マッシーパパの遠吠え

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やくみつるさん、大相撲中継中止に八つ当たりするのもいいですが、中継料が高すぎると思いません!?

2010-07-14 07:51:49 | Weblog

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NHKは「再発防止に向けた日本相撲協会の取り組みが不十分で、中継をすれば受信料を支払う視聴者の理解が得られない」と名古屋場所の中止を決定した。

面白いのはNHKの「視聴者の理解が得られない」という決め手になったのが、6月14~7月5日までに寄せられた12600件の意見。そのうち中継に反対する内容は68%を占めていたのだが、中止を決めた途端。今度は一転、中継を求める声が反対を上回ったとか・・。

ま~、この現象をどう見るかはさておいて、中止は80年を超す大相撲中継の歴史で初めてだけにその反響は大きかったようである。

まず(中止)反対派が第一に指摘するのは余りにも12600件の分母が小さすぎるという。しかも、NHKにわざわざ電話する人は当然、怒りの電話が多いというのである。

だからこそ、逆に中継中止になると、今度は放送を楽しみにしていた人から継続を訴える電話が増えたのだという。

又、ある人は、「体の不自由な年寄りにとってTV観戦は何よりも楽しみのはず」とか、「野球賭博に関係していないまじめな力士にとって、郷里の人にがんばっている姿を見てもらいたいのでは」と、中止の弊害を訴える。

そして、この急先鋒に立つのが相撲ファンの第一人者を自認するやくみつる氏、何を勘違いしたのか、

「NHKは愚かな判断を下した。生中継をしないという根拠がわからない。視聴者から反対の意見が多かったということを唯一のよりどころにした。今回の決定に至るまでの分析がぜい弱で、これがき然とした態度といえるのだろうか。今月の受信料は払わないぞ」と怒る。

さらに、この御仁、悪乗りしては、「相撲協会が本場所を開催することが責務なら、NHKが公共放送として生中継することが責務」とか、「反社会的勢力とのつながりを考えての生中継見送りだが、なぜ国会中継はするのか。相撲とどちらが悪党が多いのか考えてほしい(http://sankei.jp.msn.com/sports/martialarts/100707/mrt1007071108002-n1.htm)」といいたい放題。

一方、こちらは、スパモニでもっとも相撲に厳しいコメンティター・若一光司氏が決定する前から、

「ヨイショするような無批判な中継を続けてきた。そして、1場所あたり4~5億円もの大金を自動的に与えてきた。それは相撲界の変革を遅らせる」ことにもなっている・・とNHKの放送は絶対ゆるさんとの構え。

さらには、「暴力団関係者多数がテレビによく映る維持員席で観戦した問題」でNHK批判するにいたっては、

「それはNHKの責任じゃない」とする鳥越氏と真っ向から衝突。しかも、(鳥越氏は)可愛そうにNHK擁護とみなされて、

「それがマスコミ絶対主義者たる鳥越が持ってるところのノブレスオブリージュなんだろうか。恐るべし」と「J-CZST」に餌食にされるとばっちりも・・。

ともあれ、今回のNHK放送中止は当然のなり行きには違いなかろう。

それは公共放送ゆえに、NHKの利害で動けるものでないし、そもそもが、放送自体は「従」で、あくまでも「主」は名古屋場所開催の是非。

しかも、開催の是非に関する世論では、「朝日」の中止「賛成」が63%(http://www.asahi.com/national/update/0627/TKY201006270351.html)で、「読売」も48%と、いずれも賛成を上回っている。

だからこそ、NHKも協会が無理やり開催したことに困惑、仕方なく、「再発防止に向けた日本相撲協会の取り組みが不十分」と答えざるを得なかったのであろう。

又、放送を「楽しみにしている人が多い」の、「力士を応援する郷里の人に見てもらえない」のは、あくまでも感情的な問題。公益放送の趣旨と責任論とは無縁のものである。

このことは同時に、横綱白鵬関の”物言い”、「全国、世界中が楽しみにしている。日本だけの問題じゃない」発言も同様。

おそらく、母国モンゴルでの相撲人気を慮ってのことであろうが、筋としては成り立たない話。

なぜなら、自らも花札の賭け事を認めてお茶の間の皆さんに謝罪したのだったら、とやかく言えた義理でないのは確か。

しかも、いくら母国の人が楽しみにしているといっても、そもそもが、国のお金で、国策として、無料配信している海外放送。やっぱ、国益が優先されてしかるべきであろう。

ともあれ、マッシーパパなど、公共放送が娯楽番組の類を国内外で放送することに大反対である。娯楽番組であるからこそ、暴力団とかかわる芸能人やスポーツ選手の不祥事の発生のつど、出演や放送を急遽中止しなければならなくなるからである。

尤も、民間放送でも法的制約はあるものの、視聴料を聴取していないから、原則、外部からとやかくいわれる筋合いはない。むしろ、後ろに控えるスポンサーが支持してくれるかどうかだけを心配すればすむのである。

ということで、これを機に、相撲放送を民間に委譲。そして、一場所の中継料が果たして、4億円の値打ちがあるのか、ついでに査定してもらえばいいのでは・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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