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民主党大敗で、真っ先に興味を引いたのは、なりふりかまわず民主の選挙応援を買って出た日刊ゲンダイの落胆振り。
早速、見てみることにしましょう!。
まず、選挙の翌日(12日)のタイトルは『民主惨敗 政権しがみつき困難 三日天下に終わりそうな民主党の負けっぷり』と半ば自嘲気味。
3年前の参院選で惨敗した安倍内閣とは違うと、否定する求心力も政治力も今の官邸にはない。従って、民主党がグチャグチャになっていくのは避けようがないのだが、それにしても、「V字回復を果たした菅民主党が、三日天下で終わるなど、一体だれが予想しただろうか」と記事は嘆息する(http://gendai.net/articles/view/syakai/125140)。
そして、1日置いた13日には、『国民は民主政治を否定したのか 証明された「脱小沢では無力」な民主党』と題し、管一派の責任を容赦なく追及しだす。
いわく、「脱小沢でいい気になったのは一瞬で、あとは国民も呆れ返る迷走の連続。それも消費税を筆頭にすべて、小沢流の逆張りだ」と、まるで、小沢がいなければ素人の集団。選挙も児戯の類だとのたまうのである(http://gendai.net/articles/view/syakai/125164)・・。
ま~、記者子の怒りもわからぬではない。
何しろ、自民の怒りを買ってさえも、公職選挙法すれすれの、「民主党への投票が最良の選択」(6月29日付)や
「もう一度民主党へ投票を 争点は民主消費税でない 民主党の議席数だ」(7月2付)などの見出しを付けて民主を応援したのだから。
それも、わざわざ、「今度の選挙の争点は、大マスコミがはやすような”消費税”ではない。民主党の公約達成度でも断じてない。去年の政権交代が正しかったのか、成功だったのか。もう終りにすべきか、もうちょっとやらせるべきかの一点だ」とプロパガンダしてきたのだ。
いやそれだけでなく、7月3日の記事には「決断迫られる選挙民 今この国の有能政治家は全員民主党に結集している」と、自民の人材不足を笑い、翻って民主のことを「ベテランから若手までキラ星のごとく人材がいる」と過大広告したのですから。
それが、ふたを開けてみたら、予想外の惨敗(マッシーパパには当然に見えたのですが)、
まさに、「可愛さ余って憎さ百倍」というのでしょう。
ま~、それにしてもむちゃくちゃな論理だが、これが公共新聞扱いされない雑誌類の気軽さか?
はたまた、いいたい放題、書きたい放題の無責任さが許される、「イエロージャーナリズム(興味本位な記事を売り物にする報道の仕方)」だからか・・。
ともあれ、こういうのを「贔屓の引き倒し」というのでしょう。日刊ゲンダイが躍起になって、民主のヨイショ記事を書けば書くほど、余計、読者の民主離れが進んでいく。そして、同時に(日刊ゲンダイの)読者離れも・・。
が、だからといって、器用に軌道修正も図られず、気がつけば、「毒くらわば皿まで」と筆を走らすしかないようです。
だからか、ますます真実が見えなくなって、まるで、児戯に等しい記事しか書けなくなっっているのだろう。
たとえば、12日の記事だが、「V字回復した」のをなぜか、小沢の手柄のように言うが、まるでま逆。もし小鳩政権で突っ走っていたら、「小沢外し」の44議席どころかもっと悲惨な目にあっていたと思う。
そして、記者子は惨敗の責任を一人、脱小沢を進めた管一派に求めているがそれが大間違い。記者子自らも、「争点は消費税でない。政権交代が正しかったのか、成功だったのかを問う選挙だ」といってるではないか。
つまり、有権者は、管政権1ヶ月のスパンで見たのでなく、政権交代後の迷走と衆院マニフェストの詐欺行為を見て、信頼にあたわずと判断したのだ。
その結果が、自公政権にはレッドカードを示し退場願ったように、民主にはイエローカードで、とりあえず「脱小沢」、「脱左翼人権派」が確認できるまで、(退場の)猶予を与えたのである。
換言すれば、あえて、「ねじれ国会」を生むことで、自公政権よりたちの悪くなった民主の国会運営を改めさせるべくお灸をすえたのである。
このことがわからない以上、日刊ゲンダイは、ますます、イエロージャーナリズム化と読者離れを加速していくのではないだろうか・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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