わなきゃよかったなぁ。」
ついうっかり出た言葉で相手を怒らせたり不快な思いをさせたり、
そんな後悔をした経験は多かれ少なかれ誰にでもあるものです。
最近ではあるお笑い芸人2人が、
大御所である上沼恵美子さんに向けて、暴言を吐きました。
当時、彼らは酒に酔っていたようです。
オイラもお酒を飲むことが好きなので、
この二人の過ちはよく分かります。
冷静な時に話した言葉でも、
酔った勢いで放った言葉でも、
一たび、自分の口から出て、相手の耳に届いた「言葉」は、
もうそれは取り返しのつかないものです。
怖いことです。
よく、「思っていないことは言わない」と聞きます。
心にもないことは話すはずがない。ということです。
先ほどのお笑い芸人の例でいえば、
上沼さんに対して言ってしまった「言葉(暴言)」は、
普段から「心の中にあった」と言えるのかもしれません。
酔っているからこそ、その心の奥底にある本音が出てしまった。
ということでしょうか。
二人を擁護する気は無いのですが、
オイラの経験上、酔っていれば「思っていないこと」も言う可能性があります。
いや、正確には言葉に出る瞬間には思っています。
でも、「普段から思っていたこと」とは限らないということです。
これ、分かっていただけるでしょうか。
例えば、軽く酔っていると、
今まで考えもつかなかった良いアイディアをひらめくことがあるように、
ほんの「ついさっき」そのことを考えた(思いついた・ひらめいた)場合が、
可能性としてはあるということです。
お二人の暴言が、
上沼さんに対して「普段から思っていた不満」なのか、
飲んでいた最中に「ふと思いついた不満」なのかは不明です。
また、そのどちらにせよ「言ってしまったこと」に変わりはありません。
これはもう、謝罪して反省するしかありません。
誰だって人は間違いを犯します。
そのつど人に迷惑をかけ、傷付けるものです。
それがあるから人は学び、成長するものだと思います。
生きていれば「不条理」と「不合理」の連続です。
「俺はこんなに頑張っているのに」
「なんで俺だけこんな大変な目に遭うんだ」
と叫びたくなることもあります。
「ストレス」ってやつです。
上手にストレスと向き合わないといけません。
偉そうに言うオイラ自体が非常に下手くそですが…。
「お酒の失敗じゃない。あなたの失敗です。」
最近駅で目にする「暴力行為撲滅ポスター」のキャッチコピーです。
お互いに気をつけましょう。
一体今日のブログでオイラは何を言いたかったのでしょう…。
皆様良いお年をお迎えください。
G
卒業生が「結婚したよ」という報せをくれました。
結婚生活は山あり谷ありです。
健やかなる時も病める時も…お互いを尊敬・尊重して生きていってください。