マッシーパパの遠吠え

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神戸再生に救世主現れる!? 矢田市長三選阻止に立ち上るその人とは?

2009-08-03 22:50:38 | Weblog

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民主党の岡田幹事長は2日夜、神奈川新聞社の単独インタビューで、市長選への対応について、「現時点で県連から何も上がってきていない。党本部として現時点では白紙」としながらも、知事選や政令市長選での相乗り禁止に関しては「原則は変わらない。今まで例外もあったが、しっかりと候補者を擁立して有権者に分かりやすく戦うのが基本だ」と述べたとか(http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug090833/)・・。

勿論、例外とは兵庫県知事選をさすのは間違いない。だが、残念ながら、親の心子知らずで、神戸市長選も兵庫県連は矢田市長の3選に相乗りする意向だと地元紙は伝える。

しかも、今回は千載一遇のチャンスともいえる、同市出身で大証ヘラクレス上場のウェブ制作会社「アイ・エム・ジェイ(IMJ)」顧問の樫野孝人氏(46)が立候補に向け、民主党本部の幹部役員と最終調整を進めているというのにである(http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002179173.shtml)。

マッシーパパは株はやるが、IT関連は弱いので彼が社長をしていたというIMJの会社のことは良く分からない。でも、ウェブの彼を紹介しているサイトを見ればその人となりはすばらしく、且つ経営の才に恵まれており神戸再生にうってつけの人物であるのは間違いないようだ(http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060803/107443/)。

それを、聞く耳持たずずと旧弊にどっぷり浸る(?)兵庫県連はもう、病膏肓に入る(やまいこうこうにいる:好みや癖が救いがたいほど深いこと)のたぐいでしかないのでは・・。

ともあれ、ここまで、兵庫県連が”どつぼ”にはまってしまったのも民主支持母体の連合兵庫の関係と無縁でないのではないだろうか?

というのは、矢田市政のアキレス腱である神戸空港建設にともに力を入れたのがこの連合兵庫。だからこそ、一蓮托生が怖いから、矢田三選で何とか挽回してもらおうと今度も後押しするのだろう。

その証拠が、民主党中央が要請し、兵庫8区の冬柴候補打倒のために担ぎだした田中康夫氏でさえ、支持しないと機関決定したバカな仕打ちである。

それも、田中氏が神戸空港建設に対し、強く反対したことで組織内に抵抗感が強いためという、理由にならない理由(ナンじゃそれ!)。

そして、その傘下の連合神戸までいち早く、矢田三選に無反省のまま支持するという声を上げているのだ。

ホンと、兵庫県民として、神戸市民としてこういう抵抗族がいまだに幅を利かせているかと思えば、情けない思いである。

マッシーパパがかねがね、この神戸空港、神戸地下鉄海岸線の大赤字が市政をゆがめていると指摘しているようにこの連中らには、市民目線の怨嗟の声が届かないのだろう。

しかも、矢田市長は三選に望み、2期目までの自身の施策について「公約の大半は実現でき、及第点はもらえる」と自画自賛。そのうえで、3期目を「神戸づくりの仕上げ」と位置付け、あの神戸市医師会も反対する新中央市民病院の建設を推進すると公約するのである。

そして、ほかの政策の景気対策と雇用確保▽子育てと教育▽福祉と健康▽住み良い環境▽まちの活力党についてはほとんどが、「目指します」「整備します」「取り組みを強化します」と官僚得意の抽象的な表現で逃げるいい加減さ(http://www.anshin-genki.com/seisaku/seisaku.html)

つまり、神戸空港や新中央病院のようなハコモノ行政には異常なほど意欲を見せるが、市民生活は二の次という神戸市不動産会社そのものなのである。

処で、前述のように、なぜ、医師会も反対すなるという新中央病院が問題なのか?

一寸古い資料だが、「健康と笑顔」という”神戸市医師会だより”に、『市民医療は何処へ』と言うタイトルで、神戸市医師会副会長自らがその過ちを説いているので紹介したい。

私事だが、中央市民病院といえば、家内のお婆ちゃんの命を救って貰ったありがたい市民のための救急病院でもある。

それが2010年までに今の位置より1.3km南にある「先端医療センター」の横に移築しなおすという。理由は現病院が布引からポーアイに移って26年、「老朽化」したので、この際、神戸市が売り物にしている先端医療センターとドッキングすることで相乗効果を高めたいと言う趣旨の様だ。

ま~、一見、これだけ聞けば、結構なことだが、そうは簡単でない様だ。即ち、この記事によると 

震災の時にもポーアイは交通マヒし、救急医療の拠点としての機能が果たせなかったとか。それが更に、海側に下がり、一層、津波など危険を招来しかねないと言うのだ。 

尚、老朽化したと言うのは口実で、現施設は耐震検査でもお墨付きを頂いている。又、既に改修予算40億円が計上されその内、12億円が執行済みと言う事実もある。

しかも、(現病院の)建設当初の残債と累積欠損金139億円を抱えているにもかかわらず、更に移築するのに用地費込みで480億円の新規投資が必要になる。

逆に病床数は920床から640床に縮小され、しかも、その半分が先端医療専用に使われるという。早い話、市民の救急医療や標準医療の質が大幅ダウンすることになるというのだ。

勿論、この病院を利用する患者と家族のアクセスは一層不便になり、その分でもサービスは悪化することになる。従って、矢田市政売り物の、市民の健康・福祉向上に逆行する重大事だと医師会副会長は指摘しているのだ(http://www.kobe-med.or.jp/news/newspaper/newspaper200705.pdf)。

では、何故、こんなばかげたことを市当局は断行しようとしているのか?

それはポーアイ2期の分譲用地は依然、閑古鳥が鳴いており、何とかしなければ、空港の累積赤字がどんどん増えていく。そこで、閃いた(?)のが、先端医療の広告塔として「市民病院」を利用することの様だ。

つまり、再生医学、映像医学、医薬品の分野における先端医療に関っている企業や研究機関をこの地に招致し、神戸市を世界の「医療産業都市」としてよみがえらせる。そして、結果として生産雇用効果が上がり、空港の需要が増えると目論んでいるのだとか。なんと、数字にまとめると、20年後には115社を誘致、直接雇用1万2千人、生産誘発効果が3040億円になるという。

だからこそ、この夢の様な話を実現する為にも、人寄せパンダとして、京大医学部の人材の揃っている中央市民病院の看板が是非にも必要だったということのようだ。

なるほど、ものには全て裏がある例えのとおり、矢田市政の裏を覗いてしまったが、もう、くだらなさ過ぎて、怒る気にもならない。こんな、時代遅れな(箱物)行政を政令都市である神戸がやっている様では、永遠に、いや、少なくともマッシーパパの目の黒いうちには復活することはないだろう。

いや、目の黒いうちにこそ再生してもらいたいから、樫野氏のような若いバイタリティと会社経営の才を生かしてほしいと願うのである。あの大阪府の橋元知事のように・・。

処で、彼のブログ(http://kashibou.blog118.fc2.com/blog-entry-183.html)によると、まだ思案中とのこと。マッシーパパも早速、出馬いただけるようぜひお願いしてみるつもりであるが、共感する方は一緒にメールしてみませんか!・・。

【参考】

兵庫県民が地方政治改革に無関心なのは政治音痴だから?それとも県民性!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-6efa.html)』(09.6.19)

神戸市の借金地獄の責任は誰が取るの!?(http://blog.goo.ne.jp/massypapa/e/8b6e1b442b4f04b34339d2df10ab5da7)』(09.2.21)

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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