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風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

第100回ピースボート船旅/総集編

2019年05月22日 | 第100回ピースボート南半球クルーズ

第100回ピースボートの特徴は、南半球の西回りで、ウリは南極です。しかし、私は南極観光は興味が小さい上に、料金がべらぼうに高い上に、船酔い必至の荒れた海を通らなければなりませんので、私は南極クルーズは選びませんでした。私は、一つの町に数日滞在し、都会の街歩きを楽しむ旅が好きですが、今回の旅・クルーズはそれとは趣が異なりますが、クルーズにはそれと違った良さ、楽しさがあります。ヨーロッパなどの都会とは違って、アフリカのビクトリアの滝や南米のイグアスの滝、ウユニ塩湖やパタゴニアは日本からとても遠く、個人ではちょっと訪れるのが易しくない自然豊かなところを訪れる旅でした。
レユニオン島    マダガスカル    ビクトリア滝    テーブルクロス   ナミブ砂漠     
     
イグアスの滝    ペリト・モレノ氷河  パタゴニア     ウユニ塩湖    ラパヌイ
    
これらは寄港地から離れているので一日では行けない場所にあるので、オーバーランドツアーと言って、一度船を離れて観光し次の寄港地へは飛行機で行き、船に合流します。当然かなりのコスト高ですが仕方ありません。また、今回訪れた多くの所(特に都市部)は治安の問題があるので、魅力的な自由行動は難しいと言わざるを得ないので、ツアーを申し込みました。団塊世代が増え、また100回記念と言うことも相まってクルーズはほぼ満席、約1000人と、とても多いです。そのうち40%はリピーター、20%が外国人で、台湾人が一番多いそうです。日本人の新規参加者が少ないようです。私がわかっただけでも、中国、香港、マレーシア、シンガポール、タイ、インド、スイス、ポルトガル、アメリカ、カナダからの乗船者がいました。日本人が少なくなっている理由はわかりませんが、どうせお金を使うなら、「あすか」などの豪華の方が良いと思う人が増えているのかもしれません。2022年からは環境にやさしいと謳う新しい「エコシップ」クルージングが開始されるようですが、その価格は、最グレードで1000万円近く、一番安い部屋でも200万円ほどで、ほぼ倍になるようです。それまでは、中国・台湾・香港などのアジアの富裕層獲得に力を注いでいるようです。今回は、格安料金で集客し、そのミニコミでの拡散を狙ったのではないかと思います。 そして、クルーやスタッフには、インドネシア、インド、フィリピン、バングラデシュ、エジプト、グアテマラ、エルサルバドル、ペルー、ホンジュラス、ニュージーランド、韓国、コスタリカ、などの国々の人がいました。もっといたと思います。艦内(放送)言語は日本語、英語、中国語です。レセプションは、中文スタッフが多いのですが、如何せん訓練・教育がまだまだというのが実情で、難しいことはわかりませんでした。 夕食はセットメニューで早い組(17時から)と遅い組(19時から)に分かれます。私は乗船前に19時を希望しました。食事場所は、メイン食堂が4階のリージェンシーレストラン、9階にパノラマ食堂(軽いコンチネンタル風洋食、夜は居酒屋)、同じく、9階に昼は麺類・夜は丼物の小さなリドレストランがありました。メインレストランの朝・昼食は概ね日本食をメインにしたビュッフェスタイルでした。三カ所全部で食べても良いです。私はランチは9階で麺、そして4階で日本食でした。チーズはリド食堂の朝しかありませんでしたので、チーズとハムだけをここに食べに来ました。 私の一般的朝食の感じ
 
昼食                       麺でない時のランチ
 
これは特別のお節料理               ナミブ砂漠でのボックスランチ
 
早朝6時からモーンイングコーヒー、3時からクッキィ付きアフタヌーンティがありました。私は、今回船内の食事やツアー中の食事を含めて、ほとんど食事の写真を撮りませんでした。船内には、有料のバーやラウンジそして居酒屋もあります。私は、居酒屋の利用は皆無でした。 お菓子や日常品を売る売店、写真プリントサービス、美容室、銭湯とサウナ、マッサージルーム、診療室があります。売店は何回か利用しました。診療室は、マダガスカルでの旅行者下痢で1回(6500円)、高山病薬(3500円)を求めるために利用しました。私の入った保険は、一症状で1万円を越えた場合だけ支払われるので、私の場合は該当しませんでし
た。 海外旅行保険について 70歳以上で入れる海外旅行保険ほとんどありません。あってもほとんどが90日までの期間で、すごく高額です。丸井のエポスカードと楽天カードには無料の海外旅行保険がついています。そのためエポスカードを作ったのですが、両方ともやはり90日まででした。 [楽天カードは、出発時にカードを使用しなければなりません。] 仕方なく、私は、ジャパングレースが損保ジャパンと提携した特別の海外旅行保険(8万円)を申し込みました。賠償補償と救援補償が付いていますが、前述したように疾病治療補償は1万円以上です。私は、今回も海外旅行保険の請求はありませんでしたが、この保険はやはり重要で必要と思います。今回、何人かが急病で緊急搬送されました。ジャパングレースから彼らへの「遅延」などの損害賠償請求があるかはわかりませんが、、船内で処置できない病気やケガ(骨折や盲腸など)は起こりえますし、治療や搬送費用は、日本国内と違って高額となります。また、自分のミスで店の商品や博物館の展示物やホテルの備品などを壊したりすることは起こり得ると思うので、保険加入は絶対必要と私は思います。 クルーズの良いところ  クルーズは、おおむね寄港地に早朝着き、当日の夜寄港地を出発し、だいたい3~5日のクルーズの後に次の寄港地に着きます。なんと言っても時差が無いこと荷物の持ち運びをしないことです。そして、寄港地に立ち寄らない、洋上だけの日々・時間がかなりあります。今回のクルーズでは、シンガポール出港後10日間、ウォルスベイ(ナミビア)出港後9日間、ラパヌイ出港後8日間、アピア(サモア)出港後11日間という長期間寄港しない日々がありました。そんな時は、ひねもすぼぉーと海を眺め、トビウオ、イルカやウミガメをながめたり、夕焼けやス
コールを楽しんだり、星空を眺めたりするもできます。 3食の準備や掃除などの一切の家事をしないこともゆっくりできて、時には良いです。音楽を聴いたり、本を読むこともできます。一番の問題は、日常的運動不足です。プールはありますが泳ぐほど広くはありません。甲板や廊下を歩くのが一番良いのですが、人に迷惑になりますし、退屈です。何十年も前に作られたこの船は、昨今の「健康志向・対策」がまことに稀薄です。ジムエリアはありますがランニングマシンは3台、あと3つほどの筋トレマシンとダンベル、ベンチがあるだけの貧困です。上半身のウエイトトレーニングは少しできますが、一人30分のランニングマシンはいつも大混雑です。その上、問題は、このエリアには家庭用エアコンが一台設置してあるだけなので、室内はまさに「サウナ状態」でいるだけで汗びっしょりです。私は、何度も公的に「エアコンをもう一台増やす」か、ドアを開け放しして海風を入れられるように要求・訴えましたが、改善されませんでした。この状態を知っていた私は、今回、安いエアロバイクとウォーキングマシンを買い、それを持って行きました。しかし、ウォーキングマシンは動作が難しく使い物になりませんでした。エアロバイクは、負荷がほとんどかからないので、余り運動にはなりませんでしたが、無いよりはましと、せっせと漕ぎました。その他、ヨガマットと床に敷くマットを持って行き、体幹トレーニングやストレッチを充分楽しみました。左は、エアロバイク、奥は使わなかったウォーキングマシンとストレッチ用マット

---スマホの普及で艦内はWifiが利用できるようになったと案内にありましたが、インターネット利用料金(100分2100円)は安くありませんし、そもそも私はスマホを持っていません。洋上は、衛星回線のため通信速度が極めて遅い上に、電波事情が悪いので途中で遮断されることも多々です。私は今回、クルーズ中、有料インターネットは全く使用しませんでした。もちろん、PCは持って行きました。ナミビア砂漠でPCが壊れるまでは、キャビン内で、PCに取り入れた音楽をスピーカーを使って聞いていました。また、撮った写真の保存や編集や日記やツアーメモなどを記録しました。PCが壊れたのは大ショックでした。数日は手書きで日記を書きましたが、手書きは訂正が面倒、長時間書くと疲れるのでこの作業は止めました。撮影した写真のメモも十分でないので帰国してからのブログ作成は苦労しました。撮った写真のバックアップはどうしても必要なので、友人のPCを借りて、USBにコピーしました。PCはやはり無くてはならない
必需品だと痛感しました。音楽はMP3で聞きました。しかし、インターネット・スマホ、新聞、テレビは3か月間ほどはなくても何の問題もなく生活できます。それらに束縛・支配されない日常は時にはすこぶる良し、です。妻は船酔いするので今回も同行できませんでした。また私は、わがままなので相部屋はイヤなので少し値がかさみますが、シングル部屋にしました。有料の英語学習のプログラムは、プライベートレッスンとグループレッスンの2つを申し込みました。プライベートレッスンの2学期目は時間が早朝の8時からでした。このクラスを受けるためには、目覚ましも必要ですし、朝食、朝の体操など忙しすぎるので、もったいないけれども、プライベートレッスンは2学期から止めました。その他、ダンスなどの習い事や講演やサークル活動などは一切しませんでした。その他の行事やアクティビティなども時々見るだけでほとんど参加しませんでした。私が、参加したのは、鎌田慧さんの講演1回、高橋政夫さんの講演2回、東ちづるさんの映画会1回とGETの先生の「マオリ文化語と文化」、「ラテン語」、「ユダヤ語」の特別学習だけでした。中国語の学習会は、初めの頃、時間の都合が付くときは参加したのですが、英語グループレッスンと時間が重なったため参加でず、残念でした。大森恵美子さんの筋トレも魅力的でしたがなかなか時間が合いませんでしたので数回だけしか参加できませんでした。部屋の大きさは、約2.9m×4.8mほどでしょうか。日本のビジネスホテルより広いので、一人では充分ですがダブルベッドでなくシングルにするべきです。4人分のロッカー、ダブルベッド1、トイレ・洗面台・シャワーがあり、かなり広い窓があります。やはり窓は必要です。テレビとその台、引き出し付きのテーブルと椅子1があります。以前には無かった、室内に湯沸かしポットがあり、とても良かったです。また、以前は飲み水と氷はバーやレストランにもらいに行かなければなりませんでしたが、今回は自動製氷機2とウォーターサーバー1があり、良かったです。でも氷は需用者が多く多くの場合製造中でした。ウォーターサーバーは各階に1個ほど必要です。飲み物の自動販売機はかなりありました。
     
 
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クルーズ遅延とき帰国寄港地変更 3月20日、急病人緊急搬送のためサモアのアピアに戻りました。その翌日(3/21)また急病人が出たため、サモアのアピアに再度戻りました。数日後、緊急搬送で予定の日程が遅れたので硫黄島沖は通らないとの一方的な知らせがありました。その翌日、また新たな緊急搬送人が出ました。今度は、アピアに引き返すよりグアムの方が近いのでグアムに向かうことになりました。グアムでは接岸しないでヘリコプターで搬送することになりました。「航路の大幅な遅れが生じたため、硫黄島沖を通り、横浜では無く神戸に向かう」との今度もまた一方的変更の報告のみがありました。硫黄島のいきさつについては詳しい説明をしたのに、この航路変更の詳しい事情、そう判断した理由や根拠、個人が予約していたホテルや飛行便がキャンセルとなってしまうことの補償などなどについての説明は皆無でした。
 「硫黄島から帰国先が、横浜ではなく神戸に変えた」のは、「横浜にすると着岸は深夜になる」と理由を説明していますが、精確ではありません、距離では横浜の方が神戸より少し近いのです。深夜となるなら、沖で朝まで待てばいいだけの話です。横浜港大さん橋接岸及びターミナル施設等利用代金がいくらかはわかりませんが、決して安い料金ではないはずです。その料金が必要な上に、さらに神戸までの船の燃料費、さらに神戸で予定されている船内見学会の変更等の連絡やメンテナンスや物資の搬入計画の変更、そして今回は多くのアジア人が乗っていて彼らは飛行機で帰国しなければならず、変更の手配と料金など多額の費用が必要です。次のクルーズ出発も遅らせなければならないかもしれません。横浜への無料バスなどは桁外れに安いはずです。ジャパングレースが説明会を開けばこうしたことへの質問に一切答えられるはずがありません。 帰国寄港地変更の案内を意識的に遅らせた感もあります。遅らせることによって、「抗議」などをする時間がないようにした、姑息な時間稼ぎです。そして、3月28日、突如、「神戸から横浜への無料送迎バスの案内」(翌日12時までの申込)の紙が配られました。一切説明がないので、「詳しい説明を」という"壁新聞"が張り出されました。いつの間にかそれははがされました。再度"賛同署名を求める壁新聞"と他の数名の「要望書」が張り出されました。にもかかわらず、ジャポングレースから何らの説明も無く、またピースボート事務局も閉鎖されました。オープニングセレモニーで「私の事務所のドアはいつも開かれているので、いつでも来て下さい。」と大見得を切っていた狭間俊一ジャパングレース事務局長ら幹部は逃げ回っていました。狭間さんが船の航路を示す地図の記入にたまたま現れたので「説明をして下さい。」と言うと、「会社の方針です。」とだけ言って逃げるように去りました。甲板を散歩中の彼にジムエリアのエアコンを増やしてほしいと話した時も「レセプションを通して下さい。」だけでした。 こうして、大きな抗議や抵抗などもなく「大過無く」時が過ぎ、騒ぎも収束しました。
張り出された”壁新聞”
 
壁新聞を見る人々
 
 私が、11年前初めてピースボートに乗った時「事件」は、こんな「軽微」な物ではありませんでした。63回クルーズは、帰国が一ヶ月も伸びたのです。ダナン、シンガポール、クサダシ、イズミール、ピレウスで、強制的に留め置かれました。驚く無かれ、この当時はクルーズが終了して2日後には次のクルーズに出発する、つまりメンテナンス等の十分な時間が無かったのです。キャビンの消毒・メンテナンスが二日間で出来るとは私には思えませんのに…。 イズミールで突如、非常時誘導設備等[暗くても非常口の存在場所とそれへの経路がわかる等の装置]が設置されました。つまり、それまではそれらが全くなかった、ということです。キャビン内では、電気が消えてもライフジャケットの存在がわかる装置もありませんでした。イズミールでは予備バッテリィーの不備が指摘され、新しいものが準備されました。エンジンのフル運転検査が義務づけられているそうで、船はピレウスに全速で向かったのですが、船は激しく左右に揺れスクリュウの軌跡も不規則だったように思います。 62回クルーズでは、船体に2.5インチの亀裂が見つかりアメリカ沿岸警備隊に約一週間にわたって止められたと言います。そもそもそんな小さな亀裂の存在がどうしてわかったのであろうか、との疑問が残りますが…。これらの事象は、乗客の安全・生命に関わる重大な問題です。そんな重大な問題をピースボート・ジャパングレースが知らなかったことです。だからと言って彼らの責任が無いということにはまったくなりません。さらに自分たちには全く責任が無いと言い張り、船の不具合などについての詳しい情報を全く公開しないこと、にあります。私は、実はピースボート・ジャパングレースは63回クルーズの出発前にクリーッパー・パシフィック号に重大な欠陥があることを知りながら、航海中に修理すれば何とかなると思っていたのではないか、つまり「確信犯」です。もしそうなら重大な犯罪行為です。 イズミールに長期停留されていたとき、船内放送でしきりに船会社の副社長が呼び出されていました。おそらくそのとき、代替船や損害賠償などについての交渉が行われていたのではないかと思うのです。説明会が何回か行われました。まるで、全共闘時代の大学の「大衆団交」の様でしたが、熱烈な「ピースボートファン」もいるので、半々の感じでした。ジャパングレースの社長がイズミールに来て初めて謝罪し、代替船を探していると説明してからわずか一週間後に"モナリザ号"への代替えが決まり、大引っ越しとなりました。帰国後、一連の不始末について、300米ドルの解決金と次回以降のクルーズの12万円の割引券は提供するが、クルーズを途中で止めて帰国する人に飛行機チケットを提供する、延びたクルーズ代は支払わない、と言うものでした。 以上の経過を見て明らかなように、ピースボート・ジャパングレースは普段は平和や人権や情報公開などを主張しているのですが、自分達に関わることや批判されると秘密主義・無責任・曖昧になり、情報公開どころではないのです。他人に対しては厳しく、自分については超甘え、なのです。決められた事はマニュアル通り出来るのですが、予想外の出来事への対応能力ははなはだ希薄で、危機意識・危機管理能力がきわめて弱いと言わざるを得ません。【この時はそう思ったのですが、第100回クルーズを経て、私は、ジャパングレース・ピースボートは「危機をすり抜ける」手練手管に実にたけている「海千山千のつわもの」と思っています。徹底して時間稼ぎと「よくわからない・会社に任せている」です。それができるのはやはり「熱烈なピースボートファン・支持者」がいるからです。】この”事故”については、帰国後、乗船客から損害賠償の裁判が起こされました。この裁判の結果は、「請求は棄却」だったそうです。また75回クルーズでは、突然エンジンが停止し3日間漂流、停電したそうです。 さて、今回の遅延については、一つ、難しい問題があります。今回クルーズで、持病を持つ人は長期旅行に耐えられるとの医師の診断書が必要ですが、かなり高齢でいかにも「病弱」と思われる人が乗船していたことです。医師がOKを出している以上、ジャパングレースが乗船前に断るのは難しいとは思いますが、何らかの処置・対策が必要と思います。車椅子利用者はエレベーターがあるので大丈夫ですが、聴覚障害者の乗船は「バリアー」があります。音声放送だけですから…。乗船するとき「通訳保障」や「電光案内」を申し込めば、それら対応するかもしれませんが…。--- 暗い話が続いたので楽しい話題を変えましょう。帰国間近、嬉しいサプライズがありました。クルーズ中、友人になった中国人から、私の「似顔絵」、そして兵庫県豊岡市の女性から手動のミニルーターで私のイニシャルなどを彫刻した”ショットグラス”(サモア製)をプレゼントされました。とてもうれしかったです。
 
 今回クルーズ、最後の最後にとんでもない「大事件」が起きましたが、私は総じてこの旅を十分楽しみました。私の生涯で行けるとは思っていなかった多くのところに行くことが出来たからです。また、遅延も「前向き」にとらえて、神戸に2泊して、神戸の街散策を楽しみました。 自然の雄大さはもちろんですが、人類はそれに果敢に挑戦して来ました。この観点からいえば、人間は偉大ですが、同時に欲深い人間の残虐さと暴力性も感じました。その一番は、「先住民」と言われる人々が、「文明人が持ち込んだ細菌やウイルス」、「暴力的侵略・搾取・強奪」によって滅ぼされたこと、イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、アメリカなどの「先進大国」は、今なお世界各地に「軍事的拠点」を置いて、世界を監視、威嚇しています。さて、私も「人生を
終える」時機を迎えています。気力・情熱そして体力がある間にもう少し人生を楽しみたいとの「欲」が髣髴としてきました。そのために、せっせとジムに通いたいと思います。そして、もしもう一度ピースボートに乗れる機会があれば、本も少し読みもっとのんびりした船旅をしたいと願っています。~~~ サモアからの長期航海中、塩野七生さんの大著「ローマ亡き後の地中海世界」(上下)を読みましたが、面白かったですが、残念ながら得ることはあまりありませんでした。
費用について 一人部屋早割料金234万円、ビザ取得やチップなど雑費10.5万円、英語18万円、保険8万円、ツアー代金209.5万円 (バオバブツアー17.2万円、ビクトリア滝ツアー41.9万円、ナミブ砂漠ツアー26.9万円、イグアスの滝ツアー35.9万 円、ペリトモレノ氷河ツアー29.8万円、ウユニ塩湖ツアー41.9万円のオーバーランドツア+1日ツアー計15.9万円)、現金155米ドル、カード(宅配便や、船内でのお酒や自動販売機やお菓子代、土産代やハウスキーパーなどへの土産) 6万円ほど、計500万円ほどでしょうか。思っていたよりかかりました。 ツアー代金が高いと思われるかもしれませんが、「格安」での事故やアクシデント、例えばホテル内のトラブル(盗み等)、バスのチャーターやドライバーのアクシデントを避けるため、飛行機チケット確保など、仕方ない面があります。海外でも日本でも、バス事故やホテル内アクシデントは起こりうることなので、それらをできるだけ避けたいからです。【終わり】

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