松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

サッカーと忘れられないあの日①

2008年05月30日 21時48分12秒 | Weblog
 今週は水曜日にWカップ三次予選前の最後の日本代表戦のキリンチャレンジカップがありました。

 でも最近は日本代表の試合をなかなか見ることができずにいます。なにをしているかというと学園のこと、クラスのことばかりを考えています。
ということは、自分は大好きなサッカーを見る以上に松実のことが好きになっているのかなー。

 今週で5月は終わりだけど、6月も行事や、やることが盛りだくさん。みんなのために何かを考える時間っていうのは自分にとっては今はかけがえのない時間です。


 もちろん休日にはサッカーの試合を見ようと思っています。前回ブログに書いた川島選手は試合に出たのかな。でも試合にでなくても、ピッチにいるだけですごいです。私たちの地元、与野の英雄ですよ!!


 さて、前回は最後に昔話をさせてもらいたいということを書きましたが、今回は自分がサッカーをしていて一番感動した話を書きたいと思っています。


 私がサッカーをしていて一番感動したのは、自分がプレーをしていた時ではなく、指導者としてサッカーを教えていたときでした。


 平成18年4月大学を卒業した私は埼玉県の南部地区にある、とある学校に臨時教員として赴任しました。サッカー部の三年生は9名。さらにレギュラーのほとんどが二年生で、当然体格では劣っている彼らはなかなか試合に勝つことができませんでした。

 4月、5月はなかなか試合に勝てない日々。でも練習はたくさんした。彼らは本当にサッカーが好きだったんです。毎日毎日ボールが見えなくなるまで練習していました。自分もそんな彼らに混ざって毎日ボールを追いかけていた。彼らのまなざしは真剣だった。

 でも、指導者として未熟な自分・・・。彼らの本気にこたえるには100の言葉をかけてあげるより体当たりでぶつかっていくしかなかったんです。


 そんな練習の日々を過ごし、迎えた最後の夏の大会。一回戦、二回戦を勝ち上がり、準決勝。

 
 これに勝てれば県大会に出場がきまる試合で、相手は一年間まったく勝つことができなかった地区でも最強の相手でした。県大会など全く縁がなかった選手たち、相手は最強の相手。選手たちの緊張はいやがおうにも高まっていました。

 
 私は試合が始まる前のミーティングで選手たちに言いました。



「この試合はみんなの努力が実を結んだ最高の舞台だ。この最高の舞台は誰のものでもなくみんながつかみ取ったものだ。いままでやってきたことを思い出して、試合終了の笛がなるまでこの舞台で最高のプレーをしてくれ。みんなの力が発揮できれば、絶対に結果はついてくる。がんばろう!!」


 自分の緊張も最高潮でした。ベンチの前で選手全員で円陣を組み彼らを送り出しました。この試合のために彼らと一緒に頑張ってきた。自分がサッカーをしていても、これほど勝ちたいと思ったことはありませんでした。


 
 保護者や多くの観衆が見守る中、キックオフ。このときは試合終了のホイッスルがなるまで、あんな感動ができるとは思ってもいなかったです。



 ちょっと長くなってしまいましたので今回はここまで。次回はこの続きを書きたいと思います。

 
 こんな話をここまで読んでくれた人には感謝したいです。ありがとうございました。


けんた

本日、演劇部活動日

2008年05月29日 21時20分07秒 | Weblog
5月29日(木)15時~103教室
【遥かなる星空のかなたに】台本読み合わせ

~未来人が若者に出会う~

荒れ果てた地球。時を超え、未来の地球からぼくらは来た。
水は汚れ、大気は汚染し、人は戦いのために生きる。
人は機械に使われ、愛することもない。
僕は未来人。
光速の時間ロケットにのり、この時代にきた。
今、地球が滅びようとしている。
君たち、ぼくらの地球を救ってくれ。未来を救ってくれ。
この時代には未来を救う若者がいるはずなんだ。
だから、協力して探してくれないか?
その若者は輝いている。輝いているんだ。

そうして、未来人は未来を救ってくれる一人の若者を探す旅にでます。
どこにでも行ける星のペンダントでいろいろな若者と出会いますが、あることに気付いていきます。

「出会った若者すべてが輝いている」ということに。

台本の最後に未来人はこう言います。

「未来は美しい、ぼくは信じる。ひとつひとつの命が輝くとき、地球は救われる。ぼくたちが出会った若者は輝いていた、その輝きがきっと地球の未来を素晴らしいものにしてくれる。」


本日、読み合わせ一日目。
初めての手にした台本を片手に、真剣に芝居をしている部員の顔は、とても輝いていました。地球を救う、とまで言いませんが、きっと彼らが架け橋となって、美しい未来を創ってくれると本気で思っています。

S

友達の笑顔

2008年05月28日 21時28分39秒 | Weblog

高校1年の時以来の親友がいます。

そんな彼女が7月に結婚をします。ほんとうにおめでとう。

明るい笑顔がすごく似合う聡明な女性です。
彼女に笑顔を向けられると、私も自然と笑顔がこぼれます。

彼女のことを尊敬しているし、彼女の生き方が好きです。

この先の長い人生の中で、まだまだ彼女と話したいことが沢山あります。

心底幸せになってほしいと願っています。


中学生、高校生のみなさんも、自分のいま目の前にいる友達の

幸せな姿を想像してみて下さい。心の中に温かい風がふんわり吹きます。

友達の優しいい笑顔や、嬉しそうな顔は、元気をくれるものです。


そして、あなたの笑顔も、周りの友達の気持ちを癒しているのですよ。


6月18日

2008年05月27日 23時44分30秒 | Weblog

皆さんはこの日が何の日か知っていますか?

そう、松実高等学園、第二回球技大会の日です

現在、この日のために着々と準備が進んでいます。

競技種目の決定、実行委員会の活動開始、参加種目の決定と、今後様々な動きがあるかと思います。

競技に参加するみんなは本番までに十分な練習を積んだり、クラスやチームメイトとの団結力を高めたりするでしょう。

実行委員会として活動するみんなは、本番を盛り上げるために一生懸命に準備を進めてくれるでしょう。

今から楽しみですね


ところで、球技大会で主役となるのは運動が得意な人だけでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。

この球技大会は、選手として参加するみんなだけが主役というわけではありません。

実行委員のみんなはもちろん、各クラスの応援旗の作成や競技に参加しなくても必死に頑張るみんなのことを応援するのも大事なことです。

それだけでなく、本番までの準備期間でも何かできることはないかと思ったり、実際に行動に移したりすることで、活躍の場は生まれます。

そうやってみんなで協力し、ともに球技大会を楽しいものにしていきましょう。

あなたが大事、あなたが必要なのです。

そしてみんなが主役、みんなが大事なんだ。

あなたたち一人ひとりが活躍する場所が必ずあるはず。

輝かしいスポットライトにあたるだけが主役ではありません。

自分にできることで良い。

ほんの小さなことでも良い。

勇気を持ってその一歩を踏み出してみよう。

そうすればきっと新しい景色が見えてきますよ。

 

 

 

たき


ふりかえって見てみよう

2008年05月26日 22時37分16秒 | Weblog
今日の午後、中等部では、4月のスタート時に、みんなが気持よく過ごせるようにと、各クラスで話し合って決めた「クラス目標」「クラスでのマナー」をふりかえりました。


あるクラスの反省会から…

○『人の意見や気持ちを聴こう』
みんな、人の話を聞くということはしっかりできているように感じます。
でも、話し合ったけれども、「気持ちを聴く」ということは、確かにあと一歩かもしれない。
相手が今どんなことを感じているのか? どんなことを想いながら言葉を伝えようとしているのか、心から相手の立場に立つ意識をすること、それも少しずつできるようになっていきたいね。

○『文句じゃなくて、意見を言おう』
「あれがいやだ」「これはだめ」「つまんない」「つかれた」…
文句やマイナスの言葉は教室の空気をぐっと悪くしてしまう、沈んだものにしてしまう。
だから「それはこうした方がよくなるんじゃないかな」「これはどう?」「自分はこう思うけれど、どう思う?」、マイナスなことに対して、みんなで解決策を考える。アドバイスの言葉を投げかける。そんな意見から生まれた決まり。みんな比較的できていた、とのこと…もっと積極的になってもいいですよ!

○『相手を傷つける言葉は遣わない』
そのような言葉はあまり耳に入ってこないので、大丈夫かな、と思っていたら、みんなの反応は「できなかった…」「ちょっとだめだったかも。」
どうして?と聞くと、
相手を注意しようと思ったら、感情的になってついきつい言葉を言ってしまった、相手を傷つけるような口調になってしまった。
ふざけあっていることがエスカレートして、思わずそんな言葉が出てしまった。
見えないところで、みんな、心の中にちょっとひっかかっているものがあったみたいですね。言葉には命が宿っているから、言葉はあなたそのものを現すから、大事に、大切に遣ってくださいね。

○『けじめをつける』、『授業中のマナーを守る』、『時間を守る』
これはそれぞれ、出来た、出来ていない、という反省があったようです。
でもこれは出来ているからいい、という問題ではありません。教室でのマナーは、みんが気持よく過ごすためのマナー。自分がよければ、それでよい、ではないよね。
自分のことだ、出来ていない…と思った人は、明日から直していくよう、少しでもいいから意識する。自分は出来ていたけど、それでいいと思っていた、という人は、明日からちょっと気になる仲間に声をかけるところから。
これは『いけない、と思ったら注意する』にもつながるよね。


○『優しさを持とう』
これは、花丸!
君たちの、かけがえのないとってもすてきなところです。

今日の放課後、具合の悪くなってしまった子を帰れるようになるまで待っていてくれたS君、T君、本当に本当にありがとうね。



自分の教室での過ごし方は、どうでしょうか。ちょっとした小さい心遣い、心がけ、心配りが、自分自身の、そして周囲の人の居心地をぐっとよくします。
まずはあなたの心から、自分の居場所を心地よく、かけがえのないものになるよう意識していこう。


            
あや

6番と16番の選手

2008年05月23日 21時17分15秒 | Weblog

硬式野球部に所属し甲子園を目指していた俺は、毎日朝練と放課後の練習、そして週末は練習試合遠征という状態で、ほとんど野球漬けだった。
完全実力主義だから、1年生~3年生まで全員がレギュラーを目指してそれぞれのポジションを奪い合った。

高校1年生の夏だった。
夏の大会が終わり3年生が県ベスト8をかけた試合で惜敗し引退した直後の夏休み、つまり2年生と1年生しかいない新チームでの練習の時だった。

自分はその当時、監督の指示によりショートのポジションを守っていた。
同じポジションを争うライバルは、2年生の先輩数人と、同い年のチームメイト数人だった。
ショートは、内野守備の要であり、堅実な守備力に加えて守備範囲の広さを求められるポジションだ。
プロ野球でも大リーグでも、ショートには多くの名選手がいるし過去にも多くの名選手が存在した。
だから、自分も少しでも上手くなり、レギュラーになってやる!という気持ちでいっぱいだった。

朝5時30分から始まり夕方遅くに終わる練習、そして練習試合遠征の日々が汗と根性と泥まみれの青春の日を作った。

体力的にはもちろん限界まで疲労する。
それに加えて厳しいレギュラー争いに伴う精神的な疲労。
先輩やチームメイトは皆スポーツマンらしくさわやかな人間ばかりだったが、やはり先輩からは「後輩にレギュラーを取られてたまるか」という気迫がヒシヒシと感じられた。


幸運なことに、秋になって新人戦を迎える頃、俺はレギュラーを勝ち取りつつあった。夏の練習試合での結果が認められたのだ。


公式戦前日、監督から背番号を手渡される時。
高校野球で、ショートというポジションのレギュラーを勝ち取った人間には、「6」という番号が託される。
「1はエースの○○、2はキャッチャーの○△、3は・・・・。」という具合に監督は全員の前で選手の名前を呼名し、一枚一枚背番号を手渡した。
背番号を手渡されているのは、今のところ先輩だけだ。
ということは・・・。6の番号を貰う時、俺は1年生で初めて名前を呼ばれるという名誉を与えられるのか・・・。ドキドキ。

「6番はショートの◎◎。」

・・・。?・・・。???。呼ばれたら大きな声で返事をしようと準備をしていた俺の耳に聞こえてきた名前が、俺の名前とは違う。

おかしい!!ショートのレギュラーは俺のはずだ・・・。

茫然と立ち尽くす俺が意識を取り戻したのは、「16番」という番号を呼んだ時の監督の声が自分の名前だと分かった時だった。あわてて前に出て「16番」を受け取った。そして、悔しい気持ちと怒りの感情が出てきた。

「なんで、俺が6番じゃないんだ・・・。俺はレギュラーじゃないのか・・・。」

明日の試合のことについて説明する監督の声など耳に入らず、やりきれない気持ちのままそのミーティングが終わった。

俺はふて腐れた。
その様子を見たチームメイトの何人かが、「明日の試合のスタメンはお前が選ばれるって!大丈夫だよ!」そう言ってくれたが、悔しさと怒りがおさまらない。
しかし、先輩方の前でその態度を出すわけにもいかないので、ぐっとこらえてグラウンド整備をしていた。


「レギュラーはお前だ。明日の試合は頼んだぞ。」

後ろを振り返ると、そこには一人の先輩が立っていた。
さっきのミーティングで背番号「6」を貰った人だ。

「先輩が6を渡されたのですから、この大会のショートは先輩が守るのではないでしょうか」

「いや、それはない。なんで、お前に6を渡さなかったのかは、俺は監督じゃないから分からない。でも、お前が明日は起用されるはずだから、頑張れよ。」

「はい。もしそうなれば勝つために全力を出します。ありがとうございます。」

俺がそう言うと、普段物静かな先輩はにっこり笑い、右手を挙げてハイタッチをしてくれた。
その時、俺はあまりに驚いて言葉を一瞬失った。
先輩の手のひらが、人間の手のひらとは思えないくらい硬いのだ。

「○○さん、ちょっと手のひら見せてください。」
先輩は驚いたように振り向き、すっと手のひらを見せてくれた。
マメの上にマメができ、ゴツゴツとした手のひらと指。
後で聞いた話だと、その先輩は家に帰ってからも、夜遅くまで素振りなどの自主練をしていたらしい。

自分も毎日家で素振りをしていたが、先輩の手のひらに比べて、俺の手のひらのきれいなこと・・・。恥ずかしくて自分の手は先輩に見せられなかった。

結局、次の試合には16番をつけた俺がスタメン出場し、ショートを守った。
6番の先輩は、ベンチから俺に必死に声をかけてくれた。
悔しい気持でいっぱいのはずの先輩が、後輩の俺に必死に声をかけてくれている。


監督が俺に6番を渡さなかった理由。
それは、今になったから分かる。
監督は見ていた。いや見抜いていた。
その時の俺が「真のレギュラー」に相応しいか、否か。

その時から、いろいろなことを考えながら野球をしようと思った。
そして、野球をする時だけではなく、生活するいろいろな場面で、考えながら行動をしようと思った。

高等部・中等部の皆さんにも、そのような大切なことに「気付く」ことがこれから何回もあるでしょう。機会を逃さずに、気づいてください。日々を大切に生きてください。


 G 



 


感動したこと

2008年05月22日 17時32分06秒 | Weblog
もう一人じゃないよ。
仲間がいる。
仲間があなたのこと守るから
嫌なことがあったら先生や仲間に相談すればいい。
松実の人はみんな友達であって家族でもあるんだよ。

松実高等学園で良い思い出 作ろっか!

いつでもいいから教室に来れたら来てね。

学校生活 無理しない程度に頑張って。

上の文は高等部1年男子が教室に入れない仲間に向って書いたメッセージです。
本人も悩みの真っただ中に今現在もあるのですが、やっとの思いで学園に来れた友に
“○○君 FIGHT!” とその都度激励する優しい生徒です。松実に入れて良かったことを
1 また人と話せるようになった
2 面白い先生にいっぱい会えたこと
3 相談できる先輩や友達に会えたこと
と挙げて、“松実学園が受け入れてくれてすっごく嬉しかった”といつも言っています。

生きることは周りに迷惑をかけて辛いこともあるけれど、せめてその人たちの健康や幸せを祈れたらいいね、T.Y 君。
みぃ

きらきら。

2008年05月21日 21時19分25秒 | Weblog
先週の金曜日、初等部・中等部のみんなと自然体験学習で清水公園へ行ってきました。

みんなのきらきらとした姿をたくさん見ました。

バーベキューで、慣れない包丁で一生懸命野菜を切っているところ。なかなかついてくれない火を頑張って、煙に涙しながら、起こしているところ。手が熱いのに休まず焼きそばを炒めてくれていたところ。料理がしやすいように焼きそばの袋を全て開けてくれていたところ。みんなの焼肉と焼きそばを一生懸命均等に取り分けてくれていたところ。

アスレチックで、グラグラ揺れる丸太の上を怖がりながらもあきらめず歩いていたところ。水の中に落ちてしまって涙してしまっていたところ。水の中に落ちたA先生、H先生、T先生を見てお腹をかかえて笑っていたところ。参加できなかったけれど、大きな声で友達の応援をしていたところ。

なんていい顔をするんだろうって。なんて素敵な顔をするんだろうって。

「先生、バーベキューこんな美味しくできるとは思わなかった!」
「あぁ、楽しかった!」
「また来ようね」

みんなの心にしっかり残ったのですね。あんな素敵な表情をした自然体験学習、忘れないでくださいね。

教室の中でもきらきらしたみんなの顔を見せてくださいね。


もえ




帰り道要注意!!

2008年05月20日 18時16分38秒 | Weblog

最近、「高校生の帰り道が危険!」だというニュースが報道されています。

暗い夜道に一人で帰るという行為ほど、危険なことはありません。

特に、女子生徒。あまりにも路地の多い、人気の少ない道では、

一人で歩かないように心掛けましょう。

部活動やバイトなどで遅くなることもあると思います。

だからこそ、家に帰るまでの間、気を抜くことなく注意して帰ってくださいね。

これから、まだまだ日が伸びますが、危険はいつやってくるかわかりません。

日頃から、注意しておかないと、いざ、事件に巻き込まれた時の対応ができなくなりますよ。

「私は(僕は)大丈夫」という考えを持っていると巻き込まれてしまいますので、

あくまでも、過信せずに気をつけていてくださいね。

ニュース等で、同い年の話題には、耳を傾けて聞いておくことも

必要になってくるのではないでしょうか。

自分の身は、自分で守れるようにね。

ちょん


日本代表選手

2008年05月19日 17時54分11秒 | Weblog
 先週の土曜日をもってサッカーJリーグがワールドカップ3次予選のために一次中断期間に入った。我が浦和レッズは中断前最後の試合であるガンバ大阪戦に惜しくも2-3で敗れてしまったが、3節以降はその試合まで負けがなく、現在は首位という見事な成績である。


 これから始まるワールドカップ3次予選にも多くの選手が日本代表に選ばれ地元のファンとしては楽しみな限りである。

 そんな中、サッカーで最もポジション争いが厳しいといわれているGKで川口選手、楢崎選手と一緒に川島選手の名があった。


 川島選手は川崎フロンターレのGKであるが、もともとは地元の大宮アルディージャでキャリアを始め、名古屋グランパスエイトを経て現在にいたっている。各年代の日本代表を経験しており、これからは川口、楢崎の次の日本代表GKとして期待されている。


 これから先、日本国民の脚光をあびるであろう彼であるが実は出身は自分と同じ与野で、お隣の中学校であった。しかも同い年。自分は小学校のころから彼のことを知っていたし、彼も知自分のことを知っていた。


 自分の中学校と彼の中学校は市内ではライバルであったが、戦績は彼の中学校が常にリードしており、自分はキャプテンをしていたのでどうやったら彼の中学に勝てるかいつも考えていた。


 結局、自分の代で彼のいる中学校とはおそらく5回対戦したが戦績は2勝3敗であった。


 自分が中学時代の全てを注いだ部活動。そんな中、現在華々しく活躍している彼と対戦できた喜びは今の彼の活躍を見ているとふつふつふつとわいてきて、自分に元気をくれる。


 他人が自分に元気をくれる。自分が他人に元気を与える。そんな出会いって素晴らしいですね。川島選手にはこれからもぜひ頑張ってもらいたいです。



 次回以降のブログではそんな彼の話も含め、少し自分の昔話を続けさせてもらおうと思います。


けんた