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7日、韓国で講演中の日本大使に投石すると言う前代未聞の事件が発生した。
犯人の男は現場で逮捕され、現在取調べ中だというが、どうやら、竹島問題について韓国の領有権を主張した政治団体の関係者と見られるようである。
ところで、奇妙なのはこの件でとった両国外務省の対応である。
韓国・中央日によると、「柳明桓外交通商部長官、石を投げられた日本大使に電話」、それも「慰労の意を伝えた」だけだと言う(http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=130995&servcode=A00§code=A10)。
日ごろから礼節を重んじる国と自負する韓国が電話一本で済ます?
それにしても「慰労」ってどういう意味なんですかね。文字通りにとれば、「骨折りをねぎらうこと。慰めいたわること」ですから、柳長官はまさか、「災難でしたね」って大使をいたわったのですかね。
いや、もっと驚くのはこれが、日本の新聞では一転、「柳明桓(ユミョンファン)外交通商相は七日夜、重家大使に謝罪の電話を入れた」、あるいは「遺憾表明」となる。
誰が、一体、韓国語を訳したのですかね。それとも、外務省スポークスマンの振り付け?
それにしてもなめられたものですね。ありえないことですが、これが逆だったらどうでしょう。きっと、狂ったように、駐韓日本大使を呼びつけ、厳重抗議、デカデカと韓国民向けアピールをするでしょう。
いや、それでも足らずと、1.真相究明 2.謝罪 3.関係者の処罰 4.損害賠償 5.再発防止措置を要求してくるでしょうね。
まさに、それと同じことをすべしと、「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとった佐藤優氏が、ブログ「眼光紙背」に(http://news.livedoor.com/article/detail/4872911/)」寄稿しているのです。
まったく、大賛成。日本国大使といえば天皇陛下の信任状をもつ日本国家そのもの。従って、日本が侮辱されたのに等しいのである。
ま~、8日午後4時すぎには、仙谷官房長官もやっと日本政府の見解として、韓国政府に、「遺憾である。再発防止等を内容とする申し入れを行った」由ですが、それでも佐藤氏の言う5番目の要求で、厳重抗議とは程遠い。
やっぱ、問題の性質上、当然、カウンターパートナーの外務省が厳しく責任を問うべきであろう。
外務省が毅然とした対応をしないから、韓国紙まで、「日本大使館はこの事件に関しては何も言及していない(中央日報)」の、「日本大使館側は、警察の調査結果を待ってから措置を取るとの姿勢を示した(聯合ニュース)」と、なめた論調になるのでないか・・。
ま、なめられても当然。何しろ、外務省トップは岡田さん。同じ岡田でも、今活躍の日本代表監督とえらく違い、闘争心のかけらもなければ、韓国大好き人間ときている。
とにかく、外相就任するやいなや、
「今年は韓国併合から100年に当たる。併合された側、痛みを覚える側の気持ちを決して忘れてはいけない」「日韓関係全体に悪影響を及ぼすことのないよう努力していく必要がある」と答えたり、
「従来から竹島問題で日本政府が国会答弁などで使っている”韓国による不法占拠”という表現を自らは使わない」と言うぐらいの弱腰外交を貫いているのである。
この大臣にして、この外交官ありで、外務省も相手が韓国だ、中国だとなると、もう腰が引ける。
おまけに、仙石官房長官まで、韓国に何が何でも謝りたく、戦後補償したくて仕方ないのだから、ドイツもコスタリカも困ったものである。
ま~、小沢が政界から引退し、管一派の左翼人権派が民主の主流から消えない限り、民主政権ではこの国の繁栄はおぼつかない。
というより、中国、韓国に良いようになぶられるだけかもよ・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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