風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

映画/海街diary、きみはいい子

2016年01月18日 | 映画
日本映画2本

鎌倉・極楽寺、導地蔵など見知った画面が出てきます。
のんびり出来る映画ですが、昔どこかで見たことのあるようなストーリーで、特別の工夫や創造性はありません。
四人姉妹のキャラクターもステレオタイプ過ぎますし、広瀬すずは下手くそです。夏帆(女優)が良かったです。
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親の子どもへの虐待を扱った、重いテーマを深刻にならず、軽妙に描いています。
現代の親・子ども・家族そしてそれらを取り巻く問題は、やはり深刻です。
子どもの貧困のことが最近言われ始めましたが、それは子どもだけではなく、高齢者、非正社員の若者達もそうです。
貧困・いじめ・差別と不平等など私たちの社会は本当に息苦しいです。
映画としては、問題提起・悲劇のままに終わらせることは難しいでしょうが、ことは映画のように簡単ではないでしょう。
佳作とは言えませんが、気張らず、のんびり鑑賞できた今日の2本でした。 【12月21日鑑賞】

タイの旅/バンコク⑥・BRT沿線の花寺など、最終日

2016年01月11日 | タイの旅2015
ワット・パリワート
12月13日 BRT沿線の三つのお寺
今日は、午前中メークローン市場に行く予定で準備していました。
鉄道の線路上が市場になっていて、電車が通る直前に店を畳み、電車が通り過ぎると即座に店を出すという珍しい市場です。  
戦勝記念駅からミニバスのロットウが出ているので8時にホテルを出ました。
ロッブリーのチケット売り場のお兄さんの所に行ってホテルレセプションで頼んだタイ語のメークローンのメモを見せると、
彼も私の顔を覚えていて、歩道橋を渡った反対側だと指さします。その当たりに行って聞くと「あっち」と言います。
「あっち」に行くとまた別のチケット売り場のたまり場があり、そこでメモを見せると、外に出て左に行った所だと言います。
行って見るととても広いバスターミナルがあります。一番手前の窓口で聞くと一番奥だと教えてくれました。
その窓口では、「案内のお知らせ」を指さし、腕を交差して×を作ります。
 
鉄道が半年間工事中なので行っても無駄だというのか、バスがないのかはっきりしませんでしたが…。
英語のメモだけなら、ここまで行き着くだけでも大変でしたでしょう。
外人の私の発音では現地の人には何を言っているのかわかりませんので、タイ語で書かれたメモを見せると良いです。
そこで、昨日立てた午後の計画に変更しました。
私が行こうと思っていてバンコク市内の主立った観光地はほとんど行ったので、何気なくBTSなどの路線図を眺めていると、
BRTの路線が目に入りました。
この路線沿線については地球の歩き方には何の記載もないのですが、この路線図には3っつの寺の名前のバス停がありました。

BRTとは、BasRapidTransitの略で「高速バス」と言われています。
専用バスレーンをバスが走るのです。バンコクでは道路は慢性的渋滞ですから、バス専用レーンなら全く渋滞がありません。
2010年に導入され、16km・12の駅を30分で走ります。駅のシステムも最新が導入され、エスカレーターも設置されています。
専用レーン、最新の駅やホームなどかなりの設備投資が必要な反面、バス一台ですから輸送力の弱点があります。
駅やホームを高架にする必要は全くないので、トルコのトラム・日本の市電のようなホームの方が良いと思います。
引用です。 
改札口                                運転席
  
                     駅は、高架です。
 
私は、トルコで同じようなバスを乗りました。イスタンブールの郊外を走り、アジア側とヨーロッパ側を結ぶかなり長い路線でした。
トルコでは利用者も多くすごい混雑でしたが、バンコクでは利用者は多くないように感じました。
この路線は、道路の渋滞があまりひどくないことと運賃の高さも関係しているかもしれません。
BTSと同じ料金システムでラビットカードも使えますが、BTSはすでにすっかり市民の足になっていますが、
BRTはまだまだのようです。
バンコクは道路が広いので、広い道路ではすべてバス専用レーンを設け、連結出来て輸送力があるトラムも有効と思います。
BTSのチャンノンシー駅とBRTのサートーン駅は連結されています。
ワット・ダーン(丹寺)駅を降りるしばらく歩くとダーン寺があります。大きなお寺です。
 
 
 
 
   
この駅に戻りしばらく待つとバスが来ました。次の駅、ワット・パリワート駅で降りると比哇寺は目の前です。
 
 
川に面していました。
 
  
   
  
次の花寺(ワット・ドークマイ)は、ワット・ドークマイ駅の目の前に花寺があります。
  
 
  
位牌堂・お墓です。
 
特別花が多いわけではありませんでしたが、境内の花を撮りました。

花寺駅に戻るとバスがすぐ来たので飛び乗ったらサートーン行きでした。つまり逆の方向でした。
私はBRTの終点まで行って、そこでBSTに乗り換えようと思っていたので、次の駅で降りて反対側のホームでバスを待っていると、
女性ガードマンが私に話しかけてきました。
私は、方向を間違えたと言ったのですが通じなかったようで、彼女は英語が出来る職員を呼びました。
私は、バスの進行方向を間違えたと言ったのですがなかなか通じなく、反対側のバスでサートーンに行った方が良いと言うのです。
何回か言って、外国人観光客が言っている「変なこと」をやっとわかってくれました。
彼女たちは、おそらく私を不審者扱いしたのではなく親切心から言ってくれたのだと思いますが…。
バンコクでは、BTSもBRTもメトロ(MRT)も各ホームにガードマンが居て事故が起きないように見守っていますし、
改札口にはセキュリティが居て大きな荷物(リュック)などのチェックもします。
とにかく無事にホテルに着いたのは12時を少し過ぎていました。
ホテル近くのお店でヌードルを食べ、昼寝を40分ほどしてお土産を買いにうろうろしました。
結局、コンビニでグリコのタイバージョンポッキィ(シャリンプ味・トムヤムクン味・スパイシーBBQ味、14B)、
家族にはファミリーマート特製ペチャブーン県産のタマリンドのドライフルーツにしました。
安い上にかさばらないしちょっと変わって珍しいからおもしろいだろうと選びました。
コンビニでジョニ赤のポケットウイスキーを買おうとしたのですが、、「アフターファイブ」と言います。
コンビニでお酒を売ることが出来るのは、「5時以降」とのことでした。
ホテルの周辺を少し散策し、ホテルの駅の次の駅のパヤータイ駅のスアン・パッカート宮殿まで歩きました。
 
着いたのは4時を過ぎていて、開場は4時まででしたので入ることは出来ませんでしたので、帰りました。
町の風景  ソンテオ(地方に多い乗り合い小型バス)
 
ほんのわずかな隙間があれば割り込もうとするバイクタクシー  トゥクトゥク
  
コインランドリーがありました。
 
   
スポーツジム
  
ホテルに向かうといつも渋滞の道路に車の影がありません。警官が車の進入を禁じていました。VIPでも通ったのでしょうか。

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14日 最終日 チャイナタウンの三つの市場・通り
午前、チャイナタウンの三つの市場・通りを歩きました。

ホテル近くでバイクタクシーを頼んだら二人に断られました。理由は遠いからです。朝はきっと通勤通学で稼ぎ時なのかもしれません。
私は、ホテルのレセプションで三つの場所の地名をタイ語で書いてもらいました。
3人目は、橋を越えるから150Bと言います。頼みました。食料品などの問屋街とマーケットであるイサラーヌパープ通りを
頼んだのですが、彼は詳しい地点を知らなかったのです。私は、チャイナタウンときちんと説明し、地図を示したのにです。
彼は、チャイナタウンを通り越し橋も渡りました。トゥクトゥク仲間に聞いてもわかりませんでした。
最後はバイクタクシーの地元の外人の客に聞いて居ました。私が英語で場所を説明し、彼がタイ語で説明したようです。
中華街の大きなグランドチャイナホテルの前にやっとの事で到着しました。
私は、ここチャイナタウンは3度目ですが、道はよくわかりません。そこでグランドチャイナホテルをランドマークにしました。
居場所がわからなくなった時は、ここに戻り、トイレを借り、再出発という具合です。
彼は、苦笑しながら200Bを要求しましたが、私はやんわり断りました。
私は、地元の人に聞いても「あっち」としか言いません。この通り、入り口は2mも無い本当に狭い路地でしたので、
バイクタクシードライバーがわからなかったとしても仕方ありませんが…。
イサラーヌパープ通り 野菜、果物、総菜、乾物などの食料品が多いです。迷路のような路地が碁盤目状になっています。
私は、路地をなるべく曲がらず、曲がった時は途中から引き返すようにしました。

サムペン・レーン おもちゃなどの問屋街です。この通りもなかなか見つかりませんでした。

狭い小さい路地です。おもしろい商品を扱っていて見飽きません。
時計やアクセサリーが10Bとか30Bで売られて居るのですから、おそらくまがい物なのでしょう。
私は、孫に12個の髪をとめるピンを15Bで買いました。
入り口にスリに注意の注意書きがありましたが、そんな気配・おそれは全く感じませんでした。
すごい人混みですが、ちょっとでもふれあうとお互い「すいません」とお辞儀が返ってきます。
他方、店の売り子というと、何か食べているかスマホ、立ち止まって見ても声は掛けられないので気が楽です。
こんな狭い路地を自転車やバイクや手押し車も行き交います。また、多くの人がスマホをし、食べています。
三つ目のパーフラット市場は、すぐわかりました。メモを見せると真っ直ぐ行った所でしたから。

服飾関係の布やアクセサリーの市場で、インド系住民が多い街です。これまでとは違って高級感があるのですが、
「撮影禁」があちこちに。高級サリーは肖像権があると言いたいのでしょうか。ちょっと違和感を感じました。
場所がわからずうろうろしては、チャイナホテルはショッピングモールになっているので、戻ってトイレを使いました。
11時過ぎになったので、バイクタクシーで帰りました。
昼食後少し昼寝をして予約していたタイマッサージ店に行きました。

ホテルのすぐ近くにマッサージ店はたくさんあるのですが、店員が店の外で客待ちしたり声をかけるので入りづらい雰囲気もあり、
私は旅行代理店のウエンディでクーポンを求めました。2時間全身マッサージ400B+チップ100Bでした。
代理店を介してのメリットは安心・安全です。私は、町中では外から見られるところも多く、衛生面に疑問を感じていましたので、
この店では、とても清潔でした。
私はこれまでホーチミン空港で時間待ちでフットマッサージを受けた以外マッサージを受けた経験は無いのですが、
こんなに気持ちよいものだとは知りませんでした。まさに夢見心地の2時間でした。
タイ式マッサージは足を使っての整体的な力技もあるような気がするのですが、どうなのでしょうか。
2時間後体が軽くなって宙に浮いた感じで帰りました。
ホテルに戻ってびっくり、タクシーに荷物を積んでいました。

食事に出るのも億劫になり、ホテルのルームサービスを頼みました。麺とチャーハンで165B、それほど高い訳ではありません。
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帰国の準備を始めました。
BTSのラビットカードを解約しました。自動販売機で切符を買うと、料金がわかるので良いのですが、カードは便利です。
コイン専用、札も使える二種類の自動販売機と窓口で切符を購入できます。窓口と札の自動販売機は比較的混んでいます。
デビットカード 当日切符 メトロの切符・トークン
    
タイには、たくさんの交通手段があります。】
飛行機、鉄道、大型長距離バス、大型路線バス、ロットウ(ミニバス)、ソンテオ(地方に多い乗り合い小型バス)、トゥクトゥク
        
(三輪自転車大型・小型)、モーターサイ(=バイクタクシー・モーターサイクル)力車(自転車)、タクシー、バンコクでは、
BTS(=スカイトレイン Bangkok Transportation System)、MRT(=地下鉄 Mas Rapid Transit)、
BRT(=高速バス Bus Rapid Transit)、そして水上交通(チャオプラヤー・エクスプレス・ボート=ルア・ドゥアンと
渡し船[ルア・カーム・ファーク、その他])等々、それぞれ一長一短がありますが、早く・安全・安い・利便性のある公共交通網の
インフラがまだまだ未発達なことは確実です。
バンコク市内では、BTSが一番利便性があり便利ですが、大まかに言うと南北・東西に十文字に2路線があるのですが
環状線がありません。
その他、メトロとエアポートレイルリンクはBTSと接続していますが、かなり独立してあり、チケット・カードの相互利用はありません。
鉄道、バスは驚くほど安く(バンコク-アユタヤ間はなんと18Bでした。)、BTSも安いです。
ロットウ(ミニバス)も2時間乗って150B未満と安いです。
長距離バスは乗りませんでした。
以外に高いのは、トゥクトゥクです。タクシーも乗車拒否があったり、メーター制で無い時は料金交渉が必要であったり、
交通渋滞なので時間がかかることもあります。
バイクタクシーも値段交渉が面倒ですし、少し危険ですが、早いのが何よりのメリットです。
たまり場にいるバイクタクシーより、個人で客待ちしている人の方がふっかけず安かったし運転も上手かったように思います。
小さいバイクより大きいバイクの方が良いです。
スコータイ、チェンマイ、アユタヤではレンタ自転車を借りました。
王宮周辺は一番の観光スポットが集中しているエリアなのですが、市の中心からのアクセスが無いです。
現在メトロの延長工事が進められていますが、個人で行くとなると結構面倒でした。
私たちは日本では、「インターネットの路線検索」で分刻みで行動できますが、バンコクではそうはいきません。
ロットウや地方のソンテオなどは定員かある程度の乗客が集まらないと出発しませんし、BTSもメトロも時刻表はありません。
また水上交通もダイヤはなく、ボートがいつ来るのかわかりません。
いかにその国の事情とはいえ、これらはビジネスや経済生活に直結する問題ですから近い内に解決しなければならない
重要な課題だと私は思います。
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スマホはタイでも大普及しています。BTSの中でも路上でも客待ちの店員も皆スマホに夢中です。
市場でも目の前に客がいても、店員が声をかけることはまれでスマホに夢中です。
乗り物の中で、年寄りに席を譲るなんてことはまずありません。争って座ってスマホに興じています。
これはもう今日では万国共通の現象のようです。タイでは、携帯電話での通話も全くお構いなしです。
しかし、公共交通機関内での飲食は禁じられています。台湾では、罰金規定がありましたが、罰金の有無はわかりません。
欧米系の外人だけは無遠慮に飲んでいましたが…。
ト イ レ
私は、日本の百均で携帯ウオシュレットを買ってきました。水の入ったペットボトルの先につけてペットボトルを押すと水が出ます。
それは全く不要でした。
タイのトイレには、手動ウォシュレットが付いています。簡単に言うとホースの先にノズルが付いていて、レバーを押すと水が出ます。
  
同じようなものがトルコにもありました。
この手動ウォシュレット便利なのですが、装置が良くないと水が強すぎたり、ホースが固くて操作がうまくいかなかったり、
一番の問題は自分の手に水がかかってしまうことです。事後石けんで手を洗えば良いのですが…。
私は便通の回数が多いのでトイレについては少し心配していましたが全く問題ありませんでした。概ねどこもきれいでした。
大きなお寺には必ずトイレはありますし、町中なら至る所に大きなホテルがあるのでそこを借りればいいですし、
観光地やバスターミナルや鉄道の駅には3~5Bの有料トイレもありました。
しかし、BTSは冷房が効きすぎているのでトイレに行きたくなりましたが、駅にはトイレはありませんでした。
この旅でトイレに困ったことは数回でした。
飲料水事情
タイの水道水は、硬水なので、私たち日本人にはあいません。煮沸すれば問題はありません。
ミネラルウォーターは2㍑10~12Bで安いです。ホテルではペットボトル2本の水が無料ですし、水は全く困りませんでした。
バンコク以外のホテルではバスタブは付いていませんでした。アユタヤではやはりバスタブ付きが良いので300B払って
バスタブ付きにしました。300Bならクリーニングに出した方が安いですが、洗濯するのは下着とシャツとズボンだけですから
毎日しても大した手間ではありません。バスタブ付きだと洗濯が楽です。
今回持ってこなくて困ったものは、裁縫セットでした。いつもの旅なら持ってくるのですがホテルで借りることが出来ると
思ったのですが私が泊まったホテルにはありませんでした。
傘とパスポート入れの糸が切れて修理が必要となったので、コンビニで確か40Bほどで買いました。
足に靴ずれが出来、バンドエイドが足りなくなりました。でもコンビニがたくさんあるので必要なら問題ありません。
日本なら、少しならホテルでもらうことが出来ますが、外国ではわかりません。
日傘は1500円ほどで日本で買って来たのですがすぐに糸がほずれ、骨が折れてしまい、簡易修理して使いました。
こちらで何と80Bで売っていました。
また、割り箸は2膳しか持ってきませんでしたが、携帯箸を持ってくるべきでした。アジアだから箸はあるだろうと思っていましたが、
タイではソバ屋以外では箸はなく、フォークとスプーンです。箸はやはり優れもので必需品でした。
ホテルには、歯ブラシ、カミソリはありませんでした。
もってくれば良かったもう一つはペットボトルケースです。併せて保冷剤も合った方が良かったかも。
またボディローションも必要でした。紙の小皿は4枚持ってきましたがもう少しあった方が良かったかな。
シャツや下着類などの衣服は多すぎました。不要だったのは、ヨガマットでした。
毎日寝る前にストレッチをする計画でヨガマットを持って来たのですが、一度も使わず宝の持ち腐れでした。
ティッシュと塗れティッシュも多く残りました。
エアコンを高めに設定して寝ます。明け方は少し冷えるのでので毛布カバーのカバーだけをはずして使いました。
その他は何も掛けないので腹巻きは必需品でした。
持ってきて良かったのは、ネッククーラーです。水を含ませてその気化熱で温度を下げるもので、格好悪いですが私は愛用しました。
持ってくれば良かった第二は、トートバック風手提げ袋です。
外に出る時、ペットボトル2本は必要です。バッグに入れて持ち運ぶととても疲れます。
肩掛けバックにはペットボトル1本と、財布とかセンスとか地図やティッシュなどで、日傘や帽子や冷房対策用シャツなどは
手提げ袋に入れの方が楽です。リュックサックは背中が熱くてだめです。
私はバンコクに入ってしばらくしてビニール袋を使いました。
肩掛けバッグに日傘・帽子・ネッククーラー・ビニール袋とかなり怪しい格好ですが、人の目を気にしてはおられません。
足元は、靴下をはいてひも付きサンダルです。靴下をはかないとマメが出来てしまうからです。
付け足し
タイの今年の冬は異常な高温だったそうです。連日、多分33℃以上だったと思います。
私は、ツアー以外の日はホテルで30分以上の昼寝をし、暑い盛り外出は控えました。
これは大正解で、疲れ切ると言うことはありませんでした。
出かける前と帰国後の体重の変化はありませんでした。
今回の旅で感じたことは、旅は"気力"だな、です。面倒だと思えば、情報収集や準備など全てが億劫になってしまうでしょう。
その"意欲・気力"を保持するための「健康維持」もやはり"意欲・気力"が必要不可欠です。
一日15~20万歩を日常経験していなければ、旅先で特別には出来ません。やはり普段から歩くことは大事ですね。
【使ったお金】
・ホテル代:\107,000、・飛行機代[東京→バンコク→チェンマイ→バンコク→東京]:\68,590、
・現地ツアー代など:\53,000、・現金[\67,000]、・保険:\11,690、・その他[スカイライナーや現地カード支払いデビットカード代など]:\4,000 
・計約:\311,000        【タイの旅終わり】

タイの旅/ロッブリー、ダムヌンサドアク水上マーケット、泥棒市場

2016年01月08日 | タイの旅2015
プラ・プラーン・サーム・ヨート
12月11日 ロッブリーに行きました。

今日は、ちょっとした冒険でした。行く前は心配でしたが、無事到着し帰ることが出来ました。
バンコクから北150km程の所にロッブリーの町はあります。
9世紀、モーン族のドヴァーラヴァテタヤー王国の町で、その後、コータイやアユタヤ王朝時代、城塞都市として栄えたそうです。
仏教やクメール、タイ風の宮殿様式などが混在する歴史都市です。
かなり狭い旧市街地に観光スポットが集まっていて、数時間あれば徒歩で回ることが出来ます。
バンコク市内の戦勝記念塔駅周辺から、アユタヤ同様、ロットウーと言うミニバスで行くことが出来ます。

このバスは、早く安く便利と言う利便性があるのですが、反面定員にならないと出発しないのです。
つまりダイヤ・発車時間が決まっていないのです。
6:20にホテルを出、6:40戦勝記念塔駅に付きました。チケット売り場は、先日下見したところから10mも離れていました。
しかし、今回私はタイ語でロッブリーと大きくメモして来たので、それを見せるとあそこだと簡単に教えてくれました。
運賃は、なんと120Bです。チケット売り場の横にベンチがありそこに座れと言います。
先日親切にしてもらった路線バスの案内所にお礼に伺いました。
私はベンチ前を行き交う人々をのんびり眺めていました。そこは、コーヒーやジュースなどの小さいお店で、
出勤前に買い求める人で大変な賑わいでした。近くに3Bの公衆トイレがあります。
1時間ほど後、突然「ロッブリー」と声がかかりました。
チケットに番号が書いてあり、座席指定でした。
コンピューターを使うことなく携帯電話だけで席の確認をしているようです。
このバスのもう一つの特徴は、好きなところから乗れ、好きなところで降りることが出来ることのようです。
高速道路を走っていて、突然一般道路に出て、客を降ろし、また高速に入ったりします。
それはタイの高速道路の仕組みも関係しているようです。
ほとんどの高速道路は無料で、一般道路を並走=自由に相互で行き来き、またUターン出来るジャンク的道路がたくさんあります。
うとうとしながらちょうど2時間、9:40にロッブリーのバスステーションに着きました。
私は、方角・方向がわからないのでバイクタクシーに乗ろうと思ってドライバーに最初の目的地を告げると、
ドライバーは張り切って掛けたエンジンを切って「あそこだよ」と笑いながら指さしました。
500mほど先で、見える距離です。良心的でした。
ロッブリー駅
 
サーン・プラ・カーン
  
 
この寺は、猿寺とも言われ、まさに猿に占領されている感じです。
プラーン・サーム・ヨート 13世紀にクメール人によって建てられた寺院で、ヒンドゥーの三大神を象徴する
3基のプラーンが並んでいます。現在は仏教寺院となっています。50B
 
別の遺跡です。
 
チャオ・プラヤー・ウィチャエーンの家 フランス王ルイ14世の大使のために建てたもので、住居跡・カトリック礼拝堂・
使節団宿泊所などからなっているそうです。
ここは50Bですが、中に入らず、外から写真だけ撮らせてもらいました。
 
 
ワット・ThongTongPrangKhaek タイでは、大きな寺の中と外は屋台の出店や市場になっています。
 
 
寺の前は、市場で、すごい活気と物が腐ったすえた独特の臭いです。
私が、お寺の看板を撮っているとお店の人はおもしろそうに私にほほえんでくれました。
私は、このお寺の先の川に出て見ました。魚を捕る網でしょうか。
 
プラ・ナーラーイ・ラーチャニウェート宮殿(国立博物館)
元々は、17世紀中期のタイ・クメール・ヨーロッパの折衷様式で建設された宮殿の跡でそこに国立博物館が建てられました。150B
 
 
白亜の純タイ式建物がチャンタ・ピサーン宮殿で博物館になっていて、貴重な歴史的遺物・仏像が陳列されています。
そのほか、シルク館などもあり、タイの昔の人々の生活用具なども展示されています。
 
立派な博物館でした。


別の遺跡です。
 
ワット・プラ・シー・ラタナー・マハータート 50B 国立博物館から来ると入り口は反対側で遠かったです。
12世紀のクメール時代に立てられたもので、ロッブリーで一番高いプラーン(仏塔)だそうです。
  
 
   
結婚式の写真を撮っていました。
 
ここの建築様式も様々に混在しているそうですが、私にはわかりません。
ちょうど12時頃になり、バスの発着所もすぐそばでした。ロッブリー駅舎を撮って、食事をしました。
野菜・チキン炒めとポーク炒めを食べました。110B
12:30にチケットを買うと、待合室はエアコンが入っていました。12:50、突然声がして、皆がバスの方に行きます。
私は「バンコック?」と聞くと、そうだと言うではありませんか。
あわてて後を追いました。私の席は4でドライバーの助手席の窓側でした。
このバスのドライバーは、進路変更するとき必ずウインカーを出すのでとても安心でしたた。
タイでは、ほとんどのバイクも車もウインカーを使いませんから。
私は早起きしたので、襲い来る睡魔に静かに従いました。
ちょうど2時間後、バンコク戦勝記念塔のバスターミナルに着きました。
腕時計の調子が良くないので、温度計の付いた目覚まし時計をバックに忍ばせてた所、32℃でした。
BTSの戦勝記念塔駅がすごい混雑でした。事故でもあったのかと思ったら以下の事情でした。
バンコク市内に入るといろいろな交通規制が行われているようで、バイクに乗った警官が多い反面、
車が少なく渋滞が起きていません。そして黄色のTシャツを着た自転車がたくさん走っています。
自転車の人に聞くと「国王の誕生を祝う、Bike for Dad」=自転車に乗って国王を祝おうとでも言うようです。
町中至る所で、この自転車パレード等が行われたようでした。
   
ホテルの窓から外を見たらいつもは大渋滞の道路がご覧のようでした。電車はBTSです。
今、ネットで調べたら日本などでも同じようなイベントがあるとありました。
3時過ぎには無事ホテルに戻って来ました。今日の旅は、私には冒険でしたし、とても楽しかったです。
出かける前は、アユタヤより遠いし帰りのバスなどうまく乗れるだろうかと心配していたのですが、全く問題ありませんでした。
ロッブリー旧市街は、1km四方の狭い城塞都市でした。新市街は行っていませんが、大きな街ではないと思うのですが
市場の活気と人通りはすごいものでした。
都会のバンコクと比べて田舎なのでしょうか、人々はより穏やかで優しく感じました。
最初に出会ったバイクタクシードライバーは客にはならなかったのに笑顔でしたし、食堂の人々も優しく、
届けてくれたのは小さい子どもでした。
私には、タイの物価が良く理解できません。
アユタヤへの電車料金は18Bでした。今日乗ったロットウは120B、ロッブリー国立博物館の入場料が150B、
昼食代が110B、ココナツアイスが35B、バイクタクシーが30B~150B、BTSの初期料金が15B、
そして屋台で売られているほとんどの食材が20Bです。
例えば、焼き鳥、焼きソーセージ、リンゴ1こなどと言った具合。
果物は豊富ですが、不思議にバナナを売っているところは少なく、しかも青々として量は多く少し高めです。
トマトもなかなか目に入らず以外に高く、小さいのが1個10Bでした。
チキンは安いですが、骨が付いたり脂身が多いです。魚は、屋台では売られていましたが余り買いませんでした。
回りが塩だらけでしたし、干物などはどうも衛生状態が良くないようでしたので…。【12月11日終わり】
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12月12日 午前中「ダムヌンサドアク水上マーケット観光ツアー」 (950B)に参加しました。
昔は、バンコク市内にも水上マーケットがあったそうですが、今は無いそうです。
水上マーケットは各地にあるようで、バンコクではここが近く有名だそうです。
7:10にNOVTELホテルでピックアップなので、6:30にホテルを出ました。
BTSで一駅なので20分で着いてしまいました。私がそのホテルに着いた時ちょうどツアー会社ウェンディツアーの車が来ました。
その車に乗り込むと、他のホテルに連れて行かれ、水上マーケットツアーの他の参加者と合流することになりました。
すると5日ルアン洞窟ツアーのガイド・ターさんの顔が見えました。挨拶を交わすと今日はアユタヤとのこと。
ホテルはクリスマスの飾り付けをしていましたが、私にはどうしても季節外れに見えます。Tシャツにサンダルですから。

私たちの参加者が全員そろったのは結局8:30でした。13名ですが大型バスでゆったりでした。

ココナツファーム 9:30にココナツミルクから砂糖を作る所でトイレ休憩がありました。
ココナツの皮を燃料にココナツミルクを煮詰めて濃縮・乾燥させて砂糖を作るのは大変な手間と労働のようです。
無料で砂糖を試食できますが、甘すぎず上品な甘さでした。小さい杯の中はココナツオイル、回りに飛んでいるのは蜂ですが、
無視していれば刺さないそうです。
実演するのは、日本語の達者なガイドのワッシャラさんでした。
   
蜂                ココナツオイル             男性小便器です。
         
トイレ休憩が30分もあったのは、色々な事情があるからのようです。早朝から仕事のガイドとドライバーの朝食タイム、
ツアー客の顔の写真を貼り付けた皿が出来るまでの時間作り、そしてボートの予約時間の調整など、だったのではと想像しました。
私は、ワッシャラさんの日本語が巧みなのと、ベテランなのでタイに来て疑問に思ったことを聞いてみました。
  ・一つは、トイレの手動ウオシュレットのタイでの名称、特に無いとのことでした。
  ・二つは、コンビニなどの前に屋台が出ているが、その場所代についてです。その店とのレンタル契約だそうです。
   
  ・水上マーケットでは、水道は完備されているか、などです。
10分ほどで、水上マーケットに着きました。二組に分かれてエンジン付きの船で集落の中を巡りました。
 
 
太い管は水道管です。現在は、水道が完備しているそうです。
  
 
                                           水道は完備されていますが屋上には、タンクがありました。
  
観光用です。もちろんモデル料が取られますヨ。                    売りに来たボートです。
   
ベニス、ベトナムの水上マーケットとはまた違った雰囲気です。モーター付きボートの後、10時まで自由時間でした。その後、
二組に分かれて手漕ぎボートに10分ほど乗りました。
短い時間で乗ったと言うだけの体験でした。小舟の売り子が来るのですが、ほとんど買う暇もない感じでした。
私たちのボートの間に小舟が二艘ほど入っていたのですが、端の舟の客がココナツミルクを欲しいと言います、
間に入った舟の観光客がココナツミルクとお金をリレーして手渡ししました。和やかです。
昼食が付かない午前中のツアーですので、10:30にはもう帰路につきました。
バイパスの道端で、魚の干物を売っているようでした。          塩田です。
 
高速道路料金所                       
 
バンコク市内はすごい渋滞です、往路は1時間、復路は2時間でした。帰りの道で、あわや交通事故、でした。
私たちの左を走っていたトラックが突然、追い越し車線にいた私たちのバスの前に割り込み、あわや衝突でした。
私はシートベルトを締めていたので何事もなかったですが、何人かは前の座席に体をぶつけたようです。
何度も書きますが、車は本当に嫌いです。少しでも早く行きたいのかスキあらば、車線変更・追い越しです。
しかも、ほとんどの車がウインカーを出しません。
ちょうど2時間後、12:30に解散地のホテルの反対側に着きました。
BTSでホテルに戻り、食事の後、しばらく休んで出かけました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バンコク市内には、いくつかの専門・特化した市場があります。野菜・果物・花などのパーク・クローン市場、
植木・生鮮食料などのテーウェート市場、衣料品のプラトゥーナーム市場、その他大きなお寺の周辺にも必ず市場があり、
そのほかにも小さな市場が町中至る所にあるという感じです。ユニークなのは泥棒市場の別名を持つクローントムです。
午後、この市場に行きました。昔の秋葉原の電気街に似た雰囲気の一角もあります。

細かいパーツごとに専門化・特化した間口1~2m程の小さい店がまさに迷路のようです。
私は全くおそれを感じませんでした。人々はちょっと接触すると「失礼」(と言っていると思います)、
もちろん鞄は小脇に抱え、スリの警戒はしましたが、スリの心配は全く感じませんでした。
写真を撮ると「おもしろいかい?」って感じで、にこにこしていました。
何でもあるって感じです。電気関連部品や電気製品は当然、水道管の部品やナットやボルト、様々な日常品、
おそらくまがい物の時計、サングラス、大人のグッズそしてアダルトビデオCD・DVD屋が一番多かったです。
クローントム [泥棒市場]


夕方から夜になるとまさに「泥棒市」と言うより「ガラクタ市」の方がふさわしい、そこいらに落ちていたとしか思えない携帯電話や
電気製品の部品や使い古した靴など何でもあり、の露店が溢れ出すそうです。私は、それ以前に帰りましたが…。

客も結構いて、賑わい熱心に品定めをしたり、持参の電機部品をつけて携帯や電気製品が作動するか確かめていました。

狭い路地が縦横に走っています。グーグルの地図には路地は載っていません。迷路ではありませんが、方向が全くわからなくなります。
その時は、慌てず大通りに出ることです。
私は、イスタンブールのグランドバザールで迷子になったことがあります。二回目に訪れた時は、学習して門のナンバーをしっかりメモし、
ランドマークも決めたので迷子になることはありませんでしたが…。
グランドバザールは、観光客向けの高級品店の感じが多かったですが、その周辺はトルコ市民向け市場や大問屋街でした。
泥棒市場はタイ市民のための市場でその周辺のチャイナタウン一帯は、問屋街でもありました。
行きも帰りもバイクタクシーを使いました。バイクタクシーは、単独で客待ちしている若いドライバーが良いと言う印象です。
彼らは比較的大型で良いバイクで、極端な法令違反をしない、運転がうまい人が多かったよう思います。
それにバイクが大きいと狭いところは割り込めないからです。他の市場も後日訪れる予定です。 【12月12日終わり】

タイの旅/バンコク⑤、カンチャナブリー&ナコーン・パトム

2016年01月06日 | タイの旅2015
 泰緬鉄道
12月9日 カンチャナブリー&ナコーン・パトム の現地ツアーに参加しました。2200B
7時10分ウェンディーツアー会社事務所のあるホテル(BTSシーロム線ナショナルスタジアム駅)に集合です。
5時半に目覚ましを掛けたのですが、5時に目覚めたので前日用意した朝食[サンドイッチ、リンゴ、バナナ、ヨーグルト、ミルク]
を済ませ、6時半にホテルを出ました。
ピックアップ場所は、BTSを乗り継いで2駅ですが、早朝なので早めに出ました。
電車はかなりの本数走っているようで乗客も多かったです。6時50分には着いてしまいました。
ツアー参加者は、私の他の一グループ3人の計4人でした。7:10に出発

8時過ぎにワット・プラ・パトム・チェディに着きました。
 

  
世界最大と言われる仏塔は120mあるそうです。30分ほどの自由時間しかありません。
途中、高速道路のガソリンスタンドの立ち寄ってトイレ休憩があり、10時にカンチャナブリー戦争博物館に着きました。


 
この博物館は、JEATHの名前が付いています。
ジャパン・イングランド・アメリカ・オーストラリア・タイ・オランダの頭文字を取って命名されたそうです。
この鉄道はDEATH鉄道という言い当てていた名前が付いていたのですが、この新しい名前に置き換えれれたそうです。
 
「Fogive but not forget」は美化し過ぎと思います。
案内にあった 日本軍の命令="…If you work hard you will be treated well but if you do not work hard you will be punished"
は過酷過ぎます。
博物館
 
   
幼稚園児が遠足に来ていました。
 
  
 
戦没者慰霊碑、日本人だけしか訪れないそうです。
   ↓来訪者の名前
  
第二次世界大戦ミュージアム(入りませんでした。)
 

KWAI川鉄橋周辺、汽車待ちのため30分ほどの自由時間後、11:05に列車が駅に到着しました。
  
 
カンチャナブリー・クワイ川橋駅
  
 
   
チケットは300B、指定席代が100Bのようです。座席は板張りでお尻が痛いです。 途中の駅
  
ダイヤ表のようです。
 
途中駅で撮影タイム
 
                               洞窟
  
ゴムの木林                              タピオカの木
 
おしぼりと水が無料で配られ、チケットに写真が印刷された記念品は100Bでしたが買いませんでした。
途中駅を4つほど通り過ぎ、12:30頃タムカセー駅で下車しました。  車両のプレート
 
   
1:30まで昼食、バッフェ式でした。広いレストランで、静かにのんびり食事が出来ました。
 

タムカセー駅から徒歩10分ほどの所に洞窟があるのですが、往復20分はちょっときついので行きませんでした。
ガイドはサットさん、若い男性ですが好青年でした。日本語学校で学んだそうです。
先日、JTBのガイドの一人が癌で亡くなったそうで、ガイド仲間たちがその人への香典200Bを集めていました。
1:30分に帰路に付きました。帰りは、電車ではなく、マイクロバスです。4時頃バンコク市内に入り大渋滞でした。
10m進むのに10分なんてこともありました。
ラマ8世ブリッジ
 
昨日場所がわからず難儀したワット・インドラウイハーンは、この橋を渡り終えた市内に入ったすぐの所にあることがわかりました。
そこからホテルまではそんなに距離はなく、ホテル前を通ったので私は降りました。
ちょうど5時頃だったと思います。エアコンの効いた車の移動で、寝ることも出来、かんかん照りの所を歩くことは無く、
木陰が多かったこと、また気温もそれほど高くなっかこと、歩いた距離も1万歩以下でしたので、
ほとんど汗をかくこともなく疲れも感じませんでした。
夕飯は、ホテル近くで魚のフライ(45B)、魚のすり身を油で揚げたもの(薩摩揚げみたいなもの)、鶏肉のフライ、トマトなどを買い、
ホテルの部屋でそれらをつまみにビール、ウイスキィを飲みました。
さて、日本軍は第二次世界大戦中、タイからビルマに通じる400km余の鉄道建設ジャングルを切り開いて行いました。
デヴィッド・リーン監督、ウィリアム・ホールデン、早川雪舟らが出演した「戦場にかける橋」は、私も見たことのある映画です。
イギリス人捕虜達が奏でる「クワイ河マーチ」の口笛は大ヒットしました。
約3万人の連合国捕虜、10万人以上のアジア人(中国・インドネシア・ビルマ・マレーシア・インド・シンガポール・タイ)が
強制労働させられたと言われ、半数の戦争捕虜、ほとんどのアジア人が過酷な労働で命を落としたと言われます。
彼らへの賠償・償いが行われたかを私は知りません。おそらく全くなされてないのでは無いでしょうか。
沢山の日本軍兵士が餓えと病でこの地で命を亡くしたことは比較的知られ、慰霊されていますが、
戦争捕虜と強制労働されたアジア人の真実はほとんど語られていません。
冬でさえ30度を超える暑さで、歩くだけでもつらいのに、真夏はどれほどか想像も付きません。
この鉄道を、人々は「死の鉄道」と読んだそうですが、満足な食事や休息も与えられず、命を失って行った彼らの絶望的過酷さを
思うと私は言葉がありません。
南京虐殺・慰安婦問題と並んでインドシナ半島で犯した日本軍が犯した戦争犯罪は今も裁かれず、
被害者への賠償や謝罪は私が知る限り行われていません。 【12月9日終わり】
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12月10日 スクムウィット通り周辺を歩きました。
アソーク交差点


タイ最後の12月14日夕方、タイマッサージの店を予約したので、午前中、その下見もかねてスクムウィット通り周辺を歩きました。
ガイドブックによると、「様々な人種、国籍の人々が行き交う」と書かれています。
BTSプロムポン駅で降り、その店に行こうとしたのですが、間違って反対に歩いてしまいました。
引き返して、すぐわかりました。日本人の経営のようです。
マッサージ店は、町中にたくさんあるのですが入りづらいので、少し高めでも代理店を通じた方が良いと思ったからです。
店を確かめた後、駅前のベーンチャシリ公園をのぞいてみました。
ジョギングしたり、公園内の器具で運動したり、筋トレしたり、ウエイトトレーニングをしたりしていました。
  
   
大きなカタツムリにはびっくりでした。
  
若い人は、元気です。籐球を楽しんでいました。
 
  
手作りのダンベルで汗をかいている青年がいました。私は、筋力は1週間も間を置くと弱まると言われ、
私はもう2週間以上もトレーニングしていないので、少し試させてもらいました。
コンクリートを固めた手製のダンベルなのでどの位の重さか検討がつきませんが、弱まっていると感じました。
  
  
私は、ストレッチ用のミニマットを持ってきたのですが、夜は日記を書くと時間が無く、全く使わず、宝の持ち腐れでした。
また、公園内にはたくさんの彫刻がいくつかあって心が和みました。
ガイドブックには「様々な人種、国籍の人々が行き交う」とあり、ソイと呼ばれる大通りから入る路地の何本かを散策しましたが、
特別変わった様子は感じませんでした。
日本語の看板はちょっとけばけばしく、夜になると全く変わった雰囲気になるとのことです。
 
 
一般道路で80kmは驚きです。                            通りには、少ないですが、水飲み場があります。
  
タイの水は、比較的安全と言われていますが、硬水のため、生水は飲まない方が良いようです。
バンコクのホテルには湯沸かし器があったので、私は水道水を沸かし、冷まして飲んでいました。
カムティエン・ハウス [タイの昔の高床式の家を移築し、博物館にしたものですが、入りませんでした。]
  
カムティエン・ハウスは、現在では、入り口はコーヒーチェーンです。
隣のサイアム・ソサエティは関連施設で結婚式場などに利用されているようです。
 
アソーク交差点がとりわけ大きい訳ではなく、ごく普通です。この交差点は跨線橋になっていますが、なっていない交差点の
横断は簡単ではないことがおわかりでしょう。

何度も書いていますが、本当に自動車のわがまま・強引さに私は頭に来ています。
タイの交通に関して一番悪いのは、信号が無いこと、相互の信号間の連携が良くないこと、
横断歩道が極端に少ないこと、
一番悪いのは車の一時停止標識が無いことです。
左折車は、信号に関係なく左折できるのもとても危険です。[オレンジ色線で囲った所]
私の興味あるバンコクの観光スポットはほとんど見終えたので、午後は休憩にしました。
ところが、私が使っている「goo、Yahoo、 Biglobe」などの日本語のサイトが開きません。
悪戦苦闘の結果、ウインドウーズのアップグレードに関するもののようでした。
アップグレードのインストール中に何らかの事情でクラッシュしていたようでした。
バンコクに2週間ほど泊まった訳は、郊外の都市をいくつか訪れたいと思ったからですが、私の調査不足でした。
一番の問題は、鉄道など公共交通のインフラが不十分でアクセスが簡単ではないことです。泰緬鉄道などのカンチャナブリーへは昨日現地ツアーで訪れることが出来ました。
カンチャナブリーは見所が離れて散在していますし、泰緬鉄道の予約など個人だとかなり容易でないと思ったからです。
また、現地ツアーは申込者が少ないと催行されないので、一人参加はなかなか容易ではありません。
そんな中で、ロッブリーはアユタヤより遠いのですが、ミニバスの便が良さそうなので明日早起きして行こうと思っています。
ガイドブックでは2時間とありますが、果たして上手くいくでしょうか。ただ行っただけとなるかもしれませんが…。【12月10日終わり】

タイの旅/バンコク④、ワット・アルン、高層ビルでの食事、アナンタ・サマーコム宮

2016年01月04日 | タイの旅2015
ワット・アルン
12月7日 ワット・アルンと82階展望レストランディナー
朝8時過ぎにはホテルを出て、昨日と同じルートでワット・アルンに向かいました。

ツーリスト用のブルーフラッグは9時からでしたので、7時過ぎから運用している一般用のオレンジフラッグに乗りました。
ブルーは40B、オレンジは14Bです。
その差は、止まるPeir(桟橋)もありますが、ブルーは乗船者が多くはなくほとんど座れ、英語のガイドが付くことです。
オレンジは、安いですがものすごい混みようで「次は~のアナウンス」はありません。
両方とも、船の中でチケットを買うことが出来ますが、オレンジは混んでいるので外人だけがチケットを払っている感じでした。
ターティアンで降りるとすぐ隣の桟橋がワット・アルン行きの渡し船で3B、こちらは代金を払うとゲートを押して乗船できます。
ワット・アルン 行きの渡し船乗り場 「アルン」は、暁と言う意味だそうです。
    
ワット・アルン船着き場                      
 
大仏塔は工事中、これは引用です。寺の入場料は無料ですが、大仏塔に上るには50Bです。 ショールなどがレンタル出来ます。
  
工事する人
   
ワット・アルンはヒンドゥ教の影響が強い寺院です。
  
 
  

渡し船で戻って、ラク・ムアン、プラ・メー・トラニーに向かいました。
国防省                                 王宮                             
 
ワット・プラケオ                            かつてトラムがあったようです。
  
ラク・ムアン
 
バンコクの町の柱、パワースポットとして人気があるようです。  小鳥も売っています。
   
プラ・メー・トラニー [母なる大地の女神像の祠]
 
 
プラ・メー・トラニーは、瞑想中の仏陀が魔物に襲われた時、地中から現れ、自分の髪を切って洪水を起こし、魔物を退治し、
仏陀を救った言われます。プラ・メー・トラニーはバンコク市水道局のシンボルマークだそうです。
ここまでは順調でしたが、次のワット・ボウォーンニウエートに行く路地を間違えてしまいました。
ワット・ボウォーンニウエート
  
   
見覚えあるコイン博物館前に出て、国立博物館前の道に出、そこから帰りの船着き場・ター・チャーンに向かいました。
ワット・マハータート(外観のみ)
 
ター・チャーンの艀は、すぐわかりましたが、おそらく王宮を見終えた沢山の中国人ツアーが小舟を沢山チャーターし、
次々に出航していきます。
狭い船着き場の待合所では、中国人ツアー客が集団で押し合いへし合い、大声で呼び合い話し合うやらものすごい喧噪でした。
他の客は、もうほとんど為すすべはなく、チケットをどこで買うのか、どこで待つのか聞くにも聞けません。
やっとの思いで、「タクシン?」(ボート発着場のセンター乗り場)を聞くと「あっち10メニッツ(分)」だけでした。
おそらく20分以上も待ったでしょうかやっとオレンジフラッグの船が到着、東京のラッシュ電車並みの混雑です。
車掌が、小銭を入れた金属製のお金・切符入れを鳴らしながら回ってきますが、チケットを買うのはほとんど外人観光客だけと
言う感じで、私には多くの一般乗客は無賃乗船という感じでした。
予定では12時ちょっと過ぎにホテルに戻ると思っていたのですが、1時を過ぎてしまいました。
今日の夕食は、ディナーを予約しているので、昼は簡単にサンドイッチやヨーグルト、バナナなどで済ませ、昼寝を1時間しました。
日本で、ピーマオツア遺跡へのツアーを申し込んでいたのですが申込者が私だけで催行されませんでした。
バンコクの他の二、三の郊外都市へ日帰りの旅を考えていたのですが適当なものが見あたらず、ツアーを探していたところ、
カンチャナブリ&ナコーン・パトムのツアーがあり、申し込みに行きました。

おとといのルアン洞窟のツアーの会社・ウェンディーツアー社です。2200B
また、スポーツジムで私が受けているヨガのインストラクターがタイ古式マッサージもしているので話の種に
タイマッサージも受けて見ようと思っていました。
町中に沢山マッサージ店はあるのですがどうも入りにくいので、こちらも申し込みました。
ホテルから離れているのですが、最終日の午後3時からを予約しました。400B+100B程度のチップです。
ホテルに戻り、シャワーをして、BTS、エアポートレイルリンクと乗り継いでチャプラーロップ駅に向かいました。
バンコク一高層のバイヨークスカイホテルの82階展望レストランディナー 4850円、バッフェ式ディナーでした。
旅先で、タンパク質が不足しているので肉と魚を中心に食べました。

刺身と寿司もありましたが、おいしいとはやはり言えません。刺身はどうも解凍の方法が下手なのではないでしょうか。
タイのデザートもたくさんありましたが、お腹いっぱいで少しだけしか食べられませんでした。
水はフリーでした。ビールはやはり飲みませんでした。すぐお腹が張ってしまいますし、飲んで失敗や事故にあったらイヤですから。
 

エアポートレイルリンクは、空港に通じていると言うことから駅にエスカレーターが設置されている駅が多いようです。
駅、ホームなどかなりゆったり作られているようですが、どうも本数が少ないように感じます。
BTS、メトロには、時刻表はありませんが、エアポートレイルリンクにはあります。切符・トークン
   【12月7日終わり】
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12月8日 アナンタ・サマーコム宮殿等
今朝はまず、明後日計画しているロッブリー行きのバス停を探すことから始めました。
BTSの戦勝記念塔駅周辺からロットゥー(ミニバン)が出ているのですが、とても広く、わかりづらいからです。
ここは、アユタヤからのミニバスで着いた所です。"バスチケット売り場"の説明は、とても難しいです。
というのは、複数のバス会社の事務所やバス発着場が一つにまとまっているいわゆる"バスターミナル"とは違います。
小さな会社は、小さな机一つをまるで屋台のように置いて、路上で営業しているのです。
それらの机がいくつか連なった"ポイント"がいくつか散らばってあり、また長距離大型バスは、ちょっと大きなミニバスターミナルの
ようのものなどもあり、それらが一箇所にまとまってではなく、分散しているのです。
 

それを案内する掲示板などは私の目には入らず、どうもないようでした。

その他に、乗り合いバスの停留所もあり、多くの人々が行き交い、混雑しているのです。
いろんな人に聞いても、忙しいし、説明が難しいし、道を教えるんは簡単ではないのでおおざっぱにしか教えられません。
それに聞く人によって教える場所がまちまちです。路線バスのチケット売りに聞くと、トイレの後ろだと教えてくれました。
そこに行ってもどうもわかりませんでしたので、もう一度彼に聞きに行くと、何と彼はオフィスを閉めて連れて行ってくれました。
そう言えば、台湾でも観光案内所の職員が事務所を出て、レンタ自転車へ連れて行って、交渉までしてくれました。
私は、このような優しく親切なたくさんのバンコクの人々にたくさん助けられました。
旅の楽しさの一つは、こうした人々との束の間、つまり利害関係の無い人が何の見返りもないのに、
ただひたすら善意だけで見知らぬ、生意気な外国人に親切にしてくれるのです。
私は、タイの旅で、バイクタクシーやトゥクトゥクで若干高めの要求を出されたことはありますが、
怖いと思ったこと、ダマして上手いことをしようとした人には全く会いませんでした。
もちろん私はかなりの注意を払いましたが、スリや置き引きの被害にも全く合いませんでした。
彼は、行き先ごとに屋台のような小さなチケット売り場が並ぶところに行くと、大声で「ロッブリー」と聞いてくれました。
一件落着し、バイクタクシーを拾って、アナンタ・サマーコム宮殿を頼むと30Bと言うので乗りました。

安過ぎると思っていると、案の定、彼は違った所に連れて行きました。
私はここではないと言うと、彼らの仲間が集まってきて、「どこだどこだ」とわいわいがやがや。
英語が少し話せる人が来て仲間に説明して、一人がわかったと言うので乗ったのですが、彼が連れて行ったのは、
目的地の近くのドゥシット動物園でした。ここじゃ無いというと、彼は動物園のガードマンに聞いて「わかった」と言うわけです。
目的地が見えて、私が「ここだ」と言うと、止まりました。
彼とは事前の値段交渉はしませんでしたが、50Bの要求でした。妥当なところでしょうか。
ラーマ5世騎馬像            ウィマーンメーク宮殿 よくわからない施設でした。
  
  
時刻は9:30、アナンタ・サマーコム宮殿の開場は10時、入らず、写真だけ撮りました。
 
隣に立派な建物があるので聞くと、この宮殿の附属する施設・Parliamentというものでした。
 
ドゥシット動物園 大型バスが子ども達を乗せて続々到着していました。   完全装備で道路の手入れです。
         
ワット・ベーンチャマボピット 柱や外壁などすべて大理石で作られています。20B
  
 
さて次のワット・イントラウィハーンはなかなかわかりませんでした。
『地球の歩き方』の地図は縮尺が大きすぎてわかりづらいし、グーグルの地図は全く使い物になりません。
実際にある通りが書かれていなかったり、目印が紹介されていなかったり…。
掃除の人に聞くと、わざわざその場を離れて駐車場の係りの人に聞いてくれました。
彼もわからないらしく、近くの男性に聞いてくれ、彼があっちの方だと教えてくれました。
付近に行ったのですが、わからず交差点でうろうろ、信号待ちしている人に聞くと、教えてくれました。しばらく行くってもわからず、
うろうろしていると、後ろから歩いて来ていた先ほどの交差点の男性がもう少し先を左だと教えてくれました。
ところが、やはり目に入りません。額縁を作っているお店の若い職人に聞くと「隣を左だ」と言います。ありました。
なるほどとてもわかりづらい所でした。普通はかなり大きな通りに面しているところが多いのですが、
この寺は片道1車線のかなり細い路地の入り口にありましたから。
ワット・イントラウィハーン 黄金の足と言われる巨大な仏像です。
 
  
                                    ここはお祈り室のようでした。
 
位牌堂
 
初めの計画ではここからボートで帰る予定でしたが、船着き場がわかりそうも無いので、バイクタクシーにしました。
私は、BTSのパヤータイ駅がわかりやすいと思って聞くと80Bでした。
ホテルで少し昼寝をして、12日予定している水上マーケットのツアーのピックアップ場所のノボテルホテルと到着ホテルの場所
の確認がてら、バンコク一の繁華街=サヤームを再び散策しました。
東急(何の施設かはわかりません、写真だけ)        ターオ・マハー・ブラマ(エーラーワンの祠)ヒンドゥ教の神を祀った祠
 
                                     この金色の像がお祈りの対象です。
 
多額のお布施には、楽器と踊りも付くようです。
 
次の二つは、伊勢丹前広場に並んでいます。 再訪 
プラ・ピッカネート(ガネーシャ像)、金運と芸術に御利益があるそうです。
 
プラ・トリームールティ 恋愛成就に御利益があるそうです。
  
ツアーの解散ホテル(インターコンチネンタル)を確認し、BTSのチットロム駅からホテルに戻りました。
私は、乗用車族が嫌いです。
特に高級車に乗っている「輩」の多くは、庶民を小馬鹿にしているとしか思えません。
発展途上国では、そのことを強く感じます。横断歩道で立ち止まっていても止まる車はこれまで皆無でしたし、
パーキングや細い路地から道路に出るとき一時停止などしません。何より問題なのは、その標識がないことです。
慢性的交通渋滞なので一刻も早く走りたい気持ちはわかりますが、歩行者・交通弱者を見下していることは疑いなしです。
多くの国でもそうなのですが、直進の信号が赤でも左折は出来る所が多いのです。左折車は乱暴に入ってきます。
とにかく車に注意するのは歩行者側で、車は我が物顔で威張っています。
道路を横断するとき、あわてず、走ったりせず、車に手を挙げてゆっくり横断することが大事だと私は思います。
フランスやイタリア人も生意気ですが、彼らの良いことの一つは、歩行者が横断歩道で止まっていると停車することです。
【12月8日終わり】

タイの旅/バンコク③、カオ・ルアン洞窟、チャイナタウン

2016年01月02日 | タイの旅2015

カオ・ルアン洞窟

ワット・プラ・ケオ 
12月5日 「カオ・ルアン洞窟へ行く!ペッチャブリー観光ツアー」
私は、今日が「カオ・ルアン洞窟へ行く!ペッチャブリー観光ツアー」であることをすっかり忘れていました。
このツアーは、申込者が一人だと追加料金が必要ですが、私は行きたかったので6660Bと高かったのですが申し込みました。
6時半過ぎチャイムがなりました。何事かと思っていると、ツアーのピックアップだと言うではありませんか。
忘れていたというと、10分待ちますと言のであわててトイレをすませ、荷物(水、財布、日傘、財布、小銭入れ、日焼け止め、
センス、ティッシュ、カメラなど)降りていくと「5分で何かお腹に入れては」と言うので、
ならばすぐ近くにコンビニがあるのでそこで買ってくると言いました。
サンドイッチ、ミルク、バナナ、ジュースなどを買って、車に乗り込むと「忘れ物は無いですか?カメラ、パスポート…」、
パスポートは不要と思ったので持ってきませんでしたので部屋に戻って取ってきました。
するとホテルのスタッフがエレベーターターの扉を開けて待っててくれました。
車に乗り込みむとちょうど7時でした。
ツアー客は、私一人でしたので不幸中の幸いというのでしょうか。
私は、こういうときこそあわてずにと荷物などを用意し、忘れ物はありませんでした。
ガイドもドライバーもホテルスタッフもさぞ驚き、あきれたでしょう。
負け惜しみではありませんが一件落着、OKで良かったです。
しばらく走って、タイで初めての有料高速道路でした。
折しも昨日から3日間は国王の誕生日で連休だそうで、市内の道路はすくが、北部や東部の山の方面の郊外は渋滞だそうです。
まだ時間が早いし我々は海岸方向なのですいているとのことでした。途中は少し渋滞でしたがスイスイと走りました。
30分遅くなければもっとスムーズだったでしょう。

初めはラーマ4世の海岸にあるプラナコーンキリ公園内の離宮に行きました。
10:30から高床式のモダンな回廊宮殿に入ることが出来ると言うのでしばらく歩いて時間をつぶしました。
 
  
子どもたちが伝統舞踊の練習をしていました。また、コットンとシルクの紡ぎや織物の実演も見学しました。
   
女性のズボンのような伝統衣装は一枚の布で巻きスカートのように身につけ、股で折り返しズボンのようにするのだそうです。
  
 
宮殿内は撮影できませんが、ほとんど展示物は無く殺風景でした。

プラ・ナコーン・キーリー宮殿 宮殿、仏塔、寺全体を言います。
[引用]
 
ワット・プラ・ケオ





博物館                        ケーブルカー
   
麓からケーブルカーが出来てだいぶ洛になったようですが、頂上まではそこからかなり急な上り坂を上らなければなりません。
至る所に猿がいます。
まるで修行僧のように汗びっしょりになって上りました。頂上は涼しい風が吹いていました。
ラーマ5世の雨季用の離宮前のレストランでランチでした。
  
  
料理は、豪華で量も多く食べ切れませんでした。トムヤンクンのさっぱりした酸味はこの暑さにおいしいです。
カリフラワーなどの野菜の炒め物はおいしかったです。タイ風オムレツは少し油っぽ過ぎでした。
オーナーは日本で留学した経験があるそうでわざわざ見送ってくれました。
デザートのココナツアイスはガイドのおごりでしたがこれも甘すぎずでおいしかったです。
プラ・ラーム・ラーチャニウェート宮殿(ラーマ5世の雨季用の離宮) 内部は未公開でした。

ワット・カンペーン・リアン 約1000年前にビルマ方面から来たヒンドゥー教徒が築いた寺です。
熱帯地方特有の鉄の混じった赤い土を焼いて作った煉瓦の壁のある寺と言う意味だそうです。
 
 
アンコールワットの影響も少し残っているようです。本堂は未公開です。観光客も少ないそうで、この日は私一人でした。
  
沙羅の木、木の実はキャノンボール(大砲の弾)と言うそうです。
 
 
このツアーの最大の目玉、カオ・ルアン洞窟 入口
 
 
鍾乳洞の中に沢山の仏像が安置されています。
 
 
 
  
 
黄金の釈迦涅槃像は美しいです。
 
洞窟内は一部ライトアップされ、きれいです。
 
  
蛇の階段と言われ、手すりに蛇が掘られています。上った先は行き止まりで降りてくるしかありませんでした。
  
出口に戻ると遠くに、ワット・プラ・ケオが目に入ってきました。
  
時刻は3時半頃だったでしょうか、帰路に就きました。 水田ではなく、塩田だそうです。
 
私は、クーラーの利いた車中で爆睡でした。5時45分頃ホテルに戻りました。
ランチが豪華だったので、お腹はすいていないのでカップラーメンとヨーグルトとソーセージと薩摩揚げ、豆パンなどの粗食でした。
持参したウイスキーが無くなったので、タイのビールCangを飲みましたが、すぐお腹いっぱいになって、
私にはやはりビールはおいしくないです。
コンビニには日本の安いウイスキーはなく、ジョニーウォーカーだけでした。
レギュラーサイズは800Bとやはり高いです。ミニサイズ200Bを買いました。
私は、「ピーマイツァ」現地ツアーを申し込んでいたのですが、このツアーは催行中止となりました。
催行中止となったのが今日のツアーとすっかり思いこんでいたのです。大失敗でした。
私は、初めはぼけ始めたかとショックでしたが、結果オーライで良かったと思うようにしています。
6660Bと高いツアーでしたが、個人で行くのは大変な所と思いますので、行けて良かったと思っています。
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12月6日 午前中は、チャイナタウンを歩きました。

ホテルからBTSスクンピット線ラチャテウィの駅は300m程です。次のサイアムでBTSシーロム線に乗り換え、
さらにサラデーン駅でメトロのMRTシーロム駅に乗り換えます。BTSのラビットカードはMRTには使えません。
BTSの車両     MRTの切符・ジャーニー・トークン、プラスチック製でオセロゲームのコマほどの大きさです。  ホーム

MRTの車内                改札                 券売機
  
BTS・MRTともに入り口にセキュリティガードマンが居ます。BTSではリュックだとチェックされ、
MRTではショルダーバッグでもチェックを受けます。
と言っても形だけですが…。丁寧にしたら行列が出来てしまいます。
終点のフアランポーン駅で下車するとタイ国鉄のフアラポーン駅は目の前です。
アユタヤに行くときこの駅を使ったのですが、急いでいて写真を撮ることが出来なかったので、今日ゆっくり撮りました。
休日のせいか、駅は大混雑ではありませんでした。   ホーム                    トイレ[3B]ハ、とてもきれいです。
  
駅の正面                              待合室
  
駅前のこの橋を渡るとチャイナタウンへの入口です。     ワット・トライミット
 
目の前に、があるはずなのに見えません。お店のご主人に聞くと英語で教えてくれました。
  
 
黄金の仏陀がいる本堂は40Bです。上まで上ると心地よい風が吹いていました。
チャイナタウンのゲート・牌楼はすぐわかったのですが、中華街と言われるヤオワラート通りはなかなか見つかりませんでした。
 
次の7月22日ロータリーはすぐわかったのですが、チャルーン・クルン通りもわからず苦労しました。
 
 
この通りはまさにアジアの混沌と言った大バザールで、食材で無い物は無いのではないかと思えるいろんな品物が並んでいました。
銀杏なら銀杏だけ、ニンニクだけというように特化・専門化しているのです。
人とぶつからないと歩けないほどの混雑でした。   路上の、「顔の生毛取り」
  
  
こんな案内板がありましたが、工事中で中は何もありませんでした。
 
劇場でしょうか?
 
私はこの通りの橋にあるWat・ChiChanaSongkram当たりまで行く予定でしたがさっぱり見つかりませんでした。
暑いし疲れたので引き返しました。トイレに行きたくなったのですがホテルも見あたりませんので我慢しました。
この道は、まっすぐ戻ると国鉄のフアラポーン駅と思ったので、思い切ってバスに乗ることにしました。
バス停で待っている人に聞くと「25番」だと教えてくれました。車掌に「フアラポーントレインステーション」と言って
20B札を渡すと1B以下のコイン25サタンと50サタンを含んだおつりでした。6.5Bか7.5Bではないでしょうか。
駅に着くと、車掌さんが声をかけて教えてくれ、駅の方を指さしました。

駅でトイレに入ることが出来ました。来たルートと逆に帰りました。エアコンが強すぎて寒いので2~3駅乗るなら羽織る物が必要です。
昼寝の後、2時半にホテルを出ました。
午後は、旧市街地からチャオプラヤー川を挟んで立つワット・アルンに行く予定でした。
ここは、MRT、BSTの駅からも離れているので思い切って「ルア・ドゥアン」(チャオプラヤー・エクスプレス・ボート)で行くことにしました。
BSTの駅から一番近いボート乗り場は、ボートのセンター駅=サートーン駅は、BTSサパーン・タークシン駅に接続しています。
路線図
 
  
ボートの種類もいろいろあるようで、船に掲げられている旗の色で区分けされています。
観光客用の「ツーリスト・ボート」(青旗)が料金が高いのですいているようです。一日券は150B、普通40Bです。
各乗り場は、センター=0から北上してN、N2と言う具合です。   ディナークルーズの出発した艀です。
 
  
私はまず、N6のサパーン・プットで降りて、日本人遺骨堂のあるワット・ラーチャブーラナに行くことにしました。
乗り場にインフォメーションがあり聞くと、ちょっと飛んでる風の若い女の人は「知りません」の一言でした。
ボートのチケット売り場の人に聞いてもわからない、でした。
このはしけの構造が複雑で、出口がわからないのです。
やっとの事で外に出ると巨大な花と野菜の市場=パーク・クローン市場でした。
 
 
市場の人が籐球を楽しんでいました。   メモリアル・ブリッジの紀念碑
   
地元の人らしき人に聞くと、彼が自信を持って教えてくれたのは3日前に訪れたワット・ポーのようでした。
地図と方角がまるで違うので引き返し、やっと全く反対側の市場の出口にメモリアル・ブリッジがあり、その陸側に
ワット・ラーチャブーナラがありました。今度は、日本人納骨堂の場所がわかりません。
休んでいる男性二人にジャパニーズピープル・ハウス「」「」と聞くと一人の男性が後ろ奥を指さしてくれました。
 
                                    日の丸の旗が見えます。日本人納骨堂です。
 
桟橋に戻るともう時刻は4時半を過ぎてしまっています。ワット・アルンはN8まで行って、そこから反対側に渡し船(ルア・カーム・ファーク)に乗らなければなりません。
17時で閉まるお寺が多いので、今日はここで帰ることにしました。 Wat Kalayanamitか?

今日は、行きたい場所がわからず苦労した一日で、たくさん歩き、とても疲れました。まっ、これも旅の一つですよね。
負け惜しみではありませんが、そのお陰で乗り合いバスにも乗りましたし、後日チャイナタウンを再訪できました。
帰国して調べてみると、サパーン・プットの艀の場所がが少し変わったように思えます。
夕飯は、ホテルの近くの店に入り、チキン入りお米の麺を食べましたが、おいしくなかったです。
バナナとリンゴが食べたく、その店の近くのミニ市場で買いました。小リンゴが1箇20B、モンキーバナナが16本ほどで20Bでした。
さて、明日は午前中は、ワット・ルアンを今日のルートで、午後は休憩し、夜はスカイレストランで食事の予定です。
【12月6日終わり】