きょうのカルカル 

ちょっとずつ食べたもの、見たもの、思ったことなどを…

万葉文化館 中路融人展

2010-11-23 15:11:34 | 鑑賞
関西文化の日で入館無料だぜい!ってことで、万葉文化館に入ってみました。

いつもは建物を眺めて横を通り過ぎるだけなんですよ。
正直、入館料払ってまでみるか?と思うので・・・。
高いんだもん。

特別展としてやっていたのが中路融人展。



いったいどう読むのか??と思っていましたが、「なかじゆうじん」さんとお読みするようです。
すみませぬ、美術界には疎いもので・・・
有名人? まだまだ現役の画家さんです。

京都生まれの画家。
風景画が多かったけど、題材に琵琶湖を描いたものが多かったです。
デビュー初期から近作までということで、タッチも雰囲気も変っていって面白かったです。

日本の画家の書く作品は、あまりお腹いっぱいにならないところがいいです。
だって、西洋画はちょっと消化不良起こしそうになりときがあるから


この万葉文化館は、その名の通り万葉集に特化した施設だから、常設展をみておかないとね。

あきらかに税金の無駄使いな気がしてならないけど、まぁ面白い観点からの万葉集のアプローチがみれておもしろい。

万葉集を音に出して読むというのは、当時の状態はもちろん残っていないので、当時の万葉時代の発音で読んだものや、現在の発音で読んだもの、ヒップホップ調やフォークソング調など、実際に聞いてみるコーナーがありました。

これは面白いなぁと思ったよ。
万葉の発音は抑揚も不思議だったけど、朝鮮渡来なんだなぁと感じさせる「ず」の発音とかもありました。
発音で歴史を考えさせられるのは面白い。

文字面だけでない、こういう研究のアプローチは面白いだろうなぁ。

実際に、万葉集が読まれた土地に建ち、その風景も残る土地にあることは価値あることだと思います。

まぁ、この施設は建設のときから、いろいろあった施設だからなぁ。
いったい、いくらぐらい赤字をだしているのか知りたかったりもします。


ただ、万葉集好きにはいい施設だと思いますよ。
去年かは大々的に平山郁夫展も開かれていたし、特別展でいいものをやっていって欲しいですね。



イベントをやっていたので、久しぶりにせんと君もいました。
これは本物でした(笑)
ポージングや人にかまいに行く感じがさすがプロって感じ。

しかし、1年以上たったから、ちょっとくすんだ感じありでした(笑)



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3 コメント

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Unknown (みさ)
2010-11-24 20:38:33
すごく微妙な感じの祝日を過ごしたんだねぇ。。笑

絵画を観にいったのに、
経営まで気になってしまうあたり・・・・
私も好きな施設だけど、
悲しくも失笑してしまったよ。笑

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Unknown (通りすがりの者です)
2010-11-27 12:51:03
「なかじゆうじん」大先生ですよ~。
現代日本画壇の巨匠です♪
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ひゃ~ (match-ann)
2010-11-27 19:32:53
>みさ
少なくとも、我々の税金が使われているからねぇ。
黒字を出しているところも少ないだろうけど、立派な建物だからこそ気になるわ。
もっと上手に使って、みんなに知ってもらいたい施設ではあるね。

>通りすがりのもの様
ひえ~、すいません。
読み方間違ってますね!
早速、記事も修正しておきました。
ご指摘ありがとうございました。
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