突然ですが、『タイムチケット』というシステム、ご存知ですか??
自分の時間と得意分野に値段をつけて、インターネット上で、他人に『販売』するというもののようです。
例えば。
『買い物の荷物持ちします。30分500円』
『あなたの話を聞いてアイデアを3つ出します。30分1000円』
『起業の相談のります。1時間1000円』
『英日翻訳を手伝います。1時間1500円』
売る人によって相場も内容もまちまちですが、興味深いシステムです。
よくある話で、得意不得意、能力や環境などは人によって異なるものの、
誰しも365日24時間という平等な時間が与えられている、と言われます。
それらを何に費やすのかは、自分次第。
寝るもよし、本を読むもよし、映画を味わうもよし、ゲームをするもよし。
『今』を感じ、味わい、楽しむことで自分の糧にできるのです。
『プレゼント』の英語の意味が『贈り物』だけでなく『今』という意味も含まれているように、
自分の糧となる『今』は、自分への『贈り物』とも言えそうです。
対して、先述したタイムチケットのシステムは、自分の時間を『他人のために』費やすことでした。
つまりは『今』を他人に『贈ること』ができるのです。
自分の得意分野が活かされるのであれば、自分も輝くのであって、人のためだけでなく自分のためにもなるでしょう。
売買の観点は別として、自分の持ち味と時間を人のために費やせるのは素敵なことです。
学園内でも、自分の得意分野を友達やクラスのために時間を費やせる人が、少なくありません。
そういう姿を見ては、素敵だなぁ、良いなぁと温かい気持ちになるのです。
とりあえずは『今日』という日の『今』という時間を、浪費するのか、投資するのか。
どんな小さな贈り物でも、ささやかな贈り物でもいい、人にも自分にも、素敵な『今』を贈れる人になりたいです。
(最近病欠して、いろんな先生方から多大なる贈り物を頂いた)マリオより