松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

有言実行!

2007年01月31日 18時04分58秒 | Weblog
早いものでもう明日で2月
なんか12月より時が早く過ぎる感じがするのは気のせい??

「目標をもって行動すること」

「たとえ達成しなくても、その過程も大事なんだよ」

僕が課題研究の授業でよく言う言葉

中味のある日々を送りたい。そう考えているから。

そんなわけで、2月の目標は

「週2回以上ジョギングをする」

なんでか
月曜に生徒たちとドッチボールをしてぼろ負けをした・・・・・

体が重い、動かない、軽快さがない

手を抜いたつもりもなく、普通に負けた

これじゃいかんと危機感を覚えたので、

今月はこの目標でやると決めました。

今度は負けないからなぁ~

こーき

最近手帳を買いました

2007年01月30日 19時54分11秒 | Weblog
「ありがとう」
感謝する心
「すいません」
反省する心
「悔しい」
進歩する心

いつも思っていることだけど、なぜか忘れてしまう。
その言葉を書いておこう、毎日目にしようと思って手帳を買った。
夢を手帳に書いている有名社長に影響を受けて
また総合学習で「自分の未来予想図を書いてみろ!」と言っておいて自分がやらないのもおかしいから自分の夢を手帳に書いてみた。

自分の未来を手帳に書いてみる。始めはなかなかペンを手が進まない・・。
ん?
そこで、自分がよく生徒に言っている言葉を思い出してみた。
「まずは好きなことはなにか」
そうそう、これならなんとか書けるぞ!
まずは、映画だろ・・ビリヤード・・
んん?
進まない。

では次にいこう。
「今欲しいもの」
おーし、これなら!
パソコン、車、家、デジカメ、あとはでっかいテレビとホームシアター・・
月並みだけど自分の家族。一番はやっぱりこれだ。
家族は幸せになるならば自分は頑張れるのではないか。それが自分の幸せと思えるのではないか。その時「お前のために」って言葉だけは絶対にいわないでおこう。
そう思いながら「明日考えよ!」と思い布団の中に入った。未来の自分を夢見て。

追伸 次の日から1ページずつ書いています(あとは日付けだけ)














昨日は何かがズレていた

2007年01月29日 19時08分38秒 | Weblog

昨日は友人・先輩ら4人で浦和(さいたま市)のラーメン屋に行った。

 

「めっちゃ、うまいぞ~!!!」友人Kがとにかくお薦めのお店だ。

ものすごい空腹のままで、4人は夕方4時45分にお店に着き、店の前で開店を待っていたら……5時になっても開店する気配がない。あれ?

店の換気口から、すごく美味しそうなにおいがして、余計に食欲をかきたてられる。

「まさか…開店って5時じゃないのかな~」先輩が不安そうな声で言う。

「ちょっと待ってろ、前の自転車屋のおっちゃんに開店時間を聞いてくるから!」

その先輩がテクテクと横断歩道を横切り自転車屋に入っていくと、すぐにその先輩は出てきた。心なしかうつむき加減だ…。

「6時だってさ!!!」

どうしようか…。みんな昼ご飯を食べていないから空腹の限界だ。

しかも…ふと見ると少し離れた所にラーメン屋があるではないか…。

「あっちの店でもよくないか!?」一人が言った。

そのセリフは、みんなが恐れていた一言だった。一気に「あの店でも良いんじゃないか」という空気が全員を支配した。

1時間待てば、開店…。しかし空腹の限界。どうしようか…。

「1時間あるならさ、先に川越での用事を済ませてきちゃおうぜ!!それからまたこの店に戻って来ようぜ!!」

そう、ラーメン屋で食事した後に、俺たちには川越まで行く用事が残されていたのだ。

「えぇぇ~。ここから川越まで何分かかるんですか!?すっごい遠いでしょ!!もう、このラーメン屋はあきらめて、川越に行く途中のどこかで食べましょうよ~」と、俺は言ったが、他の3人は…

「いや、この店で食べる!!絶対に」

 

結局、車に乗り込み川越を目指した。辺りはすっかり暗くなっていた。浦和から大宮を抜け川越方面へ車は進み、遠くに見える繁華街の灯りをみんなで見ながら、

「夜景がきれいだな~!!でも腹減ったな~」

「あのでっかいキレイなビルは何のビルだろうな!!しっかし腹減ったな~」

「川越には久しぶりに来たよ~。あぁぁ~腹が減ったでござる。腹が減っては戦もできぬ。」

という具合に、話す内容の語尾に空腹を表す言葉がついた。そのやり取りが、馬鹿らしくてかなり面白かったのですが、川越までは、かかった時間以上に遠く感じた。用事は5分で済み、そこからすぐに浦和へと戻った。

戻ってきたら店の前には、大行列。(大行列とまではいかないけれど、すごく行列が長く感じた…)

「あの列に…な、並ぶの??」恐る恐る聞いた。

「当たり前じゃないかぁぁ~!!!」

というわけで、並ぶこと約1時間…。やっと店内に通された。

「ラーメン、麺増し(大盛り)で。」

数分後、自分たちの目の前に運ばれたラーメンは、丼からうどんのような太い麺が溢れんばかりに盛られている。(おそらく普通のラーメン屋の大盛りの2倍はあるだろう)

食べられるのか…。これ、果たして食べきれるのか…!?

あんなに空腹だったのに、目の前に運ばれたラーメンを見ただけで、満腹になりそうだ。丼からはみ出している麺を食べはじめると、スープに全く絡んでいないため、麺の味しかしない…。

早くスープまでたどり着きたい。

早くにっこり笑って「うまいね~このラーメン!!」って言いたい。

食べても食べても麺が続く…。不安が頭をよぎる…「無理だ。」

結局スープまでたどり着いた頃には、すでに時は遅し…。

「うまいかも…。あはは」そんな感想が自然と口から出た。

食べ物は絶対に残してはならないと育てられたので、必死に麺とチャーシューと野菜との戦いを繰り広げた。

この戦いは、「すごいラーメン屋だったね~」という感想で幕を閉じ、4人は肩を落とし、それぞれの家に帰っていった。

今度は麺増しにしないで、普通にいただきます。味はおいしいので。

 

生徒のみんなはどんな週末を過ごしたのかな。

何か楽しい経験をしたなら教えてくれな!!

 

 ガク 


ボクの漫画の主人公

2007年01月26日 18時19分23秒 | Weblog
「ボクの漫画の主人公」と言っても、実際のところボクはマンガを描いたこともないし、絵もさほどうまくはないので、「ボクの好きだったマンガの主人公」と言ったほうが正確だろう。今日はそんなボクが好きだったマンガについて書いてみようと思う。

記念すべき第一回目(続けるの???)は、ある意味でボクの教師としての原点とも言える作品「地獄先生ぬ~べ~」。

 この「地獄先生ぬ~べ~」は霊能力と鬼の力を封じ込めた左手をもつ小学校教師「ぬ~べ~」こと鵺野鳴介(ぬえのめいすけ)が妖怪や霊から教え子や市民を助けるという1話完結型のストーリー。
 妖怪や幽霊、UFO等オカルト的なものも多く登場するが、基本は教師であるぬ~べ~と生徒たちのふれあいや成長のお話。ドジ・スケベ・貧乏と3拍子そろったぬ~べ~だが、生徒や困っている人にとっては献身的で、いざというときは、鬼の左手で困難に立ち向かっていく姿は、「現実にはいない魅力的な先生」として映った。

 マンガのストーリーもメッセージ性、テーマ性を持った作品が多く、あらためて読み返してみれば、その裏側には教育論、道徳論、哲学論、社会論、人生論、環境問題、社会諷刺などを題材とした高度な内容が織り込まれているもの結構あった気がする。

 一番、印象に残っている話はぬ~べ~が山奥の洞窟に閉じ込められてしまう話

 遠足の下見のため、一人で山に出かけたぬ~べ~は、遭難者(実は失恋による自殺者)の人骨と共に、廃坑に閉じこめられてしまう。閉鎖された孤独な空間にたえきれないぬ~べ~は、死者を蘇らせる「反魂の術」を使い人骨をよみがえらせてしまう。
 よみがえった人骨は女の子の姿に戻ったが、生きていたときの記憶をなくしていた。その女の子はぬ~べ~と語り、遊びしていくうちに生きることのすばらしさを思い出し、早く外に出たいと願うようになる。

 食料も尽きはじめたころ、二人はふとしたキッカケで廃坑からの脱出口を見つけ地上に出るが、その途中で女の子は自分が生前に書いた遺書をみつけ読んでしまう(実はぬ~べ~が先に見つけ隠していた)。女の子は、その遺書を読んだとたん、自分が死者であることを思い出し、生きる気力をなくし骨に戻ってしまう。

 ぬ~べ~は、世の中の残酷さを叫び、自分の注意が足りなかったことを悔やみ、絶望するが、生徒たちの声で正気を取り戻し「俺は・・・生きるぞ」といい、山をおり、生徒の元に帰って行く・・・。


 当時のボクはこのわずか20数ページのマンガで「生きる意志」というものについてを考えさせられたが、なによりいつもは「頼れる先生」であるぬ~べ~が自分のミスを悔いて、絶望するが、生徒たちの声で「生きる」ことを誓う姿に不器用なかっこよさ、人間らしさを感じることができた。
 このほかにも様々な話があるが、読んでいくうちにどんどんと引き込まれ、生徒といっしょに考え悩む姿勢、ドジでマヌケだが生徒思いの姿、いざというときに頼れる存在、そして自分自身も完璧人間ではなく弱い部分が見え隠れする人間らしさ、に憧れ、いつの間にかボクの将来の中にぼんやりと「教師」という選択肢を生み出していった。

 実際にボクが教師になるに至るには、他にも多くの出会いや出来事が関係しているが、一番最初に「教師」を将来の選択肢に加えたのはこの「地獄先生ぬ~べ~」だということはまちがいない。
 もちろんボクには霊能力も鬼の左手もないが、せめて心意気だけはボクが憧れ惹かれた「現実にはいない魅力的な教師」に近づきたいと思っている。それはひどく困難なことかもしれないが、「かめはめ波」を撃つことよりはいくらか現実的だろうとも思っている。



♪あの頃のボクよ きみの目に
 今のボクはどんな風に映るのかな?
 憧れていたヒーローにはなれなかったけど
 信じた道をこうして歩いているよ


♪ ぼくの漫画の主人公/ゆず



 ☆ジロウ☆

言葉を聴いて想ったこと

2007年01月25日 20時37分17秒 | Weblog
言葉を聴いて想ったこと。

「誰にも言えなかった」
よく一人で耐えてきたね。

「うまく言葉で言えるか心配だった」
きっと勇気がいったよね。

「話して気持ちが軽くなった」
今まで重いものを抱えてきたんだね。

「話したら、今まで心の中にしかなかった事が
 現実になったみたいで不安だよ」
それはきっと、あなたの心が 
現実を受け入れる強さを身につけ始めているんだよ。

暗い表情がすこしほころぶ。
無理に笑っていた顔が、自然な表情になっていく。
ぽつりとぽつりと言葉をこぼして俯いていた顔が上がっていく。
遠くを見ていた視線が だんだんと合っていく。
そんな変化にほんとうに安心します。
一人で抱え込まないでくださいね。



  あや


 
  



冬本格化?

2007年01月24日 19時26分38秒 | Weblog
日々寒さが増してきてますね。

学園でも風邪をひいて登校している生徒を最近よく目にします。

毎日家に帰ったら「うがい」「手洗い」してるかな??

さて、高校3年生は来週が最後のテストだね

もう学校へも来る回数も限られてちょっとは名残惜しい
気持ちになってくれてるかな

君たちが歩んできた三年間を振り返って、

最後のテストに向けて頑張ってくれよ。

絶対に風邪なんかひかないようにな!!!

こーき

未自考進

2007年01月23日 19時48分34秒 | Weblog
明日高校1年生に総合的な学習で『自分の将来をイメージしよう』と授業を行う。
自分のライフプランを作成してみろと言ってもなかなか簡単にはいかなね。
生徒に、予行練習として書いてもらったものを読んでいると、考えさせられものばかりだ。ある生徒は高校生のうちに色彩検定の資格を取る、ある生徒はバイトをする、モデルのプロダクションに入る、雑誌のモデルになりたい少し有名になりたいという。俺が高校生だった頃、夢って・・。

まさか今の仕事に就くとは思っていなかっただろう。
ここに辿り着くまで何度も自問自答してみた。
「自分は向いているのか、?」
答えはないけど、ありきたりだけど、そのままじっとしていては進歩がない。
君達は何に向いているのか?
やってみればわかる。
やってみないとわからない。
進みたいと思う道へ進むこと。


雨が止み、晴れてきた。

2007年01月22日 13時00分24秒 | Weblog

昨日は夕方までゆっくりと時間が過ぎた。

考え事をしたり、好きなレゲエを聴いたり、お香を焚いたり、、ちょっと眠ったり…。

休みの日は気分転換のため、絶対に外で遊ぶことをしている自分にとっては、珍しい過ごし方だった。

悪い癖で、一人で考え事をしていると、すごくマイナス思考になってしまう。

「ここじゃないどこか遠く、誰も自分を知らない土地で生きてみたい。」とか、大げさだけど、結構真剣に考えてしまうことがある。

他人に何かをアドバイスをする時にはたいてい、

「そんなマイナス思考じゃダメだよ。プラス思考で考えなきゃ。」

って言っている自分なのに…自分ひとり、考え事をする時のマイナス思考具合と言ったら、かなりのものだ。どうしてだろう…

不安に支配されてひどく落ち込んでしまうのだ。

それでも最後には、なんとか自分を奮い立たせて気持ちをリセットできるから、たまにはそんな感じになっても良いのかなって思います。

夜、友だちから電話が鳴った。「ちょっと話そうぜ!!!」

明日から始まる新しい一週間に備える為、日曜の夜はこうやって集まることが多い。それぞれの一週間が始まるわけだけど、また気持ちを切り替えて頑張ろう。

夜から降り出した雨が今日の朝になって止んでいた。駅まで歩きながら空を眺めているとだんだん雲がなくなって、青空がのぞき始めた。

「おぉぉ~。これから晴れるんだな!!!」同時に気分も晴れてきた。

よし頑張ろう!!!そう思って電車に乗った朝だった。

 ガク 


たったひとつの冴えたやり方

2007年01月19日 17時09分11秒 | Weblog
 早いものでボクが松実高等学園に赴任してからもう2週間が経とうとしている。慣れたか、慣れないかで言えば正直まだ慣れてはいない。日々のデスクワークや教案の作成なら多少の心得はあるが、それを日々ぶつけていく相手は、人間であるキミたち生徒。

 もちろん、この2週間を遊んですごしていたわけではないけれど、キミたちのことに関して言えばまだまだわからないことばかりだ。大学時代から心理学や教育学なんて学問も多少かじってはいるが、そもそも、日々、銀河のように広がっていく思春期の心をそんなに簡単に理解しようというほど、おこがましいことはない。頭でっかちな考え方に偏って、先入観やイメージといったもので指導を行ったり、わかったような顔をすることは、「教師」という職業の人間がやるべきことではない。

 人間と人間がお互いを「理解」しあうことは、簡単なようでひどくむずかしい。ささいな行動が、相手を見る目を激変させることもあれば、ささいな言葉でひどくいがみあっていた関係が簡単に修復されることもある。

 
 「理解」を辞書で引けば「物事の道理を悟る」などと書いてあるが、どこにも「人」なんて言葉は出てこない(まあ、詭弁かもしれないけど)。

 人と人が「理解」しあうことに、数式やロジックなんてものは通用しない。大人だろうが子供だろうが、男だろうが女だろうが、向き合って話し、笑い、共感し、すれ違って、反発し、泣いて、迷って、また笑って・・・そんなことを繰り返しながら、少しづつわかっていくものなんだろうとボクは考える。

 そこには方程式のような、たったひとつの冴えたやり方なんてものは存在しない。泥臭くてかっこわるい、人と人との心の格闘があるだけ。でも、それはそれでなんとなくあったかくていいとボクは思っている。


☆ジロウ☆



 追記:ずいぶんカタい文章になってしまったので、次回からは音楽やマンガについてでも書こうと思います。



 

 

 



 

 

心の中に、ひとつの詩

2007年01月18日 21時01分22秒 | Weblog
今日はバスケ部の活動日でした
バスケ部が発足して3ヶ月ほど経ちますが、みんな本当に上手になりましたね
最初はボールを怖がっていた子も、途中でバテてしまっていた子も、今では見違えるようです
試合中には 時に爆笑してしまうようなプレイや、拍手を送りたくなるようなきれいなシュート・・・と余裕まで見られるようになりました
まさに継続は力なり、ですね
この調子でがんばろう


さて、先日高等部1年生の授業で、一緒にいろいろな詩を読んでいきました。
その中で特にみなさんが好きだと言っていた詩を紹介したいと思います。


    笑うこと
             田中 章義

 はしゃいでいる人の
 顔はいいのに、
 はしゃごうとしている人の顔は
 どうしてこんなにも
 さみしいんだろう。

 いろんなことに
 無理しすぎているんだから
 せめて、
 笑うことまで
 苦労しなくていいんだよ、
 きっと。


  あなたはだんだんきれいになる
                   高村 光太郎

 をんなが付属品をだんだん棄てると
 どうしてこんなにきれいになるのか。
 年で洗はれたあなたのからだは
 無辺際を飛ぶ天の金属。
 見えも外聞もてんで歯のたたない
 中身ばかりの清冽な生きものが
 生きて動いてさつさつと意慾する。
 をんながをんなを取りもどすのは
 かうした世紀の修業によるのか。
 あなたが黙つて立つてゐると
 まことに神の造りしものだ。
 時時内心おどろくほど
 あなたはだんだんきれいになる。

ほかにも、武者小路実篤の「一個の人間」、中原中也の「生い立ちの歌」が好きだと言っていた人もいました。
みなさん 読んでいろいろ思うところがあったようです。
日本語ってほんとうにきれいですよね。
自分の好きな詩ひとつを覚えておいて、心に留めておくのもいいのではないでしょうか

 あや