マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

こんな崩壊寸前の新聞業界に誰がした!?

2009-02-23 10:14:58 | Weblog

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「MONEYzine」が「新聞業界のビジネスモデルは崩壊寸前だ」という。

要するに、「パソコンや携帯電話などからインターネットによって情報を取得し始めた若者を中心に新聞離れが進んでおり、購読者の減少とともに広告費も縮小傾向、さらに用紙代の上昇や金融危機も業界による不況も深刻な影響をおよぼしている」のが理由だというのだ。

さらに、記事は「昨年末には産経新聞社と毎日新聞社が2008年9月の中間連結決算で、営業赤字に転落したことが明らかとなったが、全国紙・地方紙を問わず、売上は右肩下がりだ。近年では夕刊の廃止や休刊も相次いでいる」と続ける。

そして、「これといって事業を回復させる材料もないから、大手といえど、タクシーチケットの撤廃や出張費、記者クラブ費などの取材費の一部カット、夜食の運用の見直しや社内行事の中止など、コスト削減に取り組まざるを得ない。かといって、崩壊しかかっているビジネスモデルから、脱却しなければこの苦境を打破するのは難しい」とも(http://www.excite.co.jp/News/economy/20090222/Moneyzine_131010.html)・・。

確かに言われてみれば、「新聞」のビジネスモデルは、「事件、事故や政治・経済・文化のニュースを<紙>に印刷して報じるメディアの一種で、その購読者の多いことより、広報媒体も兼ね備える。又、新聞社の収益はその購読料と広告料の二大収入源から賄われている」のだ。

従って、「新聞(news)」である以上、①「早く」なければ、旧聞に属することになる。又、②国民の「知る権利」を代行するものでなればならないし、③同時に国民に代わって、「不正」を弾劾する役割も担っている。

されば、①の問題はもはや、リアルタイムに情報が得られるインターネットに太刀打ちできないだろう。だからこそ、若者の間に、新聞離れが進んでいるのかも。

又、②も果たして、十分に機能しているであろうか。今、巷間では「記者クラブ」の存在が疑問視されるようになって来た。その理由は、本来の役割が国の機関(国会など)に自由に出入りして取材できる手段であったはず。それが現在は、逆に国の都合のよいように報道コントロールされる方途に使われているからだ。

そして、③の不正を糾弾する社会の木鐸の役割もほとんど昔のこと。今は、どこかの新聞のように、そのトップが政界のフィクサーを気取るバカまで出るに及んでいる。

しかも、②とあいまって、時の政権のお先棒を担いで、情報を隠蔽するか、曲解する記事を書く。その好例が先日、マッシーパパがブログで書いた辛坊治郎氏の「高福祉高負担」論議である。

いや、情報隠蔽など、購読者が知らないだけで日常茶飯事なのかも知れない。たとえば、至近の例では、中川元大臣の「酩酊会見」をほとんどの新聞が隠蔽したケースである。

それも会見の前に、「ホテルのレストランで、財務省の玉木林太郎国際局長や日本から取材で同行した女性記者ら3人とイタリア人通訳など数人で会食。その際、ワインのボトルを注文した」というのにである。

この大臣、なぜか就任以降、G7などの海外出張では同行の女性記者を集めて飲食を行うことが恒例化していたとも。

つまり、同行していたという女性の一人は読売記者で、このことが報じられてから、読売のスタッフ紹介のホームページから写真を消すという手口も隠蔽そのものである。

尤も、これを報じた「毎日(http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090218k0000m010139000c.html)」も、大臣が辞任した翌日に記事にしているから大きな口はたたけないんだけど・・。

そういえば、先日、「朝ズバッ!」で、コメンテーターの毎日新聞論説委員・世良正男氏がこの事件で、奥歯にものがはさがったように、「マスコミが知っていて、黙っているのはよくない」と自戒していたっけ。

マッシーパパはこのことを、会見で大臣の異常性に記者はみんな気づいていたのだから、誰か一人でも、「大臣どうかしたのですか。酔ってないですか」と聞くべきだった、という意味に理解していた。でも、本当は読売記者の黙して語らないのを案外、指していたのかも・・。

ま~、それにしても、大臣が辞めた途端。やれ、バチカン博物館で、大臣が貴重な展示品を手で触るなどの非常識な行動をしていたとか、北海道の実家に大臣が逃げ帰ったときに、「日本一!大丈夫、大丈夫」と大向こうから掛け声をかけたのが誰あろう、大臣の奥さんだった、と次々常識はずれの行状が暴露されてくる。

いくら、大臣が辞めてから記事にされても、「六日のあやめ、十日の菊」の時期はずれで何の役にも立たないということ・・。

閑話休題。ともあれ、隠蔽であれ隠蔽でなくとも、一番の問題は、記者が自分の足で記事を書かず、記者クラブで資料を貰って酷いときには一字一句たがえずに記事にすること。そのことが、政権と癒着して真実に迫れない大きな理由でもあるのだ(4紙とも同じ内容に出くわすのがその好例)。

マッシーパパの若いころ、新聞記者の代名詞が「夜討ち朝駆け」。そして、足で稼いだ特ダネ記事で「抜いた抜かれた」としのぎを削っていた。ところが現在の記者は、特オチ(自社だけ載せられない)記事のないことだけ競うようになる始末。これでは、どの新聞をとっても皆同じで、興味が薄れるばっか。

だからこそ、若者だけでなく、壮年でも新聞を読まなくなってきたのだ。そして、新聞が読まれなくなって、購読者が減れば、当然、企業の広告の露出も減る。となれば、収益低下でコストカットしなければならず、ますます、記事が面白くなくなる。この悪循環がいっそう、ビジネスモデルの崩壊を早めているのではないか・・。

ま~、この分ではいずれ、毎日、新聞を見る(?)のはチラシとテレビ番組欄だけ!になるかと思ったら、番組欄も新しい液晶TVならテレビで見れる。だったら、新聞で見たいのは折込チラシだけ!?・・。

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