マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

「上から目線」の麻生ソーリが庶民の味方に絶対なれない理由が分かりました!

2009-08-26 18:14:00 | Weblog

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「日本を守る、責任力 自民党」とやたら、麻生ソーリがTVで訴えていますよね。なるほど、これが、日刊ゲンダイの言うところの「自民党の金満選挙 どうせ下野だから全部使っちゃえ」とCMだけでも30億~40億円を投じるという奴なんでしょう!

それにしても、酷いものである。日刊ゲンダイなど「あのCMを見るだけでムシズが走る」と、浜矩子同志社大教授の言を借りて、「漢字を間違えたり、失言を繰り返してだれかを傷つけたりすれば、普通は反省して胸が痛むものです。ところが麻生首相には恥入るという感受性がない」と酷評しているのだ(ゲンダイ的考察日記参照)。

確かに、先生の指摘するCM、「日本に宣言 安心」編は酷いものである。まるで、小学生が学芸会のセリフをいうように、「私たちが目指す安心社会とは、子供に夢を、若者に安心を、そして、高齢者には安心を・・」と棒読みする(http://www.youtube.com/watch?v=QXhkuRNDtAY&feature=channel)

別に口をひん曲げていうのをどうこういうのでない。その中身に真実味がこもっていないから問題なのである。へたな流行歌の歌詞でもないのに、やたら、「夢」、「希望」を並べる。彼の政策のどこに、

「子供に夢」があり、「若者に希望」なのか・・。

やってることは子供に夢を与えるどころか、少子化対策すらロクに手も打てない。挙句、民主党の「子供手当て」に噛み付いては、ばら撒きだと、おのれのしたことを棚にあげる。

健やかに育てと子供に26000円の夢を与えることすらイチャモンつける人がそのどこに、「子供に夢を」といえるのだ。

又、「若者に希望」も同様。なにが、「金がねえなら結婚しない方がいい」だと! 大きなお世話というものだ。

どこの誰が、彼らを非正規社員に追い詰めて結婚できないようにしたのだろ。

ほんとに若者に夢を見せたいのなら、「どうして、彼らの幸せな家庭作りに協力しよう」といわないのか。なぜ、ねずみ先生まで一緒になって、「年越し派遣村」批判をせねばならないのかである。

みんなみんな、自公与党のまいた種でないの。

それに、なにが、「高齢者に安心」なのか?

そもそも、年寄りを労わる心など微塵もないことは、麻生ソーリの言辞(言葉使い)を見れば分かる。時に、「アルツハイマー」をバカにしたり、「年寄りは働くことしか才能がない」「年取って遊びや手習いを覚えても遅い」とおちょくる姿勢で明らかであろう。

いや、「後期高齢者医療制度」など、まるで姥捨て山のごとく老人医療をないがしろにする。この年寄りいじめのどこに、安心を約束する党なのか?

面白いのは最後にくくる、「日本を守る責任力 自民党」。思わず、「日本」は言いそこ間違い、ほんとうに守りたいのは、「財界」?それとも「官僚」でないのかと、おもわず突っ込みたくなるよね・・。

ともあれ、いくら、閣下が、TVで訴え続けようと、もう有権者は「上から目線」の金持ち麻生では庶民の味方になれないとお見とおし!。

なるほど、「MONEYzine」にも「富裕層のウソとデマにだまされるな お金持ちは決して下流に同情しない」とそう書いているのだ。

いわく、「お金持ちは平気でウソをつき、お金持ちのタニマチは、本当のようなデマを流す」だって。そして、

▽選挙前に政府は、「景気が底を打った」とデマをいう。と・・。

つまり、政府は都合のいい指標を持ち出して、「底打ち宣言」をするが、庶民の実感とはるか遠いのが現実。

結局、戦後最大のいざなぎ景気も、そのカラクリは正社員を派遣社員に置き換えて、賃金や部品などの単価を抑えることで、輸出企業が大儲けしただけの底の浅いものだったと・・。又、

▽「人件費が経営を圧迫している」というデマ・・。

日本の一流メーカーの大半が人件費は高々経費の10%に過ぎないという。むしろ、一般労働者の賃金を下げれば下げるほど、格差が広がり、その分購買力は下がって、安物しか売れなくなるのだと、記者はその弊害を訴える。そして、

▽「格差のない社会は、悪平等で活力のない社会」というデマ・・。

これこそ、「市場原理」至上主義の小泉、竹中改革の結果を見れば明らかであると・・。

格差拡大、負の遺産の後遺症で、それこそ、自民党を崩壊させた元凶であるのだが、今頃になって彼らもセーフティネットを作るというが、時遅しである。

つまり、一握りの富裕層に富を集めても経済は上手く回らず、総中流社会のほうが、経済は活性化するという現実であるというのである。そして最後が、

▽「小さな政府はよい政府」というデマ・・。

民間にできることは民間でやったほうが効率的で、競争力も養えるし、経済にも好影響をもたらしてくれるという理論。

しかし、民営化すれば、資本の論理が優先するので、格差は広がり、弱肉強食の社会が浸透し多だけであるのはいまさら説明はいらないだろう、とこの記者は結ぶ(http://moneyzine.jp/article/detail/168961)。

いや~、全くその通りである。小泉以降、麻生政権にいたるまで、人のよい国民を嘘八百並べて虚仮(こけ:あなどり)にしてきたのである。それが、今ことごとく、化けの皮がはげたものだから、もう、誰も、自公政権のいうことを信用しません。

いくら、TVで閣下が、奇麗ごとを並べようと、すべて、「ウソ」とおみとおし、むしろ、麻生首相がエラソーに語りかけるCMを見るたびに、国民は何サマなのかと思うし、心の中から怒りが湧き上がる。

そして、その結果、議席が減り、政権交代が進むだけなのだが、知らないのはソーリだけ。

いまだに、麻生ソーリは与党の劣勢に対し「先週よりは今週、昨日よりは今日と手応えがだんだんよくなっている」と反論、「(自民支持の)トレンドは上がってきている。1日2日あれば全然変わる」と、残り1週間の選挙戦で挽回(ばんかい)可能との考えを示しているとか。

ま~、ここまで、国民の気持ちが分からないようでは初めから総理になるべきでなかったお人なのかも・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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