風そよぐ部屋

ウォーキングと映画の無味感想ノート

ニュージーランドの旅。総集編・マウントクックへ移動/マウントクック

2018年01月01日 | 2017ニュージーランド旅行

12月12日
クイーンズタウンからマウントクックへ移動。今日は大変な一日でした。
クイーンズタウンの長距離バス発着ターミナルには、7:10に着きました。
しかし、予約していた7:30発のバスが来ません。 来るバス来るバスに予約券を見せたのですが、違うというのです。
何かの事情で遅れているのだろうと思っていました。とうとう7:30を過ぎたので待機しているドライバーに
聞いて見ると、バスはもう出発したというのです。
私は、彼に、乗り遅れたのでバス会社に電話してくれますかと聞くと、彼は親切にも電話してくれました。
すると、何と私の予約はキャンセルされているというのです。
何か方法を教えてくださいと彼に頼むと、電話してくれ、次のトイレ休憩のところで合流できるかもしれないと、
言うのです。そして発車直前のクライストチャー行きのドライバーに乗せていってくれと頼んでくれました。
このバス、たまたま席が2つ空いていたので乗ることが出来ましたが、満席ならタクシーを使うしかありません。
30分後、見事に合流できました。このバスは、席が三席空いていたので乗ることが出来ました。
インターシティの系列のGreatSightsと言うバス会社で、日本人の添乗員が乗っていました。
彼女が言うには、私の名前は載っていないし、これ以降の私の予約は全てキャンセルされていると、言います。
私は、4月頃からホテルやバスを予約していて、いずれもキャンセルしたことはありません。
途中から、二人乗ったので、残っていた一つの座席だけです。ラッキーと言うほかありません。
私は、余裕も出来て、その添乗員さんにマウントクックを背景に写真を撮ってもらいました。

マウントクックへは12:15着予定でしたが、着いたのは1時でした。
マウントクックは、Hermitageという豪華ホテルに3泊します。
1泊2万円以上もする上に、朝食はバッフェ式で30$、インターネットは1日5$、しかも、ADSL並みの遅さなのです。
近くに、スーパーなどなく、食事はすべてこの高い施設を利用しなければなりません。
チェックインは直ぐ出来ました。  ホテルに隣接するサー・エドモンド・ヒラリー・アウパイン・センター     
 
ヒラリーさんの銅像
 
私は、部屋にも入らず、ホテル内のアクティビティディスクの所にまず向かいました。
キャンセルされているバスの予約をしなければなりません。そこには、日本人スタッフがいました。
私は、事情を話し、私のバスの予約がキャンセルされているかを電話で問い合わせてほしいと頼みました。
彼女は、連絡を取ってくれました。なんと、残りの3枚の予約はキャンセルされていませんでした。
大安堵して、ホテルのレセプションに戻り、朝食や夕食の予約などをしました。
 
 
部屋は、広く、テラスもあり、バスタブもありました。冷蔵庫はありますが、電子レンジや洗濯機はありません。
私は、持参したサンドイッチなどで昼食を取り、PCでメールの確認や送信などをした後、
ホテル周辺を少し散策しました。明日以降時間があるので、すぐ部屋に戻り、日記やブログを作成しました。
なぜ私のバスの予約がキャンセルされたか、調査はしませんでした。
眼前の景色は、雄大です。
 
【12月12日終わり】

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12月13日
今日は、朝から強くはないが本格的な冷たい雨、しかも気温は12℃ほどです。
こんな感じです。
 
午後から、氷河見物のクルーズツアーを申し込んでいました。午前中は近くを散策するつもりでしたが、雨なので
ホテル内でのんびりすることにしました。朝食は、30$バッフェ形式です。
メニューには、海苔巻きなどもありましたが、実際はなく、おかゆや白米、味噌汁と納豆があるのには驚きました。
味付けは、塩気が強く、ソーセージなども独特のハーブの癖のある味でした。
野菜サラダの種類は、少なくがっかりしました。レタス、キャベツ、オニオン、キャロット、ブロッコリー、セロリなど
お決まりのものがありませんでした。
日本人が3分の一の感じで、中国人が少しいて、非アジア人は少なく感じました。
Wifi事情は全く悪いです。ホテル滞在者が少なくなった時だけ、何とか普通の半分くらいの速度で作動しますが、
使用者が多いと思われる時間は、ADSL以下でしかも時々切断してしまう状況です。
このHerimitage ホテルは豪華で有名ですが、室内設備も古く、あちこち痛みが生じています。
部屋の照明が暗いのが昔のホテルであることを示しています。
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防寒と防雨の重装備をしてツアー集合場所のホテル内のアクティビティディスクに向かいました。
今日予定していた『氷河ボートクルーズ』は中止と告げられ、残念やら、反面ほっとするやらでした。
午後になって雨は小振りになりましたが、いつ豹変するか分かりませんから、中止は妥当でしょう。
部屋に帰って、装備を解いて、明日の天気予報を調べると、晴れ時々曇り、明日の計画をたてました。
今日は一日中ホテルの中かと、あきらめかけた、3時頃、急に完全な晴れ間になりました。
思い切って外に出て、明日のフッカーバレーへの道の入り口を探しました。
15分ほど歩きました。雄大な裾野の中を一本の狭い筋が山に向かっていました。
先ほどあれほど降っていたのに、道はぬかるんでいませんでした。
途中で、気温が高くなり暑くなったので、ホテルに戻り、売店で明日の昼用のサンドイッチを買いました。
市街地では5$のが7$でした。この程度なら許せます。
薄着に着替えて、今度はホテル周辺を歩きました。
Chaletsロッジ            子ウサギが死んでいました。 雨で体温が奪われたのでしょう。
 
ハーミテッジホテル裏側              アルペインロッジ
 
ガソリンスタンド                 そしてなんとスポーツジムもありました。
 
スポーツジム
 
プライベート地域、マウントクックレッジ (地域住民の集落)
 
Public Shelter
 
Motels Lodge
 
 
そして小さいながらも小学校もありました。メインと遊具のある校舎
 
  
この頃、サザンアルプスのシルバーホーン山山頂の雲がすべてなくなりきれいな頂上群を見せてくれました。
 
野兎が私の足音に驚いて逃げ回ります。
 
バスの中で、道路上にはねられて死んでいるウサギを沢山見ました。ウサギは、直進のみでバック出来ないようです。
10分後、天候は急転、あっという間に曇りだし、すごい雨が降り出しました。
私は、雨具を用意してこなかったのですが、ホテルに戻りかけていたので、少し濡れるだけでホテルに駆け込むことが
出来ました。みるみる気温が下がりました。
あぁ、遭難する時ってきっとこんな感じなんだろうなと、山の怖さを感じました。
ホテルの窓から外を見ると、 でした。
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明日早朝から往復5時間のフッカーバレートラックをした後、今日中止となった午後1時40分集合の氷河ボートクルーズ
ができるかもしれませ。しかし、トラックで道を間違えるなど、何があるか分かりません。
ここは無理をせず、申し込みはしないで、このツアーはあきらめることにしました。
3000mを越える19のピークと多くの氷河によって形成されるサザンアルプスは、年間4000mm、年150日の降水日数
だそうです。マウント・クックの頂を見ることは難しいと言われているそうです。
10年前、私がニュージーランドを訪れた時も12月のクリスマス頃でした。私はヘリコプターで氷河を空から見、
氷河に降り立つツアーを申し込んでいたのですが、やはり悪天候で中止でした。
明日晴れて、雄大なマウント・クックに抱かれてトラックできるだけでヨシです。
この夜、私はレストランで、ステーキだけの1品でしたが、高い食事を奮発して予約していました。
ところが、席について45分後にやっと料理が運ばれてきました。
私が、不機嫌な顔をしていると、日本語を話せるスタッフが来て、「デザートをサービスします。」です。
私は、もうあきれて「結構です」と断りました。肉はおいしかったですが、怒っていたので全体はまずかったです。
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[ちょっと休憩]
一人旅?」と、怪訝顔で時々言われます。やはり、一人旅はかなりの変人と思われています。
おそらく、一緒に行ってくれる人がいないとか、わがままだからと思われているからでしょう。
私は「日蓮宗徒」ではありませんが「同行二人」の言葉はなんと安らかでしょう。
一人旅は、当然良い面もありますし、悪い面もあります。
今回の旅で、私がした失敗やミスは人と一緒ならしなくて済んだものかもしれません。
しかし、負け惜しみで言うとそういう失敗やミスだって旅の一面さと敢えて言うこともできます。
日本ではしないだろう失敗を海外ではたくさんあります。
一番は、交通です。電車に乗り遅れるとか、反対方向に行ってしまったりとかは日本でもしますが、
日本ではその対処は何とかなります。でも、外国ではそうはいきません。
日本には、交番と言う便利で親切なインフォメーションもありますし、日本のコンビニほど安くて
便利で親切なお店は外国にはありません。外国にもコンビニはありますが、日本のように総菜から
お酒まで売っていて、ほとんど町中にあり、しかも最近はトイレまであり、困ったときは店員に聞くと
親切に教えてくれるというのは、おそらくお店と言う範疇を超えて、ある種の有用な社会システムに
なっていると言えると私は思っています。
また、時間通りの日本の近距離、長距離の交通システムも素晴らしいものです。
日本でも、市バスを乗りこなすのは簡単ではないですが、ほとんどの日本の公共交通機関では、
行き先、今どこを走っていて、次はどこに止まるかなどの情報がうるさい程提供されます。が、
外国ではそれらがほとんどない場合が多いので、とても神経を使います。
今回、私は、パソコンは持参しましたが、スマホやタブレットはそもそも持っておりません。
私には、パソコンは必需品ですが、街中で使うことはできません。
今回ほど、タブレットやスマホの必要性を感じたことはありません。
位置情報と連動した地図検索、バスの路線や発着時間、停留所位置などの路線検索、そして翻訳機能は
ぜひ欲しかったです。
時間があって、ホテルで事前に調べるゆとりがあればいいのですが、街中で「困ったときはスマホ頼み」
かもしれません。
私が、道に迷って人に聞くとき、地元の人でも、以前は「知らない、わからない」が多かったです。
地元の人でも、小さなホテルや地元の人が気にかけない教会など知らないのが当然ですから。
それが今回は、住所と名前がわかればスマホで検索して教えてくれるのです。
スマホを持っていれば、自分で検索して迷うことは少ないかもしれませんが、そうすると
現地の人と話す機会はますます少なくなります。道に迷って人に聞いたり、バスに乗ったり、
チケットを自分で買ったりなど、ささやかでも現地の人と言葉を交わすのは、やはりヨシとしたいです。
英語について
通常、ニュージーランド人の会話はすごく早く、私にはほとんど聞き取れません。
私は英語がうまく話せません、と一言断ると、にっこりして非常にゆっくり話してくれます。
パードンも2、3回までなら大丈夫です。そして最後に「あなたの英語は良いですよ。」と言ってくれます。【12月13日おわり】




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