マッシーパパの遠吠え

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小泉改革に自民が自画自賛 猿でも上手に反省が出来るのに永田町の狢の得意は人をだますだけ!?

2009-08-02 21:06:59 | Weblog

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昨夜、麻生ソーリは総選挙の政権公約を発表したが、冒頭に、「日本の政治に不満を持つ国民の皆さんに、配慮が足りなかった」と、おわび発言。その上で、「改めるべきは改め、伸ばすべきは伸ばすが、公約には実現可能な裏付けと一貫性が必要」だと指摘し、「他党との違いは『責任力』だ」と強調したという(http://www.asahi.com/politics/update/0731/TKY200907310365.html)。

なんともよく分からない話である。先日の解散の記者会見でも「就任以来、わたしの不用意な発言のために国民に不信を与え、政治に対する信頼を損なわせた」からお詫びする。

今回も、「日本の政治に不満を持つ皆さんに私の配慮が足りなかった」からとわびる。

ホントに、これで、不満を持つ国民が納得すると思っているのだろうか?猿でももっと上手に反省の態度を示せると思うのだけど(笑い)。

というのは、国民が与党政権に不満と怒りをぶつけるのは、05年の総選挙でばら色のような公約をした、その真逆の結果にあるからだ。

与党政権とそれにヨイショしたマスゴミが郵政民営化さえすれば世の中が良くなると国民に期待を持たせ圧勝した結果が、格差拡大など小泉改革の負の遺産として残ったことである。

それを自民党は閣下の「お詫び」とは裏腹に、「05年の小泉マニフェスト」は120の政策項目のうち、目的を達成したA評価は54、取り組み中のB評価が66、未着手のC評価はゼロだとする他人(国民)に厳しく自分に甘い評価。

細田博之幹事長など、「大きな骨の部分はほとんどできている」と自画自賛したと言うからもう、何おかいわんやである。

一体、ワーキングプアーが1000万人を超え、毎年3万数千人が自殺する。そして、中小の企業はバタバタ倒産するようなこの社会現象を彼らは政権運営と関係ないとでも思っているのだろうか。

それに、マスコミも何を勘違いしたか、小泉マニフェストの検証には一切ふれず、ただ、民主党の09年マニフェストの攻撃にいそしんでいる。

一昨日のエントリーでマッシーパパも述べましたよね。マニフェストとは「何をいつまでにどれくらいやるか(具体的な施策、実施期限、数値目標)を明示するとともに、事後検証性を担保することで、有権者と候補者との間の委任関係」だと。

つまり、マニフェストの目的の第一義は結果検証のためのメルクマークである。ま~、企業の成果主義でたとえると、業務目標みたいなもので、他人が目標設定をとやかく言う筋のモノでないのである。

それを、与党はもとより、保守系新聞は、やらぬうちから「どうのこうの」と、民主党マニフェストの批判ばっかする。それでいて、誰一人、小泉マニフェストの総括をしようとしないのだ・・。

これに対しては、ダイヤモンド・オンラインの上杉隆氏は野球にたとえて、「まだ打席に立っていない民主党の三者凡退を語る愚」と厳に戒めている(http://diamond.jp/series/uesugi/10088/?page=3)。

まさにいいえて妙。相手チームの安倍、福田、麻生と三者凡退に終わったからと言って、同じにしてほしくないといっているのである・・。

閑話休題。話を小泉マニフェストに戻すが、自民党のお手盛り採点にあきれた民主党の岡田幹事長が、年金問題、子育て支援や天下りなどを公約違反とし「あえて言えば、20点とか30点」と厳しい評価をしていたが、それもいかがかと思わずもない。

マッシーパパなど、評価以前の問題、いうならば、マニフェストとしては反則ものだと思っている。

なんとなれば、小泉→安倍→福田→麻生と国民の信託を受けぬまま、もぐりで営業してきたのだから、むしろ、ルール違反。

その上、晋三君の時代から微妙に小泉改革にブレを起こしてきて、麻生閣下に及ぶと、なんと、「私は郵政民営化に反対しいてきました」とぬけぬけ言う始末。さすがわ、当のジュンイチロー氏をして、「笑っちゃうほどあきれた」といわせしめたのだが・・。

しかも、解散直前には、総括もせずに、「市場原理主義とは決別」と、あたかも小泉政権とは手を切るといったのである。

このどこに、小泉政権の掲げたマニフェストを達成? 三度も政権をたらいまわし、好き勝手して良くも、「マル優」だったと、どの面下げていえるのだろう。

ここまでくると、もう脱力感すら覚える。永田町の狸だか狢だかしらないけど、二度とだまされないようにしようと思うのが、ごく普通の国民でないだろうか。

因みに、安倍カラーと小泉改革路線の整合性が取れていないといわれて、2007年7月のマニフェスト検証大会で”オール3”をつけられた事実を紹介しておこう(http://www.chunichi.co.jp/hold/2007/saninsen07/main/CK2007070202028983.html)。

ま~,それでも、与党を信じますと言う人がいるというのなら、国を信じるより”教え”を信ずる学会人か、遊女の深情けにおぼれた自民党支持者かぐらいだろう。

ともあれ、何を信じてもいいが、国をほろぼさないようにだけはお互いしたいものである・・。

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恥ずかしながら後だしジャンケンで出て来た自民マニフェスト、財源すら示せず二度恥をかき!

2009-08-02 20:50:28 | Weblog

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「(自民の)『後出しじゃんけん』だったから、もっと研究して出してくるかと思ったのに、期待したほどインパクトがなかった」と話すのは精神科医の和田秀樹氏。「民主の弱い外交問題を前面に打ち出したのはいいと思うが…」としつつも、10年で世帯所得100万円アップについては「こんなのだれも信じないでしょ」と書きだす、「産経」の「自民、民主マニフェスト あの有名人が格付け評価」記事(http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090801/elc0908010058001-n1.htm)。

いや~、全くこの一言で格付け勝負も結論がでたようなもの。

自民党は一昨日夕、マニフェストを発表したが、そこに掲げられていることは、「天下りや渡りは全面的に禁止」「国会議員の定数を減らします」「3~5歳児の教育費を無償化」「3年以内に無年金・低年金のための具体策を提示」など、民主党のパクリ政策。

しかも、あれほど、民主党のマニフェストでは「ばら撒きだ」の「財源があいまい」なのと文句言ってたものである。

いや、それだけでなく、マニフェストには「10年度後半に年率2%の経済成長」「200万人の雇用を確保」「経済成長戦略の着実な実施により、10年で家庭の手取りを100万円増」と全く、根拠のないことまでもぐらせているのだ(http://www.jimin.jp/sen_syu45/seisaku/pdf/2009_yakusoku_a.pdf)。

一体全体、マニフェストの何たるかがわかって、言っているのだろうか。衆院の任期は4年、ましてや、自民党政権は今が最後。それどころか、解党の瀬戸際に立っているというのに、10年後を見てくださいという間抜けぶり。

ともあれ、同席した記者から、「財源に触れていない点、どう説明するか。費用がなければ赤字国債を当てるのか」と問われると麻生閣下は逆切れ、報道陣からの質問にかみつく苦しい発表会になったとか・・。

そもそも、実力ある真打なら、最後にでてくるのも寄席の習いかも。でも、政治の世界は逆、与党政権が自信をもって、野党に先鞭をつけるのが常識であるはず。

それを、散々できばえをけなしていた野党の政策をカンニングする。それも、中身で見劣りするのでは、話にもならない。

マッシーパパなど、もっと傑作と思うのは、

渡辺喜美氏が、こんな党では公務員改革は出来ないと涙を呑んで離党したのを忘れたか、今頃になって「官僚の特権は認めない」と「天下り、渡りを禁止する」と後出しすること。

そして、民主党が07年参院選から「衆院比例区の定数を80削減、参院を40削減」といっているにもかかわらず、相手にせず、政権を手放す今頃になって、「定数削減」だとのたまう。まさに後出しマニフェスト。本気にやる気などない証拠である。

とにかくこの党のいいかげんなのは、世襲議員の制限ひとつ取ってみても、世論が理解できず、何が悪いのだと、ケツをめくるくらい、国民と離間してしまっっているのだ。

参考までにどれくらい離れているか次のネットリサーチを見てください(http://research.news.livedoor.com/r/31252)。

どうです。酷いものでしょう。

それほど、彼らは半世紀以上にわたる政権に胡坐をかきすぎて、国民目線からじっとずっと遠いところにいってしまったのです。そして、気がつくと、自民党議員の周りには特権を求める官僚と財界の連中ばっかがタムロするようになったのでしょう。

なるほど、そんな政治は楽かもしれない。千差万別の国民のニーズにこたえるのは極めて頭を使う。それより、ひと握りの勝ち組に富と権力を集中するほうが、己の身にも”お余り”がたっぷりと入ってくる。

こりゃ、やめられないわけだ。それでも、高度成長の時代はまだ良かった。その有り余る富の中から少しは国民へ分配が可能であったからだ。

それが、この数年で社会は様変わり、弱者いじめの政策に傷ついた人が氾濫するようになり、こんな政治はどこか変だと気付きだしたからだ。

でも、国民のそんな変化にも、どっぷりわが世を満喫して来た自民党には実感としていまだに感じ取れていないようだ。

だからこそ、国民目線で書かねばならないマニフェストはどうしても苦手。国民に近い野党のカンニングをしなければならなかったということ。ハイ、間違いありませんって!・・。

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