みなさん、こんばんは。
今日の春日部は朝から空気が凛としているように感じました。
昼から夕方にかけては、しとしと雨が降って体が芯から冷えてしまいそうな程でしたね。
まだまだ体が寒さに慣れていないのと元々寒がりなのとが重なって、この冬を生き抜けるのか・・・なんて考えてしまう今日この頃です。
しかし、今日はそんな寒さを吹き飛ばすような熱い戦いが繰り広げられました。
第9回松実高等学園球技大会。
中等部も高等部も、実行委員を中心に準備を進め、今日の本番を迎えました。
競技も応援も、得意不得意に関係なく一生懸命取り組む皆さんの姿はとても輝いて見えました。
そして、その中でも実行委員長のIさんの閉会式での言葉はとても心に残るものでした。
Iさん自身が中等部の頃から松実にいたということもありますが、これまでの経験から様々な思いや考えを抱いており、それを自分自身の言葉でストレートに語ってくれました。
開会式が終わり、競技開始前に中・高等部が一つの大きな円陣を作ってお互いを鼓舞したこと、昼休みにクラス紹介のコメントをラジオのように伝えたこと。
昨年度卒業した先輩が企画して形にしたことです。
それをさらに発展させたいと、Iさんが今回の球技大会にも盛り込んでくれました。
そして、閉会式ではそんな思いを込めた言葉を同級生や後輩に伝えてくれました。
球技大会に限らず、そのような思いや行動が後ろを歩く人に伝わり、またその後ろの人にも繋がっていく。
そうして今の松実があり、これからの松実が作り上げられていくのでしょう。
少し大げさに聞こえるかもしれません。
松実にいる時間も他の先生方より短いかもしれません。
それでも、今日の球技大会では松実の歴史を感じることができました。
来年も、再来年も、そうして前を歩いていた人の思いが後ろを歩く人に受け継がれていくといいな。
今日は卒業生も時間を作って球技大会を観に来てくれていました。
奇しくも昨年度の球技大会の実行委員長と副実行委員長が。
実行委員の皆さんは、もしかすると周りが感じている以上のプレッシャーを感じていたのかもしれません。良く戦い抜いてくれました。
実行委員の皆さんも、参加してくれた皆さんも、担当の先生方も、本当にお疲れ様でした。
そして、観に来ていただいた保護者の皆様も本当にありがとうございました。
皆さんにゆっくり休んでほしいところですが、明日はまた通常通り授業があります。
もう一踏ん張り頑張って、明後日からの3連休でたっぷり英気を養ってくださいね。
それではまた明日学園で待っています。
こーへい