みなさん、こんにちは。
夏休み、いかがお過ごしでしょうか。
高等部ではジュピター夏期講習や受験対策などで、生徒が出入り姿もありますが、
大半のみなさんは、いろんな場所でいろんな風に夏休みを過ごしていることと思います。
安全かつ充実の夏になっていると良いなぁと思いますが、どうですか??
さて、私はこの夏、いろんな「学び」をしています。
ひとつは、教員免許の更新のための「学び」です。
とある大学に出向き、丸1日授業を受け、その後テストを受け、帰って来る。
これをお盆期間に3日間、いってきます。
テーマは今、自分が興味を持っている分野で選択しましたが、
上記の講義出席に加えて、テキストを熟読し2000字のレポートも課題の一つです。
せっかくなら良いものを、と空いた時間に課題を読んではメモで構成し、直し、構成し、、、
自己推薦文や小論文に取り組む高3生と同様、ひたすら取り組む時間が続いています。
いつもは教えたり直したりする立場の私ですが、いざ「プレーヤー」となると
迷うポイントやペンが止まってしまうポイントを実感するのです。
「先生、難しくて書けな~い!!」というみなさんの声を思い出しながら、私も奮闘中です。
ふたつめは、苦手意識を克服するための「学び」です。
海外にフラッと一人旅に行っていた数年前の自分が嘘みたいに、英語が遠ざかった今。
ある生徒が、いちから英語を頑張りたい!という目標を夏休み前に掲げました。
そして薄い問題集を1冊、一緒に本屋さんで選んで購入し、本当に基礎から勉強しています。
中学英語の基礎からですが、私も英語は苦手意識が強く、教えるというより一緒に一つ一つを調べ、
こうかな?こうなのかな??と、確認しながら進めていくのです。
この感覚って、学生時代に授業のノートをもとにしながら友達と勉強し合った感覚だなぁと。
得意分野とか専門分野ではスラスラいくはずの解説が、しどろもどろしながらの解説で、
それでも正解にたどり着くと、これはこれで何だか面白いものです。
「教育」は「共育」とも言いますが、生徒が質問に来てくれるおかげで、自分自身の成長にもなる。
そんな学びもしています。そういうチャンスをくれた生徒には本当に感謝です。一緒に頑張ろう。
みっつめは、掘り下げたい分野の「学び」です。
茶道で扱う茶道具や焼き物の歴史、料理するときに毎日さわる野菜の栄養価やその活かし方、
趣味の範囲で「知らなくてもいいこと」だけど、自分が好きだからこそ探求できるもの。
そして知っていることで、ちょっと趣深い時間が増えるもの。
図書館で本を借りたり、実際に見に行ったり、わくわくするものを好きなだけ吸収するのです。
以上が今年の私の夏です。
社会人は夏休みの宿題がないから、自分から学んでいかないと、たぶんどんどん退化する。
学び続けるみなさんと一緒に、少しでも進化できるよう、頑張ります。
お互い、良い夏を!!!
(毎朝のラジオ体操、継続記録更新中の)マリオより