マッシーパパの遠吠え

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「アマルフィ 女神の報酬」の女神とは、報酬とは!?

2009-08-21 21:31:35 | Weblog

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「いや~、映画ってほんとにいいですね!」

これは御存知、映画評論家の淀川長治氏の名セリフですが、「アマルフィー」を見てやっとその意味が分かったような気がします(年のせいだって、うーん!)。

何しろフジテレビ開局50周年を飾る映画だけに、主役の織田裕二、天海祐希をはじめ、脇を固める佐藤浩市、佐野史郎戸田恵梨香等の豪華キャスト、おまけに舞台は美しいイタリア。そして、本格的ミステリーと、三拍子揃って魅せてくれます。

まだ見ていない人のために簡単にストーリーを紹介すると、「G8会場になったイタリアに観光に来た娘と母親紗江子(天海祐希)、そして日本の外務大臣一行のアテンドに追われる日本大使館職員。

その中でも主人公の黒田書記官(織田裕二)がふとしたことから、その日本人観光客の娘の誘拐に巻き込まれてしまう。そして、犯人から指定されるままに紗江子と二人、テルミニ駅、サンタジェロ城、そしてスペイン広場といざなわれるのである。

だが、途中、イタリア警察のチョンボから犯人との取引は中断。そして、一向に進展しない捜査に悩む紗江子に、黒田は独断で捜査することを決意する。そんな彼の行動に対し、外交官に捜査権限がないと抗議する現地警察と職務権限外だと批判する大使館の仲間たち。

それでも、「邦人を守るのが自分の仕事」と本来の任務を超えて捜査続行。最後の取引舞台、アマルフィーに乗り込むのであった(http://www.amalfi50.jp/story.html)・・。

ま~、上映時間125分では紙面が足らなくなるので結論を急ごう。要するに、犯人は某国テロリストで、誘拐は本来の目的でなく、テロリストを監視するセキュリティシステムの破壊が真の目的。つまり、娘の人質は紗江子を協力者に仕立てるための手段などなど・・。

処で、これ以上は映画館で見てもらわないと営業妨害としかられそうだから終えるが、よく出来たストーリーである・・。

と見終わって、余韻を楽しんでいたら、突然、家内が「どうして彼女の娘を誘拐してまで犯行に及ぶの?」と問う。確かに納得。

身代金誘拐かテロリストかはテーマとして面白いが、観光客を拉致してまで目的を達するストーリーはちっとばかし無理があるのかも!?・・。

そういえば、タイトルの「女神の報酬」も意味不明!?

と考え出したらいつものように??が出て来だした。それは・・

犯人からの連絡がどうして紗江子の携帯? 又、どうして、親子が美術館に出かけることを犯人が知っていた?・・。そこのところを地元警察も調べないのかが変!

特に、ローマに季節外れの雪が降ったというのをヒントに、テロリストに目をつける頭のさえた黒田が気付かなかったのが又、不思議でもある。

紗江子がセキュリテイ会社に入って突然、気が狂ったように、ハイジャックの行動にでるが、藤井とどういう交渉があったのか? 「娘を救う為」にしても極めて不自然すぎる。

それに、日本の外交官が、本来の仕事を放棄してまで犯人探しにのめりこむものか?、紗江子に惚れたわけでもないだけに一寸、無理があるのでは。むしろ、福山雅治の演じた敏腕記者とか商社マンの方が素直かも。

そして、一番分からないのはタイトルの「女神の報酬」の意味??

どうやら、考えることは誰も一緒のようですね。ヤフー知恵袋に、「アマルフィー」の副題「女神の報酬」は何を意味するのでしょうか」って質問がありましたよ!

そして、その「ベストアンサー」が、「本来なら目的達成とともに命を絶つべきを思いとどまった藤井の命そのもの」だと・・。そして、「悲しみを背負っている生きる人間が必死に努力することへの報酬だ」と説明する。

一寸かっこよすぎますが、でも、この映画の公式サイトには説明がないからそれが正解というわけでもないようです。

ただ、女神は妖精アマルフィーであることに誰も異論はないでしょう。

そして、問題の「報酬」ですが、やはり見た人それぞれの解釈でいいのではないかと思う。

因みにマッシーパパは、「必死に努力することが報酬なら、テロリスト藤井や某国の政権が無垢の市民を殺害するのに加担した外務大臣が対象ではないと思う。

やはり、報酬は必死に娘の救出に努めた紗江子とそれを献身的にサポートした黒田へさずけられるべきだろう。

だが、紗江子には無事娘が与えられたが黒田は逆に左遷という皮肉な結果が・・。

これが世に言うところの、「運命のいたずら。時に女神は気ままを起こす」というやつかも・・。

いや、ひょっとして、あまりに黒田がかっこいいので、女神の恋人・ヘラクレスが嫉妬して女神の報酬に横槍を入れたのかも(笑い)・・。

ともあれ、こんなスマートな外交官はマジ、今の外務省にはいないでしょうね!・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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