松実ブログ

松実の教員が書き込んでいます。面白い先生がたくさんいますよ☆

ゴールデンウィーク。

2013年04月30日 22時43分48秒 | Weblog

3連休。
みなさん、いかがお過ごしでしたか。

お天気が良かったので、どこかに出かけた人もいれば
家でゆっくり過ごした人もいるでしょう。

友人や保護者様と過ごした人もいれば
ひとりで気ままに過ごした人もいるでしょう。

気分転換できましたか。
疲れがとれたでしょうか。


わたしは、上野にある西洋美術館に行ってきました。
“ラファエロ”展が開催されていたからです。

美術館の空間て、いいですよね。
好きなんです。
ちっとも美術に詳しくないですけど。

こんなに大規模な“ラファエロ”展は初めてなんだそうです。

チケットやパンフレットの挿絵にもなっていた
“大公の聖母”という彼の代表作があります。
それを生で見れたときの何とも言えないドキドキ感。

絵画の背景にあるストーリーや歴史。
ラファエロにまつわるたくさんのキーワード。

美術館は不思議で素敵な場所です。
好奇心が刺激されて、
かすかな高揚感が理由もなく湧きあがってくるのを覚えます。

また行きたいな。次はどこに行こうかな、と思うのです。


明日、明後日と登校するとまた連休ですね。
今度は4連休。
短いような。長いような。
どうぞみなさん、有意義な時間をお過ごしください。


とり

ある花屋さんの話

2013年04月26日 21時41分03秒 | Weblog

田んぼに水が入り始め、朝の空気が季節の香りで彩られるようになってきました。

柔らかな日差しと、爽やかな風に吹かれながら朝の時間を過ごすのが気持ち良く感じます。

そんな陽気を楽しんでいる今日この頃です。


さて、今日は私がたまに行く花屋さんの話を書きます。

街角にひっそりとたたずむ小さな花屋さん。

その店主さんはいつも元気なんです。

40代くらいの女性の方。

笑顔が印象的で、いつもにっこり。

ときどき冗談を言って笑わせてくれる。


誰に花を贈りたいか、どのような人に贈るのか、なんのために贈るのか。

毎回色々と相談します。


結局、いつも両手で収まるくらいの小さなブーケを買うのですが、大事に大事に包んで渡してくれます。


会計の時に、お釣りと一緒に何も言わずに小さな飴をくれます。

そして最後に行ってらっしゃいと声をかけてくれます。


とっても気持ち良く店を後にでき、その花を人に渡すときの明るい気持ちをつくれます。


ある時、思い切って質問してみました。

「私はここでいつも元気をもらっています。なんでそんなに元気なんですか?」


すると、

「私はバカだからこんなことくらいしかできないの」

「私がバカなことを言って、お客さんに笑ってもらって、お客さんが元気になれたらそれでいいの」


満面の笑みを浮かべながら、そう話してくれました。

そのやり取りが、心に響きそれ以上は言葉になりませんでした。

温かい気持ちに包まれたのを覚えています。


帰り道で頂いた花を見ながら、先ほどの言葉を思い出すと、自然と涙があふれてきました。

理屈ではない感動があり、また、翌日から頑張る力、心のエネルギーをもらえたのです。

 

花って何て素敵なんでしょう。

そして人の力は偉大です。

誰かに感動を与えるのもまた人なのでしょう。

 

人は誰か何かに支えられて生きています。

私達の存在により、誰かが心のエネルギーをためることができているのでしょうか。

もし、そうであればこの上ない幸せなのだと思います。

同時にそうありたいと、決意新たにした瞬間でもありました。

 

今度また、その花屋さんに行こうと思います。


パパパスタ。

2013年04月25日 20時10分52秒 | Weblog

毎週土曜日の夜は、うちの母の『定休日』とのことで、夕飯は父が作るのが有光家の習わし。

父は料理がうまく、餃子もパリッパリに焼くし、お好み焼きもフワッフワに焼くし、何よりパスタが得意中の大得意です。

ナポリタンも、カルボナーラも、ホタテとバター醤油のスパゲティも、エビたっぷりのトマトパスタも、何回食べても、飽きさせない味なのです。

『おふくろの味』が母の煮物だとしたら、『おやじの味』は、パスタでした。

 

小学校のときは、土曜日はプールの習いごとがあったので、腹ペコで食べたパスタ。

中学校のときは、土曜日は部活が長い時間あったので、腹ペコで食べたパスタ。

高校時代では、土曜日は乗馬をしていたので、やっぱり腹ペコで食べたパスタ。

大学時代は、土曜日は友達と飲みに行く日が多く、父のパスタを食べる日が激減。

でも、ときたまやっぱりパパのパスタが食べたくなり、予定がない土曜の夜は、即帰宅していました。

 

そんなこんなで育った私ですが、25歳で一人暮らしを始めて発見したことがありました。

まともなパスタを作ろうとしても、父の味を超えられないことです。簡単に作っているようで、実は難しい。

パスタをモチモチに茹で上げることさえ、なんだかうまくいかないのです。

実家に帰って作ってもらったパスタを食べ、やっぱりおいしいなぁと首をかしげる私。

「お父さんが作るから、当然、うまいのだ」と、得意気に笑う父にムッとしながら、絶品パスタは否定不可能でした。

 

そんな父が亡くなって、1年と8ヵ月が過ぎました。月命日は20日、先週の土曜日でした。

私は1人でご飯を食べるときは、わりと適当にゴハンを作るし、平日もサクサクっとありあわせで作ってしまうのですが、

なんとなくその日は時間もあったので、レシピを見ながら丁寧にパスタを作ってみようとチャレンジしてみたのです。

 

・・・でもやっぱり、パパのパスタは超えられませんでした。

いつだって当然のように食卓に並べられた土曜日のパパのパスタは、もう二度と味わえないのだと改めて実感した夜。

 

おいしい名産物もインターネットでお取り寄せができ、一流ホテルに行けば相応のものが食べられる昨今。

でも、父や母が作ってくれる手料理は、ずっとずっと食べられません。

どんなに願っても、二度と父の手料理は口にできないのです。

最後の晩餐は何を食べたいか?という問いがあったら、

私は迷わず、パパのパスタかお母さんのおにぎりと答えるでしょう。(あ!!ダブル炭水化物!!)

 

みなさんは、今日の夕飯を、おいしく残さず食べましたか??

いただきます、ごちそうさま、を言いましたか??

 

永遠に続くわけではない、今の食卓。実はかけがえのない時間なのだと言えそうです。

1人でご飯を食べる人も少なくないかもしれませんが、もし食事を用意してくれる家族と顔を合わせたら、

『おいしかった!ごちそうさま!!』と一言添えてみてはいかがでしょう。

 

マリオ


寅次郎

2013年04月24日 23時10分22秒 | Weblog

昨日、生徒と先生方で映画の話題になった。

今まで見てきた映画、良かった映画などなど、
話はすごく盛り上がった。

10代の生徒が語る映画。
30代のオイラが語る映画。
40代の先生が語る映画。

ジェネレーションギャップ満載の映画談議だったが、とても楽しかった。

勝新太郎、ジョニー・デップ、ジブリの映画、山田洋次、
北野武士の映画、サマーウォーズ、E・T、小津安二郎、ドラゴンボール・・・。

学校とはそんな場所でいいのだと思う。

そう思った昨日の夜でした。

男はつらいよシリーズの話題にもなり、
あの寅さんの名ゼリフを思い出しました。

「ザマ見ろぃ、人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。」
と、ヒロシに向かって寅さんが怒鳴ったあのシーン。
今もあの感動が忘れられない。


 G 




みんなで遊ぶDAY

2013年04月23日 22時09分28秒 | Weblog
今年も始めました。みんなで遊ぶDAY!

企画を始めて早2年、中等部で毎月1回先生と生徒とで放課後に本気で遊ぶこの企画、今年で3年目に突入です。

鬼ごっこや腕相撲大会、イス取りゲームや羽子板、けん玉、水遊び、縄跳びetc…
遊ぶならゲーム機でなく、人と人とで本気で楽しくをモットーに様々な遊びを行っています。

今日はドロケイ大会!先生と生徒を合わせて総勢32人が集まり、一目散に走りまわりました。

遊びの中で「人とふれあう」「勝つ喜びと悔しさを知る」「作戦を考える」「笑顔が生まれる」「体力をつける」など新たな自分を発見したり、成長したり、学ぶことはとても多いです。

前向きに物事を見ると自分を変えるチャンスや肯定する経験、新たな出会いや発見というのはいつでもどこにでもあるものですね。

遊ぶDAYがそのきっかけになればとても嬉しいです。

それではみなさん、また明日!

みち

不安なきもち

2013年04月22日 00時14分39秒 | Weblog

みなさん、こんばんは。
土曜日から冷え込み、風邪など引いてはいませんか?寒暖の差が激しいのが春という季節ですが、身体には負担がかかることも確かです。体調管理は難しいですが、くれぐれもお気をつけくださいね。

さて、新年度も始まり数週間が経ちました。いかがですか?

期待と不安な気持ちとが交錯していることと思います。新たな環境というのは得てしてそうしたものですから、さほど気にすることではありませんよ♪

私の担当するクラスや学年でも、そのクラス、学年に対して、また進路について真剣に悩む姿が同様に見られます。

それぞれの立場でそうした不安は少なからずあるかと思います。

新たな環境になれば、特に慣れるまでは・・・大変ですよね。

 

でもね、きっと大丈夫ですよ。

 

真剣に悩む姿は美しささえ感じられます。そうした姿を見ていと、私は安心すら覚えます。真剣に向き合っているから。

不安な気持ちはよく解ります。先のことは特に見えない、決まっていないことですから悩み苦しむのはむしろ当然のこと!

ただただ不安になり、萎縮してしまっても先のことは変えることはできません。

 

だからいつも言います。

「今、できることをやってみなさい。」
不安の中身は一人一人違うかもしれませんが、一心に取り組んでいくと、不安になっているゆとりもいつしかなくなってしまうものです。だからきっと大丈夫です!

それでも不安が拭いきれなくても・・・

 

 

大丈夫!きっと大丈夫ですよ♪

Taks


当たり前の毎日に

2013年04月19日 23時35分34秒 | Weblog

  目の前の現実から逃げて、無為に過ごした今日一日は、

昨日死んでいった者たちがあれ程生きたいと思った明日。

 

朝起きられることに感謝。

 

食事ができることに感謝。

 

笑えることに感謝。

 

怒れることに感謝。

 

自分の足で立てることに感謝。

 

当たり前の一日に感謝。

 

今日も一日、自分は一生懸命生きられたか自問自答の毎日。

 

生命と健康さえあれば、それ以外のことは大抵なんとかなる。

 

自分が思っている当たり前の毎日を過ごせなくても、必死で

生きている人間が世の中にはたくさんいる。

 

 

だから、小さなことであまり悩むなよ。

 

 

やってみてダメでも、明日があればまた次がある。

 

 

 

 

けんた


みんなのおかげ

2013年04月18日 22時01分02秒 | Weblog

みなさん、こんばんは。

 

オリエンテーション期間が終わり、本格的に学園生活がスタートしました。

この1週間、みなさんはどのような思いで過ごしていましたか?

 

私自身、先週は担任クラスと過ごす時間が多く、

今週になってようやく他の教室に入り、新しい学年、新しいクラスでのみなさんの様子を見ることができました。

まだまだ緊張はあるようですが、どのクラスでもたくさんの笑顔を見ることができ、とてもうれしかったです。

そして、それはとても有難いことなんだなと感じました。

 

 

みんなが笑っていてくれるから、私たち教員も頑張れるんですよね。

みんなが落ち込んでいても、困難を乗り越えてまた笑顔を見せてほしいから、支えたいと思えるんです。

 

よく「人」という字は、ヒトとヒトとが支え合ってできていると言われますが、

先生と生徒も同じだなぁと思います。

先生が生徒を支えるのはもちろんですが、

先生もまた生徒のみんなに支えられて、日々の学園生活を送っています。

 

◯◯君が挨拶をしてくれた。◯◯さんが掃除を手伝ってくれた。

◯◯君とあんな話をした。◯◯さんとはこんな話をした。

みんなとしたこと、話したこと、そんな色々が私たちの力の源になるんですね。

だから、ありがとう。

 

みなさんにだけではなく、日々の些細な物事にも感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたい。

最近はよくそんなことを感じています。

 

 

明日は金曜日、週末を迎えるそわそわもあるかもしれませんが、

笑顔と感謝でいっぱいの1日にしましょう。

それではまた明日、学園で待っています。

 

 

こーへい


無限の可能性

2013年04月17日 22時09分55秒 | Weblog

新しい学級がスタートしてからもう間もなく2週間。じわじわとクラスカラーが滲み出てきましたね!それぞれの学年学級うがどんな色に染まっていくのか、今からとても楽しみです。

私が担任する中等部二年生には、今年を「挑戦の一年」にしてほしいと伝えています。

中学二年生は一般的に中だるみと称される、目的を見失いがちな時期です。手を抜いたり、何も考えずに過ごしていても、進級することはできます。でも、長い目で見てこんなにも時間的に余裕があり、来たる将来に備えてち力を蓄えることができる時期はそう多くありません。

今がチャンス!皆さんの可能性は無限大です!

限りある時を有効に使うために、作戦会議をしましょう。

続きは個別面談にて

 

すづ


優しくてあたたかい

2013年04月16日 18時20分30秒 | Weblog

私が中等部に来て、もう半月が経とうとしています。

「みんなの顔と名前を早く覚えたいからアピールして!」と自己紹介で話したのが結構前だなあと感じます。

 

この半月で、みんなのたくさんの優しさにふれた気がします。

元気なあいさつや笑顔、相手をなごませようとした冗談など、挙げればきりがありません。

こういうみんなの振る舞いが、中等部の優しくてあたたかい雰囲気をつくっているんだなぁ。

だから体験生や1年生が安心して過ごせるんだね。

 

私も中等部の雰囲気をつくる一員に早くなりたいな!

 

のりこ