松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

本日最終日

2008年09月30日 21時56分25秒 | Weblog

松実高等学園中等部よりお届けします。

 

本日は平成20年度前期最終日でした。

中等部に関しては、前期・後期の切り替えであると同時に現在の校舎で過ごす最後の日。

たった半年間の日々でしたが、沢山の思い出があります。

みんなはもう既に忘れているかもしれないような、ほんの些細な出来事、一瞬の出来事でも、たった一言でも。

朝のHRの前、毎日の始まりから授業、休み時間、放課後教室で過ごした確かな時間。

笑ったり、喜んだり、ばかみたいにはしゃいだり、怒ったり、悲しんだり、泣いたり、温かい気持ちになったり…。

様々なものが心に残ってる。

ここでみんなと過ごせた日々があることが嬉しいです。

 

ありがとう。

 

 

みんなもこの空間にやっと慣れてきたところかとは思いますが、次に登校するときはまた新しい環境となります。

校舎も、教室も、クラスも一新。


そしてこれから過ごしていく後期の残り半年、6ヶ月間。

「まだ」ではなく、残り「6ヶ月」。

 

どの学年も、どのクラスも、どの生徒も。

これ以上ないくらいの思い出をいっぱい作ってほしい。

時間はあっという間に過ぎていく。

振り返ってみれば楽しかったなーって、そう思えるように。


少しでもこの松実で過ごす日々が、みんなの一生にとってかけがえのないものになるよう。


そのために、頑張らないといけないなー、なんて思ったり。

 


でもその前に、まずは新校舎への引越しを終わらせなくては…。

学園はしばらくお休みをいただきますが、その間に職員総出で引越しを行います。

そんな新校舎はきっと素敵な空間になるはず。

楽しみにしていてくださいね。

 

それでは、また。

 

 

 

 

たき


以心伝心

2008年09月29日 19時27分19秒 | Weblog
人は出会いと別れを繰り返しながら生きています。

たくさんの出会いの中で、
お世話になった人。
大好きだった人。
いま伴に過ごしている人。
別れを迎えてしまった人。

そんな人に、
「感謝の気持ちを伝えられなかった」
「何もしてあげられなかった」
「何も返すことが出来ていない」
そんな言葉をこぼし、涙を流す人を見ました。

相手を想うあなたの気持ちは、きっとどこかで繋がって、時には形を変えて、相手のもとに届きます。
それよりも、なによりも、一番大切なことは、あなたがただ一生懸命、今を生きているということ。

それがすべての始まりです。

今を大事に、自分を大事に、共に時を過ごす人を大事に、日々を過ごしてください。

そうすればきっと、その涙の源になったあなたの心は、どんなに遠く離れている相手にでも、きっと届く時が来ると思います。


       あや

これだね、これっ!!

2008年09月26日 22時26分50秒 | Weblog

9月9日の松実ブログで、ケンタ先生が「課題研究」というタイトルでブログを書いていました。
今、このブログを読んでくれている人は、この続きを読む前にそのケンタ先生のブログを見てくれると幸いです。

「課題研究」とは、高等部の生徒たちが履修している授業の1つです。
だから、学期末には試験が課せられるわけです。
その問題を作成したのが、このオイラです。

その試験の選択問題に、このような問題を出した。
「人は一人では生きていけないという意見があるが、あなたはその意見に賛成か反対か、自分の意見を書きなさい。また、その理由も記しなさい」

選択問題である以上、このテーマを選択せず、他のテーマを選択した生徒もいる。
じゃあ、いったいどれくらいの生徒がこのテーマを選ぶのか、俺としてはすごく興味があった。また、選択した生徒たちがどのような観点で、このテーマを考えて書くのか、すごく楽しみだった。

試験前日の9月9日、そのテーマについてケンタ先生が、生徒よりも先にご自分の考えをブログに載せたわけです。

ちなみに、このブログを読んでくれている人は、どっち??

この問題に、正解・不正解は無い。
「私は人間は一人で生きてはいけないと考える」という意見があっても良いし、「私は人間は一人で生きていけると考える」という意見があっても良い。
大切なのは、そのように考える理由だ。

なぜ、人間は一人では生きていけないと考えるのか・・・
なぜ、人間は一人で生きていけると考えるのか・・・

松実でずっと教員をやっているオイラの楽しみの一つとして、生徒が書いた作文を読むことがあります。
今回の試験の作文も、全生徒の魂がこもった作文を一枚一枚じっくりと読み込んだ。
ぎっしりと書かれている作文用紙。一枚一枚間違いなく生徒たちが手書きしてくれた。
オイラが出した手紙(問題用紙)への、生徒たちからの返信(解答用紙)。

消しては書き、消しては書き、最後まで書いてある作文用紙。
きれいな字でサラサラと書かれてはいるが、練りに練られた跡が随所に見られる作文用紙。
誤字脱字がちょっと目立つが、純粋な気持ちがにじみ出ている作文用紙。

あぁ・・・このブログの本筋とずれてしまった。


生徒たちに断りを入れていないので、生徒の作文をここに載せることはできませんが、次のブログ当番には、生徒たちに断りを入れて、一部をアップしたいです。

とにかく素晴らしい作文ばかりでしたよ。ありがとう、みんな☆

全く関係ない話だが、昨日の帰宅時に駅で卒業生にばったり会い、立ち話をした。
15分くらいだったけれど癒されたなー。
今日も全く偶然に卒業生が学園を訪れた。話す時間はあまり無かったが、
「センセイ、しっかりとメールの返事をくれよ、約束だぞ、もうシカトすんなよ!」と言って去って行った。
来てくれてありがな☆

それじゃあ、皆さん良い週末を!!
BIG UP!!

 G 









~秋~

2008年09月25日 17時52分06秒 | Weblog
今週の火曜日は秋分の日でしたね


春日部に引っ越してきて1ヵ月。初めて電車に乗って春日部を脱出してきました。


目的地は山梨県



一足早く秋を感じてきました


私の一番好きな季節は秋です。

夏は暑いし、
冬は寒いし、
春は花粉症だからです(笑)


火曜日は久しぶりに青空で、とてもいい天気でした。

まだまだ、紅葉という感じではありませんでしたが、澄んだ青空と、おいしい空気と、気持ちよい風を十分堪能してきました。


秋は、


スポーツの秋

読書の秋

そして、なんといっても食欲の秋


山梨でも、梨や、ブドウがそこら中になっていて、とてもおいしそうでした。



これから冬に向けて少しずつ寒くなっていきますが、

体調には気をつけて、それぞれの秋を堪能してくださいね!



かなえ




足猿

2008年09月24日 19時25分56秒 | Weblog
最近フットサルにはまっています。小学校3年生の頃からサッカーをやっているのですが、サッカーとはまた違った面白さや魅力があります。


昨日の休日もフットサルの試合をしてきました。そちらの試合も白熱しましたが、自分自身は昨日の試合の意味は違うところにあります。


それは・・・今週の土曜日の試合の調整です。



今週土曜日にH先生率いるフットサルクラブピンキーと私が所属するサッカーチーム下落合FCとの2回目の練習試合が行われます。



前回の練習試合は夏休みの7月26日に行われましたが、あの真剣勝負をまたできるということでわくわくしています。


自分がずっと続けてきたもの、好きなことを生徒と共有できる喜びは何にも代えがたい喜びがあります。前回の試合での彼らの真剣な表情がいまでも忘れられません。


ピンキーと試合をした時の印象は、よくフットサルを勉強し、高いレベルで戦術の共通理解がされているなというものでした。



フットサルはサッカーよりも決まり事やパターンを徹底しないと勝てない競技です。必要なのはチームとしてどう連動してして動くかということなのですが、それは反復練習や話し合いを数多く行っていないとできません。ピンキーにはそれを感じ、自分たちももっと練習しないといけないなと思いました。


あれから、2か月がたつのでさらにレベルアップがなされているでしょう。今回も前回以上に気合いを入れていかないといけないなと決意をあらたにしているところです。


フットサル場は夜の時間帯はサイレントタイムといって静かにプレーしなくてはいけない時間なのですが、それを守る自信がいまのところないです(笑)



 今回も熱く、そしてフェアプレーで戦いたいと思います。ピンキーのみなさん、よろしくお願いします。



けんた

学園と教室と教務室。あと、個別。

2008年09月22日 21時25分17秒 | Weblog
休み時間や放課後の教務室は、中等部も高等部も生徒たちでごった返し、生徒たちの明るい笑顔が溢れています。

 いつも元気な松実高等学園の生徒たちですが、ここに(松実に)辿りつくまでは自分の居場所を必死になって求めていたはずです。

 私だってその一人でした。私は私の居場所を探して、ここ松実高等学園に辿り着きました。

 どうですか?皆さん、皆さんの居場所をみつけられましたか?

 教務室で毎日楽しそうに先生方と話している彼らを見ると、なぜだか非常に嬉しくなります。きっと、学園に、教室に、教務室に自分の居場所を見つけられたのだと思えるからですかね。

 
 ただ、空に雲があるように、教務室に生徒がいることが当たり前に思っていましたが、振り返ってみると、自分が学生時代に職員室に入ったのは数回程度です。それも、先生に呼ばれて入ったのがほとんどで、自主的に入室したことは一度もありません。(その時は必ず先生に叱られていましたから・・・。)
  
 なんでしょう、彼らは教務室に・・遊びにきているのかな(笑)

今日も教務室に遊びにきた生徒たちは、明るく先生の周りを囲みました。私の机の周りにも生徒たちが・・・。よーく、見ると高校3年生Bクラスの生徒たちが3、4人が真剣な眼差しで私の隣にいるではないですか。

 S「どうした?なにを話にきたんだ??」

すると、彼らの口からは進路のことが・・。話す順番を決めていたのか、A君が終わってからB君。B君が終わってからC君が話し始めました。


A君 「調査書の申請書をもってきました」

B君 「志望動機を書いたエントリーシートをもってきたんで添削してください。」

C君 「先生。今日放課後空いていますか?面接の練習お願いします!」

と・・。彼らは遊びにきたわけではありませんでした。

9月下旬、本格的に進路に向けて動き出している彼ら。

去年一年間、担任として彼らと向き合った私は、率直に

「逞しくなったな!」

と表情を見て、心底思いました。


思い出します。


自立とはなにか、共生とはなにか、イジメとは、社会とはなにか、本当の友達とはなにか、自分がクラスメイトにできることはなにか、サマキャンに参加することの大切さとはなにか・・。
不安いっぱいの表情を浮かべ入学してきた彼らと何時間にもわたり、話し合ってきたこと。

そんな真剣な話し合いを終えたあと、ウノやトランプを一緒にやったこと。

卒業式のとき、来年はうちらの番ですね。といって、メッセージつきの色紙をくれたこと。

走馬灯のように記憶がよみがえってきました。

個別という空間で、共に過ごしたかけがえのない時間。

彼らが、その時間をどのように思っているかはわかりませんが、確実に今の居場所を見つけ強くなりました。

そして、さらに次の居場所を探して、真剣に取り組んでいるではないですか。

なんとも言えない気持ちになります。

どんな場所であろうとも、彼らの居場所であれば、いつまでも応援したい。

そのために、彼らの進路活動を自分のできる限りサポートしよう。

共に卒業式を笑顔で迎えよう!!!

そう今日のお昼に思いました(終)

S


an

2008年09月20日 18時46分17秒 | Weblog
 今日は、台風の影響もないようなので、久々にララのマックに昼めしを買いに行ってまいりました。休みの日のマックは大変混雑していましたが、バイトの子の応対がよくスムーズに列が進んでいきました。やはり、マックの教育はすばらしいですね。

 試験も終わり、過ごしやすい気候になってきたので、新しくバイトなど初めてはいかがでしょうか?アルバイトは、人生の経験値を積みながら、賃金ももらえるすばらしいシステムです。

 自分のバイト歴を振り返えると、本屋・ジャスコのCD屋・左官・郵便局・チケット売り・スーパーの品だし等ありますが、一番おもしろくバイト代もよかったのが年末年始の露店の乾物販売でした。年末年始でテンションがあがり、財布のひものゆるんだ人に呼びかけては、”千円で袋にスルメつめ放題””○○円でカップめん取り放題”など店の前は黒山の人だかりでした。
 当時は接客マニュアルなんて言葉もなく、存在したとしても思い出して使っていられない程の忙しさですから、計1800円の時は200円のものを勧めて札だけで会計が済むようにするとか、大きくかさばるものを購入したお客さんには、他の買い物袋と一緒に持てるように、大きめの袋を2重にして渡すなど、当然失敗もありましたが、店のオヤジさんの仕事を見つつ自分で物事を判断するバイトはとても勉強になり、印象深い6日間でした。

 この露店でのバイトは、募集広告や店先の貼り紙を見かけて応募したわけではなく、靴屋でスニーカーを買っている時、レジで店長と”オヤジさん”の会話を聞こいたことがきっかけでした。後日、飲みの席(もちろん私はオレンジジュースです、本当です)で聞いた話ですが「いちいち募集を出してらんない」とのこと。つまり、たった1人雇うのに、高い募集広告料を払いたくない、ということでした。

 求人の出ているところに電話をかけて面接するというのは、当然のことですし、それが普通です。でも、その中に自分にとってこれだという魅力的な仕事はいくつあるでしょうか?もし、前述の「たった1人雇うのに・・・」と自分の勤務時間を増やして、人手の足りない毎日をしのいでいる店長さんがいたら?そしてそれは、自分が一度はやってみたかったと願っていた仕事だとしたら?

 電話して断られることは多いです。ただ、「前からそちらの仕事をさせていただきたいと思っていた者ですが、もし空きが出ましたら声かけてください。」なんて言われたら店側も悪い気はしませんよね。

 アパレルのサービススタッフ・ゲストハウスのホール担当・イベント係員・ゲームのデバッガーなどなど、人の入れ替えの多い職場はたくさんあります。
 もちろん、人がやりたがらない仕事やきつい仕事をして給料をもらうというのはすばらしいことです。でも、自分のしたい仕事ができて給料をもらえたらもっと幸せですよね。

  コ
 
 
 

野分、近づく!

2008年09月18日 19時40分43秒 | Weblog
みなさんは、「野分(のわき)」という言葉をご存じでしょうか。

「野分」とは、野の草木を分け入るように吹く強い風、つまり、「台風」のことです。
昔は、立春の日から数えて210日から220日に吹く強い風のことを指したようです。
この日は、台風が来る確率の高い日として、江戸時代から暦にも記されています。

ところで、「台風」という言葉。
日本語のように見えますが、実は英語の「typhoon(タイフーン)」に漢字を当てたものなのです。

気象観測技術が進歩して、予測はできるようになりましたが、それでも、台風は毎年大きな被害をもたらせています。
荒れ狂う自然の猛威を前にするたび、人々は叩きのめされ、それでもまた乗り越えていく……そんな営みを繰り返してきたんですね。

現在、台風13号が九州に接近。
このままの進路で行けば、明日かあさってに関東へ上陸するおそれがあります。
週末に予定を入れている人は、くれぐれも気をつけてお出かけをしてくださいね。

甘いぬるいミルクティ。

2008年09月17日 19時49分15秒 | Weblog
甘いミルクティが好き。
あったかくても冷たくてもいいけれど
ぬるいのは嫌。

高校のころ、大失恋をした私は
いろいろなことが少しずつ楽しくなくなってしまった。
少しずつ笑うのが下手くそになってしまった。

そんな私を
放課後無理やり連れ出してくれたのは友達でした。
彼女は私をファミレスに引っ張っていき、「話そうね」と一言。
あったかいミルクティを頼んで。

言葉にするのが苦手な私は、迷いながら、時々止まりながら、彼女に話しました。
なにが辛いのか。なんで辛いのか。何を思うと泣いて、何を思うと笑えるのか。

私は夢中で話しました。
じっと目を見て「うん、うん」と頷く彼女に、ひたすら吐き出しました。

長い長い時間が流れて、外はいつのまにかとっぷり日が暮れていました。
気がつくと心が軽くなっていました。
ぬるくなったミルクティを一口飲むと、話し続けて少し痛いのどに優しくしみました。

ぬるくなったせいでますます甘く感じるミルクティは、優しい味がしました。
何時間もかけて彼女が私の話を聞いてくれた時間を物語るぬるいミルクティ。

甘いミルクティが好き。
あったかくても冷たくてもいいけれど
ぬるいのも悪くないかもしれない。

人の優しさを、ミルクティの温度で感じた17歳でした。

もえ

本日のブログ

2008年09月16日 23時07分31秒 | Weblog

「日本の社会や学校は人を型にはめようとする」

そんな言葉を生徒から聞いたことがあります。


もしかしたら、そうかも知れません。

そんな世界で生きていくのはとてもつらいですね。

 

どの社会でも、ある一定のルールや規律、マナーといったものは存在する。

それが無くなってしまったら秩序は崩壊してしまうから。


でもそこで、ある型にはめられながら生きるのは違うのだと思います。

ルールや規律やマナー、秩序というものはもちろん大切なもの。

その中であなたらしさを失わないで。

 

今までそういった型にはめようとする世界で生きてきたかもしれないけれど、今のあなたはどうですか?

他の人に無いものを持ってるじゃない。

それが個性、「あなた」という存在です。

 

どうか、あなたらしさを失わずに。

どうか、あなたらしさを大切に。

 


他の場所で出来なかったことかも知れないけれど、ここではそれが認められるはず。

それを大事にしてください。

そして人の、友達の、仲間の個性を大切にしてください。

 

そうしたら今よりももっと楽しい日々になるはずです。

 


でも、人に迷惑をかけないこととけじめだけは忘れずにね。


 

 

 

 

たき