マッシーパパの遠吠え

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1億円の政治ショー? なぜ今、金賢姫来日なのか!?

2010-07-22 17:53:08 | Weblog

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いや~、こんなおかしな話があるのだろうか?

大韓航空機爆破事件の実行犯を日本政府が政府チャーター便をしつらえ、異例の厳戒態勢下で、長野県軽井沢町の鳩山由紀夫前首相の別荘に招聘したというのである。

それも、件(くだん)の主は韓国で死刑判決を受け、その後、特別赦免となった元死刑囚だ。同時に、日本からすれば、大韓機を爆破した際に日本人名義の偽造旅券を使った偽造公文書行使の容疑者でもある。

従って、出入国管理・難民認定法からも入国できないし、捜査当局の取り調べも必要であるのに、すべて超法規で違法性を問わないというのである。

そして、それを決めたのがなんと、民間人の法相で、「韓国と一体となって、拉致問題の解決に前進していくということなどを判断した」だって・・。

こんな根拠薄弱な理由で法を無視していいの・・、と思ったら、案の定、

朝鮮日報は「金賢姫元死刑囚が訪日、専用機などVIP待遇(http://www.chosunonline.com/news/20100721000019)」と驚き、

中央日報も「金賢姫、日本訪問の対価は3000万円?(http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=131347&servcode=A00&sectcode=A10)」と、専用機などVIP待遇に費やした訪日プロジェクト費用、計1億円の馬鹿騒ぎを興味深く報じている。

いや、「サーチナ(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100721-00000024-scn-int)」は英インディペンデント紙の「逮捕されるべき犯罪者が、要人扱いだ」と日本の待遇を疑問視する記事や、

英ガーディアン紙の「日本政府がこれまでの怠慢からわざと注意をそらすために仕組んだパフォーマンス」とする記事を伝えている。

いやはや、これでは、「普通の国でない日本」を又々世界に喧伝してしまったようである。

処で、パフォーマンスを演出した中井拉致問題担当相はというとそもそもがお騒がせ屋。

今回の金賢姫の来日に一番ご執心だったといわれるが、なぜ、「来日」が必要なのかさっぱり国民には理解できないし、なぜ、滞在先が鳩山の別荘なのかも意味不明。

だからこそ、それこそがパフォーマンスといわれるゆえんだが、当の御仁は意に介せず、「パフォーマンスなら選挙前に実現を図っている」と反論しているようである。

だが、語るに落ちるとはこのことで、彼は4月訪韓した際に、「(金賢姫来日の)5月中の実現が難しくなっている」と語ったばかり。

それも、黄長●(=火へんに華)の暗殺計画があったり、韓国の哨戒艦沈没事件があって、韓国政府に待ったをかけられた結果だと聞く(http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100427/kor1004271149004-n1.htm)。

つまり、なぜ今なのか時期が時期だけに余計、選挙前の実現を望んでいたのはいうまでもないのである。

それに何、民主党って、いうことがみんないい加減なんだから・・。

管首相の「拉致被害者の家族の皆さんと直接話をされることは大変意味のあること。拉致の真相究明、さらには被害者の一日も早い救出に、そのことがつながることを強く期待しています」も、

仙谷由人官房長官の「(北朝鮮による)極め付きの人権じゅうりん、国家主権の侵害という問題について、国民にもう一度強い関心を持っていただく契機としたい」も、まったく白々しい言いよう。

いかにも、なかなか「ウン」と言わない、話題のスターを大枚払って、呼んであげたのだから、被害者家族も国民も喜んでもらいたい。そして、何か新しい情報でも出てくればそれはそれで、いつか(?)再開される日朝実務協議に役立つとでもいわんばかり。

あるいは、これで、こう着状態だった拉致問題もひとまず進展といいたいのだろうが、元工作員相手にごちゃごちゃやることが日朝の話し合いにプラスになるはずないじゃん。

こんなパフォーマンスまがいを続けてホントに「被害者の一日も早い救出につながる」と思っているのだろうか?だったら、こんなピンとはずれの政権に明日はないだろう。

そして、こんな子供だましのパフォーマンスで被害者家族のガス抜きができると思っているのなら、これまた、噴飯もの。

ともあれ、それでもパフォーマンスするのは、「拉致問題」が支持率低下したときの神頼みになるからかも?・・。

そして、こんなパフォーマンスでも「(世間から)忘れられるより話題になるほうがまし」と思う、拉致被害者の家族が本当に気の毒でもある。

これもあれも、日本に軍事力や外交力のない証左かもね・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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